新規採用教師の悩みの概要
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は273回、新規採用の先生のお悩みをAIで整理してみた、というタイトルでお届けしたいと思います。
私は先日、自作自演模擬授業動画というのを作りまして、
ご希望になる方に、Googleフォームで申し込んでいただいて、申し込んだ人にYouTubeのリンクをお教えするという、そういう方法で模擬授業動画の公開を行いました。
この模擬授業動画、自作自演なんですけど、授業中のやり取りを、私自身が自作自演しながら、画面共有でプリント等を移しながら展開していくものです。
特に今回は、古典の授業、古文ですね。古文の授業をどうやって教えてらっしゃるんですか、という若手の先生の質問にお答えしたもので、
先日もこのポッドキャストで配信しました。それが好評で、215名の方にアクセスして注文というか、リンクをダウンロードしていただきまして、
大変自分も予想外の反応にびっくりしているわけですけれども、やっぱり皆さん授業の悩みがあるんだなと思って、
いつも悩んでるから一緒かって思いながら、私もどうしてこういうことをしようかなと思ったのは、
自分は長居田教員をやっていて、これが絶対だっていうような方法は持っていませんけれど、
やっぱり進路医学校でずっと勤めてきた経験があるので、そのノウハウっていうのが積み上がっているなって自分で思う場面が多々ありますし、
今、中高男子校一貫校というところで勤務してるんだけど、男の子を教えるっていうのは本当に異性だし、パワーもあるし圧も高いし、
しかも男の子ばっかりの教室で教える、思春期の難しい生徒を教えるっていうのは結構難易度の高い生徒たちだと思うんですよね。
そういった実態でも、なんとかアクセントをしながら、自分なりのやり方で生徒と心を通わせながら授業ができているので、
やっぱり苦労してきた甲斐があって、いろんな技をいっぱい持ってるなっていうように思ったこともあるので、
これをXとか読んでたらいろいろ苦しんでいらっしゃる先生もたくさんいるので、どうにかそのノウハウをお伝えして、
授業ってやっぱり楽しいじゃないですか。授業は楽しいし、生徒が成長することが喜びだっていうふうに思ってもらえるような、
その一助となれば幸いだなと思って、自作自演模擬動画っていうのを作りました。
やっぱり人っていうのは、感謝されるっていうのは本当に生きがいだったりするわけじゃないですか。
私が苦労してきたことが、これで役に立ったと、ヒントになったと、ちょっとした自分の励ましになったって言ってもらえることが、
私が今まで一生懸命頑張ってきたことに対する評価でもあるので、そういうことを言ってもらえるのは嬉しいので、
ちょっと作ってみたわけなんですけれども、他にもどういう動画を作ったらいいのかなということで、
ある知り合いの先生に相談したところ、震災の悩みの先生のデータをくださったんで、それをノートブックLMに落とし込んで分析してもらいました。
そしたらいろいろ、こういうことを悩んでるんだなっていうのがわかりまして、
例えば、やっぱりね、しんどい学校に赴任する先生もいらっしゃるので、生徒の学習意欲ですね。
この学習意欲が低くて、なかなか対応できないし、基礎学力も低いから、その学力差についても対応できてないという、
そういう生徒の学習意欲の低さ、基礎学力の低さについての問題、これを感じていらっしゃる先生が結構多かったですね。
これも私自身が本当に長年苦しんできたり、課題だなと思ってきたことだったんで、これもいつかお話できればいいかなと思うんだけど、
解決方法としては、学力低くてもその子自身が主体的になれるかどうかが大きいと思います。
この生徒が主体的になって一生懸命頑張って言葉で考えているっていう状態を作り出せれば、
後からいろんなことがついてくるので、やっぱりその子が主体的に一生懸命取り組めるような授業をいかに自分が作り出すかっていうことが一番大きいなと思っています。
それから2番目に、授業の運営方法、指導方法について課題を持っていらっしゃる先生が多かったですね。
例えば、授業規律であるとか、教師としての立ち振る舞い、言葉掛け、メリハリのつけ方、
それからずっと講義ばっかりして、生徒に対してフィードバックしてあげられないとか、
版書でずっと書いていて、それを移すような授業になっちゃうとか、
そういった授業の展開の仕方とか、指導方法ということについて、課題を感じていらっしゃる先生が多かったなというふうに思います。
授業規律の作り方については、これはもう本当に生徒指導的な問題だったりするので、
国語の前に授業規律というのを完成させないといけないと思うんだけど、
授業規律についての動画も作ってもいいかなと思ってますし、
それから授業の展開の仕方についても、基礎編と応用編というふうに分けて、
授業展開についての自作自演動画を作ってもいいかなと思っています。
それから3番目に、ICT活用についてのお悩みが多かったですね。
この審査員の先生方は、ICTをガツガツに使うときに高校時代を送っていたわけではないと思うので、
ICTのイメージがあまりできていないのかもしれません。
ICTをちゃんと活用するというイメージができていないというようなことを思っていらっしゃるようでしたけど、
結局これはモデルをちゃんとたくさん数多く見るということがとても大事だと思うので、
ICT活用の実践例にたくさん触れることが大事だと思っています。
それから4番目に、自分自身の知識や専門性が不足しているという課題感を持っていらっしゃる先生が、
ICT活用の重要性
まあまあいらっしゃいましたね。自分の広告力が不足しているとか、専門性が不十分だとか、
そういったことを自分自身の問題として本当に重く感じていらっしゃる先生が多かったですね。
これはね、はっきり言っていつでも取り返せるので、一生懸命教材研究すればいいと思うんですけど、
やみくもに教材研究をする時期というのは本当に大事だなと思うので、
そういったこともお伝えできればいいかなと思っています。
あと、教材研究仲間ってとても大事ですね。
私なんか今日も明日も授業堂オンライン交流会開いてるんだけど、
そこに参加していらっしゃる先生に刺激を受けて、私も本当に勉強になっているので、
学びを共にする人というのはとても大事だと思っています。
それから5番目に、授業の質っていうのにね、果たして自分がちゃんとできてるのかとか、
この授業でいいのかって、そういうことについて、
すごい不明瞭でもやもやしているという、そういうふうな疑問をお持ちでした。
まあ多分ね、結構比較的安定している生徒だと、ちゃんと授業聞くんで、
本当にこれでいいのかどうか不安になるとか、
本当にこれで面白いのか不安になるとか、
一斉指導とかやって、生徒が本当に面白いのかどうか不安になるということで、
これはある程度、安定して落ち着いた学校、学力が高い学校にお勤めの方の不安じゃないかなと思いますね。
学力があまり乏しかったり、勉強についてあまり前向きでない生徒は、
面白くなかったらすぐ分かる。面白くなかったらもう全然集中しないんで、一目瞭然です。
けど落ち着いている学校では、授業が面白くなくてもじっとおとなしく座ってるんで、
果たしていいのかどうか分かんないというのはあると思いますね。
そういったことについて、私はおとなしくじっと聞いているという、
そういうふうな状態で授業をしたことがあまりたくさんないんで、分かんないんだけど、
これはね、生徒に、探索文とかでいいから、生徒に書かせてみれば一目瞭然ですよね。
振り返りとかもね、書かせたら一目瞭然で、本当に面白くなかったら、
文切り型の定型文しか書いてきてない、書いてこないんで、生徒に書かせてみれば、
自分の授業の質が問われる。まずかったなということはすぐ分かりますね。
ということで審査員の先生のお悩みについて、5項目についてAIが分析してくれました。
このことについて自分もどういうふうな切り口で自作自演授業動画を作ろうかっていうのを、
もう少し自分の中でAIと壁打ちしながら分析して、授業動画、自作自演授業動画、夏休みも来ているので、
自分も最大のミッションというふうに考えて作ってみたいと思っています。
でも本当に今振り返ってみて実感するのは、自作自演動画を作成するのに、
このポッドキャスト配信で鍛えた話し方っていうのがすごく役に立ってますね。
本当に自作自演動画を作るときに割にスムーズに録画ができる。
これは自分の話し方がある程度鍛えてきたっていうことが生きてるなと思います。
ということで、私自身も自作自演模擬授業動画っていう新たなステージを得て、
もっともっと自分を磨いていきたいなと思っています。
それでは今日の配信はここまでです。
聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。