こんばんは、深谷康雄です。
ナビゲーターの早川陽明です。
ラジオ、これからの旅-Life Journey Talks-。
この番組は、元新宅銀行マンで、現リタイアメントFPの深谷康雄さんが、 人生の後半を自分らしく会える方々を迎えして、
自分初の仕事作りや、心豊かな生き方のヒントを伺うトーク番組です。
毎月第一金曜日には、深谷さんご自身の一休みのような会合。
旅の途中のちょっとした寄り道も、ご一緒しながらと思っています。
人生という旅の途中で、ふと立ち止まり、地図を広げるような、そんな時間をご一緒できればと思います。
それでは本日のこれからの旅、始めて参りましょう。
さあ、ということで、深谷さん今週もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
9月も3週に入りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
第1週の予約の会でね、ワイナリーの話もありましたので、皆ワイン飲めましたかっていう話がこれからだと思うんですけども、
今回はゲスト会ということで、今週と来週にあたってまたスペシャルゲストのお届けをするんですけども、
今回は毎回素晴らしいゲストなんですけども、深谷さんにとって本当に特別な方だと思うので、ぜひご紹介いただきたいんです。
今回のゲストはどなたでしょうか。
今回はですね、エッセイストの松浦八太郎さんになります。
はい、松浦八太郎さんといえばね、この番組聞いてる方、知らない方は少ないと思うんですけど、
エッセイスト、文筆家で書店も経営されていて、暮らしの手帳のかつて編集長もやってらっしゃってっていうことで、
ベストセラーもたくさん書かれててっていう感じでもね、ではあるんですけども、
改めて深谷さんも本当にすごい方お話しされたと思うんですけど、これそもそもなぜ松浦さんだったんでしょうっていうところから。
そうですね、このラジオの番組を作るときに早川さんといろいろご相談をさせていただきましたけれども、
自分初の仕事作りとか、人生後半をどう過ごすかっていうのをテーマにしようということでやりましたけれども、
それで番組の名前をですね、これからの旅っていうふうにさせていただいて、それで今やってるわけですけれども、
人生とかライフプラみたいなものを旅に例えてやろうということなんですが、
この発想自体がですね、松浦英太郎さんがよく旅の話をされるの前々から伺ってまして、いいなと思って私も意識したんですけれども、
これはあれですよね、今年の1月ぐらいにこの番組名をどうしようかって、たぶん一緒に考えていただいて、
思うんですけど、なんとですね、その後2月ですかね、2月の12日発行で松浦英太郎さんの新刊が出たわけですよね。
その本の名前が新しい旅を始めようっていうね、本だったわけですよね。
すごいシンクロニシティですよね。
そうそう。当然私は買って読んだんですけど、番組とコンセプトとぴったりというかですね、
まさしく同じことを追求しているなというふうにものすごく感じたわけですよね。
なので前から松浦英太郎さんとインタビューしたいなというふうには思ってたんですけれども、
この本を手にしてですね、ますます強い思いを持ったという、それが今回の直接のきっかけになったんですけどね。
そんな本当に特別なもう感慨深いゲストということで、今回はですね、今回と次回ですね、
にわたって文筆科でエッセイストの松浦英太郎さんと深谷さんが対談をされていますのでお届けしたいと思います。
今回は前編です。それでは本編をどうぞ。
はい、今日はゲストにエッセイストの松浦英太郎さんをお招きしております。
松浦さんよろしくお願いいたします。
こんにちは、松浦です。よろしくお願いいたします。
皆さん、松浦英太郎さんといえばご存知の方たくさんいらっしゃると思うんですが、
ちょっと始める前に簡単なプロフィールをご紹介させていただければと思います。
エッセイスト・編集者・クリエイティブ・ディレクターでいらっしゃいます。
2002年にセレクトブック書店の先駆けとなるカウブックスを東京中目黒にオープンされまして、
2005年からは9年間暮らしの手帳編集長をお勤めになりました。
その後、IT業界に転じ、株式会社おいしい健康取締役を御就任。
2016年より公益財団法人東京子ども図書館役員もお勤めになっていらっしゃいます。
ディーン&デルーカマガジン編集長、それから映画場所はいつも旅先だったの監督作品、
それから2025年秋からパパスのクリエイティブオフィサーに御就任されていらっしゃいます。
聴衆に今日も丁寧に仕事の基本、暮らしの基本100、他多数ございます。
ということなんですけれども、松野さんの最近のトピックスといいますか、
私が感じたことがあります。
旅の魅力ということでいきますとね、
松浦さんのエッセイの中で拝見したんですけど、
もともとのところはここかなと思ったんですが、
お父様が旅をしなさいって、
旅は晩館の書に値するっていう話をされたっていうのを伺ったんですけど、
やっぱり原点はその辺なんですか?
そうですね。
父にそういうふうに晩館の書だよって言われて、
ああそうなんだって思って、自分が10代の終わりに高校をドロップアウトして、
旅という意識はそれほどなかったけれども、
でも結果として旅のような生活をした時に、
何て言うんでしょうね、
とにかく旅っていうのは僕からすると新しい発見だらけなんですよね。
知らないことばかり、そういう知らないことに触れたりとか、
それから困り果てることが多い。
でも日々の生活の中で困り果てることってなかなかないですね。
言葉が通じないとか、要領がわからないとか、文化がわからないとか、
ルールがわからないということで、
恥ずかしい思いしたり、悲しい思いしたり、たまには傷ついたり、
どうしたらいいかわからないって困り果てることで、
やっぱり自分と向き合うしかなくて、
そこで何か一つ一つ覚えたり、
人と触れ合って教えてもらったりっていうことが、
自分の人生にものすごく力になっていくっていうことを、
僕自身は実感するんですよね。
だから僕からすると旅っていうのは自分を変えてくれる一つの行為でもあるんですね。
誰しもそうでしょうけど、
今の自分がこれでいいって思う人って少ないと思うんですよね。
やっぱりもっと成長したいし、もっと学べたいし、もっと何か自分ができるだろう。
でもそれってやっぱり自分が変わるしか方法はなくて、
でも自分を変えるっていうのはなかなか言葉で言うほど簡単ではない。
でもやっぱりえいって勇気を出して知らないところへ旅をしてみる。
それも一人でとかね。
いろんなチャレンジはあると思うんですけど、
そのうちの一つとして旅っていうのはいいきっかけになるなと僕は思っているんですね。
新しい自分を築かせてくれるっていうね。
そうなんですよ。
書かれてましたけど。
そうなんですね。
だから自分はまだまだ変われるっていう。
だからこそ新しい旅を始めたい。
新しいところへ行ってみたい。
こんな年になってもまだまだ困り果てたいっていうのがね。
あって、だからなんて言うんでしょうね。
まあ60になってますけど、60になるとやっぱりさすがに賢くなるし、
自分の守り方も覚えるし、環境も嘘であるから殺そう。
なかなか困ることってないんですよね。
ある程度ごまかせることもできますからね。
だけど僕はいくつになっても新しいできないことに向き合って、
知らないことに向き合って、おろおろしたり困り果てるっていうことが
まだまだ自分を成長させてくれるいいきっかけじゃないかなとは思うんですね。
そのあたりがすごく魅力に感じましたですね、私も。
つまり一つのところに留まってるんじゃなくて、
いつになっても変えていくっていうのがここで言われている成長なんですっておっしゃってますよね。
そう、だから僕この本で言いたかったのは、やっぱり帯にも書いてありますけど、
成功よりも成長なんですよね、目的っていうのは。
やっぱり成功っていうのはその段階である種思考停止しちゃうし、止まってしまいますよね。
でも成長っていうのはある種永遠なんですね。
自分の人生が80年なのか90年なのか分かりませんけれども、
でもそこそこ長いじゃないですか。
そうするとやっぱり長い人生を自分何だったかって振り返るときに、成長したんだなっていうね。
成長という一つの目的を持って旅をしてたんだなっていうふうに、
僕自身は言えるといいなと思ってはいるんですよね。
その成長の過程っていうのは急にじゃなくて少しずつっていうところが、やっぱりまさしく旅に似てるかなっていうところですよね。
時には思い切って環境を変えてみたりとか、イメチェンをするようにしてみたりとかっていうね。
本当に僕は20代、30代っていうのを旅をしながら、自分で起業して本屋を始めて、
そこでいろんな経験をして、ある程度自分で新しい価値を自分で生み出すことができるといいなと思って頑張ってきたんですよね。
そんなことをしていたら、文章を書き始める機会をいただいて、
そこでもやっぱり僕なんかそういう訓練を受けたことがないので、そんなことはできないなと思ったんだけども、
やっぱりそういうチャンスがあるんだったら、そっちにやっぱり自分を思い切って行ってみた。
それも一つの旅で、一つの町に僕はずっと暮らしてたけど、違う町に暮らし始めるみたいなことですね。
言葉もカルチャーもルールもわからない新しいところに行ってみたっていうことですよね。
そうこうしていたら、今度は暮らしの手帳っていう仕事が始まって、
それも本当に僕にとっては不安だらけの出来事だったんですけど、
何も経験がなかったんでね。
なのでまたそっちにでも、えいって頑張って行ってみた。
違う町にまた引っ越したみたいな。
なんかそうやって、僕にとってそんなのは10年単位で変化があるんですけど、
大きな旅先を変えていくみたいなことをずっと繰り返して、
60になって今度ファッションブランドのパパスっていう仕事で、
本当にファッションの仕事なんかしたことなかったんですけど、
それも機会をいただいたんで、知り込みをせずに飛び込んでみたっていう感じで、
なんかそうやって旅の行き先を変えていくっていうのは、
その都度本当にゼロから学ぶことがたくさんあったり、
ゼロから人間関係作ったり、自分の生活習慣を整えたりっていう大変さはすごくあるんだけど、
その大変さってさっき言ったように、いろんなことで困り果てるわけですね。
困り果てる。
今までの経験がそのまま自分の新しい世界での武器になるかっていうと、なかなかそうではなくて、
本当にゼロから学び直して、30代、40代の若いスタッフに頭を下げて、
教えてくださいというふうにして入っていくっていうことがね、
そういうことで新しい自分を見つける、発見する、
新しい成長っていうのをスタートさせるきっかけになるのかなっていうふうに思いますよね。
だからそこにはやっぱり僕の中で、
まだまだ自分が知らない自分を見つけることができるかなっていう感覚なんですよね。
松山さん、ピボット人生っておっしゃってましたよね。
ちょっとこう、向きを変えるみたいな感じで定期的にやります。
そうなんですよね。
だからその都度周りがね、周りの人たちは驚くっていうかね、
なんですけど、同時に人間関係も変わっていくんでね。
周りにはいろいろと心配かけたりするんですけど、
でも僕の人生なんで、友達だった人が友達辞めるわけでもないので、
付き合いの頻度は変わったりとか、新しい人たちと付き合い始めたりするので、
そりゃそりゃ変化はあるんですけれども、
でも自分の人生なんで、
なんて言うんでしょうかね、やっぱり、
それまでのある種のつなげてきた人間関係に優先していくと、
なかなか動けなくなっちゃうんですよね。
でもそこは思い切って立ち切っていくっていうことがね、とっても大事ですよね。
そこに新しい世界に飛び込むときの自由みたいなものを確保できるみたいなことですかね。
そうなんですよね。
だから、なんて言うんでしょう、この間も友達と話したんですけど、
60でこんなこと言うとね、どうなんだろうと思ったんですけど、
新しい世界に先ほどのね、ピボットじゃないですけど、
飛び込む時っていうのはワクワクすると同時にちょっとやっぱり不安もあったりするじゃないですか。
でもそこのところをどうやってクリアするかっていうあたりも、
ちゃんと松浦さんの経験の中からヒットをいただいているような感じがしていて、
いろいろありましたよね。
自信みたいなものっていうのは、自分を信ずることだとかね、言う言葉とかね。
例えば新しい世界の仕事を始めるっていうのは、ある種例えば人間的な部分を信頼してくれて、
チャンスをくれたりすることが多いと思うんですよね。
でもやっぱり新しい世界で自分が役に立つことができるのかなと思うと、
新しいことはもう本当に一年生なんで、なかなかできないし知らないことが多い。
でも不安っていうのは、ある種、基本的な勉強をすると結構クリアするんですよね。
不安っていうのは知らないっていうことだと僕は思っています。
分からないっていうことがイコール不安。
でもそこそこちょっと見えてきたら、
自分で本を読んだり、人の話を聞きに行ったりすると、
こういうことなんだなっていうふうに見えてくるとちょっと不安っていうのはね、
だいぶ薄くなっていきますよね。
何も見えないのが一番不安だっていうことですよね。
そうなんですよ。
ただとはいっても漠然とした不安っていうのもあるんですよね。
漠然とした不安。
いろいろ準備しても、漠然の準備をしても消えない不安っていうのがあるんですよね。
それはね、もう自分を信じるしかないんですね。
そこで自分を信じるっていうのを。
そう、最後はもう無理やり自分を信じる。
絶対大丈夫だと。絶対やれるんだっていうこと。
でも家族も友達も誰もそんなこと言ってくれないんで、自分で言うんですね。
絶対大丈夫だって。
もう呪文のように。
だから例えば新しい場所での出勤日が近づいてくる。
どんどん準備はできてる。準備はできてるんだけど、でも漠然とした不安は消えない。
でもそのためには絶対大丈夫だっていうように毎日毎日自分に声をかけていく。
それしか方法ないんですよね。理屈抜きで。
理屈抜きで絶対大丈夫だっていうね。
やっぱりその辺って経験されてきたことから出る言葉だと思うので、なんかすごい説得力が今。
だからよく僕聞かれるんですよね。最後は自分を信じることだよって僕言うんですけど、
でもどうやって自分を信じたらいいんですか?自分にはその根拠がない。
信じる根拠がないってみんな言う。僕もそうなんです。
信じる根拠はないんですけど、でも強引に。
強引に。
強引に信じる。っていうかもう呪文のように絶対自分は大丈夫なんだよっていうことを言い続けるっていうのは
僕は大事な気がするよね。
そうですね。
最後がね。