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【お便り回】愛犬の「困った」にドッグトレーナーが回答!留守番・保護犬の慣らし方・シニア犬の運動量
2026-09-12 19:56

【お便り回】愛犬の「困った」にドッグトレーナーが回答!留守番・保護犬の慣らし方・シニア犬の運動量

K9 Harmony(ケーナインハーモニー)ドッグトレーナーの平田淳です。

この番組は、他の人よりも少しだけ犬と話すことが得意な私が、「犬目線」で犬との向き合い方を考えるポッドキャストです。


📖 テーマ紹介

今回はリスナーさんからいただいたお便りに、ドッグトレーナーの平田淳がお答えする特別回です。「留守番中の愛犬の気持ちを知りたい」「保護犬が新しいものを怖がる」「シニア犬の運動量が気になる」という、多くの飼い主さんが抱えるであろう3つの「困った」に焦点を当てます。動物行動科学に基づき、それぞれの問題の背景を深く掘り下げ、今日から実践できる具体的な解決策を提案。愛犬との絆を深めるための、飼い主さんの関わり方や視点の変化についてお話しします。


🏠 お家でできるチェックポイント

✅ 出かける前の「行ってきます」の儀式をやめてみる

✅ 怖いものには「平気な距離からおやつ」で慣らす

✅ シニア犬の散歩は「量より質」を意識する

✅ 愛犬の体調や行動に異変があれば専門家へ相談する


🐶K9 Harmony -Paws & People Cultural Lab.-

東京都板橋区を中心の出張型ドッグトレーニング

動物行動学 × フランス式

アナタの愛犬の個性が輝く! ⁠

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#犬からの伝言

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サマリー

ドッグトレーナーの平田淳さんが、リスナーからの「留守番中の愛犬の気持ち」「保護犬の慣らし方」「シニア犬の運動量」という3つの悩みにお答えする回。留守番中の犬はほとんど寝て過ごしており、分離不安症と決めつけずに愛犬の行動を観察することの重要性を説く。保護犬には「慣らし方」のコツとして、怖いものから少しずつ距離を縮め、良いことと結びつける方法を提案。シニア犬の運動量は「量より質」を重視し、心の充足を満たす散歩や、家でできる筋力トレーニングを紹介。いずれの悩みも、犬を変えようとするのではなく、飼い主が関わり方や視点を変えることが大切だと締めくくっている。

リスナーからの質問に答える特別回
ポッドキャスト番組犬からの伝言です。
今日は、ちょっと趣向を変えて、リスナーさんからいただいたお便りにお答えしていく回にしたいと思います。
この番組では、リスナーさんのプライバシーも考えて、お名前は読み上げないようにしています。
なので、どうぞご安心して送っていただければと思います。
ありがたいことに何通かいただいておりまして、今日はその中から3つ選ばせていただきました。
どれも犬と共に暮らしている方にとっては、あるあるなんじゃないかなと思います。
改めまして、K9ハーモニードッグトレーナーのHirata Junです。
今日の終わりには3つの困ったに、それぞれ小さな一歩が見つかっていると嬉しいなと思います。
さっそく言ってみたいと思います。
留守番中の愛犬の気持ちと分離不安症について
まず1つ目です。
留守番中、愛犬が本当はどんな気持ちでいるのか知りたいです。というお便りいただきました。
これは気になる方もかなり多いんじゃないかなと思います。
よく心配されることとして聞く声で多いのは、
一人の時間は暇でかわいそうなんだよねとか、
お留守番させられて寂しくて苦しいんじゃないかというような声もよく聞きます。
また部屋の中の者にいたずらしていて、これはお留守番させたことに怒って私に向けてやっているんじゃないかっていうのもよく聞きます。
これに関してはよく分離不安症と合わせて説明されることが多いんですね。
この分離不安症という言葉に関して私は結構丁寧に扱うべきだなと思っています。
丁寧にというか慎重に扱うべきだなと思っています。
皆さんもこの分離不安症という言葉は聞いたことがあると思いますが、
簡単に説明をします。
飼い主と離れることで過度の不安やストレスを感じて望んでいない行動、
いわゆる問題行動を引き起こすというものが簡単な説明になります。
もう今の時代ですからネットの記事とか動画なんかでもこの分離不安症という言葉よく聞くと思うんですね。
ただそんなに気軽に使う言葉では実はないです。
実は分離不安症の犬というのは割合的に言うと海外では14%程度、
日本では29.8%程度、約30%程度しかいないと言われているんです。
飼い主のそばでお座りとかのコマンドトレーニングは皆さんした経験があると思うんですけれども、
犬から離れるという練習はあんまりしたことがないという方がほとんどなんじゃないかなと思います。
まあこれは当たり前でしょうって思うかもしれませんがほとんどの場合は分離不安症なのではなくて、
離れた場合に何をするのが正解なのかというのが犬に伝わっていない。犬が理解していない。
トレーニングをしていないから犬が何をしたらいいのかわからなくて望まない行動をしていることがほとんどなんですね。
この分離不安症っていうのは保険会社によっては保障の対象になる精神疾患です。
動物病院で診察を受ける医療行為の範囲内になりますので正直分離不安という言葉はあまり気軽に扱うべきではないと私は考えています。
なので一人でいる時に吠えたり物を壊したり便が緩くなったりパニックを起こしているような素振りがあるのであればまずは切り分けをすることが必要です。
飼い主が家を出る時に吠える場合は一人になることの対処法を知らないだけなのかもしれないです。
物を壊したり走り回る場合は退屈をしているだけなのかもしれないです。
ここまではトレーニングとか飼い主の努力次第でカバーできる範囲です。
ただし玄関に向かう扉付近に集中して噛み跡だったりとかよだれの跡がある場合もしくは飼い主がお留守番をさせると便が緩くなったり帰ると震えていたりその日はご飯を食べない食欲減衰が見られる場合
これは分離不安の可能性が出てきますのですぐにかかりつけの重意に相談すべきです。
分離不安症という言葉は愛犬の精神疾患を疑って医療行為を検討するときに使う言葉ですので気軽に使うべき言葉ではありません。
できることがあるのに愛犬に分離不安症のレッテルを貼るのも私は推奨しませんし
ネットの記事とか動画にあふれている文字に慣れてしまって他の家にもこういう子がいるんだじゃあうちも大丈夫かなとことの緊急さを見逃してしまうことも非常に危惧しています。
なので分離不安症の症状と重なる項目があったらまずは慎重に愛犬の行動を観察してください。
そしてできればネット記事や動画などと照らし合わせるのではなくて専門知識を持った方やかかりつけの10位さんなんかに相談してみてください。
とはいえまあここではまだ深刻にならずにこんなことがあるんですけどこれって分離不安症の可能性ありますかねくらいのフランクな相談でいいと思います。
もちろんこの番組のXやK9ハーモニーのインスタのDMとかにも気軽にご相談していただければと思います。
分離不安症の説明が長くなってしまいましたが本題に戻りたいと思います。
じゃああなたの愛犬は留守番中何をしているかです。
実は多くの犬は割と寝て過ごしてます。
なんだか表紙抜けですよね。
ただこれも統計があって0歳から1歳までの子犬時期と呼ばれる時期中型犬大型犬になってくると1歳半ぐらいまでの子犬時期は18時間から19時間程度の睡眠時間が必要です。
1歳を超えて成犬時期になってくると10時間から15時間。
8歳を超える死に飽きと呼ばれる時期では18時間から19時間と言われています。
もちろんこれは統計ですので絶対的な数字ではありません。
犬によってそれぞれ違いますしあなたの愛犬がこれに当てはまるとも限りませんが
ほとんどの犬は我々人間よりも多くの時間、場合によっては倍以上の睡眠時間が必要なんです。
なのでお留守番中も飼い主のいないテレビのついてない部屋でポツンと空を見てるみたいな状態というよりはほとんどの犬が寝て過ごしていることがわかっています。
ただし1人の時間がすごく長くなるとしんどくなる子っていうのももちろんいます。
これは生活環境だったりとか飼い主さんとの接し方生まれ持った性質によっても個体差があります。
だからこそ犬のお留守番を大きなイベントにしないということがとても大切なポイントになってきます。
コートを着てパパお仕事行ってくるねー寂しいけどお留守番頑張ってねー帰ってきたらいっぱい遊ぼうねーって言って鼻にキスをしてから玄関の扉を出る。
この飼い主さんとても愛にあふれている方で愛犬にも気を使っていますよね。
ただ愛犬の目線だとあこの儀式が始まったっていうことはまたパパがそばからいなくなっちゃうどうしよう
で次に起こることを予測するんですね。
なのでこの行ってきますの儀式は逆効果なんですよ。
コートを着てダイニングテーブルでコーヒーを一杯飲んでから何も言わずに家を出る。
この方が犬にとっては飼い主さんがいなくなるという予測ができない分ストレスが少ないんですね。
シーズン5のエピソード1を聞いていただけた方ならご存知かとは思いますが
逆に帰ってきたら儀式を行って愛犬のお留守番のご褒美を目一杯あげてください。
犬の世界では一緒に群れで暮らすメンバーが群れから離れて単独行動するということは異常事態です。
それでも我々人間と共存していくためには離れることがあるけど心配しなくてもいいんだよという
共生ルールを共有してあげることが大事なんですね。
共有する方法はたった一つでできないことを叱るのではなくてできたことを心から褒めてあげることです。
ということで改めてお答えすると愛犬はお留守番中寝ていることがほとんどだと思われます。
万が一体調不良とかいつもと違う様子が見られるようであれば
慎重に観察して必要であればかかりつけ注意だったりとかドックトレーナーに相談してください。
そして行ってきますの儀式は行わずにただいまの儀式は念入りにやってあげましょう。
愛犬との絆を深めるコツは一緒にいる時間の長さよりも関わり合いの質が大事になります。
保護犬の新しいものへの慣らし方
それでは2通目いきたいと思います。
最近犬を飼い始めました。保護犬出身だからか新しいものをすごく怖がります。
ならし方のコツはありますかというお手紙をいただきました。
これもトレーニングをしてても質問としてよくいただきます。
まず知っておいてほしいのが新しいお家や環境に慣れるのには時間がかかるということです。
よく333なんていう言い方をするんですけれども
最初の3日間は新しい環境に来たことによる緊張を解きほぐす時間です。
3週間くらいで新しい環境の匂いや音、人の動きなど家のリズムを覚えてきます。
3ヶ月くらいでやっと安心してその犬の個性が出てくる。
まあこれはあくまで目安です。
これに関しては生まれ持った性質や保護犬となると
その子が前住んでいた時の環境だったりとか捕獲のされ方収容のされ方など様々なドラマを持っています。
かなり個体差は多いのでもっとゆっくりな子っていうのももちろんたくさんいます。
なので1週間経っても家に来た緊張がまだほぐれないとしても焦らないでください。
怖がるものへの慣らし方なんですけれどもコツは3つです。
少しずつ平気な距離からいいこととセットで、少しずつ平気な距離からいいこととセットで、この3つがコツになります。
例えば掃除機が怖いとしますよね。
掃除機が怖いならいきなり近くで掃除機をかけないでください。
まずは電源を切ったまま視界に入る場所に置いておきましょう。
それで平気だったらおやつをあげてください。
今度はもう少し近くに置いて平気だったらおやつをあげてください。
今度は掃除機をかけている時のように掃除機をゆっくり動かしてみてください。
電源はつけずいいですよ。
これでも大丈夫だったらおやつをあげるという感じで慣らしていきます。
専門的に言うと脱感査というものと気候条件付けというものなんですけれども
要は怖いものをいいことが起きる合図に変えていく。
ないしは怖いものを怖いものとしてみなさなくていいように変えていくというのが
この徐々に近づいていっておやつをあげるというものです。
逆に絶対やってほしくないのは
慣れさせようとして怖いものにいきなりぐっと近づけること。
例えば他の犬と仲良くできないからいきなりドックラに連れて行ってコミュニケーションを図るとか
お散歩中にすれ違ったワンちゃんに無理やり挨拶をさせるとか
これをするとフラッティングといって逆後悔になります。
慣れるどころかもっと怖くなっちゃうんですね。
下手したらトラウマを抱えるかもしれません。
我々人間では習うより慣れろという言葉がありますが
こと犬の恐怖に関してはこれは通用しません。
お手紙に戻ると
愛犬が何かを怖がったら無理に近づけないであげてください。
まずは何がきっかけで怖がったり警戒するスイッチが入るのか
それを観察してみましょう。
そしてこのスイッチがわかったら平気でいられる距離まで離れて
そこでおやつ。距離はゆっくり縮めていく。
これだけでも全然違います。
そして一番大事なのは
習うより慣れろは愛犬の心を傷つける可能性があります。
決して無理はさせないようにしてください。
さあ最後で3つ目いきましょう。
シニア犬の運動量とケア
10歳を過ぎて散歩のペースが落ちました。
運動量はどう考えればいいですか?
というお便りいただきました。
10歳というともう死に飽きと呼ばれる時期になってますね。
この運動これは一言で言うと量よりも質を大切にしてあげてください。
若い頃みたいに長い距離を頑張って歩く必要はもうない時期ですね。
元気に何十分も歩いてきた時もありますが
死に飽きになったらそのお散歩コースの中でも
特にお気に入りだった匂い嗅ぎポイントというのはあるはずなんですよ。
その匂い嗅ぎポイント探索ポイントを重点的に花を使ってあげることで
心の充足を満たしてあげるお散歩方法に切り替えてあげていただければなと思います。
あとは坂道や階段を避けて平らな道を選んだりとか
大通りで車がバンバンバンバン走るところではなくて
刺激の少ない路地に切り替えていくといったことも考えられます。
そして運動と同じぐらい大事なのが休息です。
シニアになると人間と同じように疲れが抜けにくくなるんですね。
なので歩きたがらない、息が荒い、立ち止まる
こういうサインが出たらそれは休みたいという合図ですので
無理はさせないであげてください。
それでも体はついていけなくなっても心はもっと遊びたいという元気な子もいっぱいいます。
そんな場合は毛布やブランケットをくしゃくしゃに置いて
その上を歩くミニアジリティというのもおすすめです。
これだったらお家の中でもできます。
ジャンプして毛布を飛び越えるんじゃなくて
ちょっと足場の悪いところを足を上げて歩く
これをするようにすることで筋力トレーニングにもつながっていきます。
もう一つおすすめなのは足の下くぐりです。
飼い主さんが膝立ちになって片方の足を前に出します。
そしたら名前を呼んで足の下をくぐってもらうというゲームなんですけど
これはただの遊びじゃなくて体幹トレーニングになるんですね。
犬も人間と同じように年齢を重ねると
使わない筋肉はもちろん落ちていきます。
今ご紹介した2つのトレーニングも合わせて
楽しく筋力トレーニングをしていくのもシニアキにはおすすめです。
今日からできることとしては散歩を1回短くする代わりに
その分お気に入りの探索ポイントで重速を測ってあげてください。
満たされないエネルギーは毛布を使ったミニアジリティや
足の下くぐりで満たしてあげてください。
さあ3つお答えいたしました。
飼い主の関わり方を変えることの重要性
ここで1つだけ共通していることというのがあります。
皆様気づきましたでしょうか。
3つとも解決方法は違いますが
大事なのは愛犬を変えようとするんじゃなくて
愛犬側の事情を知って飼い主が関わり方を変えるということです。
留守番は出る時には儀式を行わないで
帰ってきたら儀式を行ってください。
保護犬はドラマを抱えているということを理解して
少しずつ慣らしていきましょう。
シニアは量より質です。
すべて犬を変えるのではなくて
人間が犬によって関わり方や視点を変えていくということです。
もし3つのうちで
あーうちもそれかなーって思うことがあったら
ぜひ1つでいいので選んでやってみてください。
出かける前の儀式をやめてみる。
怖いものは平気な距離でおやつをあげてみる。
散歩に意識的に嗅ぐ時間を作ってみる。
どれか1つでも犬との絆をより強くするためには
大きな一歩になります。
最後に犬の目線で2つだけお伝えしたいと思います。
1つ目、あなたの愛犬はあなたに
この飼い主じゃなければなーなんて思ってません。
ただ、自分の気持ちを理解してもらえた瞬間に
すごく安心します。
今日の3つは全部その理解するというのの入り口でした。
2つ目、今日のどれか1つを選んで試してみるということです。
それだけで愛犬の毎日は変わります。
番組へのご感想やご質問は
お名前は出しませんのでどうぞ気軽に送ってください。
今日みたいに番組でご紹介することもありますので
ぜひぜひドシドシいただければと思います。
次回予告
そして次回のお話ですが
来週は5つの自由というテーマでお話をしたいと思います。
愛犬が幸せなのかどうかをはかる
世界共通の物差しのお話です。
それでは本日もお散歩お疲れ様でした。
気をつけてお帰りください。
境内ハーモニードッグトレーナーのひらたじゅんでした。
19:56

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