1. LIFE UPDATE │ YOHEI HAYAKAWA
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2025-10-13 32:39

【#270】「社会的に死、起業で甦る。」林和彦さん(神楽坂乳業代表/医師/教師)後編

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▼「60歳で一度“社会的に死ぬ”。そこから18歳の気持ちで再スタートすれば、最強の18歳になれる」──林さんはそう語る。がん専門医として患者の最期に寄り添ってきた経験から見えてきた「死」と「生まれ直し」の哲学。社会的に死ぬことは恐怖ではなく、むしろ人生を豊かにする契機だという。“ヨーグルト屋”としての挑戦もまた、健康を届けるだけにはとどまらない。退職金、貯金、自宅を担保にした借金までも未来に投じ、がん患者の就労支援や、誰もが働き続けられる社会を形にしようとしている。リスクの先にあるのは不安ではなく希望。彼の言葉は、「人生をもう一度描き直す」勇気を静かに後押ししてくれる。


▼インタビュー前編

【#269】「領域を超えて生きる」

▼林さんが語り尽くす「神グルトラジオ」配信中!がん専門医から“ヨーグルト屋”へ──その転身ストーリーから始まる、新しい習慣のラジオ。健康のこと、人生や働き方のこと、そして腸活の素朴な疑問まで、リスナーの声にゆるっと本音で答えていきます。ヨーグルトを食べるように、月曜の朝に聴いて“心と体をととのえる”。そんな時間をお届けします。番組はこちら → https://listen.style/p/kamigurt

▼「神グルト」リスナープレゼント!林和彦さんのご厚意により、特別に神グルトを抽選で3名様にプレゼントいたします。応募締切:2025年10月27日(月)
応募フォームはこちら → https://forms.gle/9ovwWjHM6DUktRLW6
※当選の発表は発送をもって代えさせていただきます。


▼ゲスト略歴

はやし・かずひこ/元・東京女子医大がんセンター長。がん専門医として35年以上、3000人以上の患者と向き合ってきた。自らの体調不良をきっかけに腸内環境の重要性に気づき、還暦で大学病院を退職。私財を投じて立ち上げた「神楽坂乳業」で“神グルト”を開発。現在は医師・教育者・“ヨーグルト屋”として活動を続けている。著書に『よくわかる がんの話』(保育社)ほか。


▼インタビュアー略歴

早川洋平(はやかわ・ようへい)/1980年横浜生まれ。中国新聞記者等を経て2008年起業。羽生結弦、吉本ばなな、髙田賢三、ケヴィン・ケリーら各界のトップランナーから市井の人々まで、国内外分野を超えてインタビュー。13年からは戦争体験者の肉声を発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。『We are Netflix Podcast@Tokyo』『横浜美術館「ラジオ美術館」』『石田衣良「大人の放課後ラジオ」』等メディアプロデュースも多数。

・最新刊『会う力-シンプルにして最強の「アポ」の教科書』(新潮社)
https://amzn.asia/d/cakhSAh


▼ケヴィン・ケリーさん×早川洋平対談原稿を無料プレゼント!

早川洋平の最新インタビュー情報やエッセイ等をお届けする無料ニューズレター『LIFE UPDATE LETTER』に登録頂いた方には、WIREDの創刊編集長で世界的な思想家としても名高いケヴィン・ケリーさんと早川洋平の対談原稿全文テキストをプレゼントさせて頂きます。

・『LIFE UPDATE LETTER』

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▼Voicelegacy

“本質のままの声”でつながる、Podcastプロデュース。

営業・採用・顧客育成まで、ひとつの番組で叶う。

数ではなく「深さ」でファンと関係を築きたい経営者や起業家の方に。

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▼初心者でもプロでも。インタビューや対話を学びたい人のための

『会う力』養成講座

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▼本やセミナーでは見つからない、あなたの可能性や悩みの解決の糸口を

プロインタビュアー早川洋平が引き出す『LIFEUPDATE SESSION』

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▼僕のメンター北川先生の教えの核心を音声プログラムとしてまとめました

『瞑想の基本と実践』

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▼言葉にならない想いを、プロの対話と映像で「かたち」に残す。

経営者にはブランドや理念の発信に、個人には人生の節目の記録やギフトに。

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サマリー

林和彦さんは、ヨーグルトの開発や健康への影響について語ります。神楽坂乳業の背景や文化的な知識の重要性が強調されるとともに、日本人の情報リテラシーの低さや医療に対する意識改革の必要性が指摘され、健全な食生活を促進するためのエビデンスの重要性についても論じられます。林さんは医師としての経験を通じて、人生や幸福について考えます。社会的なプレッシャーからの解放や、起業による自己実現の意義を考察し、食と健康の重要性を訴えかけます。また、社会的死を経験した後に起業によって復活する重要性についても触れ、健康寿命を延ばすための取り組みや新たなプロダクトの開発にも言及し、未来への希望を示します。

神楽坂乳業の背景
神グルトの、神って何ですか?という肝心なことを聞くのを忘れてました。
神グルト、最初つけたのは、別に深い意味はなかったんですよね。
まずは、ヨーグルトを開発したのが神楽坂の自宅の2階だったってことです。
神楽坂って神の楽しい坂じゃないですか。だから、神っていうのがあったっていうのをイメージとして持っていった。
で、一番仲の良い医者に食べてもらった時に、おいしいし、体調も急に良くなったと。
これ神じゃんって言ってもらって、その瞬間に自分のベースにあった神だから神っていうのと、
最初は神楽坂ヨーグルトとかにしようかなと思ってたんですよ。
でも神じゃんって言ってもらったのが、そう神だねって神グルトにしたっていう系ですね。
よく宗教的なバックグラウンドがあるんじゃないかとか誤解されるんですけど、全然そんなのない。
シンプルに神って言ってもらったことと神楽坂って書いてるってことですね。
やっぱりさっき冒頭でも、いろんなエビデンスとかヘルスリテラシーとか情報リテラシーのこととか、いろんな問題とかおっしゃってましたけど、
やっぱり僕は仕事から毒されないようにしつつ、その中に入ってしまうみたいなところはあると思ってて、
これやっぱり聞きたかったんですけど、先生まさにヨーグルトのプロでもあるし、
当然消化器、そしてガンとかいろんなことを見てきて、
聴覚のために毎日ヨーグルトっていうのはいいなと思う反面、
やっぱりいろんな情報入ってくると、過善だったり、乳糖不耐症とかいろんなこと、
つまり乳製品取らない方がいいよみたいな声もあるわけじゃないですか。
そのあたりは、林さんどう考えてらっしゃるんですかね。
やっぱり何が正しいかって判断する力ってことですよね、リテラシーって。
例えばその医療のリテラシーだとしたら、
医療情報を、リテラシーってだいたい情報を入手して、
それを自分で正しいかどうかを吟味して評価するわけですよね。
それで使いこなすっていうのがリテラシーっていう力ですけれども、
そういう力を身につけるっていうのがやっぱり日本人ちょっと弱いですよね。
世界価値観調査っていうのがあって、
すごい面白い調査なので私よく講演で話すんだけども、
日本人はだいたい7割強ぐらいの方が、
例えば新聞とかテレビに出てることは正しいと漠然と思うんですよね。
例えばアメリカなんか逆で、2割ちょっとぐらいしかそういう風に思わない。
別に最初から疑ってかかってるってわけではないんだけども、
そうすると自分でも調べてみるみたいな工程が入ってくるわけだけども、
日本人はちょっとした権威がいえば正しいみたいな。
そういうバックグラウンドが昔からお殿様の世界だからかもしれないですよね。
長いものにはまかれろ的なのもあっただろうし、
やっぱり偉い人が言うことは間違ってないだろうみたいな素直な民族なんだと思うんですよね。
でもそれってすごく危険で、もし間違ったことを言われたときに、
それを自分で排除できないことになるので、
究極戦争の時のトコタみたいな話になっちゃうわけですよね。
やっぱりそこはでもここから先の人たちには絶対必要な能力で、
やっぱり情報をこんだけ出てくる中で何が正しいかどうかって自分も勉強しないとわからないんですよね。
未来の医療とエビデンス
でも今のこのSNSの時代になると、勉強していろいろ考えて物を言う人よりも、
ともかく受ける話、あるいはみんながなんとなく聞き耳障りの良い話、
そうですね。声が大きかったり。
そういう話がメジャーになっていくっていう傾向がありますよね。
だからこそ我々が、例えばガンの治療法とかでもいろんなことを言うわけですよね。
例えばこれはガンに効くなんてよくあったりするじゃないですか。
で、医者は知らないんだよとかって言うじゃないですか。
知らないわけねえじゃんと。
だってそのガンを治したいって気持ちは、患者さんやご家族と同じで、
我々って全く同じで、そのために何十年も仕事してるわけですね。
しかも皆さんは誰かから聞いたり、マスコミや、
二次情報、三次情報を適当にし、適当としては申し訳ないけども、
誰が言った、どういう信憑性のあるエビデンスの情報なのか、
誰かが言ったという情報だったり、どこかで見たみたいな情報を
誠しややかに信じちゃったりするわけじゃないですか。
でもこっちはエビデンスを科学者レベルでずっと
入手して吟味するという作業を延々何十年もやってるわけですよね。
その差はでかくて、
なんでこれだけガンについて一生かけてきた俺の言うことじゃなくて、
この間飲み屋で会った人の言うことを聞くのはあんたっていうのは、
でも日常の心療の外来の中でも毎日のような経験をすることなんですよね。
そこを全く何もわかんないなというつもりはさらさらなくて、
本当に何か正しいことを知っていないと怖いですよ。
これからあなた損しますよという気持ちがすごい心配になっちゃうわけです。
だからそれを伝えなきゃいけないなというのがすごい思う。
やっぱり伝えるということを知るということが力になるというのが
ずっとこういう生活の人生を送ってきて思うことなんですよね。
知らないのは無力です。
やっぱりいろんなことを知ることで強くなれると思うので、
生きる力を身につけるためには、
そういった知識もあるいは物の考え方のプロセスも
身につける必要が絶対あると思うんですよね。
そういう意味ではやっぱり二次情、三次情ということもありましたけど、
例えば僕自身なんかはやっぱり仕事柄、役徳で今日も林さんにお話を伺っていて、
一時情報に近い、もしくは一時情報にお話を伺えてありがたいんですけど、
でもある意味それも気をつけないと本当にその人の一時情報があったりとかもあるじゃないですか。
あと自分自身例えばそういう健康に関することは
実際そういう情報を取り入れて体感がどうなのかとか
いろいろある中でその辺のなんて言うんでしょう、
そうすると究極的には僕らこれ聞いてる個人はなかなか今の日本、
アメリカに比べるとってありましたけど、
正しそうなものを自分でちゃんとまず選んで吟味して
それをやりながらどんどん高めていくしかないんですかね。
やっぱりその努力をすべきじゃないかな。
そうしないと本当に騙されちゃう可能性がありますよね。
アメリカ人がリテラシーが高いというつもりはさらさらなくて、
でもなんでアメリカ人が例えば、
アメリカで最初に行った時に病院の看護師さんが目の前でナースステーションで
自分のおっぱいを一生懸命揉んでるわけですよ。
結構若い人なんかも。日常的に揉んでるわけ。
もう若い頃行ってるからドキドキするじゃないですか。
なんでと思って聞くとみんなブレストチェックをしてるんですよね。
やっぱり病院の看護師さんだから自分に乳がんができたら大変と思って
自分自身でチェックをしていて。
でもそういう姿勢が結構医療者だけじゃなくて他にも染み付いていて。
それはなぜかというと、やっぱり例えばアメリカだと医療費が高いから。
日本で当たり前に受けられているような高額な治療とか手術、
アメリカだったら家庭が破産する。
手遅れになってしまえば一家が離散したりとか、
自分自身が破滅してしまうので、そうならないように
早く見つけなきゃって思ってるんですよね。
それが例えば献身だったりするわけじゃないですか。
だからアメリカは献身率、アメリカだけじゃなくて
西欧諸国の献身率8割ぐらいは普通にあるわけですよ。
でも日本は結構最近頑張っても5割いかない?
外来には関数の方が症状があってからいらっしゃる。
でもそれじゃ遅いんですよね。
だからなんで献身来ないんだって厚労省と一緒に調査をしたこともあるんだけど
その一位は忙しいからだったんですよね。
その専門的な立場で言えば嘘つけって思いますよね。
だって眼献身、いくつかやったとしてもせいぜい1日2日で終わりますよね。
でも皆さん普通に海外旅行とか行くじゃないですか。
毎週外食する人もいるじゃないですか。旅行もしてますよね。
ディズニーランド行ったり、ユニバーサルスタジオ行きますよね。
そういう時間がありながら献身に行く1日2日は忙しいからいけない。
嘘と思いますよね。
あるいは2番目の理由はお金がかかるからだったんですよね。
これもどうかと思いますよね。
眼献身ってやっぱり自治体が補助していることもあって
高くても私にする限りではない主教で4,500円取っているのが一番高いぐらいですよね。
でもお母さん平均で3万円の化粧品を買うじゃないですか。
お父さん300万円の車を買ったりするわけじゃないですか。日常的に。
なぜ5,000円の献身が高いかというと
やっぱり意識の問題はすごく大きいと思うんですよね。
仮にもそれだって国の調査で真面目な医者と国がやっているアンケートに
何の疑いもなく忙しいからとかお金がかかるからという回答を出せちゃうというのは
自分で自分の体を守ろうとする意識から程遠い。
本当に自分の身体が心配だったらプライオリティーはずっと上がるはずですよね。
だって健康を失ったら何もできなくなってしまう。
旅行どころじゃない。ご飯どころじゃない。
本来トップにあるべき健康というのがものなのに
それをないがしろにしておきながら
一方で病気になったら大変だとか
医療費が高いとかというのは筋がじゃないかなと。
本当に思いますね。
僕も28、29歳で起業して
やっぱり親父からもずっと健康が一番大事だって言われて
そういう意味では林さんから見たら
いろいろツッコミどころもあるかもしれませんけど
相当な時間エネルギー、お金かけてきて
やっぱりクレイジーって言われたんですけど
僕の中では全然クレイジーじゃなくて
むしろ今の根幹があったんで
むしろ一番コスパタイパーいいんじゃないかと思ってたから
だからその辺、やっぱりマインドですよね。
それでちょっと戻るんですけど
やっぱりヨーグルトに対していろんな意見があるじゃないですか。
いろんな情報が入ってきて
その辺は林さんは当然ヨーグルトを作ってますから
医師の立場、消化器プロでもあった立場から
どうなんですか?
ヨーグルトが試行品として、スイーツとして
食べるならば何でもいいと思うんですよね。
だけど例えばそれを健康に絡めようと思ったら
やっぱりそれなりの医学的な根拠があるべきだと思っていて
ただ残念ながらまだ私は大学レベルのエビデンスを出せる状況にないので
会社の維持に精一杯なので
だけど会社が落ち着いたら必ずエビデンスを出そうと思います。
だからそういうことがヨーグルトに限らず
食材とか、あるいは一つの料理とか
そういったものにエビデンスを出していく時代が
多分来るんじゃないかと思うんですよ。
それを逆に国じゃなくてもいいから誰かがある程度担保するみたいな
そうするとそれが会社であっても
コンソーシアムみたいなものでもあってもいいんだけど
そういうシールを貼っているものだけ食べていると
そうじゃない人に比べて元気になれますよって言ったら
例えばそこの食材は今まで100円で人参を売っていた
一時生産者の農家の方が150円で売れるかもしれない
一匹100円で売っていたイワシが300円になるかもしれない
そうしたらやっぱり生産者の方もちゃんと正当な評価を受けると思うし
やっぱりみんなで変えていくという意識にならないとうまくいかないですよね
ヨーグルト何が違うんだって一番受ける質問で一番多いです私が
全部違いますっていつも言ってるんですけども
実際例えば作り方だって私は医者として作ったので
ヨーグルトの作り方って誰にも習ったことないんですよね
通常例えばなんとか牧場でうちの牛乳でヨーグルトを作ってみようかって言ったら
その乳業会社に問い合わせてみたり機械メーカーに問い合わせてみたり
誰かを紹介して何か作り方のレシピでももらってということだろうけども
私は逆に薬みたいな感じで開発していったので
牛乳を乳酸菌をこれぐらい入れるとこれぐらいの時間で
これぐらいの温度ならばこれぐらいpHが下がって固くなっていって
これぐらいで乳糖が分解されてとか
植物繊維を入れるとこうなるとか
例えば植物繊維にもこんな種類があるんだとか
オリゴ糖にもこんな種類があるんだみたいなことも学びながら
一種の研究材料として作ったもので
でもその究極の目標は自分を救うためのメディカルフードだったんですね
人生の価値観の変化
その後イニシエからある保存食だったりスイーツとしてのヨーグルトは
自分の中では当たり前じゃん、違うよ全然っていう感じかな
なるほどね
なんかやっぱりね、今日ずっとお話が上がってて
お父様が亡くなった時からもう本当に
だからそれはもうどのくらい?50年くらい前?
50年前ですよね
そこからもうあっという間に突っ走ってきたのかなって感じしますけど
なんかそれでもね、当たり前ですけど
自分も人間ですから疲れたり色々気がめいったりすることもあると思うんですけど
ずっと僕がお話が上がっている限りはオンな感じがするんですけど
やっぱりどっかでオフにしたり
つまり息抜きというかね
日々どこでリラックスしてるのかなとか
ほっとするひと時とかっていうのはご自身にあります?
これね、いい質問
自分が特に緩和医療とか関わって
たくさんの方を見送ってきたじゃないですか
その時にすごく人生勉強になったんですよね
どんなに偉い人もどんなにお金持ちも死ぬ時は死ぬわけでしょ
そうするとそういう方々のもう本当にギリギリの声
生の声を毎日聞けるわけですよね
だから私そのいわゆる小説とか映画とかって
医者の現役の時はほとんど見たことなかったですね
だって毎日の外来がドラマであり映画なんだもん
そうですよね
そうすると何が重要か大切かなんて
本当にお金持ちの人でも
もっと家族に優しくしとけばよかったとか
もっと夢を追うべきだったとか
もっと勉強しとけばよかったとか
だからいろんな個々それぞれの思いがあるわけですよね
そういうのを生かされた時に
あるいはもっとシンプルに
ガンと診断されたり
あるいはちょっと再発して
もう昆虫するのが難しいかもしれません
なんて時に
皆さん急に風景が変わったりする
すごくチンプな言い方で申し訳ないんだけど
本当に毎日見えてたものが急に貴重に思える
空がこんなに青かったのかとか
鳥が鳴いてるとか虫が鳴いてるとか
風が爽やかだとか道端の花が綺麗だとか
普段毎日全く見過ごしてたものが
すごく変わって見える
そういうのをお話になる感じがとっても良いんですよね
そういう中で何が幸せなのかと思った時に
もちろん20代30代の頃から分かったわけじゃなくて
60までやって思うのは
本当に当たり前の毎日が一番
本当にみんなが言い尽くしてるんだけど
若い頃理解できないですよ
だって欲しいものもやりたいことも
いっぱいあるわけじゃないですか
若い頃って手に入れたいものとかやりたいこととか
それに目指さないと逆に頑張れないみたいのもあるけど
年を取って逆に引退する年代になってきて
初めて本当に心から理解できるのはそこですよね
例えば風が気持ちいいでも十分なんですよね
ましてや家帰ってワンちゃんが可愛い声で泣いてくれたりとか
一緒に添い寝してくれたりすると
無情の幸せですよね
神さんの入れてくれた一杯のお茶が物凄くありがたい
どっかのお坊さんみたいなことを言ってるけど
割と最近もそういう心境ですよね
すごく偉そうに言っちゃうと自分の欲求が変わってきたんだと思うんですよね
若い頃は当たり前のように承認欲求が強かったと思うし
特に貧乏に育ったこともあってお金も欲しかったですよね
自分ではそんなつもりはないって言ったけど
多分偉くもなりたかったんだと思う
起業と自己実現
教授になったのも割と早かったけど
多分教授になりたいと思ってたんだと思います
振り返れば
ただ正確に威張ったりができないので
教授になりたかったのは威張るためというよりは
教授にならないとできないことっていっぱいあるじゃないですか
教授になったらこんなことできるのになと思って
だから教授になりたいって思ってた時期があるのも確か
ただ60歳になるまでに医者としてやりきったことで
たくさんの患者さんには感謝していただいたし
ご家族にもいろいろ褒めていただいたし
たくさんの先輩にかわいがってもらったし
たくさんの後輩に慕われたし
もう十分かなっていうのがあるんですよね
そうすると自分の一番の今の強みは
承認欲求がないってことですよ
なるほどね
もう十分
ほんと十分
もう月風が出るくらい十分なので
だから全く儲からなくてもこういうことができるし
例えば逆に医者仲間からは
結局金に走って高いヨーグルト売ってるなんて
よく言われたりするわけですよね
全然違いますよね
ここまでの話聞いてた方が
そういうのもさらっといけちゃうし
未だに癌の啓発みたいなことをやると
当然アンチが沸いてきますけど
そういう人に言われても
昔だったら畜生とかうるさいなこいつと思ったんだけど
そうじゃなくてなんかかわいそうだなと思ったりもする
なんかこの人もうちょっと救えないかなとか
もっとうまい生き方もあるのにとか思っちゃったりする
別にあえて趣味とかないんですよ
さっき本とか映画なんて全然見てなかったってありますけど
その後も別に忙しいから
あんまりなんかそれこそインタビューでありがちな
人生を変えたような本とか映画とか
ないないないない
人生を変えたとしたら
患者さんやご家族かな
だってもうそれがリアルですもん
むしろそういうのから本とか映画が生まれてますもんね
本当に思ってましたよ
外来って
もうこれ毎日ドラマで
結局こっちもある意味戦場ですから
それで患者さんやご家族を迎えて
全身全霊で臨むわけですよね
そうすると心が寒い人に一生懸命
自分のポッケの中から入って
ボールをどんどん上げてくったりするわけですよね
でやっと笑顔になってくれて
よかったと思って
じゃあ次の方っていうと
またドヨーンとした顔が入ってくる
そういうことの繰り返しでしょ
でも自分がボールを差し上げることで
患者さんがニコニコ笑って帰ってくれるのが
一番の喜びなわけですよね
それは必ずしも
もちろん病気が良くなってればニコニコするけど
病気が悪くなっていく中でも
例えば先生と話すことで少し気持ちが落ち着いたとか
あるいは限られた時間の中でどう生きるか整理してみますとか
ありがとうと言ってくださるような瞬間には
やっぱり自分のやってきたことってすごく意味があるなと思うし
逆にそういうことを真剣に考えざるを得ない
毎日毎日考えなきゃなんだろう
それって人生修行みたいなもんで
本当に私みたいなバタバタしていい加減な人間が
偉そうなことを言えるのは患者さんたちのおかげだと思います
そういうことを聞きたかったんですけど
バタバタってありまして
本当に50年というかずっと走ってる感じすると思うんですけど
いわゆる一般的にというか
例えば年を重ねるにつれて意外と
僕も母いますけど
むしろ時間の毎日早くなるみたいな
遅くなるとかいろいろあるじゃないですか
速さの中ではどうなんでしょう
ずっと一定のスピードなのか
やっぱり速くなってきてるのか
ゆっくりっていうのはなかなか想像つかない
僕は夢中だった20代30代の頃と
あるいはもう油乗り切った40代50代頃と
今は明らかに違いますよね
違いますね
違う違う
だからそのスピードの感覚は全然違うんですよね
今の方がどうですか
今の方が全然楽ですよ
そういう意味ではゆっくり
これでもという
そうですねゆっくりというか
だから特に今大学辞めちゃったこともあって
自分で自分の毎日を決められるじゃないですか
いきなり休館が入ってくるとかないですね
ないですし
絶対出なきゃいけない会議があるとかじゃない
自分の
もう実際その私休みってほぼゼロですけど
でもスケジュールは自分で決められる
1日の中でも例えば
この時間はワンコと遊ぶ時間だよとか
この時間はもう大好きな友達と会う時間だよとか
決められるっていうのがやっぱり
誰かに決められた人生じゃなくて
特に起業してからは自分で人生を決められるというのが
そこが一番のストレス解消になりますよね
だからやっていけるんだと思う
外から見るとスケジュール的にはぎっしりで
動いているように見えても
やっぱりそれ以前の人生とは違うということですね
違いますよ
誰かにやらされてる人生じゃなくて
自分が能動的に動いてる人生だから
やりがいもあるしやっていけるのかな
なんか今の話がかかってて思い出したんですけど
僕ね先日ですけど起業して今16年で
やっぱり起業した時にこう言ったら
みんな起業した先輩を買ってくれて
起業するとやっぱり生活かかるじゃないですか
かかるんですけど
自分の責任において全部自分で
結果はコントロールできないけど決められるから
いわゆるストレスはほぼなくなって
プレッシャーはあるけどストレスはないっていう
僕の定義ですけどどうですか
日本人ねみんな起業した方がいいと思う
未来への展望
思っちゃいますよね
仕事がつまんないとか
あるいは上司がしょうもないとかっていう前に
自分で起業しちゃえばいいなと思うのね
そういうのが嫌だっていう人は
別に改正済みでも全然いいと思うんだけど
ここから先こうやって混沌とした時代だったら
なおさら一流企業に入ったって
いつ作れるかわからない時代になってきたわけだし
三流企業に入ったって
いつ世界のトップになるかわからない時代になってきたじゃないですか
そうなったら定型的な生き方って
多分今までの定型的な生き方って
通用しなくなるし
まして我々のような年寄りが言うこと
もっともらしい顔で
俺ら人生経験も豊かだし知識も経験もあるので
俺らの世代自分も含めて
今日だってむっちゃくちゃもっともらしいこと言ってますけど
若い人の参考には全くなるはずもないので
結局人間なんて成功事例でしか物を言えないから
今までの自分の成功体験を元に話してるわけじゃない
だからそんなの時代が変わって
バックグラウンドが変われば全く違う
だから自分でさっきのリテラーションの話じゃないけども
自分で自分の人生を考えなきゃならないという点では
起業して自分の自己責任みたいところを
それは究極だと思いますよね
厳しいけど楽しい
僕なんかは起業してから本当にアドベンチャーゲームですよね
いい意味で
そうだよね
もちろん何にも例えば家族もいないで
よく何も持たざる人が一番強い最強の人は
本当にお金持ち家族もいない人だって言うけども
本当にそうだと思うけど
でも例えば家族ができて子供ができたとか
あるいは会社ができたということで
責任が生まれて何かを背負うものがあったときに
やっぱり人間って進化が問われるじゃないですか
だから自分一人でやるんだったら生きていく
人間って社会的な動物なので
究極一人では生きていけないので
それを考えた場合にはやっぱり家族なり会社なり
何か背負うものを持って生きる方が
人生としては有価高になるのは間違いない
いや本当ですね
最後にいくつかですけど
まさに神戸と次のところへ
もうちょっと行けるかもってところだと思いますけど
今これから特に取り組んでいることとか
もうちょっと長いスパンでこんなことやってみたいとか
やっぱり新しい雇用を定着させたいということ
会社が多くなれば当然新しい人を迎えることができるわけで
そこもそうだし
あるいは食と健康っていうのをもっと推し進めたいですね
もうここから先医療費っていうのももう上げられない
国民の方だってこれ以上保険料払えないみたいなところに来ている中で
やっぱり大きな病気になってから大騒ぎする時代は終わったと思うんですよね
だからそうならないようにする
それだけのバックグラウンドが今かなりできてきていると思うんですね
社会的死と起業の重要性
昔だったら私の若い時代の医者なんですが
定型的に救命救急かがんの医者になれば
なんとなく最先端みたいで
テレビドラマなんてもそんなばっかりだったけど
ここから先は違うと思うんですよね
いかに社会として考えた場合には病気にならないように
よく健康寿命と本当の寿命が10年ある
その10年間はみんな誰かの世話を受けなきゃ生きていけない10年間
それがなくなるだけで日本の社会圧倒的に有利になると思うし
年を取って定年を延長して働かなきゃいけないんじゃなくて
年を取っても元気で働いて楽しいみたいな社会に変えていくことが
この少子高齢化の日本を救う唯一の方策だと思うので
せっかく人生100年時代になるんだったら
俺みたいに60歳になったら一回死んじゃうっていうのはある
社会的に死んじゃえばまた18歳の気分でやり直せる
新たなプロダクトの展開
でも一定的に違うのは18歳の体力はないかもしれないけど
60年間の知識と経験と人脈があるので
自分が18歳のマインドになれれば多分最強の18歳になれるんですよ
なるほどいいですね最強の18歳
今カミグルとの話しましたけど
今現在でもうすぐ出せそうとか
イベントとか限定だけでこんなの今後出すかもとか出すよみたいな
何かあります?他の商品
ありがとうございます
いっぱい考えてることがあって
一つはヨーグルトとして発酵っていうのを学んだら
発酵って別にヨーグルトに限ったことじゃないわけじゃないですか
さっきの発酵食品じゃないけれども
で例えばお味噌作っちゃおうと思ったらなんとなくできました
あるいはヨーグルトだっていろんな可能性あって
この甘いのうちのヨーグルトはおりごとが入ったんで
甘みが多少あるんですけど
でも甘いのが嫌だって人もいるし
いわゆる糖という名のつくのは入れてほしくないみたいな人も
豆乳分の方なんかいたりする
ヨーグルトとおりごと抜いた場合どうなるかみたいな
逆に代謝されない糖で
今アルロースという希少糖というのがあるんですけども
原理はトウモロコシなので天然物ですけども
そういうのを使ってそういった豆乳分の方とかにも
同じような効果があるヨーグルトを届けられないかとか
そういったところでは大学の研究者と同じで
常にシードを探していながら一つ一つやっていくという感じですね
でももっと身近なところでは例えば今月
いきなりワンちゃんの保護犬のイベントが表参道であるから
そこに出展しないかなとお話をいただいたので
急遽今まで温めてきたワングルトですね
ワンちゃんのヨーグルトを製品化して
それもちゃんとセブン無敵の工程機関に依頼して
研究者っぽく作ったヨーグルト
犬のためのヨーグルトですけども
それも発売とかしたりします
やっぱりそういった本当の健康食品みたいなのがみんなに根付くと
食をみんな大事にしてくれたら
日本中元気になるんじゃないかなと思うんですよね
なるほどじゃあまだまだ出るものやることやりたいこといっぱいあると思う
いっぱいでももうあと100年生きれるわけじゃないので
あと10年ぐらい突っ走ったら
自分の理想としては死ぬときに
思い残念だとか泣きながら死ぬんじゃなくて
あー面白かったって言って死にたいんですよね
いいですね最後はそこに行きたい
だからずっと走り続けて
あー面白かったって死ねたら最高
ありがとうございます
今日はハヤシさんに無理を言って
カミグルトせっかくなんで
皆さんぜひお買い求めいただきたいんで
普通にカミグルトとか神楽坂に植える検索すると
サイトヒットするそこから通販で買えることですよね
プラス特別にカミグルトをプレゼント
どうぞご賞味ください
していただくことになりましたので
リスナーの方にプレゼントさせていただきますので
詳しくはこちらの概要欄をご覧いただけたらと思います
そしてもう一つ実はここまで一切伏せてましたが
ハヤシさんとは色々こうやってね
本当は今日で直接お見舞いするのは実は3回目なんですけど
色々ですね意気投合というかさせていただいて
ポッドキャストを一緒に始めさせていただくことになりました
眼線モニターヨーグルト屋になった親父のカミグルトラジオというのを
これ配信されるほぼ同時期に配信されると思うので
是非そちらもですねどしどし概要欄チェックしていただきたいんですけども
これから1回目の収録を終えてまだ2回目3回目やってませんが
これからそちらのカミグルトラジオを聞く方にも何か一言
SNSというのをやっぱりやらなきゃいけないようなつもりになって
この半年間ぐらいやってみたんだけども
そのノリはやっぱり音楽とか
あるいは言葉でパパッと言えるようなノリだったんだよね
自分はどちらかというと誰かと深く絡んでじっくり物事を話したいというタイプだと思うし
そっちの方が得意だと思うので
SNSでできなかったこと深掘りをしたりとか
個々の話をすることとかそういったことをポッドキャストでやりたいと思うし
あとは医者としてじゃなくてやっぱりいろんな人生経験を積んできているので
今日100分の1も話してないですよね
あと100倍の話ができるので
若い方々なんかと一緒にそういったことをもう1回考え直したりとか
アドバイスをしたりできれば最高だなとも思います
カミグルトラジオにリンク貼っておきますので
ぜひ人生相談健康相談もたくさんお待ちしてますので
こちらも聞いていただけたらと思います
ということで今回のライフアップデートは
神楽坂人形代表医師教員の林和彦さんをお迎えしました
林さんありがとうございました
どうもありがとうございました
32:39

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