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今週のものづくりニュース Vol.22【AIポッドキャスト回】
2026-09-26 16:24

今週のものづくりニュース Vol.22【AIポッドキャスト回】

🎙️内容
今回のエピソードは、今週のニュースから「作った後に、何が残るか」という視点で3本を紹介しました。3Dプリンタで人気のBambu Labが、FDMの老舗Stratasysの特許4件を侵害したとして約43億円の支払いを命じられた話・人型ロボットが壊れたとき、1万点を超える部品と数キロのネオジム磁石を誰がどう片付けるのかという話・世界初の浮かぶ原子力発電所USS Sturgisが、止まってから解体を終えるまでに43年、建造費の倍の額を要した話。売った後、壊れた後、役目を終えた後——ものづくりは出荷で終わらない、という回です。

▼ 紹介したニュース
・Bambu Labに特許侵害で約43億円、うちのA1も対象だった
・人型ロボットが壊れたら、1万点の部品を誰が片付ける?
・世界初の浮かぶ原発、止まってから片付くまで43年かかった

⏱️チャプター
オープニング
Bambu Labに特許侵害で約43億円、うちのA1も対象だった
人型ロボットが壊れたら、1万点の部品を誰が片付ける?
世界初の浮かぶ原発、止まってから片付くまで43年かかった
エンディング

参考👇
https://fabscene.com/new/news/stratasys-bambu-lab-patent-judgment-27-6m/
https://www.therobotreport.com/what-do-you-do-with-a-humanoid-robot-when-it-breaks-down/
https://hackaday.com/2026/09/21/the-first-floating-nuclear-power-station/
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サマリー

「作った後に何が残るか」を軸に、ものづくりに関する3本のニュースを紹介する。Bambu LabはStratasysの特許4件を侵害したとして約2760万ドルの支払いを命じられ、対象機種にはA1とA1 miniも含まれていたが、販売・使用の差し止めは出ていない。人型ロボットは1万〜1万5000点の部品や3.5〜4キロのネオジム磁石を含み、個人情報、電池、疲労した骨格などの問題から、回収を前提に設計する必要があると語られる。最後に、浮かぶ原子力発電所Sturgisが停止後43年を経て解体を終え、建造費1720万ドルに対して解体契約は3466万ドルだった事例から、製品の終わらせ方まで設計段階で考える重要性をまとめる。

導入:作った後に何が残るか
どうも、しぶちょーです。 ものづくりnoシテンは、産業機械の現役エンジニアである私、しぶちょーが、
ものづくりに関するトピックを独自の視点で解説する番組です。 最初に一つだけお伝えしておきたいんですけど、この番組は、
AIが原稿を生成して、それを音声化してお届けしている AIポッドキャストなんですね。
普段のものづくりのラジオとは別のラインで、最新のニュースをAIに整理してもらって、 そこにしぶちょーシテンを乗っけた台本を読み上げてもらっている、
いわば実験的な番組です。 なので、内容にたまに事実と微妙に違うところとか、ニュアンスが本来とちょっとずれてる箇所が
混じる可能性があるってのは、ぜひ頭の片隅に置いておいて欲しいんだよね。 気になった情報は、概要欄のリンクから一時ソースを確認してもらえると、
より楽しめると思います。 さて今日は、今週分のニュースから作った後に何が残るかっていう視点でつながる3本を揃えました。
1本目は、3Dプリンタで大人気のバーブラボが特許侵害でおよそ43億円の支払いを命じられた話。
しかも対象の機種には、うちの愛知の家にあるプリンタも入ってたのよ。 2本目は、人型ロボットが壊れたらどうするのっていう話。
部品が1万点以上、中には強力な磁石が4キロ近く入ってて、実はまだ誰も片付け方を決めてない。
そして3本目は、半世紀以上前に作られた世界初の海に浮かぶ原宿発電所の話。
動いてたのは10年ちょっとなのに片付け終わるまでに40年以上かかった。 売った後、壊れた後、薬目を終えた後。
ものづくりって出荷したら終わりじゃないのよ。 それでは早速いきましょう。
Bambu Labの特許侵害判決
じゃあ1本目いきましょう。 家にある3Dプリンターが43億円の裁判の対象になってた話です。
9月17日アメリカのテキサス州の連邦地裁で売信員が全員一致で氷結を出しました。
アメリカの裁判って特許みたいな専門的な争いでも一般の市民から選ばれた売信員が白黒をつけるのよね。
その結論が中国初の3Dプリンタメーカーバーブーラバオの関連会社5社が他社の特許を4件侵害していたというもの。
支払いは2760万ドル。 2本円でおよそ43億円。
しかもうっかりじゃなくて分かっててやった。 恋の侵害だと認定されたんですね。
ただ恋の場合に最大3倍まで増やせる賠償の上乗せは今回は認められませんでした。
訴えたのはストラタシス。 先週GMの工場の地具の話で出てきたあの会社です。
溶かした樹脂を細く押し出して一層ずつ積んでいく。 いわゆるFDMっていう方式を生んだ老舗で、
今週は3Dプリンタメーカー低下してじゃなく原告として出てきたってわけ。 3Dプリンターの世界の大先輩と急成長した新顔のめちゃくちゃ大きな喧嘩なのよ。
どの特許かっていうのが3Dプリンターを触っている人ほどうわってなるところでね。
バーブーラバが人気になった理由って多色印刷が手軽で、電源を入れたら勝手にベッドの傾きを図ってくれる。
買ってすぐ使える感じじゃない? その多色印刷の時にノズルに残った前の色を捨てるため、造形物の横に小さな塔を建てるでしょ。
パージタワーって呼ばれてるやつ。あれで1420万ドル。 ベッドの傾きを図る方はノズルでベッドを軽く押して、
その力で高さを知る仕組みで、これが2件で280万ドル。 そしてその全部の土台にある樹脂を押し出して積むっていう造形方法そのもので1060万ドル。
使いやすさを作ってる機能の足元に他人の権利があったってことなんですよ。 見慣れてる機能ほどそれが誰かの発明だってことを使う側も作る側もつい忘れちゃうもんなんですね。
対象になった機種はX1C、XE、P1S、P1P、それからA1とA1mini。
いやーうちの愛知の家に置いてきてるA1とA1miniがバッチリ入ってました。 ただ聞いてるあなたが持ってても慌てなくて大丈夫。
今回は差し止めは出てないので売られ続けるし使い続けられます。 賠償は2022年5月から売ってきた分に対して後から請求が来た形です。
しかもこれ2件ある裁判のうちの1件目で2件目にはさらに10件の特許が並んでる。
バーブー側も黙ってなくてアメリカの特許審判では一部の特許を無効にさせてるし、 ヨーロッパの裁判所では新しい機種への仮処分をしりぞけさせてる。
争いはまだ続きそうです。ちなみに両者ともこの氷結についてはコメントしてません。 私は産業機械の設計が本職だからこの話は本当に谷ごとじゃないのよ。
設計者って自分が考えた仕組みは自分のものだと思いがちなんだけど、 世の中にはもう同じことを考えて先に権利を取ってる人がいるかもしれない。
しかも特許は作ってる最中じゃなくて売った後に聞いてくる。 売れば売るほど大数分積み上がる。一番売れた製品が一番大きな請求書になるってことです。
だからもしあなたが自分の設計でここがキモって思っている機能があるなら、それを一つだけ選んでトボ長の検索サービスで似た権利がないか一回だけ調べてみてください。
売る前に知るのと売った後に知るのとじゃ桁が違いますからね。 さっきは売った後に特許の請求が返ってくる話だったじゃない。
壊れた人型ロボットの回収設計
今度はもっと物理的な作った後です。 人型ロボットが壊れたらどうするのって話。
ちょっと想像してみてほしいんだけど倉庫で荷物を運んでた人型ロボットがある日動かなくなった。 修理もできない。
さあ、そいぞみの日に出せるかっていうと出せないのよ。 アメリカのロボット専門メディアのザ・ロバートリポートに壊れた機械の回収や再生を仕事にしている側のコンサルタントが寄稿してて、これがめちゃくちゃ背筋の寒くなる話でした。
作る側じゃなくて片付ける側からの声っていうのが大事なところなんですね。
そもそも規模が違う人型ロボット1台の部品は1万点から1万5千点。 しかも関節を動かすモーターに使われている強力なネオジム磁石が1台あたり3.5キロから4キロ。
電気自動車の車体丸ごとより多いかもしれないって書いてあります。 レアアースは掘るのも精錬するのも大変な資源だから、
捨てるなんてもったいなさすぎるじゃない。 で、これを解体する人が順番にぶつかる壁があるのよ。
最初に向き合うのは頭の中身。そのロボットは働いてた倉庫の地図を覚えてるし、 顔認識の記録や生体認証のログまで持ってるかもしれない。
そのまま捨てたら情報がダダ漏れです。 じゃあ記録を消して胴体を開けようとすると、今度は電池が待ってる。
リチウムイオン電池は穴を開けたり潰したりすると、中で熱が止まらなくなって、有毒なガスが出たり爆発したりする。
慎重に電池を外してやっと骨格にたどり着く。 ところがカーボンの骨格は何年も体重を支えて歩いてきたせいで材料が疲れてて、
力をかけた瞬間にいきなり折れることがある。 解体している人の手元でですよ。
そうやって全部くぐり抜けて一番価値のある磁石を取り出したい。 でも普通のリサイクルみたいに丸ごと砕くとアルミやチタンやカーボンと混ざってただのクズになっちゃう。
じゃあどうすればいいか。 機構者の答えは、回収を前提に設計しろってことです。
英語だとデザインフォーリカバリー。 回収のための設計って呼んでます。
部品を接着剤で永久に固めるのをやめる。 中身をカートリッジみたいに抜き差しできるまとまりにして、
つなぎ目の外し方を業界で揃える。 今のままのやり方は持続不可能で、作るメーカーと回収する側が組まないと回らないと言い切ってます。
作った会社と片付ける会社が最初から組んでおかないと壊れた機体が倉庫の隅に積み上がっていくだけってことなのよ。
いやーこれは本当に刺さるのよ。 私、ネジの締結設計の本を書いてるんだけど、ネジと接着の一番の違いって強さじゃなくて外せるかどうかなんですよね。
接着はつけるのは楽だし、見た目もすっきりする。 ラインでも早いしネジ穴もいらない。でも外すときは壊すしかない。
ネジは手間がかかるけど逆回しすれば元に戻る。 その選択って設計の段階で図面の上で決まっちゃうの。 工場を出た後に変えることはもうできないんだよね。
人型ロボットはまさに今から量産が始まるところでしょう。 今年の上半期だけで世界の出荷が2万台を超えたって報道もある。
つまり片付け方を設計に入れるなら今が一番安い。 聞いているあなたも自分が関わっている製品を分解する順番で一回書き出してみてください。
浮かぶ原発Sturgisの43年にわたる解体
途中でここを外せないなーって手が止まったら、そこが最後に誰かを困らせる場所です。 さあ最後の3本目。売った後、壊れた後ときて最後は役目を終えた後です。
世界初の海に浮かぶ劇毒発電所の話。 1968年パナマ運河の真ん中にあるガトゥン湖に古びた輸送船が一石浮かんでました。
第二次世界大戦で大量に作られたリバティ船という貨物船を改造したもので、名前はスタージス。 元はチャールズH級グルゴーという船です。
その船の中に原子炉が積んであったのよ。 電気出力は10メガワット。
アメリカ陸軍が1961年に発注して、1967年に動き出した移動できる原軸発電所です。
中身は火圧水型っていう今の原発でも主流のタイプの原子炉なんですね。 なんでそんなものが運河に浮かんでたのか。
パナマ運河って山を越えて太平洋と大西洋をつないでるから、 船を水で持ち上げてまた降ろす仕組みになってるのね。
階段みたいに仕切った水路に水を入れて船ごと持ち上げる。 これを開門って言うんだけど、船が一石通るたびに湖の水を大量に使う。
ところが換気になると水が足りない。 しかもその同じ湖の水で水力発電もしてた。
つまり電気を作るか船を通すか水を取り合ってたわけ。 そこに浮かぶ原発を持ってきて電気を型変わりさせた。
浮いた水を開門に回したら1日に15石も多く船を通せるようになったそうです。 いやー発想が大胆だよねー。
でも今日の話の本番はここから。 スタージスは1976年に止まって翌年の3月に燃料を抜かれて
バージニア州のジェームズ川にある予備艦隊の経由地に置かれました。 そこから37年間そのまま
解体の契約が結ばれたのが2014年でシカゴブリッジ&アイアンっていう会社が受け負ってテキサス州の港町で最後のスクラップ処理が終わったのが2019年です。
発注から動き出すまでが6年ちょっと。 止まってから片続け終わるまでが43年。パナマで働いてたのは7年ほどだからその5倍以上の時間
川に浮かんで解体を待ってたことになる。 しかもお金の話が本当にすごいのよ。作った時の建造費が1720万ドル。
解体の契約が3466万ドル。 もちろん1960年代と2014年のドルだから物価を考えずに単純には比べられないんだけどそれでも数字だけ並べると終わらせるのに作った時の倍の額がかかっている。
原子炉を積んだ船はただ切って手つくずにするわけにいかない。 放射線を測ってほごれた部分を取り除いて安全を確かめながら少しずつ進めるしかないんですね。
私は原子力は専門外の機械屋なんだけどこの話はものづくりの人間ほど重く聞こえると思うのよ。設計の時ってどう作るかどう動かすかはみんなめちゃくちゃ真剣に考える。
でもどう終わらせるかはあのついその時の人が考えるでしょってなりがちじゃない。 聞いてるあなたの現場にもそういうその時の人に任せた設備きっとあるでしょ。
スターディスはまさにそのその時の人に43年分の宿題を残した。 実はねこの発想は終わってなくてロシアでは2019年から原子炉を2機積んだアカデミックロモノソフっていう浮かぶ原発が
合わせて70メガワットスターディスの7倍の出力で北極圏の街に電気と熱を送ってます。 作る技術はちゃんと受け継がれている。昔話じゃなくて今の話なのよ。だからこそ今度は終わらせ方まで最初から図面に入れておかないといけない。
製品の最後まで考える設計
売った後壊れた後、薬目を終えた後、今日の3本全部そういう話だったってことです。 今日はバブラバが特許侵害で約43億円の支払いを命じられた話。
人型ロボットが壊れたら誰がどう片付けるのかっていう話。 そして世界札の浮かぶ原子力発電所が片付くまでに43年かかった話。
この3本をお届けしました。 並べてみるとね全部作った後の話だったのよ。
売った後に足元にあった他人の権利が請求になって帰ってくる。 壊れた後に接着で固めた中身が誰かを困らせる。
薬目を終えた後に作った時の倍のお金と40年以上の時間がかかる。 物作りって図面を出して量産して出荷した瞬間がゴールに見えるんだけど
本当はそこから長い後半戦があるんだよね。 だからあなたも今手がけている製品の最後の日を1回だけ想像してみてください。
誰がどこでどうやってそれを片付けるのか。 そこまで思い浮かべられたら図面の線が1本変わるはずだからね。
というわけで今回はここまでとさせていただきます。 私は技術ブログ支部長技術研究所も運営していますのでそちらの方もぜひチェックしてください。
Xの方も毎日ものづくりに関する投稿をしてますのでよろしくお願いします。
podcast ものづくりのラジオの方も毎週土曜日週一で配信中です。 お時間あればぜひ聞いてください。
というわけで今回はここまで。 以上支部長でした。ではでは
16:24

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