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Podcast Ambassador ポッドキャストアンバサダー

ポッドキャストが好きになる番組〜この番組は、Podcast ディレクターである新井里菜が、奥深い音声の世界をご案内していきます。

▶︎今日のテーマ 【Podcaster】時間が溶ける音声編集。私、こうやってます

▶︎Hosted by Rina Arai / 新井 里菜(Podcast Director)

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目次

ポッドキャスト編集にかかる時間
ポッドキャストが好きになる番組、ポッドキャストアンバサダー。
この番組では、ポッドキャストディレクターであるあらいりなが、奥深い音声の世界をご案内していきます。
毎月第2週目は、ポッドキャスターです。
配信者目線で気になるトピックをお届けしていきます。
ポッドキャストを始めるとき、音声編集をするかしないか問題。
なんかハードル高そうでしたくないとか、やったらやったでめんどくさい。
AIとか誰かがやってくれないかな、これ。
ポッドキャスターの皆さん、ほぼ全員思ってるんじゃないかと思うぐらい、ちょっと悩みのトピックだと思います。
みんなどうやってるの?どこまでやってるの?といったところ。
私はこうやってます!といったところを今日は共有したいと思います。
聞いてくださった配信者の皆さんは、この後自分はこうやってるというのを教えてほしいです。
ということで、今回は音声編集をテーマにお届けしていきます。
それでは本編をお楽しみください。
さて、今回は音声編集がテーマです。
編集って気がつくと時間とけてませんか?
YouTubeを見てるわけでもなく、ネットフリックスを一気見してるわけでもなく、音声の波形を見てるだけで2,3時間とか経つときあります。
そんなに波形が面白いのかと言われると、
確かにですね、だんだんやっていくと波形を見るだけで、
これあのーだなーとかえーとだなーとか聞かなくても分かってくるゾーンというのがあってですね、
ちょっとプロになったら気になる面白さもあったりするんですが、
実際に5分のポッドキャストを作るのにどれだけの編集時間がかかっているのかと考えると、
5分の倍上はかかっていることが多いです。
音声編集の具体的な作業内容
ではここから私の場合どういう風にやっているかお話ししたいと思います。
まず実際どれくらい音声編集に時間がかかっているかと言いますと、
10分の音源に1時間かかる。これがザクッとした私の目安です。
これちなみにですね、2名以上の話し手がいる場合の音源を編集するときがこれぐらいかかっています。
逆に一人喋りの場合はそこまでかかりません。
さらにフリートークではなくて、ポッドキャストの原稿の精度が高ければ高いほど、
この編集時間というのは少なくなります。というのがざっくりの目安ですね。
なのでポッドキャストを1本配信する際にかかる全体の時間の中で、
原稿を書くのに時間をかけるのか、それとも音声編集に時間をかけるのか、
ここはですね、個人的には1つ天秤にかけることができる要素だなと思っています。
では、この10分の音源に1時間を費やす中身一体何なのか。
インタビュー音源ならですね、まず2人分の音源の頭出しをして、
それから音量のバランスが合っているかどうかというのを調整して、
次に最初の会話を聞きながらですね、無駄な会話を判定して、
必要ならざっくり切って、残った会話をいい感じのかぶり具合にして、
ノイズをとって、そしてまた次の会話に行って、無駄な会話を判定して、
切っていい感じにしてという、この繰り返しですよね。
これ結構皆さん時間かかりませんか?
さらに細かく言えばですね、1つの発話の中で、いらない単語を切った時、
単語がですね、ブチッブチッって切れた感じに聞こえないように、
うまくフェードインとかフェードアウトをさせるとか、
ちょっとしたエフェクトをかけるといったところもいろいろありまして、
結局時間が溶けてるなぁという感じになります。
ちなみに先に挙げたざっくり会話を切るとか、ノイズを取るとか、
いらないところを切るだけというのが編集じゃないんですよね。
間を付け足すこともよくしています。
編集における間の付け方
例えば大げさなんですけれども、質問と答えの間の間、
クイズミリオネアみたいに大げさな長い間を取るのか、
それとも間髪入れずに速答する間にするのか、
これも話す全体のトピックとか、相手とか聞く質問によっても変わってきます。
重いテーマ、暗いテーマだったら間を長めにですね、例えば取ったりしています。
これ、個人的にですね、お葬式でめちゃくちゃ早口で話すお坊さんって出会ったことがないんですよね。
ゆっくり話してくれることで、参列者の方がいろいろ考えたり思い出したりすることができるからじゃないかなというふうに思っています。
それと一緒で、忙しい人が聞く内容だったらテンポがポンポンと進んでいく方が好まれると思うんですけれども、
少し間を置いてあげることでフィットするテーマとか、人とか、質問というのもあるなというふうにこれまで感じています。
いつかですね、音声編集されているプロの方がこうおっしゃってました。
間の取り方が音声編集者の腕の見せどころ。
たかが編集、されど編集ですね。編集に時間をかけるのが絶対いいというわけでは全然ないと思うんですよね。
むしろ無しで生放送されている方、ほんとすごいなと思いますし、
それこそ編集とは違う、また違ったところでの努力とか技術とかというのがたくさんあって、本当に音声も沼ですよね。
私も最初はめんどくさそうと思って、ほぼ編集なしでインタビュー音源をアップロードとかもしていたんですけれども、
今はですね、こんな感じでやっています。
という、今回そんな音声編集に関するテーマでお話をしてみました。
さて、今日は時間が溶けてしまう音声編集、私は今こうやってますということでお話をしていきました。
何につけてもですね、自己満足の世界というのもあると思うんですけれども、
私は最終的にですね、イヤホン越しに聞いている人の世界にフィットする、そのために整えるのが編集かなと思いつつ、
ある程度効率化できるといいなと常日頃から思ったりしていてですね、矛盾を抱えながらやっています。
これを聞いてくださっているポッドキャスターさん、ぜひですね、ツイッターなんかで、
私こうやってますっていうのをハッシュタグポッドキャスターアンバサダーとつけて教えてください。
また、これテーマで話してほしいというリクエストなんかもまたお待ちしております。
今後も毎月第2週目は、こうした配信者目線で気になるトピックをお届けしていきたいと思います。
リスナーとしておすすめの番組、音声の楽しみ方、そしてポッドキャスターさんのインタビュー
さて、次回第3週目はリスナーです。
リスナーとしておすすめの番組、音声の楽しみ方、そしてポッドキャスターさんのインタビューを交えてお届けしていきます。
ぜひお楽しみに。
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この番組はポッドキャストディレクターの荒井里菜がお送りしました。
それでは次回のエピソードで。
07:24

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