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2025-04-12 08:57

194 モヤモヤしている授業構想をモヤモヤのまま語る回

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高校3年生論理国語。授業の構想をモヤモヤのまま語っています。

#国語教育 #論理国語 #授業構想

サマリー

このエピソードでは、高校3年生の論理国語の授業構想についてリスナーとモヤモヤした考えを共有している。特に、井上新平の著書『弱さ校』を通じて情報化社会とその影響を探求し、生活主義と実力主義についての反省を促している。

授業構想の模索
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道ス黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育について、ゆるっと配信しています。
今日は194回、モヤモヤしている授業構想をモヤモヤのまま語る回と題してお届けしたいと思います。
私は今年度、高校3年生の論理国語を担当することになりました。これを配信する予定は4月12日なので、解禁しても大丈夫だと思います。
実はこれ、始業式が始まっていないところで録音しているわけなので、これを流す配信の時は考えたいと思っているので、4月12日配信ということで、高校3年生特診クラスの論理国語担当だということはわかっているので大丈夫です。
ということで、授業構想について語りたいと思います。
高校3年生の論理国語、前任の先生にいろいろお話を聞いたら、やはり二学期から本格的に受験対策をするというふうにやっているということだったので、
一学期間は教科書とかを使いながら普通の授業をしたというふうにおっしゃっていました。
なので、教科書を使って普通の授業をしようとした時に、やはり彼らにとって高校生で最後の評論教材になるだろうと思いました。
彼らに本当に勉強してほしいことは何なんだろうと、ずっとずっと考えてきたわけですけれども、
この間、ポッドキャストの配信で、例のクロニクルという配信をするところがあるんですけど、そこで弱さ校という本を出しになったその方のポッドキャスト配信を聞いて激震が走りまして、これだと思ったわけですね。
弱さ校というのはニュースピックスのパブリッシング編集長である井上新平さんが出した本で、
しかもこの井上新平さんはクロニクル代表の野村孝文さんと親友であられるということで、お二人のトークで弱さ校についての紹介がありました。
これを聞いて私は激震が走りまして、概要を説明すると、概要欄にもリンクを貼っておきますが、
バリバリに最前線で働いておられたビジネスパーソンである井上さんが、ものすごく働きすぎたために逆に精神を非常に病んでしまいまして、鬱になってしまったというところから、
この社会というものをもう一回見直して、弱さということについて考えるという内容だったんですけど、私もこの時代が変化していて、
DX、DX、情報化社会、行動社会ということで、公立とかそれから生活主義とかそういったところに少し疑問を抱きながらも、
自分自身は常に前向きに変化し続けてきたという、そういう負荷のかかる状態でずっと仕事をしてきて、変化こそがこれからは当たり前になるんだと、
時代の流れに乗っていく未来を見せるというようなことを言っていたわけですけど、1割2割ぐらい、その生活主義、実力主義についての大きな不安、
大きな疑問があったわけなんですけど、そこに見事に突き刺さるような配信内容だったんです。
生徒はこれからそういう情報化社会の波の中で成果を求められる社会に旅立っていくわけですけれど、その反動として、こういう弱さというものを抱えることになるんじゃないかというふうに思いました。
私自身の生活主義への、実力主義への疑問というものとも重なって、こういうものを最終的に彼らに考えてもらうような単元構想はないものだろうかということを考え続けています。
教材の選定と読み合わせ
ということで、とりあえずこのポッドキャストの配信の一部を生徒に聞かせてどう思ったかというのをコメントもらうと同時に、
この井上新平さんの弱さ講というのを購入して、今読んでいるところなんですけれども、これの一部をそこでまた合わせ読みさせて、
それで、あの生活主義について批判的に書いてある小論文の文章を今探しているわけですけども、1,2編あたりはあるんですけど、それと読み合わせをするということをやりました。
あとで教科書教材にあるであることとすること、これを読んで、最終的に古典は必要化論争という高校生がやった論争との読み合わせをやりまして、それで大きな単元を作ろうかなと思っています。
なので大単元になるような予感がするんだけれども、できるだけスピードをもって読むということを今回はやろうと思っています。
高校2年生ではスローリーディング、それからフレームリーディングというように精読をかなり中心的にやってきたので、高校3年生ではその精読ができたという上で早く読む、スピードをもって読むという、そういうふうな状況で単元を走っていこうかなと思っています。
でも全然モヤモヤしているので、どうなんでしょうかね、ちゃんとなるかどうかわからないんだけれども、うちの生徒優秀なんで、うちの生徒優秀なんで、つながりを絶対発見してくれると思うし、この配信を聞いている生徒もいるんですよね、たぶんね。
ここで語るということで、私のこの授業構想について考えていく生徒もいるだろうし、単元の並び見ただけで、たぶんなんとなくわかる生徒もいると思うので、その生徒をリーダーにしてやってもらおうかなというふうに考えています。
できればいろんなアウトプットをしてもらおうと思っているので、パドレットを使ってもいいし、当然のことながらオイルノートを使ってもいいし、時々AIにも登場してもらったり、できればポッドキャストこれも取り入れながら、さまざまなアウトプットを使いながら、一つこの生活主義の時代を生きる、そういう彼らにとってどういうふうなあり方が求められているのかとか、
どういうふうなあり方を自分は探していかなくちゃならないのかというのを考えてもらえたらなと思います。
最後が、個展は要不要というところに落とした後で、どうしたらいいのかなというふうには思うんだけれども、未完成ではあってもチャレンジするということが大事だと思うので、とりあえず今のこの授業コースを大事にしながら、
ちょっと時間かかるかなと思うんだけれども、とりあえずスタートはポッドキャスト配信、これを切り口に生徒に考えてもらって、いろんな文章を読みながら、生活主義能力主義というところに切り込んでいって、
それから普遍教材であるであることとすることで、であるが進行しすぎている現代社会をもう一回考え直してもらって、
そして、ごめんなさい、逆だった。するが進行し続けている現代社会を考えた後で、であるということの価値についてもう一回捉え直し、それじゃあであるということを本当に大事なのかという個展について考えてもらって、
古いものを大切にするとか、古い働き方とか考え方をもう一回見直してみてはどうかというところを落とし所にしたいなと考えています。
ということで授業コースをもやもやしたまま語っていきたいわけですけれども、このことについて助言してくださる方、壁打ちしてくださる方を募集しています。
私たぶんAIじゃこれ壁打ちしても物足りないんじゃないかなと思っているので、AIでこれを壁打ちする方法っていうのもちょっと考えてみたいなと思っているので、こういうことについて語りたいなって思う方は是非コメントしていただけると幸いです。
それでは今日は全然まとまらないもやもや回ということを頭に置きながらもやもやと語ったわけですけれども、私自身のもやもや感を配信しました。
それでは聞いてくださりありがとうございました。
今日の配信はここまでです。またお会いいたしましょう。
08:57

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