新座志木バプテスト教会の牧師岸尾光です。毎週の礼拝説教音源を継続的にここにアップロードしています。よろしければフォローと☆評価をお願いします!
テサロニケ第1の5:16-18から始まり(#2-6),テサロニケ人への手紙第2(#7-19)、コロサイ人への手紙(#20-50)、ピレモンへの手紙(#51-59)、エペソ人への手紙(#60-93)、ガラテヤ人への手紙(#94-118)、ピリピ人への手紙(#119-150)、マルコの福音書(#151~231)、ヨハネの福音書(#232~現在進行中)の礼拝メッセージを掲載中。
配信開始の経緯は次の通りです。2020年4月7日の政府の緊急事態宣言が発令後の礼拝休止直後4月12日から配信を開始しました。「コロナ禍の中で聞く聖書のことば」とサブテーマを設定し、それ以来毎週の礼拝説教音源を継続的にここにアップロードし続けたメッセージが時間順に掲載されています。各メッセージの導入部で録音当時の状況に触れています。レジメを見たい方は新座志木バプテスト教会のホームページをご覧ください。
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# 154 フォロワー 23/4/16
マルコ1:14-20からの礼拝説教。2023年4月16日録音。 SNSでのフォロワーとは日本語で翻訳するのが難しい言葉です。直訳すると「追従者」という意味です。今日の箇所ではペテロとヨハネを含む4人の弟子が初めて登場します。彼らは何もかも捨ててイエス様に従っていったと描写されています。いわゆるイエス様のフォロワーです。 しかしこのような聖書箇所を使って宗教カルトは、「家族を捨てて教団に尽くし、財産を顧みず教団に捧げなさい」と脅迫するのです。これは一種のマインドコントロールの手口です。このようなものに騙されないためにも、つまり聖書に描かれているできごとを正しく理解するためにも、健全な教会で聖書の言葉を正しくとらえる術を学ぶことも必要なのです。 ということで、私たちの日常と今日の聖書箇所を正しく結びつけるために、1.福音を知る悔い改めとは、2.私たちに訪れる神の国とイエス様の支配、3.日常生活の名もなき人として訪れるイエス様、の3つの点から学びましょう。
#153 復活、恐るべし 23/4/9
マルコ16:1-8からの礼拝説教。2023年4月9日録音。 イースターはクリスマスとならぶキリスト教の祝祭で、イエス様の復活をお祝いします。近年日本でも浸透してきて東京ディズニーランドでは毎年イベントが開催されています。ちなみに初開催は2010年だそうです。そんな身近になったイースターについて、オリジナルメッセージである聖書のイエス様の復活の記事をたどりつつ、私たちの生活とかかわりのある、1.香油を買ったマリヤ-人の限界、2.驚くマリヤ‐復活の衝撃、3.待っておられるイエス様‐赦しと回復の約束、の3つの事を取り上げます。
#152 荒野の救い主 23/4/2
マルコ1:9-13からの礼拝説教。2023年4月2日録音。4月は日本では入学入社など新たにスタートをする月です。今日の聖書に出てくるイエス様のバプテスマは、救い主としての就任式やお披露目の意味もあります。先週見た通り荒野の川でのバプテスマ故に、荒野の中でスタートを切ったことになるのです。新たなスタートに不安を抱く人もいるかもしれません。今日の箇所には荒野を通って新たな一歩を踏み出したイエス様の様子が描かれていますが、そこには救いの福音を垣間見ることが出来ます。新たなスタートを迎える私たちが知るべき福音として、1.寄り添う救い~理想の上司や名医のように、2.天が裂け下ってくる救い~天を見上げる、3.共にある救い~臨在を信じて、の3のことを見てゆきましょう。
#151 荒野の道 23/3/26
マルコ1:1-8からの礼拝説教。2023年3月26日録音。 マルコ1章では荒野にバプテスマのヨハネが登場します。こうしてイエス・キリスト福音の始まりの物語がスタートするのです。時に人生には荒野を行くようなときがあります。しかし軽微な交通事故を通して安全運転に目覚めたり、クライアントの前向きなクレームから仕事が見直されたりと、大なり小なり試練を経て曲がったものがまっすぐになったり方向転換する機会が訪れます。これらのことを踏まえて今日のバプテスマのヨハネの記事から1.荒野で道がまっすぐにされる、2.荒野で方向転換をする、3.荒野は期待の時、の3つの点を学びましょう。
#150 はなむけの言葉 23/3/19
ピリピ4:21-23からの礼拝説教。2023年3月19日録音。今日の聖書箇所は卒業式シーズンにぴったりなパウロのはなむけの言葉です。パウロは手紙を締めくくるにあたって、手紙の受け取り手のピリピ教会の人々と自分との間の挨拶のやり取りをします。それは当時の習慣に倣ったものでしたが彼独自の言葉で、心に残る形で手紙を閉じています。それは私たちが信仰生活を続ける上で欠かせない恵みに満ちています。この終わりの挨拶から、1.特に皇帝の家の人々からよろしく、2.いつまでも留まるキリストの恵み、3.イエス様の恵みのうちに完成を目指して3つの点を学びましょう。
#1149 栄光の豊かさ 23/3/12
ピリピ4:18-20からの礼拝説教。2023年3月12日録音。パウロは手紙を締めくくるにあたって大変親しみのある書き方をしています。この短い文章の中に「私、あなた方、私の神」という言葉を上手に親しみを込めて使い、自分とピリピ教会の人々との関り、またそこに神様との深い人格的な関りを強調しているからです。「これは手紙を締めくくるにあたって最高の方法だ」とある学者は言います。相手と自分の間の親密さそしてそこに父なる神様とイエス様との関りを余韻として残しているからです。手紙、メール、LINEなどSNSのやり取りで事務的なものと、お互いを思いやる親しげなものとに違いがあるということ似ていますね。ここの主題である「神様の栄光の豊かさ」を元に1.すべての必要を満たして下さる神様、2.神様の方法で満たして下さる、3.父なる神に栄光をささげる、の3つの点から学びましょう。
#148 献金とは 23/3/5
ピリピ4:14-17からの礼拝説教。2023年3月5日録音。今週末3/11は東日本大震災を覚える日です。また先月にはトルコ・シリヤ大地震が起こり、そのための募金なども呼びかけられています。今日読んだ聖書の箇所からパウロはピリピ教会から受け取った献金について直接言及していきます。ピリピ教会がローマの獄中にいるパウロに金品を送りましたが、この手紙はそれに対するお礼状という性質があるからです。興味深いことに4:15の「物をやり取りする」には文字通り「口座を開設する」という意味があります。パウロは配慮しつつ金品のやり取りについて大切なことを教えています。それをもとに献金について1.苦難の交わり、2.宣教と福音の交わり、3.献金の利子の3点から学びましょう。
#147 乏しさ、豊かさ、強さ 23/2/26
ピリピ4:10-13からの礼拝説教。 2023年2月26日録音。 パウロは「貧しくても豊かであってもあらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています」と述べて、試練の中にあるピリピ教会の人々に見習うべき秘訣を語ります。 貧しくても卑屈にならず豊かであっても傲慢にならない秘訣を1.乏しさの中での秘訣(パウロの言う「貧しさ」とは)、2.どんな境遇にも満足する秘訣(豊かさの中での秘訣)、3.とっておきの秘訣、の3つの点から学びましょう。
#146 六つの徳目 23/2/19
ピリピ4:8-9からの礼拝説教。2023年2月19日録音。私たちは社会生活の中で迷います。家庭で、職場や学校で人間関係に悩みます。或いは、正しいことや成すべきことを分かっていてもそれができない。自動車事故を起こしたときに逃げてしまうケースがそれにあたるかもしれません。また成すべきことをするならば、前向きに取り組みたいと思うものです。今日のパウロの教えは、私たちがとっさの判断を迫られるときの指針となります。また日常生活のルーチーンワークにさえ意味や喜びを見出す言葉です。 そのようなことを目指して8節の徳目のリストと、その前提から、1.平和の神が共にいて下さる約束。2.パウロの教え、キリストに倣う生き方の具体的な指針として。最後に、3.6つの徳目のリスト。以上の3点から学びましょう。
#145 心配の対処法 23/2/12
ピリピ4:6-7からの礼拝説教。2023年2月12日録音。先週はトルコ・シリアの大地震、日本では日銀総裁後任人事の発表がありました。また教会のある新座市では10日の朝から雪になり、前日から通勤通学の影響などを考え心配した人もいたでしょう。これらの他に自分自身や家族に関わる悩みもあるかもしれません。 先週見た箇所の「どんな時にも喜び」、「どんな人にも寛容を示す」という教えに続き今日は、「どんな場合でもどんなことについても祈りなさい」とパウロは教えています。この有名な教えから「心配や悩みの対処法」として1.思い煩わずらわずに、願いを神に知って頂く、2.思い煩わずに感謝する、3.人知をはるかに超えた神の平安が守って下さる、の3つの点から学びましょう。
#144 消せない喜び 23/2/5
ピリピ4:4-5からの礼拝説教。2023年2月5日録音。AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」という曲があります。フォーチュンとは幸運のことです。幸運をつかみ取ることは難しいでしょう。しあわせになることも今では簡単ではないかもしれません。一方、消せない喜びがあるのです。今日の箇所、パウロの最後の教えをもとに、1.どんなときにも喜ぶ、2.どんな人にも柔和さを知らしめる、3.喜びの拠り所としての主イエス様、の3つの点を学びましょう。
#143 女性リーダー 23/1/29
ピリピ4:1-3からの礼拝説教。2023年1月29日録音。ピリピ教会のリーダーは女性でした。そのうちの2人ユーオデアとシィンティケの間にちょっとした意見の食い違いがあったようです。パウロが手紙を書いた段階では大きな問題にはなっていませんでしたが、問題が大きくなる前に対応するために今日の具体的な教えを書いているのです。オックスフォード大学の教授が「聖書には、キリスト教の福音の基礎となる素晴らしい歴史的事実が書かれています。聖書は、福音が確かに歴史的な真実を土台にしていることを見せてくれているのです。」と述べていますが、まずその実例として1つ目は信仰の拠り所である聖書の歴史性に触お返事れます。そして、2.些細なことにとらわれず、3.女性リーダー、の3つの点から学びましょう。
#142 天の国籍 23/1/22
ピリピ3:20-21からの礼拝説教。2023年1月22日録音。今日の箇所でパウロは、天に国籍がある者としての自覚を持つよう強く教えています。それに加えて、私たちが希望をもってこの地上を歩むために必要なことにも言及してます。これらのことを踏まえて、1.天に国籍を持つ者としての自覚、2.私たちが変えられる日を待ち望む、3.イエス様の支配が実現する日を待ち望む、3つの点から学びましょう。私たちにはどうすることもできない世界の情勢の中で何を望みとし、どう祈るのか…
#141 成熟した人は 23/1/15
ピリピ3.15-19からの礼拝説教。2023年1月15日録音。昨日1月14日と今日1月15日の2日間にわたり大学共通テストが行われています。受験生は合格目指して勉強しますが、ゴールは大学卒業ですのでこの試験は通過点に過ぎないでしょう。一方、信仰のゴールを目指すパウロは、先週取り上げた箇所で自分の信仰の信念を語りました。それを受けて今日の箇所でピリピ教会の人々に成熟した人としての考え方や態度、行動指針を語っています。それを元に1.キリストの似姿へ形作られていると考える、2.ゴールの栄冠を見失わないように、3.今到達しているところを基準とする、の3つの点から学びましょう。
#140 走り続ける人は 23/1/8
ピリピ3:12-14からの礼拝説教。2023年1月8日録音。今日からNHKの大河ドラマがスタートします。主人公の徳川家康を演じるのは松本潤さん。彼の属する嵐のヒット曲の”Happiness”の中に「走り出せ 走り出せ 明日を迎えに行こう…/止めないで 止めないで 今を動かす気持ち/どんなに小さなつぼみでも 一つだけのHappiness」という歌詞があります。私には、この曲が自分をランナーにたとえて語るパウロの教えを良く表しているように聞こえます。また今日のみことばに生きるクリスチャンに寄り添う歌にも聞こえます。その教えの中から1.私たちは今は未完成で不完全、2.振り返らず将来の栄光を目指して、3.キリストに捕らえられて、の3つのことを学びましょう。
#139 新年の祝福宣言 23/1/1
詩編1編からの礼拝説教。2023年1月1日録音。海外にはない日本独自のスポーツの駅伝は日本の年末年始の恒例行事です。元旦の今日は企業によるニューイヤー駅伝が開催されています。また2~3日に行われる今年の関東大学箱根駅伝には、この新座市の立教大学のチームが55年ぶりに参加するとのことで地域では大きな話題になっています。新年の駅伝は良いスタートを切りたいお正月に相応しいのかもしれません。「一年の計は元旦にあり」とも言われます。この格言のには一年の初めにその年の指針となるべきことを心に刻むという意味もあります。私たちの教会の祈り課題では「教会に集う1人1人が日々みことばに生かされますように」と掲げていますので、元旦の礼拝では神様のみことばに留まる一年となることを願って1.思い巡らして、みこころを知る、2.成すことはすべて栄える、3.もう一つの現実として、の祝福の宣言詩編の1編から学びましょう。
#138 クリスマスの平和宣言 22/12/25
ルカ2.14からのクリスマス礼拝説教。2022年12月25日録音。日本にもクリスマス寒波が訪れ昨日は名古屋市でも2014年以来積雪が10㎝を超えました。それほどの寒さではありませんでしたが、世界で最初のクリスマスの寒い夜に羊飼いたちに救い主誕生の知らせが届いたのです。まばゆい光の中でこの宣言を聞きました。「いと高き所で、栄光が神にあるように。地の上で、平和がみこころにかなう人々にあるように。」(ルカ2:14)この言葉を元に1.支配者と平和、2.神のみこころにかなう人々、3.イエス様を救い主と信じる人々に訪れる平安、の3点から学びましょう。
#137インカネーションXmas 22/12/18
ピリピ2:6-8からのアドベントメッセージ。2022年12月18日録音。今日の朗読箇所は聖書とパウロの書簡において、歴史上もっとも注目されている箇所の一つです。それはまた、キリスト論を語る上でも同じく大きな意味を持つ言葉です。クリスマスと関係深いキリストの受肉という真理を扱っているからです。ピリピ人の手紙を学んでいる今だからこそ、このクリスマスの時期にここから深く学んでいきましょう。「受肉・incarnation」という言葉をぜひ覚えてください。それに関して1.受肉:成し遂げられた大きな贖い、2.受肉:神へ捧げられた大きな愛、3.受肉:示された広い苦しみ、の3つの点から学びましょう。
#136 キリストを知る素晴らしさ 22/12/11
ピリピ3:7-11からの礼拝説教。2022年12月11日録音。サッカーワールドカップで日本がクロアチアに負けてしまいました。勝負事なのでいつかは必ず負けるのですが残念な結果です。このことは私たちの人生にも似ています。私たちは人生において勝ち続けることはできないからです。パウロは、キリストの復活の力を知るということと苦難を知ることには切っても切れない縁があるというのです。そのことを踏まえ1.土台としての信仰義認、2.キリストの復活の力を知る、3.キリストの苦難に預かる、の3つの点から学びましょう。
#135 喜び、誇れ 22/12/4
ピリピ3:1-6からの礼拝説教。2022年12月4日録音。サッカーワールドカップで日本はスペインに勝利し1位で次のステージに進みました。国の代表の勝利つまり良いパフォーマンスが、国民を喜ばせ国民としての誇りを高めます。そこには国やチームの歴史も関わっています。このように、様々な要素が複雑に絡み合いながら一つの国と国民のアイデェンティティーが関わっているのでワールドカップに人々は熱狂するのでしょう。これは今日のパウロの指摘と関係しているのです。1.主にあって喜ぶ、2.キリスト・イエスを誇る、3.神の御霊によって礼拝するの3つの点から学びましょう。
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