▼今回の概要
・9月8日名古屋の記録的大雨と労務相談ラッシュ
・日中の突発的災害は"計画運休型"より対応が難しい
・基本原則──従業員の自己判断に委ねる
・通勤ルートを一番わかっているのは本人
・会社の役割は"選択肢を用意する"こと
・会社に泊まれる状態を作る──BCPの実装
・費用面のルール明確化──タクシー・ホテル代は会社が持つ
・社長が個人的に送迎する対応の危うさ
・ハザードマップの把握と遠方通勤者への配慮
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サマリー
名古屋での日中の記録的大雨をきっかけに、災害時の労務対応を考える。従業員の通勤事情は本人が最も把握しているため、帰宅の判断は自己判断を基本とし、会社は帰宅・待機・宿泊などの選択肢を用意する。会社に寝泊まりできる環境や非常用品を整え、タクシー代・ホテル代など緊急費用を会社が負担するルールも事前に決めておく。社長による送迎はリスクがあるため勧めず、ハザードマップや交通機関、遠方通勤者への対応も平時から確認する重要性が語られる。
名古屋の大雨で浮かんだ日中災害の労務対応
こんにちは、遠藤和樹です。久野勝也の「労務の未来」久野先生、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、ということでね、今日も行きたいんですが、今日は久野先生の方から少し、皆さんこういったことで困ってないですかということで、最近災害がとても多いじゃないですか。天災だったりね。
で、そんな時には労務の対応をどうするんだっていうのは、やっぱり結構ありますか、問い合わせだったり、相談が。
そうですね、あの、名古屋が9月の8日の日にニュースで見られた方いらっしゃると思いますけど。
戦状降水帯でしたよね、大雨で。
結構町の中が沈んだりしてて。
あ、そこまでだったんですね。
結構住宅も大変なところとか、車とかも大変でしたけど、幸い亡くなった人だけはいないというような形。
そういう意味では本当にね、大雨とかでね、被害に遭われた皆様にはね、本当に心からお見舞い申し上げますという感じですよね。
でもだからこそね、今回は災害が発生した際に企業がどう、労務として対応しておくべきなのかみたいなお話をね、今日はしてくださるということになりますかね。
今回の難しい名古屋の論点でいくと、雨は降るだろうと言われながらも、そこまで深刻に捉えていなかったんですね。
台風とか最近やりやすいと思うんですけど、一昔前と違うのが計画運休とかしてくれるので、計画運休すると何がいいかというと、
小売店とかもお客さん来ないという想定ができるので、仕入れを抑えたりだとか、授業費休ませたりだとかっていう形で、
掲載活動をほぼ止められるので、対応しやすいと思うんですよね。朝から来なくていいよとか。
もちろん病院とかインフラみたいなところは大変だと思いますけど、今回の難しいところは日中に大雨降りますと。
会社にメンバーいますって言ったときに、どうやって帰らせたらいいのかとか、これ結構判断難しいじゃないですか。
従業員の自己判断と会社が用意する選択肢
こういったときの一般的な考え方を今日伝えていければいいなというふうに思ってました。
おー、どう考える。でも思い出した、9月の8日でしたよね。
私9月の9日にフォーラムやって、東京も途中、経過分休の話出たんですよ。
でも前日でもめちゃくちゃ忙しくて美味しいものでも食べて、ちょっと元気にいいと思ったら、みんな店閉めてて。
まあそうですよね。
どこも飲食店やってなくてさ、何も食えんくて、みたいなどうでもいい話を思い出しました。
僕も東京にいて、名古屋大変だぞって電話がたくさんかかってきて、どうしたらいいですかって言われたんですけど。
基本的な考え方はどんな感じなんですか?
まず、そもそも外が雨が降ってますと。
軽車の方は早く帰らせた方がいいと思うかもしれないんだけど、すごい冷たい言い方するかもしれないけど、
基本的には従業員の自己判断にした方がいいと思ってます。
意外と皆さんそのあたりが、会社って何でもかんでも自分たちで決めすぎだというか。
言い方があれだと過保護っぽいところが出ちゃうんですかね。
そうですね。一人の大人なので、特に通勤ルールって本人が一番わかってるので。
確かにね、個別性ありますからね。
だから危ないのか危なくないのかっていうのを自分で判断させて、帰らなきゃいけないし、
あと、無理に帰るメンバーとかはリスクはちょっと考えて、
今日僕らも結構なめてたなと思ってるのが、災害用品とかでは社内に人数分とか全くなくて、
今回名古屋大変だったのが、中央線っていう結構主要なJRが止まりまして、
地下鉄ダメ、バスもダメなんで、帰れなくなっちゃったんですね。
帰れない人もいたんですか?
帰れない人も多数いて、ただ車とか使えば一部帰れると思うんですけど、
会社での宿泊準備とBCP
そういった時の判断で、まず一つは会社にも泊まることができる状態にしておかないと、結構選択肢が狭まるんですよね。
そうするとトイレの問題、トイレは水が止まったわけじゃないと思うんですけど、
もし停電とかになればトイレの問題とかもあるし、寝袋とか、あと非常用電源とかもあった方がいいと思います。
なんかBCP的な話になってきましたね。
それを改めて確認すると、一気に選択肢が広がるので、帰らなくてもなんとかなるっていう状態まで持っていかないと、結構判断誤る可能性あるなと思ってて。
そこから急に会社ダメだからって言って帰った時に被災しましたっていう話になると、
結果会社の方も安全配慮義務違反みたいなところで、最終損害賠償されたってこともなくはないので、こういったところは経営者が迷うところなのかなと思って。
あれは自己判断って基本ですけど、そこの安全配慮義務違反と自己判断の境目じゃないですけど、どういう関係になるんですか?
やっぱり会社は選択肢を与えるっていうのが会社の役割で、命令しないことかなと思いますけどね。
無理繰り返しちゃってとかなった場合に被害があったりするとかそういうことですね。
そうですね。帰れるような状況じゃなかったのに、会社が予見できたかどうかっていうところが論点になっちゃうんで。
そういう意味ですね。
はい。
なるほど。
ただもう選択肢が中にないって話になると非常に問題じゃないですか、今度は。
はいはい。
なのでまず選択肢をとにかく持つっていう最低限が会社で寝泊まりできる状況なのかなみたいなところで。
なるほどね。受け入れられる環境をちゃんと事前準備しておくっていうのが選択肢を増やすことに繋がりますもんね。
そうですね。
タクシー・ホテル代と送迎のルール
あとは途中で帰り始めましたって言ったときに、この辺りもルールとして決めておいた方がいいと思うんですけど、費用の問題ですね。
例えばいろんなルートが選択できるようになるじゃないですか。
従業員からすると金と手間どれくらいかけていいのかなっていうので、お金節約しようみたいな意識が生まれたりしても安全には変えられないじゃないですか。
なのでそういったときの急な経費とかそういったものに関してはもう会社が持つよっていうのを普段から決めておくことかなと思います。
例えばタクシーで帰るとか?
タクシーで帰るとかは急遽ですね。
あとその場でもホテルと、例えばドコドコ駅まで行ったんだけど、ホテルも取りづらくはなってると思いますけど、
ホテル代はもう会社が持つからっていうところ。でも連絡しなくても多少後からなんとかなるっていうような、
そういうような安心感みたいなところも決めておくのが必要かなと思います。
なるほど、なるほど。
あとは知り合いの経営者とかやってたんですけど、社長とかが送ってたとかいう話聞いたんですけど、
おお、そこまで。
僕はああいうのはやめたほうがいいと思ってて、一切お勧めはしてなくて、
やはりアンダーバスとかいろいろあって、そういうところで他の地域でなくなってる方もいると思うんですけど、会社としてはあんまりいいことじゃないなと思ってて、
そういういろんなルールは決めておいたほうがいいかなと思います。
なるほどね。
すっごい実務的なそういえば思い出したんですけど、また別のタイミングで仲間が福岡だったかな。
福岡で仕事が終わった後にみんなちじり帰ってったんですけど、
その時間に乗っちゃった人たちがちょうど東京戻るときにそれこそ船長コステが引っかかって缶詰になっちゃったんですよ。
帰った人はみんなタクシーどうにかしようとして行列じゃないですか。
だいたいGOとか使うじゃないですか。
新山系のSライドとか使ったら一発で来たとかね。
そうなんですね。大事ですよね。
すごい目の前で一発で来て帰りましたとか、意外とそういう地場での情報共有がすごい大事だなというのもね。
SライドもUBERも全部入れておかないといけないですね。
ハザードマップと遠方通勤者への事前対策
そうそう。そっち使えるんだみたいな。話がずれましたから。
あとはハザードマップとかもちゃんと見ておいたほうが良くて、意外とみんな知らないですよね。
名古屋とかでも結構地形とかで、城の周りって結構高いんですよね。
名古屋城の近くって。
あと丸の内って呼ばれるようなお城の入り口のところってだいたいもう日本全体地形高くてですね。
それだけの今までの縦の情報で守ってきてるものですからね。
川もどちらかに氾濫するように作られてるじゃないですか。
申し訳ないけど、あの辺りの構造とかも理解しておいて、この辺りはやばいなとかですね。
あと止まりやすい線、止まりにくい線とかっていうのはあると思うんですけど、
そういったところも把握しておいて、特に遠方から通勤してる人って、
そもそも朝から行かない方がいいっていうところもありますし、
あとは止まる覚悟で会社とかに相談して、ホテルとか先にとっておくとかですね。
いろいろやっぱりやり方ってあって、昔よりも災害のダメージって大きくなってるので、
そういうのも踏まえて会社ってもうちょっと関わっていく時代になったのかなっていうふうには最近思いました。
本当にね、やっぱりあの天候災害すごいんでね。
ローム密接ですからね。
事前対策をどれだけ施行して準備できてるかっていうのが改めて今大事だなっていうのをね、聞きながら。
再認識させられた感じですがね。
意外とね、起きた時にああってなるんですけど、落ち着くとまた対策後ろ倒ししちゃうんですよね、このテーマって。
とりあえずだからうちも寝袋とか、ちょっとセコいですけど70人分くらい買おうってことになって。
おお、そんなか。
全員はないよねみたいな。
どこに置くんよみたいな感じ。
どれくらいのサイズ感なのかちょっと教えてほしいっていう話をして。
そうなんですよ、倉庫とかもないし。
いやですよね、東海さんなんてね、物がなくてすっきりしてるいい事務所なのにね、結局それで踏まっちゃったらね、なんか。
なんかなりそうですけどね。
まあでも是非、名古屋幸いちょっと、もちろんいろいろありましたけど、命まであったところがあったので、
これきっかけに、これから地震もね、あるって言われてますから、いろいろ考えていくいい機会なのかなというふうには僕も感じましたね。
ですね、ということで、ともに考えていきたいということでね、こういう話を受けまして何か質問ありましたら是非一緒に考えたいと思いますのでお寄せいただけたらと思います。
ということで終わりましょう。
久野先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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たくさんのご質問お待ちしております。
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