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2026/10/15 羽ばたけ!ムーちゃん
2026-10-17 12:23

2026/10/15 羽ばたけ!ムーちゃん

オオムラサキフェスタ、赤岳登山日記

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サマリー

北杜市大泉町のオオムラサキセンターから、11月1日に開催されるオオムラサキの日フェスタを案内します。番組後半では、9月初めに長野県原村の水戸口から八ヶ岳最高峰の赤岳へ登った道のりを振り返ります。苔に覆われた森や倒木、ベニヒカゲなどの生き物を観察し、山小屋で一泊した翌朝、地蔵尾根の階段や鎖を越えて稜線へ向かいました。森林限界を越えた先でトウヤクリンドウを見つけ、山頂だけでなく道中の小さな自然にも目を向けてほしいと語ります。

オオムラサキの日フェスタの案内
羽ばたけ!ムーちゃん、日本の国庁大村崎、 豊かな自然に囲まれた八ヶ岳高原の
北斗市長坂町は、全国一の生息地です。 大村崎センターは、
NPO法人昆虫の生地プロジェクト実行委員会が運営しており、
夏になると、美しい大村崎と出会うことができます。 大村崎センターは、
自然環境を図る基準ともいえる 大村崎の保護と研究、
それらを取り囲む自然環境の保護に取り組む中心的な施設です。 大村崎センターは、
大村崎と友達になること、森と友達になること、
自然と友達になることをお手伝いするプログラムを用意しています。 大村崎センターへの訪問を心よりお待ちしております。
今週も羽ばたけ!ムーちゃんの時間がやってきました。 今日は、北斗市大村崎センタースタッフの竹石がお届けしていきます。
どうぞ最後までお付き合いください。
あっという間に10月も中盤となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
山の上では紅葉が始まって、秋の交絡シーズンというところですが、 9月は本当に天気が悪かったですね。
今月こそは気持ちのいい秋晴れになってくれることを祈りたいです。
ここで少し宣伝になりますが、来月11月の1日の日曜日に大村崎の日フェスタが開催されます。
入場料は無料で、様々なキッチンカーや移動動物園、その他イベントをご用意しておりますので、
ぜひ11月1日日曜日は大村崎センターへお越しくださいませ。
赤岳登山:苔の森とベニヒカゲ
さて今回は私の登山日記の回答をさせていただこうかと思います。
私は9月の初めに雨の合間を練って八ヶ岳の最高峰、赤岳に登ってきました。
赤岳は北都市から見るとちょっと右側にあるとんがったピークで、八ヶ岳の中でもひときわ存在感があります。
せっかくFM八ヶ岳ということですので、八ヶ岳のお話はしないわけにはいかないでしょうから、しばしお付き合いいただければと思います。
この赤岳の登山ですが、当日は長野県の原村にある水戸口というところから入山して、沢沿いをひたすら歩いて山小屋で一泊しました。
最初はまあよくある森の雰囲気なんですが、植生がだんだんと変わってくるんですよね。
シラビソやコメツガといった細い針葉樹が密集したあこう山体の森が目立つようになってきます。
この木々の移り変わりのタイミングはここではだいたい標高1800mくらいでしたが、これは行く山によっても標高が変わってくるので、標高を何メートルくらいで植生が変わったか確かめながら歩くと面白いですね。
そしてシラビソやコメツガのあこう山の森に入ると森の地面が苔で埋め尽くされて一面緑色に染まっていました。
やっぱり八ヶ岳は苔が綺麗ですね。
特に倒れた木の表面に苔がびしりとついていたのが、なんとも言えない静かな寂しさみたいなものがあってとても印象的でした。
しかもその場所だけちょうど木々の間から光が差し込んでいて、苔のついた倒木がスポットライトを浴びているように見えたんですよね。
森の中でそこだけ時間が止まっているような感じがして思わず立ち止まってカメラを向けました。
山を歩いているとこう、何か珍しいものを見つけたというわけでもないんですけれども、なぜだか足を止めたくなる瞬間ってありますよね。
足を止めすぎて全然前に進めず日が暮れるっていう事態には気をつけなければいけませんね。
そんな道中逆に珍しいものも見つかりました。
それがベニヒカゲという標高の高い場所を住処にしているチョウチョです。
沢沿いの草付きの一角だけを飛んでいました。
私のズボンの汗を一瞬だけ吸って飛び立っていきました。
警戒心が強くあまり撮影させてくれないチョウなのでいい写真は撮れませんでしたが、
絶滅の危機に瀕しているチョウなので元気そうで何よりでしたね。
後半では山小屋で一泊した後、山頂を目指したお話をしてまいります。
その前に一曲挟んでから後半のお話の方に触れていこうと思います。
山小屋から地蔵尾根、稜線へ
FM八ヶ岳、羽畑ムーちゃん、北斗市大村崎センターがお届けしています。
前半では9月の初めに登った八ヶ岳の赤岳の道中の様子について、
沢沿いを歩きながら出会ったコケアトウボク、そしてベニヒカゲというちょっと珍しいチョウのお話をしました。
こうやって振り返ってみると、まだ赤岳の山頂にも着いていないのにずいぶんいろんなものを見ていましたね。
でも今回のお話はまだまだ続きます。
そしてこの日は山小屋に一泊しました。
山小屋というとちょっと厳しいような環境を想像すると思うのですが、
今回と思ったところは何というかペンションみたいな快適なところでしたね。
とは言いつつ、電波がなくて暇だったので、またしても生き物を暇の間観測していました。
外にいるガオを見つけたり、カミキリ虫を見つけたりしていました。
なんか山に来るとこういうことばっかりやってしまいますね。
そんなこんなで一晩過ごして、翌朝は朝5時過ぎに小屋を出発して、いよいよ山頂へ向かいました。
しばらくは前日まで続いていた亜鉱山の深夜樹林帯でしたが、
やがて森林限界に出て景色がまた大きく変わっていきます。
ここから始まるのが地蔵尾根という急な上りの登山道です。
足場そのものはしっかりしていましたが、
途中には階段や鎖がいくつも出てきて、ちょっとアスレチックな雰囲気へと変わっていきました。
怖かったのが、前日の夜のにわか雨で道がちょっと濡れていて滑ったのですね。
階段は鉄製なので滑りやすかったです。
しかもこう踏むとステップがちょっとこうくるっと動くようなところもあって、恐怖感をちょっと増しにしていました。
そしてしばらくするとついに稜線に出ましたが、その瞬間がとても印象的でした。
今まで日の光が当たらない斜面を歩いていたものでしたので、稜線に出た瞬間、太陽の光がパッと海に入ってきたんですね。
ここがすごく感動したところになります。
さっきまで雨で濡れていた道を階段や鎖をつかみながら登っていたのに、稜線に出た瞬間に一気に世界が明るくなったあの光景は今回の登山の中でも特に印象に残っています。
赤岳山頂とトウヤクリンドウ
稜線に出て太陽の光を浴びて着いたなぁと思いきや、実はここからなんですよね。
赤岳の山頂はまだ上にあります。
ここからさらに1時間くらい急な登りが続きます。
標高が上がるにつれてさっきまで歩いていた森がずっと下を見下ろすような感じになってきて、達成感が出てきたのがこの辺りでしょうか。
この周りは岩が増えてきて植物も少しずつ変わっていきます。
その中で白っぽい黄緑色した植物がありました。
色合いからして最初は草だと思ったのですが、後で調べてみたらお花でした。
トウヤクリンドウというお花で、夏の終わりから秋の始めにかけて咲く鉱山植物なんだそうです。
9月ともなると鉱山のお花畑も見せじまいの時期になってきてしまいますので、完全にスルーしてしまっていました。
山の秋は早いですからね。
そしてやっと赤岳の山頂にたどり着きました。
今回を振り返ってみると山頂に立ったことももちろんなのですが、そこへ向かう途中で見た小さな生き物が意外と記憶に残っています。
ということで今回は私の赤岳の登山日記をお届けしました。
皆様ももし八ヶ岳を歩く機会があったら山頂だけではなくて途中にある小さなものにもちょっと目を向けてみてください。
思わぬところで足を止めたくなる景色に出会えるかもしれません。
今回はそろそろお時間ですのでこの辺で失礼したいと思います。
この番組はNPO法人昆虫の生地プロジェクト実行委員会が運営する奥都市大村崎センターがお届けいたしました。
それではまた次回お会いしましょう。バイバイ。
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