2024-06-09 26:10

#終末宣言に騙されるな 24/6/9

マルコ13:1-8からの礼拝説教。2024年6月9日録音。「世の終わりを宣言する」メッセンジャーは1世紀から今に至るまでいつの時代にも、また至るところで出現したのです。当然イエス様の時代にも存在しました。今日取り上げる聖書の箇所は小黙示録と呼ばれています。しかしその読み方や解説の仕方を間違うと人に騙されてしまいます。騙されないように武装するために、1.偽キリストの出現、2.戦争、地震、飢饉について、3.迫害と福音宣教のつの点から考えて見ましょう。


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それでは読みます。丸子13章1節から8節。
イエスが宮から出て行かれる時、弟子の一人がイエスに言った。
先生、ご覧ください。何と素晴らしい石、何と素晴らしい建物でしょう。
するとイエスは彼に言われた。
この大きな建物を見ているのですか?
ここでどの石も崩されずに、他の石の上に残ることは決してありません。
イエスがオリーブ山で宮に向かって座っておられると、
ペテロ、ヤコブ、ヨハネ、アンデレが密かにイエスに尋ねた。
お話しください。いつそのようなことが起こるのですか?
また、それらがすべて終わりに近づく時の印はどのようなものですか?
それでイエスは彼らに話し始められた。
人に惑わされないように気をつけなさい。
私の名を名乗る者が大勢現れ、私こそその者だと言って、多くの人を惑わします。
また、戦争や戦争の噂を聞いてもうろたえてはいけません。
そういうことは必ず起こりますが、まだ終わりではありません。
民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、あちこちで地震があり、危機も起こるからです。
これらのことは海の苦しみの始まりです。
あなた方は用心していなさい。
人々はあなた方を四方包囲に引き渡します。
あなた方は街道で打ち叩かれ、私のために総督たちや王たちの前に立たされます。
そのようにして彼らに証をするのです。
まず福音がすべての民族に述べ伝えられなければなりません。
人々が失礼しました。
ちょっと長く読んでしまいましたが、朗読は1節から8節ですね。
以上です。
それでは今日はこのところから、週末宣言に騙されるなと題して二言を取り継ぎます。
皆さんおはようございます。
レジ名が空いている席にあるので、皆さん持ってますね。
マルコの13章1章発
ずっとエルサレム神殿でイエス様が論争をして、その後人々に問いかけて教えているという場面を見てきました。
そして今日のところでイエス様と弟子たちはヘロデが作ったといわれる当時のエルサレム神殿を後にして、
その反対側のオリーブ山から神殿を見て、今日の出来事が起こっているわけです。
弟子たちはこの神殿の美しさを見て賞賛したんですね。
当時のローマの建築の不思議な建物の一つとして数えられているそのような美しいもので、
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日が当たると高い丘の上で光合しく輝いていたわけです。
その賞賛に対してイエス様はその神殿はやがて崩されると予告したんですね。
それに関連してイエス様は世の終わりに関わる情報、偽情報に騙されないように、今でいうフェイクニュースですね。
騙されないように予告、注意を促しました。
今日の箇所は13章1節から終わりの34節までを小目視力、小さい目視力と言っているんですね。
目視力というと怪しい響きがあるかもしれませんが、
目視文学という文学のジャンルが、宗教ジャンル、分野がありました。
いろんな特徴があるんですけども、一つには、この中には重大な差し迫った危機の中に、
世の終わりを予期することや、宇宙の大変動の幻などが記載されているところに、
この目視文学というところに特徴があります。
主にですね、旧約聖書のダニエル書からの引用が多いというのも特徴なんですね。
でも大事なことはですね、その読み方を間違えると騙されてしまうということがあるわけなんです。
13章はですね、2つの前半後半で大きく分かれるんですが、
今日はですね、前半部分の23節までを取り上げます。
時間の都合で少ししか朗読しませんでしたけれども。
その中でですね、騙されないように私たちが武装するために、
今日はこの前半の23節の中から3つの点から学んでいきます。
まず最初1番、ニセキリストの出現というところです。
実はこれ、今日の暖楽では一番最後の14節から23節の部分からの解説です。
実はですね、このイエス様の時代から始まって、
世の終わりが今だと宣言するメッセンジャーは、
いつの時代にもまた至るところにも出現してきました。
当然このイエス様の時代、その前後にも存在したわけです。
彼らはですね、聖書に書かれているこのような目視力なんかもそうですけれども、
出来事をですね、今の時代に起こっていること、
自分たちの時代に起こっていることとこと細かに結びつけてですね、
そして今がまさに世の終わりだと告げるわけなんです。
しかしイエス様はこう言われたんですね。
今日の13章の最後の締めくりの部分でこう言っているんです。
ただしその日その時がいつなのかは誰も知りません。
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天の御使いたちも子も、つまり御子イエス様も知りません。
父だけ、父なる神、神だけが知っておられます。
イエス様でさえこのことは知らなかったとおっしゃっているんですね。
その中でイエス様は今日の箇所の中で繰り返しですね、
人に騙されないように気をつけなさいと繰り返し教えたんです。
今日の箇所で注目すべきいくつかの教えがあるんですが、
一つは、窓はされないように気をつけろという教えなんですね。
さらに注目すべきはですね、このマルコの福音書を権威的に教えている学者たちのコメントなんですけれども、
彼らはこういうことを言うんですね。
この箇所、十三章は、世界の終わりに魅了されている人々がむさぼるのに格好の箇所であるというんです。
こういうところからですね、こういうところをむさぼって、今が終わりの時代だという、そのようなメッセンジャーにとって格好の箇所。
あるいはこういうことを言ってですね、イエスがここで単にこの世の終わりについて好奇心を満足させようとしていないことは注目に値する。
実際弟子たちがそのような無益な好奇心を示した時には、イエスは直ちに徹底的に彼らを思い留まらせたというですね。
その中の一つがですね、イエス様がよく引用しました、人に窓はされないように気をつけなさいという言葉なんです。
いつですか、どのようなことですかという中で、この後も解説しますが、窓はされないように気をつけなさいとイエス様は教えたんですね。
その上でこの14節の部分から以下、23節の部分を詳しく見ていきます。
ニテキリストが現れるというところがこの14節から23節の主なトピックなんです。
その時にですね、これまでに起こったことがないような苦難が訪れるとイエス様は言っています。
その中でイエス様はこう警告しているんですね。
繰り返しますが、人に窓はされないように気をつけなさい。
私の名を名乗る者が大勢現れ、私こそその者だ、つまり救い主だと言って多くの人を惑わします。
さらにですね、後半の21節、22節はこう言ってですね。
その時に誰かが、この危機的な状況がかかっている時に、誰かがご覧なさい、ここにキリストがいるとか、あそこにいるとか言っても信じてはいけません。
偽キリストたち、偽予言者たちが現れて、できれば選ばれた者たちを惑わそうと、印や不思議を行いますと言っているんです。
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この偽キリストが到来する、偽予言者が到来するということで注目すべきことがいくつかあります。
それはですね、ここで赤いところに赤く記してましたが、印や不思議を行うと言うんです。
これはイエス様が行う奇跡にも使われている言葉なんですね。印や不思議を行う。
さらにイエス様はその目的として偽予言者、偽キリストたちはなぜそれをするかというと、できれば選ばれた者たちを惑わそうとして、そういうことを行うと言っているんです。
この戦争や紛争が周りで起こっている。災害が増え始めている。自分の身にも危険を及ぶ時に奇跡を行う者が現れて、
自らをキリストであると宣言する時、選ばれた者、聖書を真面目に学んでいる、私たちの心も揺らぐ可能性があるんです。
ましてやまともに聖書を学んだことがない人であれば、いとも簡単に騙されてしまうということなんですね。
ですからイエス様は、繰り返しますけれども、この13章前半の締めくりに大事な言葉を告げているんですね。
23章、じゃあ読んでみましょうか。
あなた方は気をつけていなさい。私はすべてのことを前もって話しました。
そして繰り返しますが、この目視力の最後の部分で、これ来週見ますけれども、こう言うんですね。
読んでみましょう。
ただしその日その時がいつなのかは誰も知りません。天の見つかりたちも子も知りません。父だけが知っておられます。
このようにイエス様は告げているわけです。
実はですね、今詳しく見ませんけれども、5章のこの23節までの出来事は、この当時イエス様の言葉を聞いた人々、あるいはその後マルコの福音書を読んだ人々はですね、既に知っている出来事、もう今起こっている出来事だったんですね。
例えば13章14節であらす憎むべきものが立った時にあなた方は、敷かれるべきところに立った時にあなた方は気をつけていなさい。
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これはですね、神殿にですね、忌まわしいものが立つということなんです。
その中で特にイエス様の時代にこのことをピンときた人たちはですね、紀元前167年にイスラエルがローマの前にギリシャに侵略された時にですね、アンティオコスエピファネイアという独裁者がいたんです。
彼はこのユダヤ人たちを恥ずかしめるためにですね、例えば神殿で捧げてはいけない豚をですね捧げて、その豚の首を切ったものをですね神殿に置いたり、そして自分たちこそ、この自分こそキリストだといって殺したユダヤ人の血をその神殿に注いだりしていました。
その悪名高いエピファネイアのことをこのイエス様のお見言葉、言葉を聞いた人たちは思い浮かべたんです。
そしてその後もいろんなことが起こりますけれども、とにかく私たちがここで知るべきことはですね、これらの今読んでいるイエス様の言葉を聞いた当時の人たちは何がイエス様が言っているのか、どのことを言っているのかということをだいたいですね、察しがついたわけなんですね。
で、じゃあそれを彼らがどう聞いたのか、そして今の私たちはそのイエス様の残りの言葉をどう聞くのかということを最後の2つの点から見ていきましょう。
2番目、前後しますが戦争、地震、基金についてという言葉です。13章の5節から8節にそのことが書かれています。
ちょっとこれ読んでみましょうか。
あなた方が戦争について聞き、また戦争の噂を聞くとき、戸惑ってはいけません。それらは必ず起こらねばなりません。しかし終わりではありません。
ご存知のように、実は人類の歴史上、戦争がなかった時代はあまりない、そういう時代はあまりないんですね。
私は学者の言葉を引用しますけれども、例えばある人は3400年前から今まで世界で戦争がなく平和だった期間はほんの268年だった。
さらに別の学者はですね、地球上で戦争なかった時間を全部全て合わせてもほんの6年ぐらいしかないとさえ言われているんです。
だからとにかくどの時代であっても、まさに今の私たちの時代も戦争や民族紛争が起こっているわけであって、イエス様の時代もその例外ではなかったわけです。
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例えば、今詳しく聖書から見ませんけれども、先ほどのニセキリストのところで、14節から20節のところで、このミオモの人が悲惨だとかという出来事がいっぱい書いてありました。
実はその背景にはですね、イエス様がこの活躍する30年ぐらいとしまして、その少し前の期限6年ぐらいから、そして70年ぐらいまで続いたと言われていますけれども、その間ユダヤローマ戦争というのが起こっているんです。
ご存知のようにローマの軍隊がこのユダヤイスラエル地方に侵攻してきました。
そしてその中で、ここでイエス様が言っているような妊婦の方とかミオモの人が苦しむような悲惨な出来事が起こっていたわけです。
旧約聖書なんか読むとですね、エレミア書なんか読んでも、このバビロン保守の前後にもですね、そのような悲惨なことが起こっています。
とにかくイエス様の時代にこの言葉を聞いた人は、今起こっているこのローマとユダヤの戦争の中での出来事だということに思い至るわけなんですね。
そして実際、このイエス様が語られた後のですね、西暦70年にこのエルサレム神殿がですね、ローマ軍によって完全に破壊されてしまう。
そしてイエス様がおっしゃったこの美しい神殿も石が一個も積み上がることがないほど粉砕されるという出来事が実現したわけなんですね。
その中で私たちが気をつけなきゃいけないこと、その後イエス様はですね、その戦争があっても終わりではないとおっしゃいました。
さらにその後イエス様は、地震やキキンの頻発、それさえも世の終わりではないと言うんですね。
当時地震も頻発していてですね、別の福音書には地震が起こってこの塔が倒れてギリシャ人が死んだとかということも言及されています。
そしてキキンも至る所で起こっていました。
でもそれらが頻発していてもですね、イエス様は世の終わりではないと言うんです。
その上でイエス様は弟子たちに、そして私たちにもこのように言うんですね。
人に惑わされないように気をつけなさい。今こそこの世が終わっているとかですね。
私こそキリストだ、私が本当の預言者だというものが現れても惑わされないように気をつけなさいとイエス様は弟子たちに、そして各時代の人たちに私たちにもこう告げておられるわけです。
一番最後ですね、迫害と福音宣教というところを見ていきましょう。
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イエス様は旧説でこのように言われました。
あなた方は用心していなさい。人々はあなた方を地方法院に引き渡します。
あなた方は街道で打ち叩かれ、私のために総督たちや王たちの前に立たされます。そのようにして彼らに証をするのです。
この旧説から13説ではイエス様の弟子たちを含めて弟子たちを受ける迫害について語られています。
参考までにこの地方法院というのは今までエルサレム神殿でイエス様が敵対していたサンヘドリンのことです。
立法学者やサドカイ人とかその当時の宗教と政治の中心でしたね。
国会議事堂であり国会でありまた最高裁判所であった。
皆さんがご存知のようにこのメッセージを聞いていたペテロをはじめ人たちは
人の働きを見れば福音を語ったことによってこのサンヘドリンに連れて行かれて尋問されるわけですね。
詳しくはありませんがこの中で大事なことが特に2つあります。
その文脈の中で迫害が必ず起こる。しかしその中でイエス様がこう言うんですね。13章10節から11節。
まず福音が全ての民族に述べ伝えられなければなりません。
人々があなた方を捉えて引き渡すとき何を話そうかと前もって心配するのはやめなさい。
ここから読んでみましょう。ただその時あなた方に与えられることを話しなさい。話すのはあなた方ではなく精霊です。
大事なことは2つ。それはですねこのようなまず最初に人たちが迫害されますけれどもこれペテロの絵ですけれども
そういう中で彼がサンヘドリンでの証またエルサレムでの証を通して全ての民族に福音が述べ伝えられていく。述べ伝えられなければならない。
そしてそれが今に至るまで脈々と続いているということです。
もう一つ大事なことは話すのはあなた方ではなく精霊です。
ここで直接にはサンヘドリンに引き渡された時に何を話すのか心配しなくて良い。前もって準備しなくて良い。与えられる。
なぜかそれは話すのはあなた方ではなく精霊です。
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あなた方というのはゲリシャ語では普通書かない代名詞英語でいう複数の言うという言葉がわざわざ入っている。
だからイエス多摩は強くあなたではなくて精霊が話す。だから心配するなと言ってるんですね。
これエルグレコの書いた精霊降臨の絵ですけれども皆さんご存知のように使徒の働きでペテロはそして弟子たちは精霊を受けて大胆に福音を語っていったわけですね。
このように迫害が起こりながら福音が前進する。そしてそれは人たちの時代から始まって今に至るまで世界各地で続いていることです。
私たちの日本ではそういうことがありませんがイスラム圏なり地域では共産圏のようなところではまだクリスチャンに対する迫害が起こっていてしかしその中で文字通り精霊によって福音が明かしされるということが起こっているわけなんです。
繰り返しになりますけれども今まで見てきたこと、この戦争や危機や災害これらのことはイエス様の時代から今に至るまでこの御言葉に触れる全ての人、あらゆる場所において起こっていることなんです。
でもその中でイエス様は実は来週見るんですけれども、まだ終わりではないと言うんです。本当の終わりはこういうものだということを告げるんです。
そしてその中でイエス様は私たちがもし試練があってまた心を惑わされるような奇跡を起こすようなあるいは何かメッセージがあっても私たちに弟子たちに聞くべきと同じメッセージを語るわけなんです。それがこれですよね。
人に惑わされないように気をつけなさい。うろたえてはいけません。そういうことは必ず起こりますがまだ終わりではありません。最後まで忍ぶ人は救われます。
まあ今日はどっちかというとですね少し重い話になりましたけれども、その中で来週見ますけれども本当のイエス様が言うところのこの世が完成する時ということはこういうものだということをイエス様は語ります。
話前後しますけれどもここまでのことはですね実はイエス様の時代にメッセージを聞いていた彼らにとっても起こっていること、起こったことなんですね。それは今の私たちにとってももう起こっていることだしある意味起こったことなんです。
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でもまだ終わりではない。だから惑わされないように。用心していなさい。そうイエス様は語られるわけです。その中で私たちは忍んでいく。そのようなことをイエス様が願っておられます。
そして将来に対してこういう希望があるということをですね来週見るこの省目視力の後半の部分でともに見ていきたいと思います。お祈りしましょう。
天の神様皆を賛美いたします。これらの御言葉、センセーショナルな言葉であって世の終わりが今来ているとそのようなメッセージを聞くことも私たちはありますけれどもどうぞ私たちがイエス様ご自身の御言葉を真に聞いて惑わされないようにどうか私たちを守ってください。
しっかりその中でまだ終わりが来ないといって生活するのではなくて、実はもうすでに終わりの時代も始まっている。そのような緊張感を持ちながらまたあなたの来臨を待ち望んであなたに従っていく。そのようなものでいることができるようにどうか導いてください。
これらの御言葉をあなたがいただけたことを感謝し、またあなたがそれを知る知恵も御精霊によって授けてくださること、この時代を見る知恵も御言葉と御精霊によって授けてくださることを信じて、私たちの救い主シュイエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。
それではしばらく1分ほど黙祷して神様に答える時間を持ちましょう。
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