新しい教育技術の紹介
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は、189回。あ、違いました。190回。早いですね。
すご技、ロイロ✕Gemini✕Googleで教室が興奮で揺れる予感と題してお送りしたいと思います。
先日、同じ学校の同僚の若手の男性の先生、社会科の先生なんですけど、30代かな?
話をしていて、キャンバーっていうのがXで話題になってるんだけど、どうなのかという質問がきましてですね。
キャンバー、特徴をお話ししたらデザイン性の高いアプリで、そういうデザイン性っていうのはあまり求めないんだったら、あまりキャンバーを使う利点がない。
どっちかというと、デザイン性でいろんな仕事をDXして、なおかつそのデザイン性で生徒たちの主体性を喚起して、
思わずいろんなことに取り組みたくなるような、そういう優れたアプリなんだよということで、その先生が興味関心抱くかなと思って、
その話を聞いてたら、どうもキャンバーよりは従来型のGoogleとかAIとかを活用したら良さそうだったので、
例えばこんなのはどうっていうふうに紹介したのが、今回のBRISTOL TEACHINGを使った、
ろいろのゲームモードを活用した教室が盛り上がる仕組みだったんですね。
それは口頭で説明しただけで、その先生はすごいすごいっていうふうに興奮していらっしゃって、
やっぱりこういうものを使い慣れてないとイメージできないので、
もうその先生がすごいすごいっておっしゃるから、先生は私と友達になってください。
この凄さを共感できる人は少ないんですっていうふうに言って、無理やりお友達になってもらいました。
ということで、今日はBRISTOL TEACHING、それからGemini、それからろいろを使った教室が盛り上がれるような、
BRISTOL TEACHINGの活用
そういう技を紹介したいと思います。
これはね、実はもう私のノートにはすでにそのネタを上げておりますので、
ノートのポッドキャスト版ということで紹介したいと思います。
まず、これは3月28日金曜日、川崎市の専属小学校で行われた、
ろいろ×Googleのイベントで井上かなめ先生っていう方が紹介されたTipsになります。
井上かなめ先生は青森県出身の、青森県の先生で、全国的に有名なICTAI、
そういったことに関わる教育のデジタル化の推進の最先端の先生で、
有料の先生賞みたいなのをいただいている有名な先生。
いろんな技をYouTubeとかで発信されているので、
皆さん概要欄に私のノート記事を貼っておきましたので、ぜひぜひご覧になってください。
まず最初に、BRISTOL TEACHINGって何なのかっていうね、そういう話なんですけれど、
これは、Chromeっていうブラウザの拡張機能でして、
そのブラウザで表示したものがいろんな形でAIによって加工されるという優れものの拡張機能になります。
なので、これもまたノートに説明してありますので、概要欄のリンクをご覧ください。
このBRISTOL TEACHINGっていう拡張機能をブラウザに仕込ませたら、
右下にBっていうマークが出るんですけれど、
これをクリックすることによってブラウザに表示されたもののスライドを作ったり、
Googleフォームでクイズを作ったり、さまざまな面白いことができるわけですよね。
今回はBRISTOL TEACHINGのクイズ機能を使います。
例えば、走れメロス、これをPDFで、Chromeのブラウザで表示します。
Bのマークをクリックすると、クイズっていうところを選びます。
今回のクイズ形式は、中学校2年生で複数選択で10個の質問にして、プロンプトを貼り付けるんですね。
プロンプトについてもノート記事に書いておりまして、井上かなめ先生に教えてもらいました。
問題回答必須、必須の場合は1を入力してください。
回転とか色々全部書いてありますので、それをぺたっとBRISTOL TEACHINGのプロンプトのところに貼り付けます。
それで次をクリックした時に、普通はGoogleフォームの方を選んでクイズを作るんだけれど、
今回はGoogleドキュメントの方を選んで開いたら、Googleドキュメントにその問題がバーッと出されるわけですね。
今回10個ということで、10個の問題が選択肢とともに、それから正解番号とともに、それから解説とともに、文字で出てくるわけですね。
それを全部コピーして、今度はジェミニに貼り付けます。
その時に表形式に直してっていう風に命令したら、ちゃんと表形式に並んでジェミニが作り直してくれるんですね。
この表形式に直したものをコピーします。
コピーしなくてもいいのか。
ジェミニに、つまりBRISTOL TEACHING、すみません、
Googleドキュメントで開いた記事をジェミニに表形式に直してくださいって命令して表形式に直してもらったら、
ジェミニの方で、その表形式の下に、Googleスプレッドシートにエクスポートっていうのがあるんですよ。
それをクリックしたら、Googleスプレッドシートにちゃんと整えて表示されます。
そしたらそれを、ファイルっていうところを選んだら、ダウンロードをクリックして、エクセルでエクスポートを選んでください。
そしたら、エクセルで吐き出されますよね。ダウンロードカットとかどっかにね。
このダウンロードフォルダにあるエクセルのデータ、これをロイロノートのクイズモードで読み込ませるわけですね。
なので、ロイロのクイズカードを出して、編集をクリックしますね。
編集をクリックしたらカードが出てきて、3ドットのところの点々のところ、これをクリックしたらファイルのインポートっていうのがあるので、
このファイルのインポートのところにエクセルファイルを読み込ませると、なんとなんとワクワクゲームモードが作られるということになります。
このゲームモードっていうのは、カウントダウンしながらゲームに答えて、それでスピードを競う、あるいは正答率を競うという、
そういうふうなゲームを楽しむ、そういうモードになってまして、これで生徒は自分が一生懸命一番取ろうと思って考えて集中して答えるわけです。
ということで、スピードも回答率も両方競えるゲームモードのクイズが簡単にできるということになります。
思考力の育成と活用
ということで、こちらについてはノート記事に詳しく詳しく書いているので、そちらの方をご覧になるとともに、
井上かなめ先生もYouTube動画で実際に説明していらっしゃるので、そちらの方もご覧になってください。
ということで、私は進学期はゲームモードも使いながら、ブリスクティーチングを積極的に活用して、生徒のそういう思考力をスピード化するっていうかね、
しっかり考えて回転よく考えて、そしてレスポンス早く答えられるこのシステムを使って、生徒の集中力をつけたいと思っているわけですね。
それを社会の先生に教えたところ、社会の先生はこれだったら自分の持っている手持ちのプリント、それをそのままクイズにすることができるんですよねっていうふうにおっしゃるので、
もちろんですと、そうしたら例えば試験の前にクイズを大量に作って、それで生徒は一生懸命それに答えるっていうこともできるんですよねと、こういうことを言うので、もちろんです。
先生は楽をして生徒が必死で考えるっていう、先生は楽をしている間にもっと深く面白いそういう教材を考えることができるんですよと、そういうふうに伝えると目をキラキラさせて、これからの授業の構想を考えていらっしゃる様子でした。
ということでですね、ブリスクティーチングっていうこの優れ者はまだまだ精度が荒いところがあるので、間違いも起こしてしまいます。
その間違いを起こすんだけど、それを発見させるのも生徒の批判的思考力を育成することにつながるので、君たちAIが作ったからといって絶対死するなと、間違いがないかどうかを点検し、間違いを発見できる人が素晴らしい人材になっていくんだよみたいなことをたきつけてですね、
AIを活用して思考力を育成するということにつなげていき、なおかつ私たちの働き方改革につながるという、そういう優れ者の紹介でした。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
