オオムラサキセンターの紹介とゴールデンウィークのイベント
羽ばたけ!ムーちゃん、日本の国庁大村崎、 豊かな自然に囲まれた八ヶ岳高原の
北都市長坂町は、全国一の生息地です。 大村崎センターは、
NPO法人昆虫の生地プロジェクト実行委員会が 運営しており、
夏になると美しい大村崎と出会うことができます。 大村崎センターは、
自然環境を図る基準ともいえる 大村崎の保護と研究、
それらを取り囲む自然環境の保護に取り組む 中心的な施設です。大村崎センターは、
大村崎と友達になること、 森と友達になること、
自然と友達になることを お手伝いするプログラムを用意しています。
大村崎センターへの訪問を心よりお待ちしております。 今週も羽ばたけ!ムーちゃんの時間がやってきました。
今日は北都市大村崎センタースタッフの 竹石がお届けしていきます。
どうぞ最後までお付き合いください。 気がつけばゴールデンウィークが始まりましたね。
大村崎センターでも長い冬が終わり、ようやく 活気が戻ってくることを深く実感する季節が訪れました。
どうしても冬の間はお客様が全然いらっしゃらないような日もありましたが、
ゴールデンウィークになると一気に多くの方がいらっしゃいます。 ゴールデンウィークからは世界のカブトクワガタ展や、
またゴールデンウィーク中の限定イベントとして、 カブトムシの幼虫掘り体験、土壌すくい体験などを開催予定です。
皆様この機会にぜひお越しください。 さてそして新緑が鮮やかになってまいりまして、
オオムラサキ幼虫「ムーちゃん」の成長と初夏の鳴き声
大村崎の幼虫ムーちゃんも姿が変わってきました。 冬眠中は落ち葉の色に紛れるために茶色をしていたムーちゃんですが、
冬眠から目覚めるとやがて緑色に変わります。 なんだか色の変わりようがまるでカメレオンみたいですよね。
ここからさらにモリモリとえのきの葉っぱを食べて、 大体大人の小指以上のサイズまで成長します。
最初はもう本当に1ミリくらいしかなかったものが、 やがてあれほど大きくて立派なムーちゃんが大村崎に育っていくと考えると、
なかなか感慨深いものがありませんか? そしてそして、初夏ということで、初夏といえばセミの季節ですね。
何を言ってるんだ、セミはもっと真夏のものだろうと思われるかもしれませんが、 昼の森の中、特に松が生えたような森で、よく耳を澄まして聞いてみてください。
シャー、トゥルルルル、みたいな変な鳴き声が聞こえては来ないでしょうか。
これはハルゼミというセミの鳴き声でありまして、 場所にもよりますが、その名の通り早い時期に出現するセミです。
体長は3センチから4センチくらいほどの小さなセミで、 鳴き声はよく聞こえるんですけれども、木の高いところで鳴いていることが多く、なかなか発見できないので、姿を見られたら相当ラッキーです。
似た名前のセミにエゾハルゼミというセミがいます。
エゾという名前がついているんですけれども、本州にもいまして、 エゾという名前がつくくらいなので、標高が高くて涼しいような場所に住んでいるセミです。
このエゾハルゼミは、先ほどちょっと申し上げたハルゼミよりは、ややちょっと遅れて出てくるようなイメージですが、
初回に出てくるセミで、なんか妙気グエーみたいな、ちょっと言葉にしがたい独特なメロディーを奏でます。
この時期に鳴くセミは、むしろセミには限りません。
今度は夜にじーっと耳を澄ましてみてください。
じーっと長くて単調な感じの鳴き声が聞こえてくることがあるのではないでしょうか。
これはクビキリギスという雑色のバッタの鳴き声で、
青春のまま冬を越して、春と秋によく鳴きます。
クビキリギスってなんか物騒な名前ですよね。なんか首を切るみたいな感じです。
この名前の由来としても、首を切ってしまうほど噛む力が強いというところにあるそうで、
なかなかアグレッシブな昆虫であることが名前から伺えますよね。
皆様もいろんな昆虫の声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
昆虫の意外な仲間分け
それではここで1曲お送りしてから、後半の話題に触れていこうと思います。
FM八ヶ岳、羽畑えむーちゃん、北斗市大村崎センターがお届けしています。
夏の陽気を感じるこの頃、ナクムシも目立つようになってきましたね。
ナクムシの代表格として、前半では初夏に出てくるちょっと変わったセミ、春ゼミ、エゾ春ゼミをご紹介しました。
これから本格的な夏が始まると、おなじみのアブラゼミ、ミンミンゼミも出てくることでしょう。
夏が楽しみですね。
さて、そんなセミですが、皆様こちら何の仲間かご存知でしょうか。
セミはセミの仲間だろうって思うかもしれませんが、実はセミはカメムシの仲間なんです。
カメムシの仲間の特徴としては、口にありまして、針のように尖った口を持つというところにあります。
皆様ももしセミをじっくり観察することがあれば、口を見てみてください。
セミは木の汁を吸うと言われていますが、固い針のような口を持っています。
それとタガメという昆虫をご存知でしょうか。
水の中で暮らすすごく珍しい生き物、タガメですが、タガメも実はカメムシの仲間なんです。
タガメはセミと違って肉食で、その鋭い口から消化液を注入して、獲物をドロドロに溶かして吸い上げるというような、何とも強烈な食べ方をします。
前半で初回に出てくるナクムシとして、クビキリギスというバッタもご紹介しましたね。
バッタの仲間として思い浮かぶ昆虫って何でしょう。
虫に詳しい方ですと、イナゴウだったり、マツムシやキリギリスとか、他はウマオイとか、いろんな昆虫が出てくるのではないかと思いますが、
カマキリはどうだと思いますか。
前回か何回か放送でもしかしたらお話ししてるかもしれませんが、実はカマキリはゴキブリの仲間なんですね。
言われてみるとゴキブリみたいに小顔なところとか、長くてぴょこぴょこした触覚とか、結構似ているところがあると思いませんか。
そしてそして、木造建築を食べてしまうことで知られている害虫の一つ、シロアリも、これは実はアリではなくてゴキブリの仲間なんです。
シロアリもジメジメとして暗い場所が好きなところとか、言われてみればちょっとゴキブリっぽさがありますよね。
あの昆虫は実はあの仲間だったんだ、みたいなのが多くて、ややこしいっちゃややこしいですが、
似てる特徴をちょっと見つけると面白くなってきはしませんかね。
では最後、オオムラサキは蝶の仲間でもタテハチョウというグループの中にいますが、このタテハチョウはどんな特徴があるでしょうか。
蝶と聞いて思い浮かぶアゲハチョウとかシロチョウよりかはあまり聞き慣れない、このタテハチョウっていうグループですが、
一つはその名の通り、タテハチョウという名前の通りですね、羽を立てて止まることが多いこと、
また花の蜜よりも木から出てくる樹液っていう蜜に集まるような種類の方が比較的多いことなどが挙げられますが、
一番変わった特徴は前足にありまして、前足がだんだん味を感じる期間に変わってきていて、
小さくなっているということでしょう。
実際に大紫の前足を見てみると、まるで前足がないかのようにすごく短くなっています。
皆様も昆虫を観察するときは、いろんな視点から捉えてみてみると、より一層面白いと思います。
これから昆虫が増す季節になってくるので、皆様はぜひ参考にしてみてくださいね。
番組の締めくくり
この番組はNPO法人昆虫の生地プロジェクト実行委員会が運営する北斗市大村崎センターがお届けいたしました。
それではまた次回お会いしましょう。
今週もありがとうございました。バイバイ。