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みなさん、こんにちは。マグっとラジオ、漢方と薬膳で健やかライフの時間です。
本日も薬剤師兼、和漢薬膳師のこじまみかがお届けいたします。
このラジオは、漢方と薬膳の力で、あなたのなんとなく感じる不調を改善して、毎日をもっと健やかに、もっと楽しく過ごすためのヒントをお届けしています。
漢方のプロの視点から、体質改善のヒントや、自分をもっと好きになるためのマインドについてもお話ししていきます。
そして、合言葉は「マグっと!」、マグカップ一つでできる、簡単で美味しい薬膳レシピもご紹介いたします。
マグっと!ラジオで、漢方と薬膳をもっと身近に感じて、健やかな毎日を手に入れてくださいね。
それでは、今日もマグっとラジオスタートです。
自分の症状を言語化する重要性
突然ですが、皆さん、自分の体調について、どれくらい正確に言葉で説明できますか?
なんとなく不調、疲れやすい、イライラする、このような言葉だけだと、具体的な症状や原因を特定するのは難しいですよね。
実際に私に相談いただく方も、自分の症状を説明できなかったり、実は本当に悩んでいる症状に気づいていないことがほとんどです。
自分の症状を言語化、言葉にすることで、体調の変化に気づきやすくなったり、
お医者さんや薬剤師に正確に体調について伝えられるようになったり、適切な対処法を見つけやすくなるようなことがありますね。
東洋医学では、体と心は密接につながっていると考えられているんですね。
感情やストレスも体調に影響を与えると考えていきます。
病は気からというのもこのような考え方からですね。
自分の感情やストレスを言語化することで、心の状態を把握して体調管理に役立てることができるようになります。
でも自分の症状を正確に言語化できる人は意外と少ないんですね。
特に女性はホルモンバランスの変化などによって様々な症状が現れやすいですよね。
しかも毎日忙しい中で自分の体調をじっくりと見つめる時間がないという方も多いんです。
それに自分の弱みを見せることに抵抗がある方ももしかしたらいるかもしれないですね。
日記を使った体調管理
でも自分の症状を言語化することは決して恥ずかしいことではありません。
むしろ自分自身を大切にするための第一歩ですね。
私が実践している体調の言語化は「日記」です。
毎日その日の体調や気分、食べたものなどを簡単に記録するようにしています。
そうすると自分の体調や気分の変化のパターンが見えてくるんですよね。
また自分の感情やストレスを書き出していくことで心の整理にもなっていきます。
最近は体調管理のアプリなどもあるので紙に書くのが面倒くさいという方はアプリとかを活用してみるのもいいかもしれません。
自分の体調を知ることで体調の不調の波だったりとかパターンというのもわかるようになっていきます。
そうするとそろそろ体調が悪くなりそうだと心構えとかもできるようになっていくんですね。
だんだんと自分自身とうまく付き合えるようになっていきます。
生理関係のお悩みだったり更年期というものは女性は長い時間付き合っていかなければならない症状だと思うんです。
ただ自分の症状を自分自身がよく理解して自分を認めてあげていくことでだんだんと自分自身の不調とうまく付き合っていけるようになっていくんですね。
自分の症状を言語化していくことは健やかな毎日を送るための第一歩だと思ってください。
ぜひ今日から日記を始めて自分の体調と向き合ってみてくださいね。
できれば去年の自分と比較できるような日記がおすすめです。
ちなみに私は5年日記をつけています。
1年前、2年前、同じ日付の日の自分と比較することができるので、自分が1年間のうちに変わっているということが実感できておすすめです。
今日は自分を知るための第一歩、自分の症状を言語化する大切さについてお話ししました。
今日も最後まで聞いていただきありがとうございました。また聞いていただけると嬉しいです。
それでは今日も一日皆様にとって良い日でありますように。さよなら。