#034|日本前衛派の開拓者|横尾忠則|森山大道|寺山修司|荒木経惟|1960年代|前衛芸術|ドキュメンタリー|LinkArchiScape|建築祭|Ginza Sony Park|自由学園明日館|SIMスワップ詐欺|電話番号乗っ取り|対策|映画|建築|展覧会
2026-11-07 21:23

#034|日本前衛派の開拓者|横尾忠則|森山大道|寺山修司|荒木経惟|1960年代|前衛芸術|ドキュメンタリー|LinkArchiScape|建築祭|Ginza Sony Park|自由学園明日館|SIMスワップ詐欺|電話番号乗っ取り|対策|映画|建築|展覧会

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本日2本目のMeeFM #034(2026年11月7日)


テーマは「“当たり前”を疑うと、見えてくるもの」。まず本日公開のドキュメンタリー映画『日本前衛派の開拓者』――横尾忠則・森山大道・寺山修司・荒木経惟ら、1960年代の芸術革命をフランス人監督アメリー・ラヴァレックが6年かけて追った105分。「アレ・ブレ・ボケ」の写真やモノ派が壊した「客観性」「美術とはこうあるべき」という枠組みの話。続いて文化庁主催「LinkArchiScape 2026」(Ginza Sony Park 11月21日〜23日、自由学園明日館 12月12日)。歴史的建築を凍結保存するのではなく、ホテルなどに生まれ変わらせて使い続ける「第3の道」と、全国の建築祭をつなぐ建築ツーリズム。最後にSIMスワップ詐欺――電話番号そのものを奪う手口。11月5日に発表されたSMBCコンシューマーファイナンスとGMOペイメントサービスの個人情報漏えいのニュースから、偽造免許証でSIMを再発行させる手口、スマホが突然圏外になるサイン、今日からできる5つの対策と相談先(#9110・188)まで。


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♪今日の1曲:クラシック


🎙 パーソナリティ:Nami × Kenta(+ノア)


■参照サイト

・Dtimes・横尾忠則ら5人の本編インタビュー映像5本を一挙公開!映画『日本前衛派の開拓者』 https://dtimes.jp/post-1451326/

・IMA ONLINE・森山大道、荒木経惟、横尾忠則らが語る1960年代。映画『日本前衛派の開拓者』上映 https://imaonline.jp/news/others/20261004/

・au Webポータル(日刊ゲンダイDIGITAL)・映画「日本前衛派の開拓者」異端、破壊、生と死、緊縛…天才たちが解き明かす日本人の本質 https://article.auone.jp/f81bf7f5-4403-4f35-a7fc-a56c598e898b

・映画『日本前衛派の開拓者』公式サイト http://zenei.onlyhearts.co.jp

・CDJournal(Yahoo!ニュース)・映画『日本前衛派の開拓者』、横尾忠則・森山大道・寺山修司・荒木経惟・田名綱敬一のインタビュー映像一挙公開 https://news.yahoo.co.jp/articles/e6584f21c1a9a0d991b25f5f2c2eaa3b7218d284

・文化庁・LinkArchiScape―建築ツーリズムをつなぐ(公式) https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/joseishien/zenkoku_katsuyo/las/

・東洋経済オンライン・LinkArchiScape 2026―建築ツーリズムをつなぐ https://toyokeizai.net/ud/pressrelease/6aee47a312621705d0000000

・美術手帖(Yahoo!ニュース)・全国の建築祭が銀座に集結。文化庁が「LinkArchiScape 2026」開催、建築の保存と継承を考える https://news.yahoo.co.jp/articles/3ed6cee01c1e2edac8e4655a107af640fc606a9c

・Ginza Sony Park・News Release(2024年12月10日、グランドオープン) https://www.ginzasonypark.com/e/release/20241210/newsrelease_20241210.pdf

・自由学園明日館・公式サイト(トップ) https://jiyu.jp/en/

・東京建築祭2026・公式サイト https://2026.kenchikusai.tokyo/

・cybernote・SIMスワップ詐欺とは?手口と兆候、スマホが急に圏外になったときの対処(2026年版) https://www.cybernote.click/2026/11/05/sim-swap-sagi/

・楽天証券・SIMスワップ詐欺に関する注意喚起(2026年4月6日) https://www.rakuten-sec.co.jp/smartphone/info/info20260406-01.html

・警察庁・サイバー事案に関する相談窓口 https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/soudan.html

・はりまっぷ・サイバー攻撃に便乗する偽SMS・メールに注意|3つの対策と相談先 https://harimap.com/tatsuno-cyber-fraud-sms-2026/

・日テレNEWS NNN・特殊詐欺被害500万円 アプリ上で利益が出たが出金に暗号資産要求 青森・むつ警察署発表 https://news.ntv.co.jp/n/rab/category/society/rabd9b450d4ec3423bbce25a7ae484072e

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00:00
認証があるから安全だっていうシステムという枠組みを完全に盲信している間に、その根底にあるアナログな隙を突かれてハックされているわけですね。 だからこそ
企業が用意した与えられた枠組みを、ただ信じて乗っかるだけではいけないんです。 例えば、SNS認証に頼るのではなく、アプリ認証を併用するなど、自分自身の空間やデータを自営し、管理し直す意識が必要なんです
よ。
1960年代の芸術家が既存の枠組みに抗い、古い建築を新しい価値観で上書きするように、私たちも与えられたデジタルインフラの枠組みを盲信せず、
能動的にコントロールを取り戻さなければ、奪われる側に守ってしまうということです。
想像してみてください。あなたの家のドアに最新の生態認証ロックを何重にもかけて、絶対に安全だと思い込んでいるとします。
ねえ、かなり厳重に守られている状態ですね。
そうなんです。でも、もし泥棒があなたの公屋さんのところへ行って、「私が住人です。鍵をなくしました。」って嘘をついたらどうなるか?
あ、それってまさか。
はい。あっさりとマスターキーを受け取って、堂々と正面から家に入ってくるとしたらどうでしょう?
それは恐ろしいですね。
実は今、私たちの見えないデジタルの世界では、これと全く同じことが起きているんです。
なるほど。既存のシステムやルールを出し抜いて、全く別の目的で使う、いわゆるハックですね。
ただ、これが犯罪者だけの特権ではない、というのが今日の面白いところです。
確かに、歴史を振り返るとそういうアプローチって結構ありますよね。
そうなんですよ。例えば、1960年代、日本の若き写真家たちはまさにこの手法でアートの歴史を根底から変えましたし、
現代でも、歴史的な名建築をそのまま保存するのではなく、民間企業がホテルなどにハックして生き残らせる、という動きが始まっています。
ここが非常に興味深いところなんですが。
さて、これをどう紐解きましょうか。
土曜の週末のゆるい空気を担当するナミです。
深く落ち着いた声で、そうした事象の裏側に潜むなぜを解き明かしていきます。
カイトです。そして、レギュラーメンバーもNOです。今日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
えーと、写真、建築、そしてスマホの通信近畿も奪う詐欺。一見すると全く接点のないニュースのように思えますよね。
最初聞いた時は、なんでこの3つが並んでいるのかなって不思議でした。
でも、実はこれらを貫く大きな1つのテーマがあるんです。
それは、既存の枠組みを壊し、新たな形として受け継ぐ、あるいは奪われるとはどういうことか。
という方です。
そうなんですよね。
与えられたルールや空間をただ申しにして受け入れるのか、それとも自分たちの手で能動的に作り変えるのか。
ええ、今日はその境界線をじっくり紐解いていきます。
ちなみに今回は本日2本目の配信となります。
そして、今朝配信された1本目のアート編と、ついになる内容になっていますね。
なので、ぜひそちらも併せて聞いてみてください。
03:02
では早速最初の話題に行きましょうか。
11月7日に公開されるイギリスとフランスの合作ドキュメンタリー映画についてです。
日本前衛派の開拓者というタイトルの作品ですね。
アミリー・ラバレック監督の。
はい、それです。
これがもう当時の熱量が画面から溢れ出してくるような内容なんですよ。
1960年代から70年代の日本のアングラ芸術とか前衛芸術を牽引した人物たちに焦点を当てているんですよね。
横尾忠則とか森山大郎、荒木清高、それに寺山修司とか。
ええ、以前2026年11月翌配信の第27話
壁を越え繋がりを生み出すための窓という回で、第39回東京国際映画祭を取り上げましたが。
ありましたね。
まさにあの映画祭の季節の続きとして、あなたにもぜひスクリーンで体感してほしい作品なんです。
ただ私がこの話題で一番ハッとさせられた事実がありまして。
ええ、何ですか。
この時代の日本の写真って単なる過去の記録としてではなくて、日本独自の表現の在り方として、今世界中から熱狂的に再評価されているらしい。
なるほど、その現象を深く理解するには、当時の世界的なジャーナリズムの枠組みがどうなっていたかを知る必要がありますね。
枠組みですか?
ええ、1968年といえばフランスではパリ5月革命が起き、アメリカではベトナム反戦運動が激化していました。
当然それらを記録した報道写真も世界中に残されています。
有名な写真がたくさんありますよね。
はい。しかし当時の欧米の報道写真は基本的に客観的で中立的な視点が求められていました。
つまり現場から一歩引いた安全な場所からピントをしっかり合わせて状況を正確に記録したものが主流だったんです。
でもそれってジャーナリズムの基本じゃないですか?
客観性を失って当事者に堅入れしてしまったら真実が歪んでしまうような気がするんですが。
まさにそこなんですよ。
そこが日本の若手写真家たちが壊した枠組みだったんです。
え、どういうことですか?
日本の学生運動や成田間闘争において、彼らは中立という建前を完全に捨てました。
体制側に抗議する学生や農民といった当事者の側に同化して、飛び交う意思の最前線で、
自分自身も怒りや熱狂に包まれながら内部からシャッターを切ったんです。
その結果生まれたのが、当時、挑発という雑誌などに象徴されるアレ・ブレ・ボケと呼ばれる写真のスタイルだったんですよね。
アレ・ブレ・ボケ?
はい。フィルムの粒子が荒くて、被写体はブレていて、ピントがボケている。
従来の美しい報道写真の基準からすれば、完全に失敗作とされるような表現です。
失敗作みたいな写真が評価されてるんですか?何か不思議ですね。
そう思いますよね。でも、
彼らは客観性を装う報道写真こそが、実は権力側あるいは体制側の冷酷な視点に過ぎないのではないかと、
06:01
突きつけとおくです。
なるほど。安全な場所から撮るから綺麗に撮れるだけで。
ええ。安全な場所から撮られた綺麗な写真は、現場の圧倒的な暴力や痛みを全く伝えていないと。
だからこそ、あえて客観性というルールを壊し、ブレてピントが合っていない写真によって、現場の熱量そのものをフィルムに焼き付けたんです。
なるほど。中立であるべきだっていう古いルールをハックして壊したからこそ、教科書的なただの記録じゃなくて、時代を超えて人の心を打つ生きた記憶として受け継がれているんですね。
同時期に起きたモノ派という芸術運動も同じように枠組みを壊していますよね。
ええ、そうですね。
西洋の近代美術では、人間が大理石を掘ったり、絵の具を塗ったりして、手を加えることこそがアートだとされてきましたけど、
モノ派は、石や木材、工業用の鉄板などをそのまま空間にどんと置いただけなんです。
そのまま置いただき、それってアートって呼べるんですか?
そこなんです。人間のエゴで作ることをやめて、素材と空間の関係性そのものを提示することで、美術とはこうあるべきという西洋的な枠組みへの強烈な反抗を示したんです。
いやぁ、1960年代の芸術家たちがそうやって客観性とか美術っていう概念の枠組みを壊して新しい価値を残したっていう話、すごくワクワクします。
既存の枠組みをどう乗り越えるかっていう戦いでした、あるにえ。
でも、思考や概念の枠組みを壊すのはわかりますけど、
これがすでに物理的に完成してしまっている巨大な空間だったらどうなんでしょう?
巨大な空間…
えーと、例えば歴史的な名建築とか、現代ではどうやってその枠組みをハックして生き残らせるのか気になります。
それがまさに2つ目の話題、文化庁主催のイベント、「リンクアーキスケープ2026建築ツーリズムをつなぐ」に直結してきます。
建築ツーリズム…
はい、11月21日から23日に銀座ソニーパークで全国4つの建築祭を紹介する展覧会が開催されます。
さらに12月12日には池袋の歴史的建造物である自由学園道都館でトークイベントも予定されているんです。
ここで今日の1曲をお楽しみください。
今日はクラシックでお届けします。
09:04
店員200名で参加は無料な…
以前2026年10月31日配信の第20位には、閉じた場所にもう一度灯が灯るという回で、生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪、通称池フェス大阪を取り上げましたよね。
今回紹介される4つの建築祭の中にそれも含まれています。
懐かしいですね。あの池フェスの盛り上がりはすごかったですから。
で、今回のこのイベントのメインテーマが建築のクリエイティブな継承なんです。
これがまたかなり大胆なアプローチなんですよ。
と言いますと、歴史的な建物をただ誰も触れないようにロープを張って凍結保存するんじゃなくて、民間事業者が費用を出して、ホテルなどの新しい用途に改修して使い倒そうという動きなんです。
使い倒すんですか?
はい。
例えば、旧横浜市長社がオモセブン・横浜バイ星野リゾートとしてホテルに生まれ変わったり、旧上野市長社が宿泊施設などに再生されたりしているそうなんです。
なるほど。
会場となる銀座ソニーパーク自体も、ただ古いビルを取り壊してさらちにするのではなく、旧ソニービルの記憶や空間の思想を受け継ぎながら、新しく建て直された空間として機能していますね。
でも、ちょっと待ってください。
正直なところ、私はこれすごく抵抗があるんです。
抵抗ですか?どのあたりが気になりますか?
歴史的な名建築って、みんなの公共の財産じゃないですか。
それを民間企業がホテルにして履歴を出すって、なんか資本主義に文化遺産を売り渡しているだかのように見えませんか?
商業化されすぎちゃうと、元の歴史的価値が損なわれないか心配というか。
その懸念は非常によくわかります。
公共の歴史的建築はアンタッチャブルであるべきだという、ある種の純粋主義的な感覚ですね。
しかし、ここで現実的なコストという巨大な壁が立ちはだかるんです。
コスト?
石碑のことです。
巨大な建築物を安全に維持し、現代の耐震基準を満たし続けるには、私たちの創造を絶する膨大な維持費がかかります。
それをすべて税金だけで賄うというのは、今の日本の財政状況では完全に限界を迎えているんですよ。
うーん、まあ確かに税金で作った箱物が維持できずに廃棄屋になっているんですよ。
まあよく飲みますけど、誰も使えない、誰も中に入れない死んだモニュメントとして、少しずつ朽ちていくのをただ外から並べるのか、
それとも民間資本を入れてでも一間実際に泊まり、触れ、過ごすことができる生きた建築にするのか、そういうことです。
保存か破壊かという単純な二項対立ではなくて、ハックして別の用途で使い通すという第三の道ですね。
これも一種の前衛的なアクローチと言えそうです。
まったくその通りです。
建物をソフトウェアに例えるなら、古いOSのまま誰も使わずに放置してフリーズさせるのではなく、
OSをアップデートして現代の新しいアプリケーション、つまりホテルや商業施設を走らせるようなものです。
12:03
なるほど、ソフトウェアのアップデート、はい。
結果的に形を変えてでも人が物理的に使い続ける方が建築の命そのものを未来へ受け継ぐことになるというか、
そう言われると腑に落ちます。
建物を新生死して凍結するんじゃなくて、現代の生活やビジネスに合わせてアップサイクルする。
これも古い枠組みへのハックなんですね。
ええ。
物理的な空間において、私たちはそうやって前向きに枠組みを作り変え、未来へ継承していく術を見出しつつあります。
ただ、ここからが今日の本題なんです。
本題ですか?
はい。
少し視点も変えて、私たちが生きるもう一つの空間、デジタル空間に目を向けると、この枠組みのハックが全く別の恐ろしい形で進行しているんです。
ちょっと怖いフリですね。
そのデジタル空間の話に踏み込む前に、ここで少し今日の1本目の配信を振り返りながら思考整理してみましょうか。
今朝の第33話のテーマは、「壊れたものがもう一度形になる」ですよね。
そうですね。台湾の国立台湾美術館で始まった第10回アジア芸術賞に演展や、渋谷で開催中の画家、綾野さんの「廃材から描く点2026」を取りやりました。
綾野さんが廃棄されるフグの尾びれから接着剤を作ったり、軽石を砕いて絵の具にしたりして作品を描いているという話、すごく印象的でした。
廃材をアートに生まれ変わらせるという手法ですね。
これってさっきの死んだモニュメントになるはずだった建築をホテルとしてアップサイクルするというクリエイティブな形象と哲学的に全く同じですよね。
役面を得た枠組みを自分の手でもう一度再構築するというか、既存のものをどう見つめ直し、自分の表現としてどう上書きしていくか。
1960年代の芸術家たちが誰の許可も待たずに自分たちの世界を作りあえればように、今も作り手は自分の表現を続けていますよね。
はい。もしあなたがそういったお気に入りの作り手や配信者を見つけたら、私たちが作っている言語交換アプリ、
モシリンの投げ線機能を使ってダイレクトに応援の気持ちを送ることができるんですよ。
あの、モシリンは…
20人以上の言語に対応していて、ネイティブスピーカーと話せる音声ルームはもちろん、リアルタイムのAI翻訳やライブ字幕なども備わっているんですよね。
そうなんです。
単に言語を学ぶだけじゃなくて、赤いシートで答えを隠しながら覚える単語暗記機能とか、
自分の日常を写真やブログで投稿する機能もあるんです。
自分は母国語を教える側になって、世界中の人とつながるプロレッスンの仕組みもあるんですよね。
ええ。
アンドロイドアプリはGoogle Playから、iPhoneの方はWebブラウザで、safekids.in、safekids.inにアクセスすればすぐに試せます。
リンクは概要欄にありますので、ぜひ使ってみてください。
さて、それでは本日のクライマックスに行きましょうか。
はい、先ほどのこういうお話ですね。
15:00
建築業アカウントでは枠組みをハックすることが継承につながりましたが、デジタル空間では今、私たち自身の存在証明が奪われるという事態が起きています。
11月5日に発表されたニュースですね。
SMBCコンシューマーファイナンスで最大約32万人分、
GMO ベイメントサービスで約10万6千点の個人情報漏洩の可能性が発表されました。
以上、10月28日配信の第16話で楽天トラベルへの不正アクセスを取り上げましたが、今日の話はその日常のセキュリティの続きの話題ということですね。
こういった個人情報の漏洩に臨場する形で、現在、シムスワップ詐欺という手口が深刻化しているんです。
シムスワップ詐欺ですか?
はい。これが冒頭でナミさんが言った、泥棒が大屋さんのところに行ってマスターキーをもらうという状況そのものです。
つまり、あなたのスマホの電話番号を詐欺師が乗っ取ってしまうんです。
え?でもスマホ自体は私の手元にあって、パスコードも顔認証もかかっているのに、どうやってデモ本号だけを奪うんですか?
そこがアナログな隙を突くハックなんです。
悪意ある第三者が漏洩した名前や住所などの個人情報を使って、成功な偽造免許証を作ります。
そして、携帯ショップの実店舗に出向くんです。
実験可能くんですか?
いえ。窓口の店員に、スマホを紛失したので機種変更したい、新しいシムカードを発行してほしいと嘘をつきます。
店員が偽造された本人確認書類を信じて手続きを完了した瞬間、あなたの手元にあるスマホの電波は突然圏外になります。
そして、詐欺師の手元にある新しいスマホに電話本号が映ってしまうんですね。
え、じゃあ、大企業がどれだけシステムのファイアウォールを強固にしてサイバーセキュリティにお金をかけても、携帯ショップの窓口で人間の店員さんが騙されたら、それだけで終わりってことですか?
その通りです。私たちには不正用がないんじゃないかと思いますよね。
思いますよ。全く不正…
不正素材ですか?まさにそこが今の社会の最大のバグなんです。
私たちは利便性を追求するあまり、銀行の送金、証券口座へのログイン、あらゆるサービスのやす性名やす認証、つまり多要素認証の要を、電話番号というたった一つのアナログな紐帯に依存しすぎてしまったんです。
もともと電話番号は通信のためのものであって、厳密な本人証明のために作られたシステムではありませんよね。
はい。
しかし、企業が巨大なデータベースを構築して利便性を提供する裏側で、それだいつの間にかデジタル空間におけるマスターキーとして流用されてしまった。構造的なもの…
劣さであるんです。確かに何かあるとすぐにSNSで認証コードを送ってきますよね。
ええ、電話番号を奪われるということは単に電話がかけられなくなるのではありません。
銀行のアプリが、パスワードを忘れましたか?では、あなたの電話番号に認証コードを送りますね、と詐欺師のスマホにコードを送ってしまうんです。
うわ、それは致命的ですね。
18:00
つまり、電話番号にアイデンティティを紐付けすぎた結果、番号を奪われることは自分自身を乗っ取られることを意味するんです。
怖いですね。私たちが、SNS認証があるから安全だっていうシステムという枠組みを完全に盲信している間に、その根底にあるアナログな隙を突かれてハックされているわけですね。だからこそ…
企業が用意した与えられた枠組みを、ただ信じて乗っかるだけではいけないんです。
例えば、SNS認証に頼るのではなく、アプリ認証を併用するなど、自分自身の空間やデータを自衛し、管理し直す意識が必要なんですよ。
1960年代の芸術家が既存の枠組みに抗い、古い建築を新しい価値観で上書きするように、私たちも与えられたデジタルインフラの枠組みを盲信せず、能動的にコントロールを取り戻さなければ、奪われる側に守って
しまうということですね。
今日は本当に、視界が急に開けたような感覚です。既存の枠組みを壊し、新たな形として受け継ぐ、あるいは奪われるとはどういうことか。
中立を捨てて熱量を残した写真家、ホテルに姿を変えて生き延びる歴史的建築、そしてアナログな隙を突かれて悪気なく奪われるデジタルアイデンティティ、これらを全て与えられた枠組みや空間を誰がコントロールするの
か、という戦いだったんです。
アートの世界でも、都市開発の世界でも、そしてサイバー空間でも、ルールを作る側、あるいは枠組みをハックして最適化する側に回らなければ、自分の大切なものは守れない時代になっているということです。
ちなみに、今日取り上げたような1960年代の前衛アートの熱量とか、時代を壊して新しい価値を作った芸術家たちの物語をもっと深く知りたい方は、私たちの姉妹番組、美術を面白く学ぶ民FM学芸員の事件簿もぜひチ
ェックしてみてください。
一人の作家と歴史の事件をひもとぐ教養本部ですよね。はい、今日のテーマの続きとしてはすごく楽しめるはずです。さて、今日のお話を聞いて。
皆さんはどう感じましたか?
色々と考えさせられる話題でしたね。
あなたの身の回りにある物理的なものやデジタルの足跡の中で、誰かに勝手に奪われたりする前に、あなた自身の手でクリエイティブに受け継ぎたいと思うものは何でしょうか?
その答えを考えてみることが、あなた自身の枠組みを取り戻し、自分だけのマスターキーを握り直す第一歩になるかもしれませんね。
今日の番組の感想や、今後取り上げて欲しい映画・展覧会のリクエストがあれば、是非Spotifyのコメント欄から送ってください。
あなたからのメッセージを楽しみに待っています。
それでは今回はこの辺りで。
カイトでした。
ノアでした。
ナオミでした。
また次回、深く掘り下げる時間にお会いしましょう。
21:23

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