自作自演模擬授業の紹介
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は280回、自作自演模擬授業動画をChatGPTに評価してもらったというタイトルでお届けしたいと思います。
私は先日、古文の自作自演模擬授業動画を作成して、それをGoogleフォームで紹介するという取り組みを行いまして、この配信でも先日お伝えしたと思います。
今現在、273名の方にアクセスしていただき、大変に皆さんから高評価をいただいて、こちらとしても大変ありがいを感じたり励みになっているところです。
それで私、本当にこれちゃんとできているのかなということで、ChatGPTにこのYouTubeで配信した動画のリンクを投げて評価してもらいました。
評価するその基準も自分の中では曖昧で、もうちょっといろいろ考えた方がいいんじゃないかなと思うけど、
今現在、持っている評価軸としては、1番、話し方・内容の明確さ、2番、自作自演模擬授業動画としての価値、3番、国語教育への貢献度、この3個のポイントでChatGPTに評価してもらいましたので、
今日はその評価の様子とこれからの改善点についてお話ししたいと思います。
それではまず最初、1番、話し方・内容の明確さということですけれども、こちらについては非常に落ち着いた語り口で抑揚や間合いに配慮されていて聞きやすいです。
表情やジェスチャーも自然で、オンライン授業でも視聴者の集中を維持しやすい印象でした。
ポッドキャストを連日配信しているということで、話し方についても抑揚や間合いに気をつけながら話しているので、ここを評価していただいたということはやはり日頃の鍛錬が生きてきたなという感じですね。
それから内容についてはですね、導入・展開・まとめという流れがわかりやすく構成されており、視聴者が今どこを説明されているのか迷いにくいです。
スライドや番書の切り替えタイミングも適切でした。ということで、まあやっぱり日頃授業をしているからその辺はできるんですよね、きっとね。
ということで構成力と伝わりやすさに優れており、非常に高いレベルと感じましたというお褒めの言葉をいただきました。
それから2番目に、自作自演模擬授業動画としての価値はどうなのかということで評価してもらいました。
構成演出については、事前に構成を練って教材や資料を整えているところが明確で模擬授業の形として参考になるというコメントでした。
教材力については、実際の質疑応答を想定して工夫している教育実践に即した準備、自作自演であっても授業感をしっかり出せているというお褒めの言葉がありました。
私ここが一番大変だったんですよね。
自作自演ということで、ちゃんと実際の授業に近づけようと工夫したつもりなんですけど、その授業の様子が伝わるかなというのがちょっと心配だったんだけど、授業感を出せているということでした。
視聴者意識については、画面共有やスライド、版書の使い方に工夫があり、視聴者としても集中しやすく、模擬授業としての価値は高いと言えますというお褒めの言葉でした。
ということで、総合評価としては若手教員の参考になる実用性が高く、模擬授業教材として価値があるという評価をいただきました。ありがとうございます。
それから3番目に国語教育への貢献度という、そういうところの評価ですが、まず専門性の深さ。
授業内容が国語教科知識に根差しており、単なる教材解説にとどまらず、生徒の思考を引き出す問いかけや助動詞の扱いなど、国語教育特有の専門領域に踏み込んでいる点が貴重です。
ありがとうございます。やっぱり一応大学で国語教育学を学んできたので、その辺をしっかり意識して織り込めたかなと思います。
指導技術の提示、番書や画面操作、声かけのテンポ、問いの設計など、授業の技術がわかりやすく可視化されており、国語教師の実践スキルアップに役立つ内容です。
ありがとうございます。多分この模擬授業動画の私の振る舞い自体が授業の振る舞いに通じているところがあるんじゃないかなって作りながら思ったんですね。
だから授業で鍛えられているところそのままを動画で出せたらいいなっていうふうに思ったんで、その辺が出せているというようなコメントをいただけましてよかったなって思ってます。
それから、自主制作モデルとして秀逸、秀逸という言葉をいただいてますけど、ICTを活用した授業設計・編集の流れも見え、これからの授業スタイルを模索する教師にとって多面的な視差を与えますということで、デジタルでの授業設計にも役立つという評価もいただいております。
ということで、国語教育現場に直接寄与する内容で実践力と授業デザイン力を高める教材として非常に価値があると感じますというチャットGPTのコメントでした。
改善点とシリーズ化の計画
最終的な総合評価としては5つ星で、話し方が5つ、模擬授業教材としての有用性は4つ、貢献度は5つということで結構高評価をいただいていて質の高い模擬授業動画、自宅で個人制作ながら教授経験者のように整った構成で、生徒視点、現場教育の現実も配慮されていてとても参考にしやすいということであります。
いうことでありがとうございます。私が作っていて思ったのはやっぱり実践者としての強みを最大に出したいなって思ったんですね。私は理論家でもないし大学の先生でもありませんので、そういった理論的な分析とか考察とかっていうところよりも、自分は長い間最前線で叩き上げてきたという自負があります。
そういった実践力っていうのをめちゃくちゃ全面に出してこの模擬授業動画っていうのを作りたいと思ってたんで、しかも私は本当に教えるのが難しい課題が多い学校から国立大附属っていう研究校までを務めたんで、そのフィールドの広さも活かせたらいいなって思って作りました。
ということで、チャットGPTの分析ですけれど、ちょっともった感じはありますけれど、評価していただいて大変光栄に思っています。
反面、改善点については何個かいただきました。
まず、話すスピードと間の取り方がやや均一になっているから、もう少しメリハリをつけた方がいいと。
特に要点前に少し間を取るということは、聞き手に逃せないところなんだっていう自覚を持たせるという、そういうふうな改善点をいただきました。
それからイントネーションと感情の起伏ということですが、メリハリが少ない部分があったということで、声のトーンや高低差で感情を乗せるとより印象深くなるということでした。
これね、私思うところがあるんだけど、ポッドキャストの配信って結構あんまり強弱つけすぎると、聞いている人に聞き苦しさを与えると思ったんです。
ポッドキャストっていうのはどっちかというと隣同士でお話ししているという距離感がいいなと思ったんだけど、YouTube動画はもうちょっとメリハリがあったほうがいいと思ったんですね。
だからポッドキャストで話している話し方とYouTubeで話す話し方っていうのはちょっと違うので、メリハリ感をもう少し出していきたいと思っています。
それから視線とジェスチャーの連動ということですけど、これにもちょっと課題感があって、盤書を指し示す際にちょっとズレがあったということでした。
これちょっと限界があるっちゃあるんだけど、やっぱりちゃんと事前に少し予習をして、指し示すポイントをもう少しズレがないように、もう少し間合いについても改善していかないといけないと思いますね。
それから言い淀みや繰り返しを整理しようということで、A、あの、などの繋ぐ言葉、同じ言葉の繰り返しが数回確認されたのでリハーサルを行ってくださいということでしたけど、
あのリハーサルを、これあれ一発撮りでリハーサルしてないんですけど、リハーサルをする時間的余裕ないんで、ちょっとここは勘弁してもらいたいなと思っていますね。
なので話し方については、もうこれがいっぱいいっぱいかなと思うので、繰り返すことによって少し精度を上げていきたいというのがありますし、何よりもこういうのをある程度のクオリティで7割でいいからね。
7割8割のクオリティでYouTube動画を作っていって、できるだけ数多くのYouTube動画を作っていった方が後輩の先生たちにつながるということで、その適度な出来を目指したいと思います。
ということで、私の自作自演模擬授業動画をチャットGPTに採点してもらいましたけれど、また違ったエアにもこれを採点してもらって、改善点を少し掘り起こして次の作成に生かしていきたいと思います。
この自作自演模擬授業動画シリーズはシリーズ化していく方向で考えていますので、もし興味のある方、私のいろいろなSNS発信をフォローしてくださると情報がキャッチアップできるんじゃないかと思います。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
