じゃあ早速、モーリーがまずどんなことをやってきたのか。
そうですね、まずその経歴というか。
ざっくりな振りで申し訳ないけど。
全輪って地図会社なんですよね。地図を生業としてたので、それに関わるところっていうところで、
実は道の駅と地図ってあんまり接点がなかったんですよね。
それまで?
1993年に制度始まってますけど、それまで10年近くはあんまり地図とは関わりのない感じだったんですけど、
ある時ですね、ドコロ保全技術センターというところがですね、道の駅のガイドブックを出しますというところで本を出したんですね。
これ日本で最初に出てる全国を一冊にしたガイドブックなんですけど。
貴重なやつは私たちの目の前にはありますけど。
ありますね。辞書みたいな。
辞書ですね。
470駅ですね。
そうそう。
これが初版の本なんですか、これは。
そうですね、だから98年当時の道の駅を全部入れてるのかな。
道の駅くがみまだなかった。
なかった。
載ってない。
そう、だからその辺がいわゆるガイドブックの始まりではあるんですけど。
今なんかいっぱい出てるけどね。
そうですね、だからガイドブックって書いてないですもんね。道の駅がハンドブックですもんね。
道の駅ってほら、道路の付帯施設っていう部分で始まってる部分が大きいんで、そういう意味で出してるところね、保全センターっていう形で。
1993年に道の駅始まって、じゃあ5年後?6年後?
そうですね、99年かな、その半年。
初めて。
これがきっかけで全輪も関わるようになったんですか。
そう、で、そこの保全センターが地図も出したいと。
そのハンドブック自体は道の駅を紹介する本なんで、どこに道の駅があるのかっていうのをね。
まだ当時カーナビもそこまで普及してなかったし、紙の地図でそういうのを表現できないかっていうところで全輪に。
もちろん道路標識にはもうなってたよね。
なってましたよ、道路標識は。
だってそれが企画だもんね、道の駅の。
確かにこれハンドブック見ると地図書いてないんですよ。だからこれ行けないんですよね。
そのどの辺にあるかっていうのがわかんないんですよ。
不観してね、不観して見れないんだ。
だからできた当初はね、どこに道の駅があるのかっていうのも、みなさん知らない状態なわけですよ。
なんか逆にこれができて、え、470はあるみたいな感じになったかもね、当時。
だから年配の方はね、道の駅って休憩施設っていうイメージが強いっていうのもありますけど、そういう部分もあったわけですよね。
で、そのハンドブック見てもらっても、要は道路に関わる話っていうのが主なわけですよ。
休憩するのにこういう施設でありますよっていうのが書かれているガイドブックだったんですけど。
でもようこそなんとか村へとかあるよ。
そうですね、なんか。
今見てもらっているのが長野県の大岡村なんですけど。
ようこそ大岡村へ。
それこそ平成の大合併の前なんですよ、それって。
そっか、今もう大岡村じゃない。
そう、長野市がついてるんです、それ今。
へー、そういうのもあるよね。
名前変わってるんですよね。
そうだね。
だから結局そういう形で道の駅を紹介するガイドブックができて、地図っていうところで全輪も地図を作って、各地方ごとに100円で販売する地図だったんですけど、それにちょっと地図を提供したりっていう形だったんです。
100円どのくらいの厚さだったんですか?
いや、厚さないよ。1枚地図です。
当時ね、ペラモノつって。
みんな車のポケットに入れてたやつね。
大きい地図ね。
で、あれで俯瞰して、じゃあここに道の駅あるなみたいな形で探して、旅に寄ってた。
全国の日本地図なんですか、それは。
各地方ごとでしたね。
地方ごとの地図があって。
今でいうブロックごとみたいな感じかな。
なんかあれかな、もしかして今ナビにもね、道の駅が普通に載ってるし、グーグルにも載ってくるけど、その地図に載ったから今そうなのかな。もしかして。
どこに道の駅があるのかっていうこと自体が知られてなかったっていう部分もあるから、それでちゃんと認知してもらえたっていう部分もありますよね。
高速道路のサービスエリアとかで無料の地図配ってましたけど、あれはサービスエリアとかパーキングエリアとかインターとか分かるための地図だったんですよね。
だから道の駅って実は最初たしか乗ってなかったんじゃないかと思うんですよ。
乗ってなかったんだろうね、きっと。
だから旅先で道の駅があるっていうことを知る術もなかった。
でもさ、なんか普通さ、サービスエリアとかもそうだけど、観光目線の本からいかない?普通か分かんないけど。
でもやっぱり観光施設じゃなかったんですよ。
そこが道の駅っぽいよね。
そうですね。制度的には本当に休憩スペースから始まってるから、感覚的にはそうなんじゃないですか。
でももしかしたらその頃は、私ちょっと覚えてないんですけど、SAPAももしかしたらそんなに観光地下してなかったんじゃないかなって。
そうだと思う。高速道路だと下に降りれないから。
休憩スペースっていう位置づけの方が強くて、今ほど目的地下してなかったはずなんですよ。
そうですね。だから実際まあそうやって地図には載るけど、道の駅自体が変質してないから、まあ一個のスポットなわけですよね。地図中の。
だけどだんだん変わってくるのってやっぱり2000年代入ってから、各駅数が増えてきたっていう部分もあって、特色を出していかなきゃいけないっていう。
なるほどね。回りそうになりますもんね。
うちはこれができますよ、これが食べられますよみたいなんで、もうなんかよくわかんないソフトクリームとか、よくわかんないグルメみたいなのが、
なんか自分のところの特産品が入っていればなんか取り扱いできるんじゃないかみたいな、そういうのが2000年代初頭のところですよね。
だから僕らはその時期から入ってるんで、まあこれ本当に食べられるのみたいな、そういうのが山ほどあったわけですよ。
今もあるよね。
ありますけどね。
あるある。
まあいわゆるB級グルメC級グルメみたいな、そういうのが道の駅のちょっと売りになってる時代っていうのがあったんですよ。
で、それって実は結構ガイド的な部分から見ると、まあソースになるんですよね。
そこをこううまく情報として発信できないかっていうところで、全輪も2001年にそのバラバラだった地方図を一冊の地図帳として販売するんですよ。
それは全国地図という形で、私が編集長で関わるんですけど。
そこから各駅の特色みたいなのをより掘り下げた形で発信していく形になるんですね。
なので、ちょっと手元にジャフメイトさんが当時2003年に出したおいしい道の駅っていう。
こちら。
こちら。
ありますね。
おまけにジャフ、ジャフメイトって、ジャフの。
まあそうですね、会員さんに。
会員さん向けのやつですよね。
そこで会員さんから情報をもらって、この道の駅でこんな面白いグルメがあったよとか、こういう面白いのがあったよみたいなのを一冊の本にしたんですね。
これはだからあれですか、その読者の方が寄せてきた情報を元に作ってるんですか。
そうなんだ。
当時やっぱそういう本の作り方ってすごい多かったんですよ。
読者の声を今はネットで集めてくるみたいなのがありましたけど、会員さん抱えてるジャフみたいなところはそういう感じで読者の声を一冊の本にしましたみたいな。
そういう作り方の本だったんですね。
今でこそその口コミって結構サービスでウェブでありますけど、走りですね。
走りですよね。
ちなみにジャフってすごい道の駅と連携はしてるんですよ。
してる道の駅としてない道の駅はあるんですけど、ジャフの会員さんが持ってるカードがあって、それを提示するとコーヒーが100円引きになるよとか、ソフトクリームが半額になるよとか、それ道の駅ごとで違うんですけど。
だから結構ジャフと道の駅っていうのは結構ずっと。
長いですね。
もうこの時からってことだもんね。
そうそうそう、なんか古いんですよ。
これ2003年ですもんね、第一版初版が。
一緒にイベントやってくれたりする。
ジャフの話ちょっとあれですけど、ジャフさんの割引受けようと思ったら道の駅がジャフさんに声掛けするんですか?声の打ち始めたいんですけど。
どっちかというとジャフさんの方が来ますね。
営業で来ますね。
そうですか。で一緒に連携しませんかって話になるんですか?
そうそうそう。
結構いろんな企画とかも考えて、なんか最近はスタンプラリーやりませんかとか。
あとはイベントの時にジャフがブース出してくれて、めっちゃ人気あるんですけど子供の免許証が作れるっていう。
そういう企画っていうかイベントの時にそういうブースを出してくれるんですけど、めっちゃ人気あるんですよね。
これ今バーっとこのジャフさんの本読んでたんですけど、やっぱりメインは食べ物だったんですね。
お土産というよりは食品?これが美味しいものだからってことですか?
たぶんその辺もあるでしょうね。たださっき言ったように基本的にお土産っていうよりもB級グルメ的に新たに生まれたものっていうのが爆発的に増えていく時期なので。
なるほど。
その辺は意識して選んでたかもしれないですね。
でも割と地元でずっと愛されてきてるものみたいなの多いね、この本から言うと。
多いですね。なんか地元の名物とか、でもカレーとかもありますけどね。
美輪カレーとか。
美輪カレーとか。あれ今載ってますけど。1道の駅1商品みたいな感じのスポットの選び方だったんですね、これね。
でも面白い、護兵持ちとか載ってます。
ではラボノートのコーナーです。このコーナーでは地方創生にまつわる制度やデータ全国のユニークな取り組みなどを毎回一つピックアップしてご紹介していきます。
知ってるようで知らない地方のマム知識を一緒に学んでいきましょう。
というわけで、今日はせっかく森が来てくれてるので、なんかやっぱ編集長として、なかなかね、地図の編集長さんにはお話聞けることないので。
実在してたんだっていうね。
本のね、裏側の人に会うことなんかないですから。
そうですよね。なんかそういう考え方だったり、なんか取り組んできて、ここだけは気をつけてたとか、ここには思い出があるみたいなところが聞けたらいいなと思いますが、どうですかね。
地図ってね、要は情報なので、地図上のどこに道の駅がありますみたいな、それだけの情報なんですよね。
ただ実際行ってみると風景がいいだとか、グルメがおいしいとかね、いろんな各駅の特色があるわけですよね。
でも地図上でそれを表現するって実はすごく難しくて、何か方法がないかなっていうところで、
実は全国地図を作るときに特集を毎年変えて作りましょうって方針にしたんですね。
それこそ風景がいい道の駅もあれば、グルメがおいしい道の駅もある、体験ができるところもある。
それを一緒くたに紹介してしまうと、読者も混乱するし、作ってる側もそこまで思い入れできないというところで、
まあ今年は風景を特集にしましょうと。各駅さんにアンケートを毎年取るんですけど、
うちの道の駅の風景で推しのところを出してきてくださいと。全部それでアンケートを取るんですね。
で、私それ全部見て。
全部見るの。
編集長ですもんね、そりゃ。
で、これ面白そうだなと思ったら、自分で実際に行ってみて、これは使えるってなったら、初めて氏名で紹介するみたいな。
ああ、プロだね。
プロですね。
ちゃんとアンケートにはちゃんと回答しないとダメですね。
本当ですね。適当にやっちゃいけない。
適当にやっちゃうと取材来てくれない。
なんかちょっと裏側の感想で言うと、そのアンケートは自治体が答えてたのか道の駅が答えてたのかめっちゃ気になるけどね。
それ道の駅に直接送ってたんですか?
いろんなパターンがあるんですけど、現場で答えられないっていうものと、
それは自治体の方で答えなきゃいけないっていうものとあったりするので、それぞれ別に送ったりとかもするんですけど。
そこまでやってくれてたんだ。
そういう感じで各駅からいろんな情報を収集して、その中で何がこの駅は一番売りのポイントなのかっていうのを自分がやっていく中で、
じゃあ今年はこれで紹介するからこの駅紹介してやろうっていう感じでやってましたね。
そうだよね。かなりやっぱり正確性はないと。
でないと、それこそ川端の話も出ましたけど、一年川端を紹介することになるわけですよ。
そうですね。
だけどうちの駅は実はこのソフトクリームすごい美味しいんですっていうのがあれば、それをネタにできるわけですよね。