2025-01-20 10:49

121 Google Chromeの拡張機能「Brisk」を使ってみて感じた国語の授業の激震

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ちょっとタイトルが大げさですけど、私自身は激震が走りました。

国語の授業はもしかしたら、3年後、5年後、変わっているのかもしれません。

そして変わらない先生がごっそり置いて行かれるのかもしれない・・・と思ったのでした。

#国語教育 #大激震 #GoogleChrom #拡張機能 #Brisk #AI

 

 

サマリー

国語教育におけるデジタル化の進展を背景に、Google Chromeの拡張機能「Brisk Teaching」を使用した体験を通じて、教育現場の変化を探ります。AIによる教材作成や個別最適学習の可能性と共に、その課題や限界についても述べられています。

Brisk Teachingの体験
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育について、ゆるっと配信しています。
今日は、1月17日の金曜日の夜に、有名な鶴文化大学の野中先生が開いたオンライン勉強会、拡張機能「Brisk Teaching入門」に参加してきたことを報告したいと思います。
皆さん、聞き慣れないと思うんですけど、Brisk Teachingというのをご存知でしょうか?私は全く知らなくて、野中先生から4日くらい前にFacebookで告知があったときに初めて知りまして、一応拡張機能を入れといてくださいというお知らせがあったので、自分のGoogle Chromeというブラウザに拡張機能を仕込んでおき、バタバタ日常生活を過ごして、それで当日を迎えました。
当日は21時15分ログインだったんだけど、ちょっと家族のことでいろんなことをしていたら遅くなってしまって、15分遅れで参加したので、ちょっと途中からで要領を得ないところがあったんですけれど、その後復習しまして、色々と分かったことを今日お話ししたいと思います。
まず、このBrisk TeachingというのはGoogleの拡張機能に仕込まれたAIとなります。このAIにいろんなデータを読み込ませて、その読み込んだデータについて教育的ないろんなデータを生成してくれるわけですね。
例えば、スライドを作ってくれたりするんですけど、それも例えばですよ。私がブログを作ってるんですけど、そのブログページについて出してボタンをクリックしたら、勝手にブログについてのGoogleスライドを生成してくれるんです。ものすごい便利でしたね。
それから、例えば自分の授業案とかをパッと提示したら、そこにGoogleフォームで小テストも作成してくれるわけですね。ついでに自分の実践発表からシラバスも作ってくれたりとかして、驚くべきことがどんどんどんどん目の前で展開されていきました。
概要欄に私がこのことについていろいろ調べたことをざっくりとまとめてあるノートのリンクを貼っておきますので、詳しくはそちらをご覧ください。
ということで、本当にびっくりびっくりの感動をお届けしたいわけですけど、まず自分のこの手持ちの教材とかプリントとかワークシートとか、そういったものがすぐにテストになるとか、すぐにスライドになるとか、
それから何しようかなって授業案考えていたことがすぐにシラバスになって出されたり、ルーブリックがすぐにできたりっていうように、自分の開いたウェブページ、自分の開いたGoogleドキュメントにある資料、これをワンボタンクリックでいろんな形に上手に変化させて吐き出してくれるんですね。
テスト形式にしたい、ルーブリックが欲しい、スライド作りたい、極めつけは生徒に対してチャットボット一人一人作ってくれるっていう、そういう機能があったんですよ。
試しに私はこの間やったMiroのビーナスのプリントを読み込ませて、それでAI先生をやってもらいまして、それでいろいろと対話して学びを深めるコーチングをしてくれるわけですね、AIチャットボットが。
質問を向こうがしてくるから、それについてこっちが、いわゆる生徒でいうところの記述で回答していくわけですよ。当然のことながら、私はもう熟知しているので、全部答えて、それで一応目標到達までいったわけですけど、これ自由進路学習に使えるんじゃないかなって思いました。
ただ難点は、AIなんで英語で考えてるんで文章がおかしすぎるってことですね。途中何言ってるのかわからないので、私はのいちいち何言ってるかわかりません。何言ってるかわかりません。文章がおかしくて伝わりませんということを何回も何回も言いました。
なのでやっぱり日本語対応はちょっと難しいんじゃないかな。もうちょっとAIが進化しないと日本語対応は難しいと思います。そもそも日本語がハイコンテクストなんで、AIにとってはすごい難的だと思うんですよ。
なので、日本語のこの文章、特に高校の評論とかそういったものを読み解くのはちょっと難儀なんじゃないかなと思いました。
みろのビーナスもそこまで難しくないんだけど、一応難解なんで、変な答えがいっぱい、変なコーチングの答えがいっぱい返ってきて、私いちいち突っ込んでましたね。
それでも一応すべての学習課題到達することができました。なのでこれが進化していったら、かなり一人一人に質問を投げかけていって、一人一人が答えて、間違えたらそこでアシストが入って、わからなかったらわからないでリードしてくれてということで、ずっと考え続けながらチャットに打っていくという状態になるわけですよ。
学習目標がバーになって出るので、全部コンプリートしたらその子はその学習について一応学習目標が達成できたっていうことになるみたいで、もう一人一人がそのバーが全部右にスライドするまで取り組むっていうふうにすれば、かなり一生懸命その文章について読んで考える時間が確保されて、本当に自由進路学習、個別最適が測れるなっていうふうに思いました。
なので、このブリスクティーチングっていうAI、これからかなり進化していくと、日本語に対してもしっかり対応してくれると、国語の先生がこれにとって変わられるっていうような激進を私感じましたね。
未来の国語教育の展望
だけど、学力が高い子にとってはいいかなと思うんですけど、どれほどまで学力さんに対応してくれるかどうか、私、プログラミングとかAIのシステムとかあまり優れてないので、ちょっと読めないんですけど、
やっぱり本当に学力が難しい子たちに、先生がその子を見とって、どういう段階にこの子たちを導いていくのかなっていうのは、AIでは無理なんじゃないかなっていうところは大きいかなと思います。
というのも、AIは身体性は読めないじゃないですか。その子の身振り手振り言わんとしていること、入力以外の生徒の情報っていうのがないので、適切にその子それぞれに応答できるっていうふうには言えないと思うんですよ。
その身体とか表情とか身振り手振りとか、そういったものまで読み取ることができるようになれば、もうちょっとさらに精度の高いコーチングができるような気がするんだけれど。
うん。ちょっとまってよ。となると、AIスピーカーでその子の声の声の声の声の声とか、抑揚。あるいは、AIビデオカメラでその子の表情とか身振り手振りとかを読み込むことができるようになれば、さらにいろんな表情まで、まあ見とった上でコメントしてくれるようになるっていうことなんでしょうかね。
となると ますます先生がいらなくなっちゃうかな っていうふうな感じも思いましたね
ということで ブリスクティーチングについて ちょっと取り急ぎお知らせいたしました
ブリスクティーチングっていうのが どんなものなのかについては 私が概要欄に貼ったリンクに
一番詳しいのが 井上 金目先生っていう AIのエキスパートの先生が青森にいらっしゃるんですけれど
そのAIじゃないわ ICTですね ICTもAIもエキスパートの 全国的にも有名な井上 金目先生っていう先生が
青森県にいらっしゃるんですけど その先生がYouTubeでブリスクティーチングについての
細かい細かい使い方について いくつか挙げてくださってるので
このYouTube動画を見て 拡張機能インストールしたり Googleフォーム作ってみたり
Googleスライド作ってみたり 個別最適学習の生徒ブーストっていうんですかね
そういう画面を見たりっていうことができるので ぜひ概要欄からリンクをクリックしていただいて
そちらの方も詳しく見ていただければと思います
ということで たちまちブリスクティーチングについて語りました
AIっていうのはね 本当に全然授業を変えていくような 方向性にいっちゃってるなっていうふうに思う一方で
まだまだ物足りないかなっていうようなところもあり
果たしてこれからどのように 未来の授業が変わっていくのかっていうのは
全く読めない状況ですけれど これもやっぱりちょっと少しでいいから
そういうものに震え続けていかないと 何て言ったらいいんでしょう
未来を生きる生徒たちっていうのに対して どういうふうに教え導いていけばいいのかなっていう
我々教員の勉強が本当に求められるなっていうふうに思いました
今まで従来型の 本当に大学で教えてもらったような
文学部の国文であるとか 教育学部の国語教育であるとか
そういうところで教えられたものを そのまま授業でやるっていう部分も大いに
大切な本質的なところはあるんだけれども もう時代が変わりすぎて
未来を生きる生徒に じゃあどういうふうに道を作ってあげるかっていうのは
私たち教員がある程度勉強し続けて 私たちがちょっと更新していかないといけないなっていう
思いをますます持った このブリスクティーチングのオンライン勉強会でした
それでは今日の配信はここまでです 聞いてくださりありがとうございました
またお会いいたしましょう
10:49

コメント

貴重な情報,ありがとうございました😊 Brisk Teachingというのは知りませんで,私も大変驚きました!AI活用の可能性の幅広さを教えてくれるものですね。すごすぎて圧倒されそうですが,実践では一つ一つ小さく試しながら,その経験を共有できるような場が必要な気がしています。そうしたAI活用の実践を共有する場というのはもうあるのでしょうか?

コメントありがとうございます。私も全然知らなかったのですが、SNSでの情報はありがたいです。共有の場は、12月に一回やりましたが、3月ぐらいに共有するオンラインイベントをやっても良いかな~と思っています。

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