1. 今日も明日も授業道~国語教育をゆるっと語る~
  2. 222 主体的・対話的・個別最..
2025-05-13 10:38

222 主体的・対話的・個別最適・自由進度・協働的な学びの前にもっと大事なことがありますよね?

spotify youtube

完全に愚痴回。配信内容はぐだぐだしていますが、あとでAIに整えてもらってnote記事にしようと思います。

内容は、大半の学校は自由進度学習や協働的な学びの授業づくりの前の段階で苦しんでいるということです。

ぜひこの学習指導要領を作成した人に現場で授業をしてもらいたいです。それを学びたい。切実に思います。

あ、めちゃ辛口ですねwww

#辛口 #批判的 #学習指導要領 #自由進度学習

 

サマリー

主体的で対話的、個別最適化された自由進度の協働的な学びを実現するためには、安全な教室環境や信頼関係の構築が重要であると語られています。また、生徒の多様な実態を理解し、より良い学びを提供するための教員の役割についても考察されています。

学びの前提条件
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道ス黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は221回、主体的・対話的・個別最適・自由進度・協働的な学びの前にもっと大事なことがありますよね、という煽り系のタイトルでお届けしたいと思います。
今日ははっきり言ってから口、いつもから口かもしれませんけど、今日ははっきり言って言いたいことを言わせてもらいたいと思います。
現行の学習指導要領は、課題発見解決型でありますとか、それから探求型でありますとか、主体的・対話的・個別最適・自由進度・協働的という言葉が踊っております。
私としては本当に理想的な授業、それを追い求めるということを謳っている学習指導要領なので、方向性としては非常に賛成していますし、私自身もそれを目指して努力していきたいなと思っている。
これはもう大前提としてあります。本当にその目の前の生徒に合わせて、そういう授業を目指していくというのは全然揺るぎがないものがあるんですね。
ですけれども、どうもちょっと最近気にかかるのは、例えば特に自由進度学習ね。自由進度学習やりました。自由進度学習やりました。個別最適やりました。
そういった学習のあり方とか方法論が先に来て、それをやるために授業をやるというような雰囲気がなきにしもあらずになっているんじゃないかなということを感じるわけで、
そのことについてはノート記事にも書いたんですけれど、そのノート記事の関連記事で出てくる人たちにも自由進度学習をもうやりましたっていうふうに、
自由進度学習の意義とか、それから取り組むべき方向性を示している本当に推進派の人と、若干批判的に見ながら自由進度学習について書いていらっしゃる人と、
だいたいこの2種類に分けられているというような気がします。私はどっちかというとやっぱり校舎の方に当たるわけですけれども、
やっぱり自由進度学習っていうのを目標に掲げるんじゃなくて、生徒の興味関心や実態を重視して、そこからスタートして授業をデザインしていって、
その結果自由進度になったっていう形だったら、とても自然なことだと思うんですけれど、生徒の興味関心や実態っていうところからスタートせずに、まず方法としてこれを取り入れようやっていうようなあり方はちょっと疑問がありますね。
というのも、やっぱり生徒って本当に多様な生徒実態ありますよね。私、いろんな学校を歴任したわけですけれども、はっきり言って落ち着いて授業を受けることができるっていう生徒って本当に多くありません。
ちゃんともう教員が指導しなくてもきちんと席について、授業の前には心を整えて、それで授業に臨むことができるっていうそういう風な学校って、まあ3分の1ぐらいじゃないでしょうか。
まあ私がしんどいところに転勤しすぎたっていうのは大きく影響してるんじゃないかと思うんですけれども、どう考えても教員がちゃんと指導してすっということを聞いて授業に立ち向かっていける生徒っていうのは、そりゃあそんなに多くないと思います。
ほとんどの3分の2の学校は、やっぱり授業以前の取り組みを先生がきちっとしないといけないと思うんですね。
安心安全なクラス作り、そういったクラス経営とか生活指導とかそういったことが大前提にないと、この主体的対話的な学び、個別最適学習、自主進度学習、共同的な学びっていうのはなかなか難しいなと思っています。
そういうふうなことをきちんと整えないままそれに突入すると、あんまりうまくいかないというのはもうわかると思うんですよね。ということで、そういう学習の前にもっと大事なことがあるんじゃないかと思っています。
生徒の実態理解
特にやっぱり相手を信頼関係で結ばれてないと、共同的な学びっていうのが弱いものに対してその押し付けになってしまいがちですし、個別最適っていうものも隣の人の邪魔をするっていうようなクラス実態だったらできないし、一番の大前提は先生の指示が通らない。
こういう状況でこういった学習展開したって絶対うまくいくわけないと思うんですよ。やっぱり先生の指示が通らないっていう教室は、その学校のどうしてもオープンにしてはいけない実態をオープンにしないからわからないだけで、本当は大半の学校がなかなか指示が通りにくいっていう、そういう生徒実態だと私は思っています。
それなのに、そういう本当の厳しい生徒実態っていうものが、ちゃんとそこに焦点が当てられなくて、整った生徒実態の上に、そういうふうな主体的対話的な学び、個別最適、自由深度、共同的っていうものをどんどんどんどん押し付けていくような形が何となく蔓延してないかっていうのが私の辛口批評の切り口なんです。
で、愚痴ばっかり言っちゃってるので、ちょっとこれからは建設的な意見を述べたいと思うんですけれども、そういった厳しい生徒実態の中でも、共同的な学びっていうのをあえて取り入れて、生徒に学ぶ喜びを感じさせるっていう方法もあると思います。
でもこれは組織的に取り組まないとなかなか功を奏しないと思うんですよね。
それから、いろんな学びをどんどんどんどん展開していくときに、やっぱり生徒に主体的にその取り組みをさせようっていうような決意の下で、いろんな工夫を投入しながら生徒が落ち着いていくっていう場面もあると思います。
厳しく、それから規律的に教室を整えるのではなくて、勉強に取り組むことを通して学ぶ喜びを発見し、そして生徒が主体的に学ぶ方にどんどんどんどん集中していく。
これが理想ではあるんですけれども、やっぱり主体的な取り組みを促す授業デザインと、それからその教室が安心安全っていうところは両輪でないと前に進んでいかない。
だから両輪で厳しい生徒実態の教室は両輪で整えていくことっていうのが本当に大事だなと思っています。
ということで、理想的な主体的対話的で個別最適で自由進路的で共同的な学びっていうのが求められて、理想が求められながら現場ではそれができない現場があって、逆にしらけている先生もいらっしゃるんじゃないかと私は思うんです。
でもそればっかりが先行してしまっていて、大事な生徒実態を整えるっていう方にもう少し時間とかお金とか人を投入してもらわないと、結局ずっと絵に描いた文字で終わるんじゃないかなと思っているので、
管理職さんとかそれから自治体さんとか教育委員会の方はその絵に描いた文字にならないためにもっと現場に行っていただいて厳しい生徒実態の中でもがいている先生たちに寄り添っていただいて、
その生徒たちがどうやったら理想の学びの場になるのかっていうことを紙をポーンと出すんじゃなくて、データをポーンと出すだけじゃなくて、もっと違うアプローチでサポートしていただきたいなっていうのが強い願いですね。
それは例えば先生をもう一人増やして複数でTTで見るとか、人クラスの人数を少なくするとか、それからもっと施設設備を整えて生徒一人一人が充実した先進的な環境の中で勉強できるとか、
そういったひとかねものの投入なくしてなかなか大半の学校は浮かばれないんじゃないかと思います。ということで今日はなんかやっぱり愚痴会になっちゃったね。こういうもやもやとしたものを語る会っていうのはどうしてもこの配信内容がぐだぐだになってしまいますけど、
この配信内容をノートブックLMに取り込んで整理してもらったりすると、またまた整った感じになると思うので、今日はもやもやとした気持ちを整わないままだらだらと語る会になってしまいました。
でも私が思っていることをなかなか言えない先生は大半だと思うんですよ。私はもうね、先がだんだん短くなってきたので、思ったことを言ってもあまり失うものも少なくなってきたので思ったことを結構言っちゃってますけれども、ということで大半の先生が思っていらっしゃることを代弁したんじゃないかと私は思っています。
ということでまた皆さんこの配信についてご意見やご感想などあれば是非是非よろしくお願いいたします。それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
10:38

コメント

スクロール