今回は担当者が語るベニザラの裏側と題しまして、読者や投稿者の方が知らないあれこれをベニザラ担当ディスクの伊藤さんに伺います。
まず伊藤さん、このベニザラの洗浄もされてるってことなんですけれど、具体的にこれ投稿どんな流れで選んだりお仕事されてるんでしょうか。
毎日ですね、読者の方から封書であったりとか、あとメール、ファックス、あとQRコードからも申し込みができるので、そこで投稿を受け付けています。
朝私が出社しまして、その1日の投稿をまとめて、選ぶのは大体1週間に1度ぐらいにしてるんですけれども、1週間に1度、だから大体月に200通くらい来るので、1週間だと50通ぐらいなんですけど、
50通をまとめて読んで、基本的には翌週掲載する文を選ぶという形にしてます。
もちろん話題によっては早く載せたほうがいいときはちょっと前の方に載せたりとかはしますけども、基本そういう流れでやっています。
そしたら毎月、作品で言うと何作品ぐらい投稿載ってるんですかね。
載る数は大体月50本ぐらいなんです。だから200通ですので4分の1ぐらいしか掲載できないんですけど、そこは本当に皆さんに申し訳なく思ってます。
なるほどですね。これ選ぶのもなかなか大変というか、特に投稿者とか読者の方が気になっているのは採用するときのどういうポイントで選んでるのかなというところだと思うんですけど、伊藤さんどんなことに着目してられるんですかね。
そうですね。まず最初にもちろん具体的なお話、エピソードがあるものにしています。やはりちょっと抽象的だと中々内容がイメージできないので。
ただ、紅皿はどちらかというと女性の投稿欄なので具体的なお話が多いのであまりその抽象的なお話は少ないんですけども、まずそこが1点ですね。
私が一番重要視しているのが、私だけじゃなくてその紅皿を投稿を読んだ方が共感を抱いていただけるかというところをすごく大事にしています。
だから多少ですね、表現が拙かったりとか言葉間違ってたりとかしても、そこはもうこちらで直せるので、その思いというか共感を呼ぶかどうかというのをすごく大事にしていて、その思いをぜひ言葉にしていただきたいんですけど、具体的にお話しした方が分かりやすいと思うので。
一つ具体例を過去に載った作品をご紹介したいと思うんですけども、多くが家族のことを描かれる方が多いんですけども、これは以前ですね、年鑑賞という紅皿の年鑑賞を選んでるんですけども、それに選ばれた作品で、クルメにお住まいの50代の女性の方が描かれた紅皿なんですけども、お母様を亡くされたんですけども、
女性はですね、耳に障害があるので、いわゆる聴覚障害なんですけども、そのお母さんとの日々を綴ったですね、紅皿でお母様が亡くなられてですね、霊休者で最後お母様を仮装版に送るところをずっと描かれてるんですけども、ちょっと少しだけ抜粋しておりますね。
母も60代後半で進行性の病が判明し、死に方も生き方なのよと潔く数年で言った。仮装版への道に老学校があり、霊休者をろ方に止めてもらった。手探りで言葉を覚えた。母との二人三脚。泣いた日、笑った日、愛情に満ちていた。
女主席に父がいて、棺の横には私。静かに流れる時間。最後の締めの部分ですけども、霊休者が発射し、第2のスタートがここから始まる。送ることが最後の親孝行。棺を撫でたという紅皿で、これ棺を撫でたというタイトルなんですけども、すごくそのお母様への、もちろん悲しみあるんですけども、単に悲しいというふうに書いてるだけじゃなくて、
うまいこと自分の中で悲しみを見つめてですね、言葉にしているというところがすごく、私本当にこの投稿を読んだ時感動して、年間賞にも、もちろん候補として挙げた作品でもあるんですけども、こういうふうにですね、具体的になんかその自分の喜怒哀楽をですね、むしろそれが業界にあふれてるんですけど、それをうまいこと言葉に表現されているところ、そういう作品がすごく大好きで、それをよく選んでます。
そうですね、今の作品もそうですけど、ショートムービーみたいな情景が目に浮かぶ感じがしますよね、本当に。
そうですね、まさしくショートムービーというかテレビドラマのような場面が浮かぶのがすごくいいビジネスだったなというふうに思っています。
そうですね、やっぱりこのコーナーファンの方もすごく多いですし、なんか読んでいてすごく心に残るものが結構読者として見てても思いますね。
結構、こうした自分のエピソードの他に季節物みたいなのも、季節に合わせたお話とかも結構多いかと思うんですけど、こちらはどうですか、季節物だとちょっと取り上げたくなるとか。
もちろんあって、今の時期だと例えば紫陽花のことを描かれてくる作品だとか、もうすぐは夏休みになるので、子供たち夏休みになるので、夏休みに孫に会うのが楽しみだとか、そういう季節を感じられるものもすごく大事にしています。
なるほどですね。一方で毎月いっぱい送られてきて、乗るまでに時間がちょっと経ったりとかするから、季節物で今送ってきてもらって、今の時期にはぴったりだけど、ちょっと乗る頃には外れてしまうかもみたいな。
そうなんですよね。そこが悩ましいところで、とってもいい作品で、でもちょっと時期がずれちゃうなという時は、シルエットを載せることもあるんですけど、なるべく早め早めを見越して投稿していただけると嬉しいかなと思います。
これはなかなか投稿者の方が知りたいポイントですよね。ありがとうございます。先ほど年間賞の話もありましたけど、紅皿ってこうやって掲載されているものの中からさらに寄りすぐりの作品が月間賞とか年間賞というものとして紹介されるんですけれど、まずこの月間賞はどうやって選んでるんですか?
月間賞は私が選ばさせていただいてて、今言ったようなすごくとてもいい作品だなと思ったのを心に留めておいて、基本的には長官から一本、有官から一本って選んでるんですけど、時々実はそうじゃない時があって、例えば少し前になんですけども、小学生の投稿がついた時があって、
2つの作品ともよくて、その時は長官だったんですけど、長官2本載せたりということもありました。
月間賞も月によってこの作品もいい、この作品もいいみたいな、いっぱい候補があって悩む時もありそうですよね。
そうなんですね、だからなるべくできればたくさんの方に月間賞を取っていただきたいので、なるべくかぶらないように同じ方をそんなに続けて選ばないようにはしてるんですけど、やっぱりこの作品はすごくいいからやはり続けて選ぶということもありますね。そこが先行基準の一つです。
ありがとうございます。次に年間賞なんですけど、年間賞は必ずしも月間賞を取った作品が年間賞になるというわけでもないんですよね。どう選び方をまた教えてもらいたいんですか。
年間賞の選び方はですね、今私が所属している報道センターのクラシアンというチームがあるんですけど、もちろん黒田さんもそこに入っていただいてるんですけど、
そのクラシアンのメンバーもちろん複数いるんですけど、それぞれのメンバーが年間通じてだいたい500〜600つ掲載されているので、その中から自分が一番いいなと思う作品を3つベスト3をですね、選んでいただいて、
それをクラシアンのメンバーでみんなで持ち寄って12作品に絞るというところが一次選考でやっています。
二次選考というか最終選考になるんですけど、その12作品は今度はですね、弊社の編集局の編集局長以下ですね、幹部これも十数人いるんですけども、
その方たちにその12作品の中から3つ選んでいただいて、その中で一番得票が多かった3作品を年間賞に選んでいます。
最初の3つの作品を選ぶ時には黒田さんも参加していただきました。
選びました。昨年の2025年の年間賞選び初めて参加させてもらって、それで改めて読み直すと本当にどれも良くて悩みますよね。
そうなんですね。残念ながら今回12作品に残った作品はどれも素晴らしい作品で、具体的にはさすがに申し上げられないんですけど、年間賞を取ってもおかしくない作品ばかりだったと思います。
でも今回あれなんですよね、黒田さんが選んだ3作品のうちの2作品が年間賞となれたんですよね。
そうなんです。
さすが見る目ありますね。
とても嬉しかったです。具体的にはマナヤ君おめでとうという作品としわしわの手という作品で、
どっちもさっきから伺ってたように本当にショートムービーみたいな、自分の経験じゃないのに自分の家族とかで想像できちゃうような、それだけすごく上手に書いていらっしゃるっていうのもあるんでしょうけど、
本当に共感して思わず泣きたくなるぐらいのすごい良い作品でした。
今から来年、来年というか今年か、今年の年間賞を選ぶのも楽しみにしてまして。
はい、ちょっと失礼な言い方かもしれないんですけど、いつも私同じ長官にはデスク日記という、デスクは書いているコラムが載るんですけど、そこと読み比べて、
今日はベニーズ・ランヌーが面白いなとか、今日は引き分けだなとか、そう思いながらちょっと読むのを楽しみにしていただければいいかなとちょっと思ってます。
そうですね、本当に記者も花時計というコラムがあるんですけど、私もたまに回ってきて書くんですけど、やっぱり負けられないなみたいな、ちょっと頑張って書かないとなっていうプレッシャーと気持ちの良いプレッシャーを感じますよね。
ぜひ、励みにして頑張ってください。