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愛犬は本当に幸せ?「5つの自由」で測る犬の心の健康
2026-09-18 15:17

愛犬は本当に幸せ?「5つの自由」で測る犬の心の健康

K9 Harmony(ケーナインハーモニー)ドッグトレーナーの平田淳です。

この番組は、他の人よりも少しだけ犬と話すことが得意な私が、「犬目線」で犬との向き合い方を考えるポッドキャストです。


あなたの愛犬は今、本当に幸せでしょうか?ごはんや散歩、おもちゃは十分。でも、どこか足りない気がする…そんな飼い主さんの悩みに、動物行動学に基づいた「5つの自由」という考え方をご紹介します。このエピソードでは、世界中で動物福祉の基盤となっている「5つの自由」が何か、そしてそれを愛犬の幸せを測る物差しとしてどう活用できるかを、K9 Harmonyドッグトレーナーの平田淳が詳しく解説。特に見落とされがちな「恐怖からの自由」と「正常な行動を表現する自由」に焦点を当て、愛犬の心を満たす具体的なヒントをお届けします。


🏠 お家でできるチェックポイント

✅ 全身を優しく触って痛みがないか確認

✅ フードと水の量、リラックススペースの快適さを確認

✅ 愛犬が恐怖を感じる場面を思い浮かべる

✅ 「犬らしい行動」を引き出すためのおもちゃや探索ゲームを考える


🐶K9 Harmony -Paws & People Cultural Lab.-

東京都板橋区を中心の出張型ドッグトレーニング

動物行動学 × フランス式

アナタの愛犬の個性が輝く! ⁠

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#犬からの伝言

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サマリー

愛犬の幸せを測る物差しとして、動物福祉の基盤である「5つの自由」を紹介する。飢えと渇き、不快、痛み・怪我・病気、恐怖と抑圧、正常な行動を表現する自由について、家庭で確認できる具体例を挙げる。特に見落とされやすい恐怖と、匂いを嗅ぐ・噛む・探すなど犬らしい行動の不足に注目し、刺激の調整や探索ゲーム、おもちゃで欲求を満たす方法を説明する。最後に、食事や睡眠だけでなく、犬らしくいられることが愛犬の心を満たすと伝える。

愛犬の幸せを測る「5つの自由」
ポッドキャスト番組犬からの伝言です。 突然ですが、あなたの愛犬、今幸せなんでしょうか?
犬を飼っている方なら、ふとした瞬間に、うちの愛犬ちゃんと幸せなのかなーって思うことあると思うんですよ。
ご飯もあげてるし、お散歩も行ってるし、何だったらおもちゃも山のようにあるし、お気に入りのおやつタイムもある。
でもなんだか、これで足りてるのかわからない。 これって形のない抽象的なものを、言葉も文化も、まあそれこそ種族さえも違う愛犬とともに追いかけているからなんだと私は思います。
今日はその愛犬の幸せを何で測ればいいのかについて一緒に考えたいと思います。 改めましてK9ハーモニードックトレーナーのひらたじゅんです。
今日は世界中で使われている5つの自由という考え方をご紹介します。 この5つの自由は愛犬の幸せを測る5つの物差しになっています。
聞き終わる頃には愛犬の一つの幸せの形、そしてお家を点検するチェックリストが手に入っていると思います。
5つの自由の起源と内容
ちなみに5つの自由という単語は聞いたことありますでしょうか。 動物福祉の世界ではすごく有名な基盤となる考え方になっています。
意外に思われるかもしれないんですけれども、この5つの自由という考え方はもともとはコンパニオンアニマル、いわゆるペットのためにできた言葉ではありません。
家畜の幸福、つまり我々が日頃いただいている牛だったり豚だったり鶏だったりのために生まれた考え方なんですね。
その起源から順番にお話をしていこうと思います。 5つの自由の出発点はイギリスです。
きっかけは1964年に出た一冊の本でした。 ルースハリソンさんという方がアニマルマシーンという本を出版して、当時の牛々詰めの家畜の飼い方を告発しました。
これが大きな反響を読んで、翌年の1965年イギリス政府が専門の委員会をつくって報告書を出します。
委員長の名前からブランベル報告と呼ばれるものなんですけれども、ここで動物には立ち上がる、横になる、向きを変える、毛づくろいをする、手足を伸ばす、これくらいの自由は必要だと示されたんですね。
これが5つの自由の起源となっています。 その後1979年にできた農業動物福祉協議会FAWCという組織がこれをさらに整理しました。
この時に体のことだけではなくて、心のことも、つまり精神的な充足も考慮されました。
それが今の5つの自由です。 この5つをご紹介していきます。
1つ目、飢えと渇きからの自由。 綺麗な水とちゃんとしたご飯を与えましょうということです。
2つ目、不快からの自由。 暑すぎず寒すぎず窮屈ではない、安心して休める寝床があることです。
3つ目、痛み、怪我、病気からの自由。 怪我や病気を放置しないことです。
4つ目は、恐怖と抑圧からの自由。 怖い思いや強いストレスを感じずにいられることです。
そして最後5つ目は、正常な行動を表現する自由。 その動物らしい行動ができること。
犬で言えば匂いを嗅ぐ、噛む、探す、他にも吠える、遊ぶ、 こういう犬として当たり前の行動ができるということ。
振り返ると、飢えと渇きからの自由、不快からの自由、 痛み、怪我、病気からの自由、恐怖と抑圧からの自由、
正常な行動を表現する自由、この5つです。 もともとは家畜の話だったんですが、今ではペットも含めた
動物福祉の世界共通の土台になっています。 日本でも動物福祉の基本として広く使われています。
家庭で確認する3つの自由
じゃあこの5つをあなたの愛犬に当てはめてみましょう。 あなたの愛犬は5つの自由の幸せ、
これを満たしているんでしょうか。 1つずつ見ていきましょう。
1つ目は飢えと渇きからの自由。 これはご飯と水のことでしたね。
ご飯の量は体重と運動量に見合った適正なものになっているか、 水のボトルが空になっていることはないか。
まあこれはほとんどのお宅でできていると思うんですよ。 2つ目は不快からの自由ですね。
これは寝床と湿度と湿温。 クレートや愛犬用のベッド、もしくは飼い主が寝る時に隣の特等席が用意されているのか。
まあこの湿温と湿度というところで言うと、夏場だったら25度から27度程度。
これからの冬場だったら20度から25度程度の湿温で、湿度は40度から60%程度。
これが快適とされていますので、これが保たれているのかどうか。
3つ目は痛み、怪我、病気からの自由。 これは健康にまつわることです。
怪我をしていたりとか難便で元気がない時、または誤飲をしてしまった時に病院に行っているか。
特にこの誤飲というのは年間で20万件とも言われているほど、 ペット事故全体で最も割合が多いと報告されています。
この辺りも愛情を持っている飼い主さんならだいたいクリアしているのではないでしょうか。
見落とされやすい恐怖と犬らしい行動
ここからが本題となります。 私が個人的に盲点になりやすいと感じるのが残りの2つなんですね。
4つ目の恐怖と抑圧からの自由。 例えば掃除機、ドライヤー、トラックなどの大きな音。
準備はできていない時に無理やりな抱っこ。 なんでそれするの?ダメ!NO!など必要以上に叱る。
トイレを外したら顔を排便に押し付けたりするなど過剰に罰すること。 こういうのが多い暮らしだと愛犬は常にちょっと怖い思いというのをしている可能性があります。
そして一番見落とされがちなのが5つ目です。 正常な行動を表現する自由です。
室内で飼われている犬って安全だし清潔だと思うんですよ。 でもその分野生で発揮される犬らしい行動がしにくくなるんですよね。
例えば外敵がいないかパトロールする。見慣れない相手が外敵ではないことを確認する。 獲物の匂いを探して追いかけて捕まえて噛む。
こういう犬として当たり前の欲求が満たされていないと欲求が溜まっていきます。 言葉の伝わらない同士きっとこれが嬉しいだろうの憶測で提供していくしかないのが当たり前です。
たださっきの5つの中で恐怖からの自由と正常な行動を表現する自由 この2つは目に見えないものなのでつい見落としがちになりやすいのではないかと思っています。
恐怖を減らし欲求を満たす方法
もちろんこの2つも解消することが可能です。 恐怖からの自由は何が恐怖になっているのかを見極めて刺激強度を下げていく。
脱寒作と気候条件付けで恐怖に慣れていってもらう。 動物行動学に言うと潤化をしていく。
今現在怖いと感じているものを怖いと感じる必要はないんだよ安全なものだよ あなたのことは私が守ってるよというのを伝えて覚えていってもらう方法が考えられます。
今難しい単語刺激強度脱寒作気候条件付け潤化という単語が出てきましたがちょっと難しかった なと思った方はこのエピソード1個前2個前3個前あたりを聞いていただくと刺激強度
脱寒作気候条件付けという単語も説明していますのでぜひ聞いてみてください 5つ目の正常な行動を表現する自由について
憶測ではなくて愛犬の持っている資質から欲求を見極めることが大事です 何が満たされていないのかということを判断して遊びやおもちゃ等の日常に根付きやすい
自由行動から正常な行動を引き出してあげて 欲求を発散していくという方法が考えられます
我々のドックトレーナー特にK9ハーモニーでは犬を良い子にするということが主な目的ではなくて犬の恐怖などの感情だったりとか満たされていない欲求というのを
瞬時に見極めて適切な方法を家庭にあった継続可能な形で提供していくというのが指名ではないかなと個人的には思っています
今日からできる愛犬のチェック
さあ一番最初の話に戻りましょううちの愛犬は幸せなんでしょうか そう感じた時は今日の5つの自由というのを思い出してみてください
フードだったりとか水の量は十分でしょうか 怪我はしていないでしょうか自由に動き回れるでしょうか
寝床は清潔に保たれているでしょうか 恐怖は感じていないでしょうか欲求は満たされていますでしょうか
もちろんこれだけが正解ではありません 幸せの一つの形だと思います
逆に言ってしまうと毎日高級なステーキが食べられていても他の4つが満たされていなければ幸せには直結しないと私は思っています
もしあなたが迷った時はこの5つで一つずつ点検してみてください そしてほとんどのオタクでは前の3つは余裕でできているはずです
だからもし愛犬にもっと幸せになってほしいと思って何かをしてあげようと思うので あれば後ろの2つ
特に5つ目の犬らしい行動 ここを考えて足してあげるとあなたの愛犬の幸せに直結すると思いますし
飼い主との絆もより深まるのではないでしょうか それでは今日のまとめをしたいと思います少し難しいですが5つの物差しをぜひ覚えてみてください
飢えと渇き 不快
痛み 恐怖
そして正常な行動 特に大事にしてほしいのはこの4つ目と5つ目
恐怖を感じないこと犬らしくいられること この2つだけ覚えていただければそれだけで十分と言えるくらい大事な物差しだと思います
それでは今日からできることをお伝えしたいと思います 1つ目怪我などはないか全身をくまなく優しく触って痛がる場所はないかを確認してください
2つ目 フードの量と水の量は十分か確認していつも寝るリラックススペースは快適に保たれているか確認してください
3つ目 これはあなたがお風呂に入っている時や寝る前で構いません 恐怖を感じている場面はどんなところなのかなぁとちょっと思い浮かべてみてください
4つ目 正常な行動を引き出すために次のお休みに買うおもちゃを考えてみてください
おもちゃ選びに関しては遊ぶということという初期のエピソードでお話ししています 何が足りてないのかわからないという時はぜひ参考にしてみてください
もしくはおやつをお部屋のどこかに隠して探すという探索ゲームをしてみる どれか一つだけでも十分です
犬らしくいられること
たったこれだけでも愛犬の満足度というのは上がると思います 最後に犬の目線で一つだけ
あなたの愛犬の幸せ これはご飯と睡眠だけでは満たされません
一番大事なのは犬らしくいられること 匂いを嗅いで噛んで探すこの当たり前の行動が毎日自由に発散できること
これが愛犬の心を満たします 最後まで聞いていただきましたありがとうございました
番組へのご感想やご質問はメッセージ from doc at mark gmail.com までお待ちしております
msg.from.dog at mark gmail.com までお待ちしています
お名前は出しませんのでどうぞ気軽に送ってください そして次回のお話なんですけれども来週はご近所と仲良くなる犬の連れ方
吠えだったりとかすれ違いのトラブルを防ぐその一歩先の対処方法 愛犬がご近所とのご縁をつないでくれる
そんなお話をしていきたいとおもいます それでは本日もお散歩お疲れ様でした気をつけてお帰りください
k9ハーモニードックトレーナーの平田順でした
15:17

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