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112|博多の秋の風物詩、筥崎宮の「放生会」(12~18日)。期間中に行われる行事「幕出し」で歌われる歌を、博多町人文化連盟の2人が披露します。
2026-09-17 09:25

112|博多の秋の風物詩、筥崎宮の「放生会」(12~18日)。期間中に行われる行事「幕出し」で歌われる歌を、博多町人文化連盟の2人が披露します。

博多弁とひと口に言っても、若者が使うものから古くから代々引き継がれてきたものまでさまざまです。

しかし、古い博多言葉を使う人は年々減っており、いつの日にか失われてしまうのではないか、と心配にもなります。

そこで、地元文化の継承に取り組む女性グループ「博多ごりょんさん・女性の会」のメンバーに、古いけれどまだ失われていない博多弁を使って、博多の四季や歴史、しきたりや縁起担ぎなどを語っていただきたいと思います。

博多の言葉で伝統や年中行事、祭りなどを語る「ごりょんさん 博多のおと」。3回連続で筥崎宮「放生会」を紹介します。その2回目。

◆出演:徳安和美(博多ごりょんさん・女性の会)、中山陽子(博多ごりょんさん・女性の会)、塩田芳久(MC/報道センター文化セクション)/音声編集:中富一史(販売部)

◆収録日:2026年8月20日

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西日本新聞 Podcast
みなさんこんにちは。音声メディア西日本新聞 Podcast ゴレオンさん博多の音の時間です。
水筒、とつけもなか、八百居館など博多でずっと使われている言葉を、博多の生花のおかみさん、ゴレオンさんたちに語っていただきながら、風俗や風習、お祭りなどについてみんなで学んでいく番組です。
今日も博多ゴレオンさん女性の会の徳安和美さんと中山陽子さんにおいでいただきまして、先週に引き続きまして、方丈屋について語っていただこうと思います。
私が司会の西日本新聞報道センター塩田よしひさです。 じゃあ徳安さんよろしくお願いします。
まあ良か音やね、あのちゃんぽんの音。今日が方丈屋で。
そうですね。はい、徳安です。こんにちは。
中山さんです。
はい、じゃあ中山さんちょっとこのちゃんぽんにまとわる俳句がよろしくお願いします。
ちゃんぽんの良か音を聞く今日は方丈屋。
そうですね。いよいよ方丈屋ですね。
はい、今ですね、中山さんがちゃんぽんの良か音がしようと言いちゃった。
ちゃんぽんってあの食べるちゃんぽんって、よその人は言いちゃうかもしれんぱってん。
博多ではですね、あのほら宇多丸のビードロを吹く女っていう有名な浮世絵がありましたでしょ。
あのガラスの楽器のことを博多ではちゃんぽんって言うんですよ。
鳴るようとがほら、ちゃんぽん、ちゃんぽんって聞こえますでしょ。
それっきり博多の人はそういう風に言い寄ります。
はい、そしてあのちゃんぽんと一緒にあの箱崎宮ではとっても有名なお土産でおはじきっていうのがあります。
これは博多人形師の方たちが博多人形の土で作ったおはじき。
もうその年その年のテーマを作ってみたりとか、
黒田永政さんの顔は作ってみたりとか、博多の名物のあの福岡タワーは作ってみたりとか、いろいろ工夫凝らしちゃったですよ。
そういう博多の名所やら名物が見れる大人気で、これがちょっと今ですね、あのすぐに売り切れるもんやけん。
注文でもう売り切れたらおしまいになりますっていう売り方してあります。
それからちゃんぽんは残念なことにもう作りき人がおらしゃれんとですよ。
世間公言してもうちゃんぽんもっと家の人が大事にしよんしゃって、伝えるものとして残しとんしゃっていう形になっております。
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さあ今日もですね、引き続きお約束した通り先週に引き続き西島さん、下澤さんという長任文化連盟の方に来ていただいております。
西島さんはお父様が超有名な、バリ有名なグラフィックデザイナーでいらっしゃいました。
それこそ博多にずいぶん貢献なさった方で、博多の街を歩き寄りに来たら、大っかいこの亡くなった西島勲先生のグラフィックデザイナーのデザインによる絵に出会うという地下鉄のデザインマークもそうですけども、そういう有名な方です。
マカッチャもですね、そうですもんね、マカッチャ、ヨカネミンゲタですもん。
そしてその西島先生とも、盟友で、ヨカ相棒で博多人形を世に広めたりとか、販売も広めたりとか、それから博多のいろんな博多織りとか、
博多の土産物を観光客の方にどんどん提供なさったりした、博千というお店の2代目でいらっしゃいます、下澤さんに今日来ていただいております。
さあお二人、この間幕出しの話をしていただきましたわって、あれね、博多の松原があったときに、松原にずっと幕を張って、中で博多の人たちがお料理やら衣装やら持ち込んで、そして三味線弾いたり歌うたったりして楽しんだとよって、
バッテンカノーを置かれたりして、いま博多宮の中の生命伝というところをお借りして、みんなで楽しみようとよってお話してありました。
で、幕出しするときに道中場、博多の三道場、博多宮の三道場、道中場ずっと歩くと言われちゃったですよね。
あの格好がもう粋ですもん。本当に格好がとっても粋で、片袖を縫いで、そしてちょっとしりっぱ処理した着物で、捨てデコで、旅とあれは造理、黒旅と、
そして手のごいは?
手のごいは端巻きにする。
山のときと違って、手のごいは幅をちょっとつけて巻いちゃうですかね。それとも山のごとくりくりくりとひねって。
そうですね。だいたい。
ひねって。いやもうあれ粋がねえと思いました。格好抜かですもんね。
で後ろに女の人も従いとんしゃるでしょ。今美人も昔美人もね。
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綺麗か人だけ。
綺麗か人だけ。あれのあるとですね、基準の。だって大体博多美人って言いますもんね。博多美人のそれをどうやら言うてやんしゃっけんね。よそはみんなね。
そっか。じゃあ実はですね、うちの会のいつも出てやりよんしゃ中山さんが、もう大の博多長持歌のファンで、
ぜひ、もうぜひお二人に歌うていただきたかって切に切に希望しとんしゃったんですよ。
じゃけん。よかったら、長持歌は歌うてもろうでよかでしょうか。
はい、それでは聴人文化連盟のお二人、下澤さんと西島さんに博多長持歌、よろしくお願いいたします。
千代の苗、千代の松原。
やれやれ。
ここは函崎。
やれやれ。
ほいほい。
ろうろうと歌い上げて下さいましたのは聴人文化連盟の下澤さん。そして素晴らしい掛け声をかけて下さいましたのが西島さんです。本当どうもありがとうございました。
ありがとうございました。失礼いたしました。
今はどうでしょう。この長持歌っていうのが博多の結婚式の中で歌われるのかな。
これに乗って入場してくる花嫁さんってどんなに素敵なんだろうなって思ってありました。
本当に博多の風情が残ってて素晴らしい歌でした。ぜひ皆さん大事に聴いてください。
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