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Podcast Ambassador ポッドキャストアンバサダー

ポッドキャストが好きになる番組〜この番組は、Podcast ディレクターである新井里菜が、奥深い音声の世界をご案内していきます。

▶︎今日のテーマ 【Podcast News】音声広告、相性よいジャンル&商品。国内の現在地は // S03E17

▶︎参考記事:

https://www.iab.com/insights/us-podcast-advertising-revenue-report-2022/

https://otonal.co.jp/blog/3392

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目次

アメリカの音声広告動向
ポッドキャストが好きになる番組、ポッドキャストアンバサダー。
この番組は、ポッドキャストディレクターであるあらいりなが、奥深い音声の世界をご案内していきます。
毎月最初は、ポッドキャストニュースです。
音声業界の注目の話題や、最新のリサーチ情報などをご紹介していきます。
さて、ポッドキャストを聞いていると、途中で入ってくるCM音声広告、皆さん飛ばしてますか?それともなんとなく聞いてますでしょうか?
私、実は音声広告でつい買ってしまったという経験がありまして、知らないうちに、数多あるサービスの中からすんなりとそれを購入した覚えがあります。
そんな音声広告による広告収入、2年後、2025年には今の2倍に増えるという、アメリカの最新リサーチが発表されました。
そこで今回は、そのリサーチをもとに、どんな番組に広告が出ているのか、どんな商品が広告を出しているのか、国内は今どうなっているのか、この3つを取り上げていきたいと思います。
これ、1位配信者としても、今後ですね、YouTuberみたいに自打でCMを挟んで、そこから収入が入るというようなことにもつながるんじゃないかなと考えると、興味が出てくる内容かもしれません。
それでは、早速本編を楽しみください。
さて、今回は音声広告がテーマです。
まず最初はですね、音声の先進国と言われるアメリカの動向を見ていきたいと思います。
取り上げるリサーチは、アメリカにあるデジタル広告の企画を決めたり調査を行っているというIAB、Interactive Advertising Bureauという組織からリリースされたものです。
では、まず全体像からいきましょう。
アメリカにおける音声広告収入、伸びているのかどうか、伸びています。
最新の2022年度の数値を見てみますと、前年比で26%の伸び、これはですね、他のデジタル広告と比べても2倍のスピードで伸びているそうです。
金額では昨年18億ドル、日本円にすると2400億円強です。
ただ、通期で伸びているかと言いますと、年末ですね、10月から12月、ここら辺はちょっと収入落ちているそうです。
これはですね、先月のこのポッドキャストニュースでも取り上げた、製作会社なんかの解雇が始まっているというニュース、ここも背景につながっているかなと思います。
そうは言ってもですね、音声広告収入って2015年以来ずっと伸びてるんですよね。
しかも毎回前年度から2桁以上の伸び、ぐんぐん伸びている傾向でして、じゃあ今後どこまで行くのかという試算も今回のデータで出てきています。
番組ジャンルと商品に関する動向
2025年、今から2年後には今のですね、2倍、40億ドル、日本円にして5000億円を超えるところに達するのではという試算でした。
では次です。冒頭でお話ししたどんな番組、これジャンルですね、に広告が出ているのか、ここを見ていきたいと思います。
これはですね、実は2022年、トレンドにちょっと変化があったそうです。
それは相性のいい番組ジャンル、ニュースじゃなくなったというところです。
逆にどんなジャンルで収入が増えているのかと言いますと、スポーツ、あと社会、カルチャー、コメディ、この3つのジャンルでですね、実は昨年全体の40%以上を占めていたそうです。
ちなみにニュースジャンルというのは、そう言っても手堅いところなんですけれども、2018年以来ここが一番ですね、広告収入多いカテゴリー1位でした。
昨年は19%ぐらい占めていたんですけれども、今回12%と下がったと言ったところですね。
そうは言っても先ほどの3つに続いて4位の割合なので、手堅いジャンルではありつつ、今回の変化というのはコロナ禍が明けてですね、消費動向が変化している、そういったところに関連した動きじゃないかなとIABはコメントしています。
ではもう一つ、どんな商品が広告を出しているのかという点です。
これもともとですね、比較的無形商品、いわゆるサービスとかソフトウェアとかコンサルとかですね、そういったものに対する音声広告が多いイメージもありましたし向いているとも言われているんですが、ここもですね、昨年変化があったそうです。
今回の調べによりますと、日用品、アパレルなどのですね、実際手にとって使うものの広告が増えてきているという動きだったそうです。
これもですね、先に挙げた消費動向に関連しているところもあるんですけれども、ここもですね、音声広告の進んどというのが広がってきているというのは面白いデータだと思います。
日本国内の動向
ただこれですね、これまでのポッドキャストの視聴データを見てみると腑に落ちるんですよね。
アメリカでももともとこうしたポッドキャストを聞いていたそうというのは、感度の高いビジネスパーソンが多いという傾向も当初あった中で、エピソードに入る音声広告もですね、もちろんそういった人を対象にしたサービス、コンサルとかソフトウェアとか、そういった無形商品が多く流れていたというイメージがありました。
ただ今本当に幅広い世代も聞くようになってきています。
そうなると、例えばティーン向けのコスメとか日用品とか、あと親世代だとおむつとか子育て用品とか、そういったところも音声広告に出てくるという感じです。
これも結構自然な流れなんだなと思えてきます。
では最後です。日本国内の動向についても取り上げていきます。
通常規模はですね、アメリカと同じく今後伸びるだろうと言われています。
4年前の2019年、ここはおよそ日本国内の規模で言うと7億円規模と言われていましたが、それが2025年、今から2年後ですね、そこには420億円になるという見込みがデジタルインファクトが行った調査で出ています。
これも結構桁違いの伸びの可能性ですよね。
じゃあどんな広告を出しているのかといったところで見ると、国内にある事例としてはやはり無形商品が主なんじゃないかなといったところです。
実際ですね、こういった細かい調査データというのは国内のもの手に入らなくてですね、今回は音声広告サービスを手がけられている株式会社オトナルさんの事例の中でどんなものがあるのか見てみました。
それを見てみますと一例ではあるんですけれども、イベントの告知をしていたりとか、ソフトウェアのサービスの紹介、資格講座とか塾などの教育系のサービスとかそういった事例が多いようなんですね。
目的としても認知の向上とかブランド創起のためといったところだそうです。一部採用に使うという例もありました。
どちらかというと、アメリカのこれまでの流れと似ていて、無形商品とかサービスが音声広告にマッチしているという段階なんじゃないかなという予測です。
もちろん個別の番組なんかでは日用品の宣伝なんかも聞こえてきたりするんですけれども、全体としてはこうした無形商品が一番今多いし事例も増えてきているといったところが国内の音声広告の現在地なのかなという印象です。
音声広告にマッチする商品・サービス
ちなみに以前この番組で日本のポッドキャスト視聴動向のリサーチも取り上げました。ここでは15歳から29歳が一番ポッドキャストを聞いているというデータだったんですね。
しかもその年齢層の人気ジャンルはコメディということで、若い層をターゲットにしたサービスをコメディ番組でCM流す。
これはもしかしたら今の国内で広告出行するなら結構リーチできるのかもしれないなと素人目線で思ったというところです。
ということで今回は音声広告についての最新データをもとにアメリカの現状とは国内の現在地についても考えてみました。
さて今回はポッドキャストニュースということで音声広告の最新リサーチを取り上げていきました。
自分のこの番組には広告がついていないんですけれども、自分が聞く番組ではほぼ当たり前のように広告がついていて自然な感じがしています。
ただ広告の種類もいろいろありまして、ここもまた掘り下げると面白いです。
ちなみにこれ本筋からずれるので本編では取り上げなかったんですけれども、やっぱりデータを見ていくと音声広告にはニッチな商品が向いているというのはちゃんと数字でも出ていました。
宣伝する商品のですね大きなカテゴリーに入らないその他の部類に分類されている商品をポッドキャストで宣伝するというのが一番多いみたいですね。
ニッチに刺さる、このポッドキャストアンバサダーもニッチもニッチですので、そこに刺さって聞いてくださっている方がいらっしゃって本当に嬉しいです。
今後も毎月第一週目はこうした音声業界の注目の話題や最新のリサーチ情報などをご紹介していきたいと思います。
さて次回第2週目はポッドキャスターです。配信者目線で気になるトピックをお届けしていきます。ぜひお楽しみに。
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。この番組はポッドキャストディレクターの新井里菜がお送りしました。それでは次回のエピソードで。
09:51

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