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皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育について、ゆるっと配信しています。
今日は、ICTの活用について、秒で復習テストを作成、BriskTeachingの可能性と題してお届けしたいと思います。
今、中学校2年生で、ハシレメロスに取り組んでいるわけですけれども、この本文を一読して、書読の感想を書かせて終了しました。
次の時間、何をしようかな、ちょっと面白いことをやりたいなと思って、本文をちゃんと読んだかどうか、テストを作成したいなって、ちらっと思ったわけです。
そこへ、つい最近、野中隼先生という鶴文化大学の先生に教えてもらった、BriskTeachingというアプリを使うことを思い立ちました。
これは、Googleワークスペースに、まず学校のね、Googleワークスペースにログインして始めるといいと思います。
ということで、まず1番、ご自身の学校の、学校の方でGoogleやってなかったら、ご自身のでいいと思うんですけど、ご自身のアカウントでChromeを立ち上げます。
そうしたら、Chromeの拡張機能というのに、BriskTeachingというのがあって、それを検索して、拡張機能に追加します。
このあたりについては、概要欄にそのやり方を説明した動画のリンクを貼っておきますので、ぜひご覧になって、Chromeの拡張機能にBriskTeachingを入れてみてください。
そうしたら、ちゃんとそのChromeの中に、BriskTeachingというアプリが仕込んでいる状態になります。
そうしたら、このChromeを開いて、そのまま、はしれメロスの本文をChromeのブラウザに表示します。
青空文句でもいいですし、PDFでもいいです。
はしれメロスの全部の本文をそこに載せます。
そしたら、右下の方に、BriskTeachingのBを文字ったような小さな黒いボタンが出てきます。
Bの形なんですけどね。
その右下の黒いボタンを押しますと、BriskTeachingが小さい窓で立ち上がります。
そして、クイズというところを選んだら、Googleフォームでクイズをバーッと作ってくれるんですね。
例えば、30個とか15個とか、その数も指定することができます。
いろいろこういうことをやってほしいと、カスタマイズも微妙にできるんですけど、
最初にやるときは、数を指定してやってみるというのが一番簡単でいいかなと思います。
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今回もはしれメロスでクイズを作ってもらいました。
30個かな?15個だったかもしれません。
後で概要欄にリンクを貼っておきますので、私が作った…違うな。
BriskTeachingが作ったはしれメロスの復習テストをご覧になったらと思います。
ここは結構AIが雑に作っていることが多いので、間違いが3か4つはあるんじゃないかと思いますので、
ご自身で間違いを直し、それから出席番号とか名前を書く欄を設ける。
そうすると後でどの子がどういう問題に答えたとか、あるいは答えてないとかチェックしやすいと思います。
それをURLをね、例えば生徒にGoogle Classroomだったら配信するとか、
ロイロノートだったらWebカードで配信するとかすれば、すぐに復習テストができるということになるわけです。
私は思ったのは、はしれメロス、やっぱり日本語というのは色んな文化の背景を持つような特殊な高度なハイコンテクストな言語なので、
どうしてもAIが読み取れない部分があるわけです。
そこでちょっと間違いを起こしちゃうので、やっぱり質問事項が全部適切だとは限らないので、そこは人のチェックがいるんだけれど、
逆に生徒に間違いを指摘させても面白いですね。
AIは間違いを良くします。皆さんこの質問のおかしいところがあったら言ってねって言ったら、結構生徒はよく発見しますよ。
先生ここおかしくないですか。これ本当に良い練習になると思うんですよね。
AIは嘘つきだっていうね。だからこれこのままベタっと貼り付けてもいいんじゃないかなと。
後で教員のチェックが必要になるとしても、これ嘘混じってますどこでしょうっていうような使い方も非常に生徒のAI活用能力を上げるんじゃないかなと思いましたね。
ということで、まじ秒で復習テストが作成できて、生徒もそれね夢中になってやるんですよ。
クリックすればいい、4択か3択の問題ばっかり作ってくれてたんですけど、
クリックすればOKって。でもちゃんと読んでないと絶対に答えられない問題なんで。
ものすごい夢中になって教科書とかをもう1回見直したりなんかして一生懸命やってました。
なのでちょっとした授業のスパイスにBRISKティーチングを活用した理解度テスト復習テストを取り入れてみてはいかがでしょうか。
BRISKティーチングについては井上かなめ先生っていうICT活用、AI活用でも全国的に有名な先生がいらっしゃいまして、その先生が詳しく説明しているので概要欄にリンクを貼っておきます。
井上かなめ先生とそれから先ほど紹介した鶴文化大学の野中先生がある研修会に行ってこのBRISKティーチングをご存知になったっていうエピソードがありまして、
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その時に野中先生と井上先生はこれはとんでもないものになるんじゃないかと。
知覚変動が起こるんじゃないかと。
そういうふうに興奮しながらお二人でお話しされながら、ご自宅に帰られたっていうエピソードを井上かなめ先生に教えていただきました。
ということで、病で復習テストを作成BRISKティーチングを紹介しましたけれども、もしかしたらこれがどんどん発達していったら、当然このBRISKティーチングにも入っているんですけれど、
生徒一人一人とチャットをしながら学びを深めていくとか、パフォーマンス課題を採点するとか、
先生の役目を勝手にやってくれるBRISKティーチング進化バージョンAI先生っていうのが誕生するんじゃないかと私は思います。
そうなった場合、私たちの仕事はどれほど奪われ、そしてAIに奪われない私たち教員のスキルって一体何なんだろうと。
こういうふうなことを考えましたね。
ということで今日は短めだったんですけど、病で復習テストを作成できるBRISKティーチングについて紹介しました。
それでは今日の配信はここまでです。
聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。