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2021-06-28 12:32

#40 ポッドキャスト翻訳プロジェクトシーズン2最終話

音声業界の海外市場が見えてくる番組 ポッドキャストアンバサダー

「ポッドキャスト翻訳プロジェクト」シーズン2最終話

本編の書き起こしはこちら

https://note.com/rinaarailevia/n/n13266e033129

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音声業界の海外市場が見えてくる番組、PODCAST AMBASSADOR。
この番組では、自称ポッドキャストアンバサダーことあらいりなが、
業界目線とリスナー目線で音声業界の注目の動きを紹介、
そして国境を超える番組作りに向けて日々取り組んでいるプロジェクトについて、
ストーリーテーリングを使ってお伝えしています。
さて、今回は、ポッドキャスト翻訳プロジェクトシーズン2最終話です。
シーズン2では、新たに日本の音声業界を盛り上げるという目標に向かって
してきた様々な挑戦についてお伝えをしてきました。
前回は、その中でも大失敗したことをお話ししたんですが、
今回は、その失敗から次につながった取り組みについてお話をして、
今シーズンは終わりたいと思います。
本編の書き起こしをご覧になりたい方は、概要欄にリンクを貼っておりますので、
そちらからご覧ください。
さて、ポッドキャスト翻訳プロジェクトシーズン2最終話ということで、
失敗から次につながった取り組みについて、最後はお話をしたいと思います。
前回のエピソードでは、オンラインコミュニティに参加をして、
様々なイベントを実施したものの失敗に終わったという話をしました。
参加者ほぼゼロ、全く盛り上がらなかった取り組みもあった中で、
実はその中から得られたものもたくさんあったんですね。
その一つが、自分のモチベーションが上がったこと。
このコミュニティというのは、英語学習のためのコミュニティでして、
皆さん、社会人になってから海外の大学院入学を目指している方だったり、
会社で海外チームとのやり取りのために毎日、
ビジネス英語を勉強されている方なんかがたくさんいらっしゃったんです。
そのやる気を見ている中で、自分もモチベーションが上がってきて、
私もよし、やろうと思ったことがありました。
それが、ポッドキャスト作りの本格的な勉強です。
ネットで検索すると、それこそポッドキャストの作り方なんて、
YouTubeでも5万頭出てきます。
それこそ編集アプリの使い方から、
ポッドキャストを作るためのマインドセット的なことまで、
いろいろと網羅されているんですね。
一方で、実は海外の大学なんかでは、
オーディオジャーナリズムという専門領域を勉強できるところも最近出てきています。
そんなピンからキリまでありそうな中で、
私が選んだポッドキャスト作りの勉強法というのは、
私が世界一尊敬するポッドキャスターから直接学べるというオンラインセミナーでした。
このセミナー主催者の名前はアレックス・ブランバーグ。
世界一のポッドキャスターでもあり、オーディオジャーナリストでもある彼は、
Gimletというポッドキャスト制作会社を脱さらして立ち上げた人です。
自分の会社を立ち上げてから5年した2019年には、
Spotifyに見染められて買収されました。
そんな彼、実は私がこのポッドキャストの世界にはまったきっかけだったんです。
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彼が脱さらして立ち上げたこの会社が、最初にリリースしたポッドキャスト番組、スタートアップ。
これに私はまったんですよね。
当時こんな面白いコンテンツがあるのかと衝撃で、
次のエピソードを聞かずにはいられないような番組でした。
彼のオンラインセミナーを見つけて申し込んだのが昨年の秋。
どういうものだったのかというと、
すでに収録をされた合計10時間ほどのビデオを見るというものだったんですが、
これ、痺れましたね。
世界一流のポッドキャスターのノウハウをこれでもかと言語化したものを聞くことで、
自分の音声阪神もぐんぐんと進化をしていきました。
ちなみに、このポッドキャストもいろいろな作り方のフォーマットというのがあるんですが、
中でもアレックス・ブランバーグ自身が専門としているのは、ストーリーテリングタイプのポッドキャストです。
これ、一言でどんなものかというと、音声のドキュメンタリー番組なんですね。
日本国内ではまだあまり見られない作り方ではあるんですが、
このフォーマットを取り入れた一大ジャンルというのがありまして、
それがトゥルー・クライムジャンル。
例えば、実際にあった未解決の殺人事件を取り上げて、
当時の関係者にインタビューをしたり、容疑を否認している容疑者に話を聞きに行ったりした音源をポッドキャストでまとめながら、
最終的に容疑者を炙り出していくというような構成の番組です。
リスナーとして聞いていると、耳からだけなのに、その事件に関わったとされる本人たちの生の声が入っていて、
すごく説得力があって聞き応えのあるコンテンツなんです。
特にアメリカのポッドキャストランキングの上位に入っているのは、
このようなストーリーテリングという要素を使っているものが非常に多い。
それだけファンがいてハマる人が多いのがこのタイプなんですね。
なんですが、このタイプ、作り手側は大変なんです。
聞き応えがあるからこそ、その分いろんなスキルが必要になってくるんですね。
そこで今回はそこが学べるということで、私申し込んだわけなんです。
このセミナーを受け終わる頃には、私も本格的に勝手に師匠と仰いでいるアレックス・ブランバーグが作るような番組を作ってみたいと思うようになりました。
そこで何を題材にしたらいいのか。ここですよね。テーマ決めです。
このセミナーを受けるまでに、もうすでに半年以上は音声配信を自己流でしていたわけなんですが、
どちらかというと、情報発信系の番組を配信していました。
自分の好きなポッドキャストを紹介するレビューだったり、
英語学習という視点でポッドキャストをどう使うかというような、
どちらかというと、役立つ情報発信系の内容だったり、
この情報発信系ではなかなかストーリーを語るのは難しいし、
これがそもそも自分で伝えたい題材なのかということも掘り下げないと、
本格的なポッドキャスト作りにもつながらないわけなんですね。
そこで、いろいろと考えていった先につながったんです。
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イベント大失敗したオンラインコミュニティの仲間と。
このオンラインコミュニティというのは、先ほどもお話ししましたが、
英語学習をする仲間が集まったものでした。
目的はそれぞれあれど、中には社会人になって仕事を辞めてまで、
海外移住をしようと計画している人や、海外の大学院合格を目指して勉強している方もいらっしゃったんです。
実はこういう人、かつての私と一緒なんですね。
私自身も実は一度社会人になってから会社を辞めて、単身で海外移住をしました。
ただ、こういう人たちというのは案外、日本社会のレールから外れた人と、
人くくりにもされてしまいがちなんですよね。
私もそれに漏れず、そうでした。
だからこそ案外、本当に海外移住したい理由とか、会社を辞めてまで今留学したいというような本音というのは、
限られた人にしか言ってきませんでした。
実は私のような人たちがこのコミュニティにはたくさんいらっしゃったんです。
普段あまり生の声では聞くことができない本音というのが結構ここにはたくさんあるなと。
そこでこれ、ポッドキャストの題材にできないかなと、そう考えました。
ただ、こういう留学経験者の話って、YouTubeだったり海外留学雑誌の文字メディアにも何度も掲載されたことのある内容だと思います。
こちらの番組を今お聞きの方もですね、そんな動画見たことあるよという方結構いらっしゃると思うんです。
ただ、音声メディアというのは本人の声の力が他のメディアよりも倍増することが大きな特徴なんですね。
耳からしか聞けないからこそ話している人の声にちゃんと耳を傾けることができるメディアなんです。
映像だと目で入る情報もあるのでそこにも気を取られますし、文字メディアの場合はそもそも息遣いだったり言葉の間なんかはなかなか全て届けられません。
だからこそ人の本心というものが他のメディア以上に音声は伝わると思うんです。
そこで私が題材として取り上げようとした社会のレールから外れた人と人くくりにされてしまうような人たちの本音を引き出すには音声で最適なメディアなんじゃないかなとここでつながりました。
題材が固まったところでさあ具体的なポッドキャスト作りです。
この新たに作り始める本格的なポッドキャストというのは社会人になってから海外移住や海外留学をしている人たちにフォーカスをしてそれぞれの理由を本人の生の声で伝える番組です。
となると私がその人たちにインタビューをしなきゃいけないんですね。
でもインタビューって私も初めてなんですよ。
まず誰にお願いするのかどうやってお願いするのかここから初めてでした。
ただ何とも心よくokをいただいた方とですねまずインタビューを設定するところまでこぎつけたんですがここでどれくらいの長さのインタビューをお願いするのかそこすらですね実は最初わかってませんでした。
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この番組の完成版は20分ほどの長さに仕上げる予定でした。
だからといってじゃあインタビュー20分すればいいかと言えばそうではないんですよね。
この番組の中で本人の生の声を生かすにはその人の本音をちゃんとインタビューで引き出さなきゃいけないと。
ちなみに今回インタビューを設定した方はですねコミュニティ内ではメッセージを何度かやり取りをした程度でして1対1でお話しするのも初めてでした。
それこそ初めましてでいきなりちょっと本音を教えてくださいって言っても言えませんよね。
アイスブレーキングも含めながらどのようなことを引き出したいのかどんな順番で相手に質問をすればポッドキャスト本編に含めたい答えや言葉を言ってくれるのか。
要は使える録音というのをですねこのインタビューで取らなきゃいけないわけで結局事前準備をした後にかかったインタビュー時間というのは1時間半。
ただこの1時間半の中で徐々にいろんな話が膨らんでいって実は横右にそれた内容がとっても印象的だったりとか思っても見なかった展開になったりとかそんな本音が1時間半の中にたっぷり詰まった初めとのインタビューテープというのが撮れました。
実は今このインタビューテープ編集中なんですと言ってもかれこれですね半年ぐらい温め続けていましてまだまだ日の目を見ていないんですが私が今まで7年間聞き込んできたプロたちのポッドキャストのテクニックというのを入れ込みながら今ゆっくりと完成版に向かっています。
ここでですね本来は完成版をこのポッドキャスト翻訳プロジェクトシーズン2最終話でお披露目したいと思っていたんですがここが現在進行形のポッドキャスト翻訳プロジェクトシーズン1の最初のエピソードでは約5年前に私が思いついたこのプロジェクト誕生の瞬間をお話ししました。
こうしてシーズン2にまで渡ってですね合計10話配信をしてきたこのプロジェクトなんですがここで2021年の現代まで話がやっと追いつきました。
ここからはまた現在進行中のプロジェクトと並行しながら次回シーズン3につなげていきたいと思います。
今回はポッドキャスト翻訳プロジェクトシーズン2最終話をお送りしました。
ここでやっと今までのシーズン1シーズン2と約5年前のことの始まりからお話をしてきて2021年現代まで話が追いつきました。
このプロジェクトの名前でお送りしてきたシーズンもののポッドキャストもここで一旦お休みです。
今回のエピソードでお話をした新たな番組は現在編集中ここもリリースできるタイミングになりましたらこのポッドキャストアンバサダーでお知らせをしたいと思います。
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来週からも月曜日と金曜日の週2回の放送は続きます。
引き続き音声業界の海外市場が見えてくるポッドキャスト、ポッドキャストアンバサダーをお楽しみに。
今回のエピソードを聞いた感想は書き起こし配信をしているノートのコメント欄かツイッターでお寄せください。お待ちしております。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ポッドキャストアンバサダーのあらいりながお送りしました。
それでは次回のエピソードで。
12:32

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