トイレの失敗についての悩み
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
愛犬にもっと好かれたい、うちの子の困った、どうしよう、そんな飼い主さんに向けて、愛犬と過ごす人生をもっと幸せに、おテーマに
あなたの飼い主マインドが変わり、愛犬との絆がもっと深まる、そんなお話を、ドクトレーナー歴20年の経験からお届けしています。
時にアニマルコミュニケーター、ペットロス専門誌としての視点、時に雑談も交えて楽しくお伝えしています。
5月22日、木曜日、朝9時10分より、ドクトレーナーの本音、ドックランは本当に必要か?ということで、ちょっとね、迷妻な深いテーマをお話ししていく予定です。
皆さんの意見も知りたいので、ぜひ興味のある方はいらしていただければと思います。来週5月22日、木曜日の朝9時10分となります。
さて、今回はですね、いただきましたレターにお答えをしていきたいと思っています。
こちらはですね、お名前を出していいという許可をいただいておりますので、お名前を出させていただきます。
レターをいただいたのはキキア・オルゴールさんです。
共感セッション受付中ということで、レターをいただきました。ありがとうございました。
こちらのレターを読ませていただきますね。
県主はマルプーのメス。飼い始めて5年が経ちます。
トイレはペットシーツで、たまにシーツから外す程度でしたが、ここ2週間、床のあちこちでおしっこをするようになりました。
朝起きたらシーツがある近辺で、おそらく夜中の間にトイレや2階に自分が行って、一瞬いなくなるときに床でしているということが多いです。
飼っている状況は1人で、日中平日は1人で留守番。両親が様子を見に1時間程度来てくれています。
散歩は週末です。ここは、ここ最近はスキンシップを多くと心がけているようにしていますが、
急にシーツ以外でトイレをするようになったので悩んでいます。
何か解決策があればと思い、レターをさせていただきました。
トイレの失敗への対策
インスタのリール動画も拝見させていただきました。よろしくお願いします。
ということで、少し前にいただいていたレターになるんですけれども、
オルゴールさんありがとうございました。
こちらの回答というか、考え方について少しお話をしていきたいと思います。
というのも、いただいたメッセージの中から読み取れることに限られる回答になりますので、
もしもう少し詳しく知りたい、もう少し具体的に知りたいという場合には、
ぜひ状況をもう少し教えていただけるとヒントがあるかなと思います。
まず注意するべきことは、このワンちゃんが女の子であって、
政権であるということですね。子犬ではないということなんですよ。
そしてここがちょっとキーポイントにはなると思うんですけれども、
日中は一人でお留守番をしている時間が長い。
この時にトイレを成功しているのか失敗しているのか、
ここは一つ大きなキーポイントになるんじゃないかなと思います。
というのも、このトイレの失敗というのが夜間だけに起きるものなのか、
それとも日中帯、起きている時間帯、一人でお留守番の時間帯にも失敗をしているのか、
それによって分かることが一つあります。それは何かと言いますと、
飼い主さんがいらっしゃるときにだけ起きている問題なのか、
それとも飼い主さんのいる、いないに関わらず起きている問題なのか、
この2つで分かれますよね。この2つが分かれることによって、
一体全体何がどう違うのか、そんなに飼い主さんのいることといないことと
変化があるのかということを聞かれることもあると思うんですけれども、
これは一つ、こういった今まで起きていなかったことが、
政権で今まで起きなかったことが急に起きたときに、
私たちドクトレーナー、ドクトレーナーじゃなくても動物の関係者が思うことは、
一番最初は体調不良なんですね。つまり何かしらの病気にかかっているのではないか。
病気にかかっている結果、トイレが近くなってしまって、
そしてトイレを外す回数も増えてしまったのではないか。
例えばこれが、今5歳ということなのでそういう可能性はないんですけれども、
これが例えば12歳です。今までトイレできていたのに、
今年12歳になって、突然トイレの付近で失敗することが増えてしまいました。
昼間、お留守番のときも、夜一緒に寝ているときも、その状況が変わりません。
というのであれば、老化に伴う地方症や、トイレの近さであったり、
あとは腎臓に少し、腎臓の機能が衰えていることで、
例えば膀胱炎になっていたり、例えば腎臓の病気にかかっていたり、
そのことで尿の回数が増えていたり、ということも疑われるんですよね。
ただ、今いただいた情報を元に考えてみると、
もし日中帯にトイレの失敗、1人でいるときには失敗がない、
そして年齢も5歳ということで、整形ではあるけれどもシニアではない、
そして慢性病があるかどうかというのはちょっとわからないんですけれども、
もし病気の可能性が高ければ、日中帯でも同じようなことが起きている可能性が高いわけですよね。
ただ日中帯は起きていない、そして夜間に飼い主さんがいらっしゃるときにだけ起きているということであれば、
私がこれかなと思うのは、一つはやはり飼い主さんの気を引くために、
わざとトイレの近くで失敗を繰り返してしまっているということが一つ挙げられるんじゃないかなと思っています。
もしかしたら、最近はスキンシップを多くとるように心がけていますというふうにメッセージにあったように、
飼い主さんご自身、オルゴールさんご自身ももしかしたらスキンシップが少なくて、
夜寝ているとき、そして飼い主さんが他のお部屋に移動したときに一緒に起きて、
ちょっとそういうふうにソソをすることで、ソソをした場合に飼い主さんは片付けますよね。
そうやって一緒に起きている時間、飼い主さんが起きている時間に少しでも一緒に意識を交わせるような方法をワンちゃん自身が編み出したのかなということも一つ可能性として考えられますよね。
ここでもしかしたら飼い主さんの気を引くために、夜間に起きたときに飼い主さんが起きて、
お部屋の外に出られるときに一瞬で見ていないスキンしてしまう。
帰ってきたらトイレのソソの跡だけがある。
しょうがないから飼い主さんはそれを片付けてまた眠りにつくというパターンが繰り返されているようなのであれば、
どうにかしていきたいという時に解決策はいくつかあると思います。
もしこのワンちゃんが飼い主さんの気を引くために、目を離したときにトイレをしてしまう、ソソをしてしまうというのであれば、
これは非常にトレーナーなのにそんなことでいいの?みたいなふうに思われるかもしれないんですけれども、
もしこのワンちゃんのソソの原因が飼い主さんに注意をしてもらいたい、飼い主さんの気を引きたい、
飼い主さんを1秒でも長く起こして自分の方に意識を向けたいという寂しいという気持ちからのものであれば、
起きたときにワンちゃんを抱っこして一緒にトイレでも、一緒にお水を飲みに行くでも、一緒に行ってあげたらいかがでしょうか。
夜中のトイレ問題への対策
おそらくそうすることでワンちゃん自身が飼い主さんのいない一瞬をついてトイレをするということはないと思います。
もしワンちゃん自身も起きてトイレをしたいなというのであれば、一緒にご自身がトイレに行くのに連れて行ったり、
お水を飲みに行かれるのに抱っこして連れて行ったりした後でトイレに誘導してトイレの上にワンちゃんを置いたりして、
じゃあここでトイレしてねという感じで失敗させないような環境を作ってトイレをさせてもらってそこで、そして褒めてまた眠りにつくということでやってみてはいかがでしょうか。
これをすることで一瞬目を離した隙にワンちゃんがトイレを誘導してしまうという失敗を防ぐことができますよね。
そしてワンちゃん自身は飼い主さんに構ってほしいという要求を、要求防衛をしたり要求を執行したりすることなく先に叶えられちゃうわけですよね。
そしてトイレ自身も飼い主さんの抱っこが終わった後にきちんとトイレに連れて行ってもらってそこでトイレをする。
そして褒められるということであればワンちゃんにとってもデメリットは何一つないですよね。
いかがでしょうか。
あんまりね、こんな解決策を提案するトレーナーさんというのはいないと思うんですけれども、
私はね、もしこのワンちゃんが日中一人でお留守番して寂しかったよ、帰ってきた飼い主さんにもっともっと構ってほしいよ、触ってほしいよ、抱っこしてほしいよ、自分のことを見てほしいよという気持ちから起きているのであれば、
その時間をちょっとの間でも与えてあげることで、飼い主さんとワンちゃんがお互いウィンウィンの結果になるんじゃないかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
もしね、夜中にオルゴールさんが起きて自分がトイレに行こうとしているときは寝てる。ワンちゃんは寝てる。
この寝てるワンちゃんを抱っこしようとすると怒るとか噛むとか。
それで仕方なく置いていってお部屋にまた戻ってきたときにトイレの装装だけがあるとかだとちょっとまた対策は変わってくるので、そういったときにはまたご連絡いただきたいなと思います。
オンライン講座と相談会の案内
他にもトレーニングや対策なんかを取ることはいくつか考えられますので、その辺は今度5月29日の木曜日夜8時より行います。
私のオンラインズームでのおしゃべり会、お悩み相談会。そこでも少し図解を交えて政権のトイレの問題について他の方からもご相談などを寄せられていますので、お話をしていきたいと思います。
5月29日の夜8時、こちらは無料のどなたでも気軽にご参加いただける野ちゃん先生のおしゃべり会、相談会となります。
こちらに寄せられたご相談やお悩みに関しては私が全力で時間の許す限りお答えしていきたいと思うんですけれども、
ただしその代わりですね、アーカイブに関しましてはこちらのスタンドFMのメンバーシップで音声のみ公開とさせていただきたいと思っています。
もしどなたかご興味がある方、ちょっとこういったこと気になるからプロのお話を聞いてみたいなという方は、ぜひ無料ですので顔出しも不要です。
途中入祭室、大歓迎なので危機に遊びにいらしていただければと思います。概要欄にそちらのURLも貼っておきますので、必要であればぜひご参加いただければと思います。
そしてですね、最後になりましたが6月末からスタートする私のオンライン初講座。
飼い主の魅力爆上げ、愛犬が夢中になる魔法の講座。
一般的な質系とかトレーニングやお悩み解決だけにとどまらず、飼い主さんの個性、そして愛犬さんの個性を把握した上で、飼い主さんご自身が愛犬さんの良さ、ご自身の良さをもっともっと実践ワークやトレーニング体験を通して見つけられるようになり、
愛犬さんとの数十年をより一層豊かなものにできるようなそんな内容となっております。もちろんね、今抱えているお悩みやご相談内容にも全力で実践ワークを通して解決をしていきたいと思っています。
そんな講座、残り2名になっております。アーカイブ性はもう少し枠がありますので、よろしければ概要欄の詳細ページから中身を確認していただければと思います。個別の質問なんかも受け付けておりますので、こちらもよろしければご検討いただければと思います。
それでは最後まで聞いていただいてありがとうございました。あなたと愛犬さんの毎日が、より豊かにハッピーになりますように。