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2026-10-16 32:35

【第15回】退職後の創業「神楽坂乳業」への思い──医師・教師・神楽坂乳業株式会社 創業者林和彦×リタイアメントFP深谷康雄

市販のヨーグルトとは誕生の経緯も製法もまったく異なる「神グルト」。医師として病院を退職後、この「神グルト」を作るため、神楽坂乳業を創業。その原動力となったものは何か。林和彦先生の人生後半にかける思いをお聴き下さい。 

《ゲスト紹介》

■林和彦(はやし・かずひこ)

医師・教師・神楽坂乳業株式会社 創業者
最愛のお父様ががんで亡くなったことから、がん全般の専門医になり、東京女子医科大学の副院長やがんセンター長などを務める。
重度の便秘症を患い、自宅を研究室に改造して、真に効果のあるヨーグルトの開発に着手。
「神グルト」の製品化に成功
2018年2月神楽坂乳業株式会社を起業。
2020年東京女子医科大学退任(早期退職)
2022年「ビジネスプランコンテスト」奨励賞受賞
2024年栃木県小山市新工場開設
2025年10月第21回「勇気ある経営大賞」受賞
2026年4月「日本で一番大切にしたい会社9」に掲載
2026年4月「ICCサミット FUKUOKA 2026」で「フード & ドリンク アワード」優勝
「働きたくても働けない人々」のために、少数制で「神グルト」の普及に取り組む。
目指すは経済的成功ではなく社会的成功。
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■深谷康雄(ふかや・やすお)リタイアメントFP

1956年福島県生まれ、千葉県育ち。信託銀行で30年以上、企業年金という「人生を守る仕事」に携わったのち、事業会社を経て、2021年に独立。いま大切にしているのは、読書、カフェ、旅、Jazz、落語。そして「人生の余白」という言葉。 年齢は価値であり、経験は資産である、と信じています。

🏠深谷康雄リタイヤメントFPオフィス

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サマリー

医師・教師であり神楽坂乳業の創業者でもある林和彦さんが、自身の重度の便秘をきっかけに開発した「神グルト」について語ります。市販品を試しても改善せず、自宅で約2年間、毎日1リットルずつ500回以上試作を重ね、偶然おいしく効果のある配合にたどり着きました。製品化を考えた背景には、がん患者の就労支援が進まない現状と、働きたくても働けない人に雇用を提供したいという思いがありました。林さんは医師としての人生をやり切った後、退職金や貯金などを事業に投入しましたが、家を失う不安にも悲観的にならず、神グルトの事業に進みました。後半では、豊かな時代を経験した世代が、若い世代のために働いたり納税・ボランティアなどで社会に貢献したりするべきだという考えも語られます。

林和彦さんと神グルトの紹介
こんばんは、深谷康雄です。
ナビゲーターの早川陽平です。
ラジオ、これからの旅 Life Journey Talks
この番組は、元新宅銀行マンで、現リタイヤメントFPの深谷康雄さんが、人生の後半を自分らしく会える方々を迎えして、
自分初の仕事づくりや、誇り豊かな生き方のヒントを伺うトーク番組です。
毎月第一金曜日には、深谷さんご自身の一休みのような回も、
旅の途中のちょっとした寄り道も、ご一緒しながらと思っています。
人生という旅の途中で、ふと立ち止まり、地図を広げるような、そんな時間をご一緒できればと思います。
それでは本日のこれからの旅、始めて参りましょう。
さあ、ということで深谷さん、今回もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今回も10月の3週目に入りましたが、
秋も深まってきているといいんですが、
深谷さん、前も聞いていたら、そしてリスナー方にもすみませんなんですけど、
よく聞くんですけど、季節、春夏秋冬、深谷さん好きな季節はいつですか?
そうですね、前は夏が好きですって話しましたが、
今年の夏もめちゃくちゃ暑かったので、もういいかなという感じですね。
やっぱり秋が待ち遠しくなりますよね。
秋って言うとね、前回の放送では落語の秋ではないけど、
ですけど〇〇の秋って言うと何が思いつきます?
〇〇の秋、やっぱりね、おいしいもの、食べ物の秋。
食欲の秋ですかね。
食欲の秋。
確かに食欲の秋ということでね、なんかいろんな果物とか野菜とか、そうじゃなくてもいろんなものがおいしくなってくる時期ですので、
皆さんもね〇〇の秋ということでね、人それぞれだと思いますが、
これからの旅ではですね、インタビューの秋ということで、ちょっと無理矢理持ってきましたけど、
いつもインタビューね、深谷さんしてますけど、今回のゲストはどなたでしょうか?
はい、そうですね、今回はですね、林和彦さんというお医者様でありながら、
ヨーグルトを作られているというですね。
すごいですよね、普通のヨーグルトとは違う。
やっぱりお医者さんがね。
食べてますもんね。
いただきました。
お医者さんが作るヨーグルトということだけあってですね、やっぱり健康にはむちゃくちゃいいんだろうなというのがありますし、
それに加えて美味しいので、ぜひ今回、林先生にですね、そのあたりも含めながら色々お話をお伺いできればなというふうに思いました。
まさにね、本当にこの収録、オープニングエンディングと本編撮る時にね、
場合によってはオープニングエンディングが後という時もあるんですけど、
今回本当にね、実は今日この後、林先生見えて、これから本当に本編が始まるので、
あえて多くをね、林先生のことを深谷さんも今語らずにですけど、
まさにね、医師でありながら、そして実は教師でもありながら、
そして神楽坂乳業というヨーグルトを作る会社、創業所でもあるこの林先生に、
これから前編、今週と来週にわたってですね、深谷さんがお話を伺っていきますので、
本当にね、彼の人生もですし、そしてこのヨーグルトに賭ける思いなんかも色々あると思いますので、
深谷さんとどんなお話が展開されるのか、僕自身も楽しみにしています。
ということで、それでは林先生と深谷さんの対談前編をお聞きください。
どうぞ。
さあ、ということで今日はですね、ゲストに医師で神楽坂乳業代表の林和彦さんをお迎えしています。
林先生よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、深谷さん今日はいよいよ林先生をお迎えしてですが、
どんな話が伺えるのか、僕も楽しみにしているんですが、
対談に入る前にですね、簡単に林先生のご紹介をしたいと思います。
林和彦さん、医師神楽坂乳業株式会社創業者代表でいらっしゃいます。
最愛のお父様がガンで亡くなったことから、ガン全般の専門医になり、
東京女子医科大学の副院長やガンセンター長などを務められました。
ご自身が重度の便秘症を患い、自宅を研究室に改造して、
心に効果のあるヨーグルトの開発に着手。
名付けて神グルト、神様の神、神グルトの製品化に成功されました。
そして2018年2月に神楽坂乳業企業、そして2020年東京女子医科大学をご退任されました。
2022年にはビジネスプランコンテスト奨励賞を受賞。
2024年、栃木県大山市に新工場開設。
そして2025年、昨年ですね、10月には第21回有機ある経営大賞を受賞。
さらに今年3月にはICCサミット福岡2026でフード&ドリンクアワード優勝。
さらに同月、日本で一番大切にしたい会社9、9ですね。
これベストセラー、ロングセラーの本ですけども、こちらにも掲載されています。
働きたくても働けない人々のために少数性で神グルートの普及に取り組んでいらっしゃいます。
目指すは経済的成功ではなく社会的成功ということでご紹介させていただきました。
ということでここからね、深谷さんにバトンタッチして早速よろしくお願いします。
はい、それでは早瀬先生よろしくお願いをいたします。
はい、よろしくお願いします。
便秘をきっかけに始まった神グルト開発
今年も神倶楽坂乳業の製品であります神グルートを食べさせていただいたんですけれども、
すごくおいしくてですね、食べやすいヨーグルトで、容器もおしゃれで素晴らしく。
ありがとうございます。
印象を伺ったんですけれど、このヨーグルトなんですけれども、
普通のヨーグルトとは随分違う、見た目はすごくヨーグルトと同じなんですけど、
中身が違うというふうにお伺いしてまして、
ちょっと先生にその辺もお伺いできればなというふうにちょっと思ったんですが。
そうですね、お客様の一番多い質問、というか2人に1人ぐらいは絶対聞く質問がそこで、
他のヨーグルトと何が違うのかと。
それらと全部違うんですって言ってるんですけれども、
このヨーグルトって基本的に一番の違いは売るために作ったヨーグルトじゃなくて、
自分を救うために作ったヨーグルトだというところだと思うんですよね。
普通、例えばヨーグルトを商品化しようと思ったら、
なんかこう味とか機能とかを追求して、こういうことがいいんじゃないかって言って、
それで学術的なことを引っ張ってきて設計して、
さらに原価計算とかをしながらいくらで売ってみたいなことをやっていくと思うんですけれども、
全くそのプロセスはそういうことは一切やってなくて、
自分が仕事の管理職のストレスですごい便秘になった時に、
いわゆる聴覚運動とか職場をやっても、
もっと頑張って患者さんに出すような患具剤を一生懸命飲んでも良くならないと。
救うのは聴覚しかないと思って、自分を救うために、
一から研究して作ったヨーグルトなんですね。
だから、効果がないという意味がなくて、
値段とか、あるいは手間とか時間とかを一切かけなかったんですけど、
効果のあるものができれば良かった。
逆に言えばそれを全部追求しなかったので、贅沢なヨーグルトができてしまったということですけれども、
結果としてそれが良かったんじゃないかなと思うんですね。
だから、開発する時も、当然最初に食事とか運動で聴覚を考えたので、
500回を超えた試作と偶然の発見
ヨーグルトなんてのは四孔玉、スーパーから買ってきて試すわけですけれども、
夢のヨーグルトも全然効果がなくて。
だから、自分で作り始めた時にまず考えたのは、
絶対誰にも作り方は教わらないと。
教わってしまったら同じものしかできないので、
自分が医者として医療情報を集めながら、
これが正しいと思うことだけを採用して集めていったヨーグルトなんですね。
だから逆に今までにないものができたんじゃないかなと思っています。
そういう意味で言うと、本当にオリジナルですよね。
ある意味、偶然みたいな。
2年間毎日毎日1リットルずつ試作品を作っても、
延べのロットナンバーが500を超えても全然美味しいのが、
あるいは効果のあるものができなかったのに、
あるひとつで美味しくて効果のあるものがポンとできたみたいな感じです。
なるほど、なるほど。
試行錯誤の過程なんですが、
500回以上試されたっておっしゃってましたけど、
それって期間でいうとどれくらいなんですか?
2年弱くらいですね。
2年弱くらい。
1回の試作って、
どうしても温度とか発酵に使う機械の制約があって、
1回にどうしても1リットルは作らなきゃいけないんです。
だから毎日牛乳1パックを使って仕込んで、
一晩ないし、1日くらいかけて作って次の日に食べるっていうのを
延々と繰り返していったという感じです。
それでロットナンバーが500を超えたなと。
もういい加減500かとか言ってたらなんとなくできたみたいな感じです。
その500回の過程の中には、
途中ではこれはいけそうだなっていうのは何回かあって?
ほとんどないですね。
最初、一番最初は良いことじゃなかったんですよね。
一番最初は、超過度深掘る人が必ず出てくると思うんですけども、
落参とか作酸を作るような大腸の腸内細菌がいますけれども、
そういう腸内細菌が作る体に良いものを直接飲もうと思って、
むちゃくちゃ臭くて飲めないわけですよね、落参とか。
もう本当に嗅いだだけでウッてなる感じですね。
次はそういう菌を飲もうと思って、
バイオ液みたいな形にしてやってたけど、
自体の方でまずくて鼻つまんで無理矢理飲む。
ただ、ほんのちょっとだけ効果があるんですよね。
それをやめられなくて。
それを延々続けているうちに急にワッと思って。
もちろんある日突然できたのが今のカミグルトではないんですけども、
ある日突然その方向性が急に見えたとか。
もしこれが企業の開発だったら、一定のフローチャートみたいな
ストラテジーを描いて、ずっと進んでいって抜けのないようにすると思うんですけども、
私は個人で自分で好き勝手だったので、
今日は右、明日は左みたいに延々繰り返してたので、
だから全然その確信があったわけじゃなくて、
ただただ自分が楽になりと一心で色々試したっていう感じですかね。
最後の一つの、これは美味しいっていうのができるかっていうのは、
ある程度絞ってて、これなりにいけそうだっていうのじゃなくて、
全くの偶然だったっていう。
だから何これ美味しいって台所で昨年で神さんに食べてって言ったくらいですよ。
それまで何回も食わせるけど神さんは当然嫌なわけですよね。
これ本当に美味しいから食べてみたらほんとみたいな。
そんな感じで、そこから今の神クロに到達するには1ヶ月もかからなかったと思います。
それはレシピ集みたいなものを記録しといて、これだっていう。
全然。
違うんですか。
これは実験でも何でもなかったので、
例えば私は癌の研究者なので、
癌で薬を作ってきた時とか、あるいは遺伝子の実験をやってきた時は、
ものすごい実験経過が出るわけですよね。
さっきの精査の話じゃないですけども。
おそらくその食品会社のヨーグルトというのがそうやって作られていくんですよね。
私は個人のことだったので、将来売ろうなんて全く考えていないわけですから。
そんな綿密に学術的なことをやってもしょうがないわけで。
いろんな添加していくものなんてもう目分量ですよね。
最初のほうからドドドドとか。
一番最初に牛乳を使った時にはバイオリンの中に牛乳をドドドドって本当に入れましたから。
そういう感じで作っていったという感じです。
だから本当に行き当たりばったりで。
どっちかというと最もらしい説明は後付けです。
なるほどなるほど。
今日にちまで覚えていらっしゃいましたよね。
なんでしたっけ。
美味しいっていうのができた瞬間。
日にちは分かんないけど。
日にちは分かんないけど、シーンだけは覚えてますよね。
美味しいのができた瞬間。
神さんに本当に何これって思って神さんに食べてって言ったっていう。
それから製品化まで1ヶ月っていうのは。
製品化っていうか今の製品と同じものにたどり着くのが1ヶ月ですかね。
その時点ではこれは製品としてとか企業仕様とか。
全く思ってないです全く思ってないです。
自分を救うためだったので良かったと思っただけですよね。
美味しいものを食べてしかも後悔はすごく良かったので。
それがもう多分10年近く前にはなると9年ぐらいかな。
9年ちょっと前ぐらいだったんですね。
だからその10年近く前だけどその時は企業なんて全く思ってなくて。
ただ自分が救われて良かったと思ってただけでしたね。
がん患者の就労支援と創業の決意
そうなんですね。
そこからこれは製品化しようって思われるまでの過程。
全く別の時間軸で動いてたことがあって。
自分が子供の頃に父親が死んで。
それは胃がんで死んでがんの専門になったという経緯をさっき紹介していただきましたけど。
だからもう自分の人生のテーマはがんでがんにまつわることだけを見て生きてきた。
だから外科医になって大師医になって後患代理者になって看護ケアの医者になって
教授になってがんセンター長になってずっとがんだけを見て生きてきたんですよね。
病院の中でできることは60までにあらかたやったっていうやりきったっていうこともあったんだけども。
やり残したことを考えたら病院の中ではできないこと。
具体的には例えばがんを治して差し上げてもその方々が職を失うということがあって。
がんと診断された勤務者の2割とか3割の少なくとも2割ぐらいはいると思いますけども
そういう方々が職を失うという調査があって
実際自分の見てきた患者さんたちも職を失ったり転職する人がすごく多くて
そこで厚生労働省でがん対策推進企業アクションというちょっと長い舌を噛みそうなプロジェクトをやってきたんですけれども
それは都内の先生を中心に私も加わって後患経験者とか一般企業の方々とか加わっていただいてやったんだけども
そこでは何をやるかというとがん患者さんの就労支援と企業内のがん検診の推進というのが2つのテーマなんだけれども
どちらも一個に進まないんですよね
私もいまだにやってるんですけども14年目になるんですけれども
一個に雇用が進まないので
これは自分で起業してそこでそういった患者さん方に働いていただいて
そこで社会的なアピールをしたら早いんじゃないかっていうのをある一つで思いついたみたいな
その時にじゃあ何やるかって時に
いや俺またヨーグルト持ってんじゃんってあれなら多分売れるから起業したら
そのヨーグルト会社でいろんな雇用ができるんじゃないかと思ったってことですね
全然2つのおっしゃったように時間軸みたいなのが流れていて
それがある時点で一緒に
偶然医者としての側面と社会活動の側面が一致したみたいな
あるいは自分の人生の中でちょっと患歴で辞めたので
患歴までに1回目の人生が終わって
次の就活として死ぬまでの間をどう生きるかってときに
もう病院の中ではなくて全く違うところで
今までできなかったことをやろうと思ったっていう感じですかね
先生今多分いけるんじゃないかと
カミグルト商品としてっていうのはいわゆる確信に似た直感だったのか
直感にあるってだって本当に自分がもう
効果もあるし
ヨーグルトを開発しておいしいって食べてから
もう患者さんの5倍もひどい時に10倍くらい取ってた下剤を一切取ってないんですよね
もう10年近く下剤ってものを見ていない飲んでいない
だから同じように悩む人は絶対喜ばれるだろうと思ったし
実際そういう人にちょろっとあげるとものすごい喜ばれて
またくださいって言われるんだけども
いやそんな大学行きながらそんなことできないからって言って断ってたみたいなのもあったので
出したら売れるだろうなとは思いました
2つの時間軸が交差する瞬間っていうのが
まさにタイミングとしてはぴったりだったみたいな
先生のご自身の対象の時期と
そのあたりっていうのはやっぱり
なんでしょうね
うまく表現できないんですけど
ある発火点みたいな
そんな別に計画したわけじゃないじゃないですか
流れですよね
本当に流れですよね
その時は別に売れるだろうなと思っても
それこそ売れる確信があるわけじゃないし
あるいはビジネスでやったことないわけだから
普通そう思ってもやらないですよね
でもそこでやっちゃうのが私なんですよね
何も考えないで
次の目標に向かっちゃったら
もうそれしか考えられなくなっちゃうんですよ
それは別に自慢してるわけじゃなくて
そういう素養というか
その前に発達障害だって話を
いろいろラジオとかで話してましたけども
本当に発達障害だと思うんですよね
一つのことを考えると他のことができなくなっちゃうので
頭がそっち行っちゃったらもう
言い方よくないけども
医療とかをやる頭がなくなっちゃうんですよ
もうヨーグルトしかないみたい
完烈から先は
そういう人生になったという感じですかね
こちらのね
家を失う不安と事業への楽観
日本で一番大切にしたい会社
これはちょっと私拝見させていただきます
ありがとうございます
興味深く言わさせていただいたんですけど
この中ですごく印象的な部分がいくつかあって
その中の一つにですね
ある年の12月下旬の夜のことです
カメラマンの写真
ベッドの中で書類に目を通していると
奥様が預金通知を置いて
不安げな表情で
お父さんこの家がなくなったら
私たちはどこに住んだらいいの
聞かれたっていうところがあって
これすごく衝撃的なことなんですけど
この時の多分
かや先生自体は
研究と言いますかね
この時点ではあれですよね
もうすでに商品化の方に入っていて
企業した後です
資金調達とかそういったところも
された後の話
資金調達できない頃の話ですよね
資金調達できたら困ってないじゃないですか
この時に
仮入れもすでにあったというふうに書いてあったので
仮入れというよりもその後退職金とか
貯金とか
老後の資金とか子供の結婚資金とか
全部使い込んでまして
この時って相当
不安との戦いじゃなかったかと思うんですけど
あまり不安なんて思わないんですよね
性格だと思いますけど
なんかこう
不安に思わないんですよね
みんなにそれ言われるんだけども
なんでですかね
皆さんが思っているほどとんでもないことしか
全然自分にないんですよ
普通じゃんみたいな
こう思うんだから
こうやりたいんだからみたいな
別にいいんじゃねみたいな
実際には子供らも独立して
カミさんと私とワンちゃん一匹だけなので
なんとかなんだろうみたいな
そっちはだからあんまり
本とかあるいは公演とかで取り上げられて
皆さんそこへ結構引っかかってくださるんですけど
個人的には全然引っかかってなくて
多分カミさんもそんなに
テレビドラマのように長生き悲しんで
心配してたんじゃないと思います
またやってるわぐらいの感じだったんじゃないかな
そういう人生を何十年も一緒に共に生きてきてるので
そんなに別に真面目に言われましたけど
人生終わりみたいな感じで言われたわけではなかったですかね
ある意味で楽観
そうそう楽観してました
楽観というかあんまり
ネガティブに考えない立ちなんですよ
その辺が素晴らしいなっていう
頭おかしいんだと思うんだけど
何でも別に
諦めちゃったり辞めちゃったりするのはすぐできるじゃないですか
年とか若い頃だって同じだと思うんですよね
受験だろうと仕事だろうと
ああなりたいとかこうしたいっていう目標があって
そこに向けて頑張るわけでしょ
それを例えば諦めてたら
受験にも失敗して仕事にも失敗してみたいになってたと思うんですよね
諦めないから
うまくいった部分もあって
今回だって同じだと思うんですよね
実際に例えば家がなくなって
誰からも金も借りられないし
明日来るのにもちょっとって言ったら
ちょっと考えますけど
医者の時にやりきっちゃったのが一番でかいかもしれないですね
承認欲求がないんですよ
普通やっぱり承認欲求ってどうしても残るじゃないですか
誰かに認められたいとか偉くなりたいとか
人生後半に若い世代へ返すもの
金持ちになりたいとか褒められたいとか
それは私も医者の時にそこを満足しちゃったと思っていて
いろんな人に褒めていただいたし
患者さんには慕われたし
先輩には考えてもらって後輩には慕われたみたいな
自負があって
もうこれ以上何がいるんだみたいな
そうすると生きていられる
おかみさんと犬と楽しく毎日暮らせる
っていうベースがあればそれ以上
実際旅行なんか行くわけじゃないし
車なんてないし
いいお服着るわけじゃないし
何か買うわけじゃないし
でも今更ね60を超えてそんなことして
本当に楽しいかって微妙ですよね
なんかこう
歳とってリタイアした後旅行とか
っていうのは自分は全く向いてないですよね
死ぬのを待つような
活動ってつまんないなと思っていて
あとはそのやっぱり
我々の代が
リタイアしちゃっていいのかっていうのも
そこにありますよね
我々の年代は
福田さんも近いのでほとんど同じだと思うんだけど
日本という国が始まって一番いい時代だったと思うんですよ
戦争が終わって
私生まれて15年くらいの時だから
私東京の中野なんですけど
まだそのくらいだと家の近所には
焼け残った倉庫とかもあって
あるいはまだ子供たちは
つぎはぎの靴下を履いていたりとか
みんな洋服は兄弟で使い回した
そういう時代だったですよね
でも明らかに毎年豊かになっていく日本があって
頑張れば何でも手に入って
頑張れば頑張っただけのご褒美があって
みんな頑張れて
だからみんな誰もブラックと思わず働いて
エコノミックアニマルだなんだとか言いながら
でも
やっぱり国民創生さんが世界第二になるみたいなところまで来て
いい思いもして
バブルも経験してバブルの崩壊も経験して
むちゃくちゃ面白かったと思うんだよね
ただその中でも本当に戦争の不安を感じずにやったし
繁栄の面白さも得たし
本当に恵まれた時代
ただ急にフェーズが変わっていて
それは例えば少子高齢化になって
全く人類経験したことのないところに突入してしまったし
資生学的にもまた不安定な状況にもなってきたし
そうすると
たぶん自分らの子供の代は
我々と同じような楽しみがない
むしろリスクだけ増えている
その我々がここから先自分が楽しむことに余生を費やして
年金をもらいつつ若い人たちを
犠牲にしていいのかというのはすごいものですよね
別にみんながそうしろとは思わないけど
親みたいに元気な年寄りは絶対働くべきだと思って
働いて
例えば税金を納める
すごく大変な良いことじゃないですか
税金を納めることを嫌がる人が多いけど
それはすごく幼いと思うんだよね
税金を納めることで自分らの子供たちが
いろんな富を
例えばそれはお金じゃなくても社会的な富を得たりとか
良い生活できるようになったら喜んで納めるべきだと思うし
あれは別にお金を稼がなくたって
ボランティアでも社会的に貢献できることはいくらもあるのに
この残りの時間を
世界一周旅行をして
何百万を使ったりとか
良い車を買ったりとか
そういうことに費やすのはもういいんじゃないのって
そういう時代じゃないだろうと思いますよね
つまんないじゃんそんなことしても
そのお金は若い人が持ってたら
お金って若い時にないじゃないですか
年取ったらもいらないじゃないですか
若い頃に苦労したから
年取ったら楽したいみたいな考え方が当たり前に言われるけど
本当だよと思う
若い人の時にお金に苦労したら
私本当にお金に苦労したので
あの思いを子供たちにはさせたくないって思うと思うんですよね
だからそうしたら自分がお金を持ったら
若い人にあげればいいと思う
お金だけじゃなくて労力も含めて
そうしないと少子高齢化の世の中は多分渡っていけない
かわいそうすぎるよね次の世代の人たちがね
っていうのは今はすごくあります
番組の今後とインタビューの魅力
さあエンディングのお時間ですが
深井さんこの番組始まってからもね
4月からですね
4、5、6、7、8、9、10
もう7ヶ月目ということで
ゲスト毎回出てるので
どうですか毎回やっぱり緊張みたいのはあるんですか
そしてあるにしても質は変わってきたのか
当然相手とか状況によると思いますけど
そうですねやっぱり緊張はしますね
限られた時間でですね
できるだけたくさんお話をお伺いするということなので
それなりの集中力がもって
お話を伺ってるということはあります
でもやっぱり楽しいですよね
時間にお話を聞けるのでそこはやっぱり
魅力かなというふうに思いますね
これからの旅をどんなふうにしていきたいとか
具体的に何かということじゃなくても全然構わないんですけど
聴いてるリスナーの方にね
こういう聞き方楽しんでほしいなでもいいですし
こういうお便り欲しいなでもいいし
そうですねやっぱり
いろいろインタビュー伺ってると
この番組のコンセプトが
自分初の仕事
人生後半を
それなりに楽しくみたいなことをテーマにしているわけですけど
それぞれ皆さん
バリエーションいっぱいあるんですけど
共通している部分も結構あったりするので
その辺がだんだん見えてきたかなというのがあって
面白いなと思っています
なのでその辺りも
いろいろ聞いていただけると
番組としていいかなと思います
予白の甲斐か分かりませんけど
深井さんがインタビューしてきた方たちの共通点とか
それこそこれはいつも番組外で話してますけど
本当に本になると思うので
ぜひ個人的に楽しみにしております
ラジオこれからの旅は
毎月第1第3第4金曜日の
20時に新エピソードをお届けしています
Spotify、Apple Podcast、Amazon Music、YouTubeなど
お好みのアプリでお聴きいただけます
番組への感想、こんな方の話を聞いてみたいというリクエストは
概要欄のお便りフォームからお寄せください
皆様の声を羅針盤にこの番組を育てていきたいと思っています
そして深井さんのこんな話を聞いてみたいとか
そういうリクエストもしていますので
ぜひぜひお寄せいただけたらと思います
そしてご感想はXやインスタグラムでハッシュタグ
これからの旅をつけてポストしていただけると嬉しいです
ここまでのお相手は深谷康夫と早川佑平でした
ありがとうございました
32:35

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