001 馬という“鏡”と出会うとき― なんで馬なんだろう?から始まる物語
2026-03-01 33:05

001 馬という“鏡”と出会うとき― なんで馬なんだろう?から始まる物語

はじまりは、「なんで馬なんだろう?」という素朴な問いから。鳥取と岩手、少し離れた二つの牧場で、子どもたちと馬に向き合ってきた大堀と黍原が、出会い直すように語り合います。

不登校の子どもたちとの寄宿塾から始まったハーモニーカレッジの歩み。震災後の仮設住宅で、子どもたちの表情を一瞬でひらいた“あの日の馬”との出会い。馬の背に揺られながら、子どもたちは何を受け取り、どんな変化を重ねていくのか。「楽しい」から始まった関わりが、いつのまにか「馬のために」「誰かのために」へと広がっていく、その静かなプロセスが語られます。

少子化のなかで増え続ける不登校や生きづらさ。それでも、馬と共にある暮らしの中で、子どもたちは自分の役割を見つけ、誰かを案内し、そっと気づき、思いやる力を育んでいきます。教育という言葉では語りきれない、“生活の中にある学び”の豊かさに、きっと心が温まるはずです。

風の匂い、蹄の音、子どもたちの笑い声。まるでその場に立っているような気持ちで、ぜひ最後までお聴きください。


オープニング/自己紹介

なぜこの番組を始めたのか

子どもの生きづらさと社会の現状

震災での馬との出会い/なぜ馬なのか

“for me”から“for you”へ ― 馬が育む変化

子どもが案内役になる理由/馬の変化に気づく力

生活の中にある教育とは

次回予告/エンディング


▼配信

毎月 第1・第3日曜 朝


▼パーソナリティ

大堀 貴士(認定NPO法人ハーモニィカレッジ)

https://www.harmony-college.or.jp/

黍原 豊(一般社団法人三陸駒舎)

https://kamakoma.org/


▼コメントや感想、質問はこちらから

https://forms.gle/DXXT9babMNjbaaZq5


▼配信プラットフォーム一覧
https://creators.spotify.com/pod/profile/kotauma/
(spotify、各種ポッドキャスト、youtube等で配信)


▼001インフォグラフィック

https://bit.ly/4ud0aXk


001 馬という鏡

[Verse]

馬という鏡に映る 本当のわたし

言葉よりも深く まなざしが触れた

不安を抱えたまま 扉を叩く子ども

蹄のリズムに 心ほどけていく

[Chorus]

答えはきっと 馬が知っている

並んで同じ景色を見ればいい

わたしのためから あなたのためへ

小さな勇気が 生きる力になる

[Bridge]

触れた温もりが 今日を変えていく

役割を見つけた手が 誰かを導く

遠く離れても 想いはひとつ

この声にのせて 希望を放つ

[Outro]

また朝が来る 牧場に光

馬と子どもたちの 物語は続く


#ハーモニィカレッジ #三陸駒舎 #ホースセラピー #森のようちえん #野外教育 #不登校支援 #フリースクール #療育 #発達支援 #特別支援教育 #子どもの居場所 #馬と暮らす #体験学習 #生きる力 #震災後支援 #少子化社会 #共同生活 #自然体験 #教育を問い直す

感想

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サマリー

このポッドキャストは、鳥取のハーモニーカレッジ大堀さんと岩手の三陸駒舎・黍原さんが、馬と子どもたちの関わりについて語り合う対話番組の第1回です。不登校支援や震災後の子どもたちの心のケアに馬がどのように関わってきたか、そして「自分のため」から「相手のため」へと変化していく子どもたちの成長プロセスについて、具体的なエピソードを交えながら語られます。生きづらさを抱える子どもたちが増える現代社会において、馬との暮らしが育む「生活の中の学び」の豊かさと、それが子どもたちの生きる力にどう繋がるのかを探求していきます。

オープニングと自己紹介
答えは馬が知っている、馬という鏡が見つめる、本当の自分。 この番組はハーモニーカレッジの大堀と三陸駒舎の黍原が鳥取と岩手の牧場で馬と子供たちに向き合いながら現場での出来事やこれからの生きる力について語り合う対話番組です。
はい、ということで番組始まりました。 第1回目ということで簡単に最初2人のそれぞれ自己紹介をしながら始めていきたいと思うので、まず大堀さんお願いします。
はい、ありがとうございます。私は鳥取県で認定NPO法人ハーモニーカレッジの代表しております大堀隆と申します。 ハーモニーカレッジは創設29年目になります。
もともとは不登校の子供たちの支援ということで寄宿塾というのをやってたんですけども、牧場で一緒に不登校の子供たちとの暮らしから始まりました。
そして今はですね、一緒に暮らす寄宿塾スタイルではなくて、通いのフリースクールスタイルを一つの授業として行ってます。
で、その以外に認定子供園、パッカという幼稚園保育園をやっていたりとか、週末を利用して地元の子供たちの居場所体験活動ができるポニークラブという活動と、
あと長期の休み、子供たちの夏休みとか冬休みとか春休みにやっているウマポニーの合宿、ポニーキャンプというふうに呼んでるんですけども、大きく分けてその4つの授業をやってます。
そこの中に大学生のボランティアが今50名ぐらい在籍してくれてて、いろんな授業にスタッフとともに子供たちと向き合ってくれる、そんな若い力がたくさん集まっている、そんな牧場で活動しております。よろしくお願いいたします。
はい、ありがとうございます。じゃあ僕の方も簡単に自己紹介をします。岩手県釜石市というところで活動してます。三陸駒舎の木原と言います。僕はですね、今地区100年超えるご民家を拠点にしながら、もともとこの地域でウマと一緒に家でウマを飼いながら、いろんな仕事をウマと一緒にしてたんですけど、そういう暮らしをしてたんですけど、
そういったものを再生させようということで、そういうご民家を拠点にして、今ウマ4頭と一緒にそこで暮らしながら子供たちの主にセラピーの授業をしています。解説が、団体自体は2015年なんですけども、2016年にウマが来て、2017年からは障害を持った子たちの受け入れの授業とかも始めて、現在毎日10人前後の子供たちが放課後来たりとか週末来てて、
月だいたい延べで200人ぐらいの前後の利用があって、日々子供たちとウマと一緒に過ごしているというような感じです。
ちょっと距離は離れてるけど、両方ともウマを介して子供たちと向き合ってるっていうような、そんな二団体みたいなとこですね。
そうですね。うちは本当にお坊さんのとこみたいにいろんな授業というか、本当に小さなとこでスタッフは僕も含めて5人って感じなので。
普段、大学もなかなか近くないので、ちょっと違うのはなかなか大学生来たりとか、夏休みまでちょろっと来たりとかはありますけど、基本スタッフメインで受け入れをしているというような感じです。
番組開始の動機とポッドキャストへの想い
今回第1回目なので、なんでこのポッドキャストの番組を始めようと思ったのかとか、こんな番組になったらいいなみたいなことを話していきたいなというふうに思ってて、
それを第1回目のメインテーマにしたいなというふうに思うんですけども、今回実は僕自分自身もポッドキャストやってて、
自分一人でやるよりも他の方と一緒にできたらいいなって思ったときにポッド頭に浮かんだのが大堀さんで、
声をかけさせていただいたっていう経緯があるんですけども、声かけさせていただいて2つ返事でやろうって言っていただいたんですけど、
どんなことを大堀さんはその話に思ったのかとか、今後どういうふうにしていきたいかっていうのをぜひお話しいただけたらと思うんですけど。
ありがとうございます。日々いろんな活動しながら私たちが大切にしていることとかお話しすると、
そういう思いでやってたんだねとかっていうのを知らないまま来てもらってたり関わってもらってるっていうことがあったんで、
やっぱりもっと発信をしていきたいなっていうふうに思ってて、ただそれをやる手段が、
例えば今までであったら原稿を書くとか、そういうことでしかやってなかったんですけども、
やっぱりいろんな動画があったりとか、こういうポートキャスト音声配信があったりとかということで、
私自身どちらかというと喋ることの方が得意というか、そっちの方が思いが伝わりやすいなって思ってるんで、
今回三陸コマーシャルの木部原くんからこういった声かけしてもらったのがすごくありがたいなと思って、私自身来年30周年をハムニカで迎えるんですよ。
自己紹介のとこで話したら、29年、30年すごいと。
そうなんですよね。そこに向けてやっぱりこう発信をして、昔立ち上げ当初の頃からのお話とかいろんなエピソードがあって、
そこには多分自分もなんですけども、聞いてもらうだけでたくさんの今の悩みとか不安なこととかも、
何かこう少し解決というか、何か気持ちが楽になったりとかするようなことがエッセンスがあるんじゃないかなというふうに思ってて、
発信したかったので、今回のこの機会をいただいて、これからちょっと音声配信を僕も頑張っていきたいなと思ってますので、先輩の木部原くんどうぞエスコートよろしくお願いします。
いやでもなんか文章もいいんですけど、声ってすごくそういうその時の臨場感だったりとか雰囲気だったりとかっていうのはすごい伝わるなっていうのがあって、
僕もポッドキャストやってるんですけど、もう一個ちょっと脱線しますけど、普段の活動の子どもたちの様子を保護者の方にお伝えするのに、
1年半ぐらい前から連絡帳ってあるじゃないですか。よく。はいはい。なんかね、保育園とかそういうことか。やってますやってます。
ああいうのを聞く連絡帳っていうのは初めて実は。なるほど。書くんじゃなくて、書くのもちょっとなかなか時間なくて、子どもたちに渡せないっていうかもういろいろ活動ギリギリまでしてからそのまま子どもたちに送っていくので、なかなかできないなーっていうのがあって、
ちょっと音声メモにしてやろうって言って。いいね、それ。そう、1日終わって、スタッフそれぞれが音吹き込んで、それを皆さん聞けるようにしてるっていうのがあって、
そうすると子どもたちの様子とか、ただネットを載ってたとかっていう話するよりも、その時の子どもたちの雰囲気とか、空気感が伝わるなっていうのがあって。
なるほど、確かにあの話す方も話しやすいし、あと聞く方も手を止めずに、例えば家事をしながらとか、運転をしながら耳だけ聞くっていうことができるから双方にとってもしかしたらいいかもしれないね。
そう、それもありますし、書くよりいいなっていう。特に馬の現場、馬と子どもたちの現場って、なんて言うんだろう、言葉になかなかしにくしづらいことってあって、言葉にもするんだけど、いろんな体験として感覚が自分の中とか子どもたちに沸き起こっているなっていうのがあるんですけども、
それを伝える一つの方法として、もちろん動画で動画を撮ってYouTube、編集してYouTubeに上げるとかあるかもしれないけど、ちょっとかなり大変だなっていう、それはずっとビデオ回してるわけにもいかないし、なので音声でやるってすごく合うんじゃないかなっていうのがあって、事務所も始めたけど、なかなか広がりというか、自分のことで語るのはいいんだけど、
これは僕の今回始めた理由というか、お声掛けさせていただいた理由なんですけど、違う現場同士のやり取りをする中で、もっと活動が捉え直すことができていくんじゃないかなっていう、違う現場の話を聞くと、そういえばうちもそういうことあったとか、うちはちょっとこういうふうに違う、その視点だったらうちこういうことがあるなとか、そういったとこで活動をもっと発信していきたいって話がありましたけど、
その発信する視点というか、広がりが出るんじゃないかなっていうふうにちょっと思って、違う現場の方とそうやりたいなってなったんですよ。
共通点でね、UMAっていうパートナーが間にいるので、お互い共感できるところとか、学びになるところっていうのが多分いっぱい出てくるかなと思うんで、いろんなちょっとリアルな体験談交えて話していけたらなと思います。
そうですよね。だからいろいろな現場のエピソードとかも交換し合いながら聞くといいなというふうに思うし、あとちょっとうちは発達障害を持っている子たちがメインで来ていたりとかしていて、でもなんかこう大事にしているところは共通していてっていうところで、同じようでちょっと違うところもあるっていうのもまたいいなっていうふうに思ってて。
楽しみ。
子どもたちの生きづらさと社会の現状
で、なんかあの、さっきね、不登校の寄宿から始まったみたいなのがあって、で、僕もなんかいろいろ来てる子たちとか見てて、非常に学校でのしんどさだったりとか子どもたちから感じることもあるし、保護者の方の悩みとかもあったりとかして、非常に生き生きしてないところもあったりとか子どもたちが普段暮らして。
でもなんか馬の暮らしの中に子どもたちが来ると、すごく子どもたちが元気になっていくのが日々感じてて、それもあるし、あとプラスこういうふうにもうちょっと僕もね、いろいろ発信したいなというふうに思ったのは、1月の末に子ども自殺者数の報道が出てましたけど、毎年数では増えてて、小中高校生の自殺の数っていうのが増えたりとか、不登校の子どもたちの数も増えていたりとか。
まあその子どもの数自体は減ってるけど、そういった困り感を抱えた子どもたちが増えてるってことは、割合でいうとかなりの生きづらさを抱えている状態になってるってことだもんね。
そうなんですよね。少子化って言われてて、子どもの数減ってるはずなのに、そういうなんか大変な子たちが増えてる。割合は増えてるわけで。あと全体の情報は取ってないんですけど、岩手県の教育委員会が出してる情報で、特別支援学級の在籍する子たちも増えていて、割合も増えてるって話で。
うちのエリアも釜石と隣の大津市町っていうところからもよく聞いてるんですけど、そこでも特別支援学級に在籍する子はちょこっとずつ増えてて、かなり人口減少で子ども減ってるんですけど、利用のニーズは変わらずずっとあるっていうか。
いやなんか、子どもの数が減っているっていうのはこれ多分全国的にそうなんやと思うし、自分は鳥取人口最小県だよね。
そうですよね、そうだ。
人口最小県で、鳥取県全体でも60万人切って、正確な数字わからないけど59万人とか8万人とかかなと思うんですけど、県の濃厚出生率であるとか、私たちがいるところ鳥取市っていうところなんですけど、県庁所在地なんですけど、そこの出生数っていうのもすごい少なくなって、
グラフにするとどんどん右肩下がりになっているのが県庁に出てて、これが増えていきそうなイメージが持てないグラフになってて。
であるならば、なおさら子どもたちが、少ない子どもたちが希望を持って生き生きと過ごせたりとか、
その子たちの未来が明るくならないと、どんどん少なくなっているのに、子どもたちは未来だと思うんで、そこを明るくする希望を持てるようにするためにも、子どもたちの応援したいなっていうのはすごく思って、そこが今自分が活動を続けている大きなモチベーションになっているかな。
なぜ馬なのか? - 馬との出会いと変化
そこは大森さんと会ってお話したりとかしたときともだし、あと僕、3年前かな、現場にもお邪魔して。
はいはい、来てもらったね。
はい、長く家にもご自宅にも泊めていただいて、たくさんお話しする時間あったね。
そういう、僕も同じ思いっていうか、共通するところがあるっていうのは感じてたので、それでポッと大森さんの顔が浮かんだっていうのがあるし、
あとやっぱ馬がそういう子どもたちの生きづらさというか、大人もそうですけど実は、それを変えていくすごく大きな力を持っているっていうふうに感じてて、
それはやっぱこう伝えていきたいというか、もっと馬に出会う人を増やしていけたら、少しでもこの生きづらい社会、変えていくことができるんじゃないかなっていうふうに思ってて。
あの、ちょっと聞かせてもらってもいい?
はいはいはい。
その、自分自身は馬をやってきてなくて。
そう、僕もですから。
そう。
あ、ほんと。
いやなんか、なんで馬なんやろっていうのが本当に不思議で、そこから始まったんやけど、今はもう馬の存在がいない状況っていうのが考えられないっていうか、
もう本当に子どもたちと、例えば僕がこうやって向き合って話をするよりも、お互い向き合う形よりも、お互い馬を見ながら話すとかっていう、
なんかこうワンクッション、同じ方向を見ながら話すってすごく子どもとの緊張感もなくしてくれるし、関係性がすごくフラットになりやすいから、
馬の存在が本当に人と人をつないでくれるなっていうのもあって、最初はなんで馬なんやろっていうのがわからないまま、
自分自身あの、このハーモニーカレッジの2代目の代表で仙台に憧れて仙台と仕事したいなって思って、この世界に入った、入ったというか一緒に牧場を作るっていうところから入ったんやけど、
その仙台が馬をいいんだよっていうことでやってたから、僕もやったというところで、自分自身はそこが後々わかってきたんですけど、
木部原君は、なんで馬、今馬の活動をやっているのかな、ちょっと改めて聞かせてもらいたい。
なるほど、なるほど、さっきあの団体の紹介がさせてもらったんですけど、2016年から馬と一緒に活動するようになって、
それまでは子どもたちは野外のフィールドでキャンプやったり、いろんな自然体験の活動をしたりとかっていうことはやってたんですけど、
馬は全然その時いなくて、たまたま震災があって非常に子どもたちの日常の環境が仮設ができたけど、遊ぶ場所はないし、
仮設はすごく音が響いて大きな声出せば迷惑かかるからっていう、結構子ども自身も自分で抑制しているような状況があって、
ちょっと大変だなっていう感じだったんですよね。震災後に構えしきて、そういう子どもたちの場作りしてたんですけど、
その時にたまたま馬と出会って、最初はイベントで2014年かな、仮設に子どもたちの居場所作りしてたんです。
そこに馬を連れて行くようなイベントを企画して、馬が来たら子どもたちがパカーンと開いて、
飛び跳ねるように馬と一緒に走ったりとか、乗っていると本当にファーっと表情が変わって行く姿を見て、
馬すげーなーみたいな感じで、そのを見て完全に馬だなーみたいなところでした。
最初は何となく感覚で馬がいいっていうことだったんですけど、
日常的に子どもたちと馬と一緒に活動を始めて、まだまだ2016年からなので、まもなく10年目ですが、
やっていくとだんだんこういうことがいいんだなーとか、何となく分かってきて、
それを伝えていきたいということが、だんだんと僕も分かってきた感じです。
最初はただただ何となくいいというか、これ馬だなーみたいなぐらいでした。
初めて馬に会った子どもたちの表情って、それは僕も日々出会うって本当に喜んでもらえたりとか、
「for me」から「for you」へ - 馬が育む変化
触るだけでもファーっと表情が変わったりとか、
何やったらもう見るだけでも表情が変わるみたいな。
そのスタートの入り口の、日常そんなに近くにいない、
大半の人はそんなに身近に馬がいないことの方が多いと思うんで、
その特別感みたいなところと、
あとやっていくとどんどんと深い世界があるよね。
やらないと分からない。最初は楽しいとか、
自分がこんなことできるようになった、例えば手放しができるようになったとか、
走れるようになったとか、一人で乗れるようになったっていう、
自分自身の楽しさから始まっていくと思うんやけど、
その先に感情を持った、意思を持った馬と、
自分だけの対話になってくるフェーズが必ず来るよね。
その時に言葉は通じないけど、意思は伝わるというか、
そうすると子どもたちはもっと馬のことを理解したいとか、
そのために上達したいとか、うまくいかなかったら、
また別の方法を試してみたり、自分より上手な子に聞いてみたりっていう、
この試行錯誤とかトライアンドエラーが自然と起きてきて、
そうするとすごい今まで自分が楽しかったってファンっていう子、
そういうところから今度は馬を思いやったりとか、
馬と繋がっていく楽しさが広がってきて、
そうしてると馬のことが好きになってきて、
そうすると馬が例えば汗をすごくかいてたら、
すごい心配して拭いてあげたりとか、水飲ましてあげたりとか、
あと爪の状態を見て馬小屋の掃除量をもっと頑張ろうって思ったり、
最初は自分のために、for me のために上達をするフェーズから、
for you みたいな、for horse, for you っていう馬のために、
自分ができることを子どもたちが自分自身でそこを獲得していくっていう、
そこのプロセスにすごい深い世界があるなっていうふうに思うんで、
やればやるほど、面白いっていう言い方もちょっと軽い感じになっちゃうんですけど、
深くどこまでも魅力が広がる関係性が作れるなっていうのは思ってるかな。
そうですよね。だから本当に同意しかないっていうかなんですけど、
馬との暮らしから生まれる学びと成長
最初だから仮説に馬を連れて行った時に、表面的な楽しさとか子どもたちの表情とかで、
いいなぐらいの感じだったんですけど、深さが、やっぱり今一緒に暮らしながら、
毎日のように子どもたちが来て、それを重ねていくと、
もっと深いところで子どもたちの変化とか成長とか、
でもなかなかそれって言葉になかなか読みはできなかったけど、
少しずつ何となく、ただ楽しいとかじゃなくて、
大事なものを受け取っていたりとか、この先に生きづらい社会っていうふうに言いましたけど、
そこをどういうふうに生き抜いていくかみたいなこととかにもつながっていたりとか、
自分自身の人生を捉え直したり、社会自体を捉え直すような気づきだったりとか、
学びだとか、そういったものがあるなってそこには。
それは子どもたちだけじゃなくて、僕たちは大人とかスタッフもたくさん受け取っているものがあって、
ただ牧場とか馬がいる場所で何か体験するっていうだけじゃなくて、
いない場所というか、皆さんが馬と一緒に暮らすわけじゃないけども、
そこに来て受け取ったものをまた普段の暮らしとか生活とか仕事とか、
学校だったりとかいろんな場所で活かすということができるんじゃないかなと思っていて、
それを何とかお伝えしたいなっていうのがあるので、
そういったものを今みたいに対話しながら一つずつというか少しずつ解き明かしていけたらいいなというふうに思っております。
子どもたちが案内役になる理由
こうやって話している間にもいっぱい浮かんでくるもんね。
こんなことがあったよとか、子どもたちが本当に馬の力を借りて変化していく。
最初は不安とか、ここに来ることすら躊躇してたりする子が、
来ることとか馬に会えることが楽しみになってきて、
人って楽しみがあるとさ、そこまでも活力が湧くよね。
その活力が湧いていく一つになれたらいいなって思うし、
そこに馬に会いに行きたいって思ってくれて、
実際来ると馬だけじゃなくてたくさん人ともつながれて、
子どもらって馬の紹介とか初めて牧場に来た人とかをすごい案内してくれるよね、自信持って。
わかる。なんかね、うちもそうなんです。ゲストというか見学してくると子どもたちがいろいろこう。
うち馬だけじゃなくて他の動物もいるので、ちょっとご案内してくれる子どもたちが。
そうやんね。なんか通訳者みたいになってくれるよね。
なんかね、ちょっとそれ話し出すと終わんない感じ。
確かに確かに。
でもいいよって。本当そうなんです。それはあります、うちも。
別にお願いしたらすごい喜んでしてくれる場合もあるし、勝手にしてくれる場合もすごくあって、勝手に始めてて。
めっちゃ面白いのがさ、馬初めてですか?とか子どもが大人の人に言ってたりとか、触ってみますか?とか、
それが不登校の子どもたちがそういうふうに自分から関わっていったりとかしてることが普通に起きるっていうか。
幼稚園、保育園やってるって話だと思うんやけど、その年齢の子どもたちも分かってるっていうか、
馬の変化に気づく力と生活の中の教育
ちっちゃい子たちが馬に近寄って大丈夫なんですか?とか危なくないんですか?って言われたりするんやけど、
人によるっていう感じかなってすごい思ってて、馬のことがすごく馬を見てて、
今日の馬はちょっとなんか機嫌悪そうとか、こういうふうに関わると大丈夫だよみたいな感覚値みたいなのがすごいあって、
毎日いる子どもたちはそこの微妙な馬の変化に気づくから、だから危ないっていうか、
こういうことをしなくなるというか、察知する能力がすごく高くて、
ちっちゃい子だから危ないとか危なくないとかじゃなくて、この馬は大丈夫とかではなくて、
この馬のこの状況を分かるこの子だから大丈夫みたいな、そういう感覚がすごい研ぎ澄まされてるのを感じるから、
初めて来た人とかはびっくりするよね、子どもに教えてもらったとか案内してもらったとか、
あの子たちは足触ってるけど大丈夫なんですか?とか、
なんかそういう大人が全部これじゃあ今触っていいよとかこういうふうに触りましょうっていう、
なんか決まりで安全を守っていくんじゃないっていう、日々の体調管理とかも子どもたちめっちゃ気づいてくれるんや、
今日ちょっとしんどそうとか、口のとこちょっと腫れてないとか、その変化にじゃあちょっとスタッフたちが引っ張っていかれて、
じゃあ体温測ってみようかって言ったら熱あったりとか、口のところがそう、
言われたらちょっと腫れてるような気するなとかって言ったら本当に口の中が歯茎のところが腫れてたりとか、
なんかそういう本当にちょっとの些細な変化に毎日いる子どもたちは気づけるから、
お母さんとかお父さんが我が子のちょっとした変化に気づく、
あの感じとなんか似てるんかなってすごい思う。
そういうのって別にゲスト来たらこの街に案内できるようにしようとかって別に意図してるわけじゃないじゃないですか。
全然意図してない。
馬と一緒にいる現場ってそういうことがふんだんに起こるというか、
学校だと算数のこういう問題が解けるようになるとか目的的にいろんなことを設定して学ばせるっていうことが多いと思うんですけど、
馬の暮らしの場って全然そういう目的があってやるっていうか、
なんかそういうことじゃないことがあれっていうのがたくさん起こる場所だなっていうふうに思うんですよ。
それがなんか面白くて。
うちもだからさっきゲスト来たときに知らない間に勝手に案内してくれてたりとかしてて、お願いもしてないし。
なるほどね。
本当その馬がいることで自分が感じてきたこと、得たこと、学んだことを出す場が自然に出てくるよね。
ちょっと経験した子は初めての人には自分が経験したことを伝えれるし、
そこは頼んでなくても子どもたちもお手伝いしたいみたいな時期もあると思うけど、
誰かの自分ができることなんかしてあげたいとか、役立ち感とか自分の役割があるっていうことも、
子どもたちの存在承認になってたりとか、いろんな要素が相まってくるから、
高齢があるから馬がいいとかっていう複合してるよね。
そうだと思います。トータルというか全体としていろんなことが起こっているので、
ゲストが来たときに案内できるようなコミュニケーション能力をつけさせようとか、
ちゃんと説明できるようなプレゼンテーション能力を向上させようとか、
そういう意図的に場を設定しないけど、ちゃんといろんなものを子どもたちが受け取って、
それを他の人に手渡すっていうことが起こるよなっていうのはあるなって思います。
生活の中に教育っていう風に言うと、教えてもらうとか一方通行でインプットすることって思いやすいけど、
生活の中にいろんな教育的要素が実は含まれてて、
でも今は子どもたちがインプットする時間を確保するために、
生活の時間をすごく短縮したり省いたり便利になっているから、
子どもたちがそこの生活の中にいなくても、
家族の一員としての役割がなくても暮らしていけるっていうところは、
実は生活の中にたくさんのコミュニケーションとか学びとか、
肌感覚とかあるよね、
これぐらい今日は雨降りそうとか、
こういう日は洗濯ばっかりなるけど、
外に干すより中に干した方がいいとか、
共同生活してると自分のやりたいこととか、
自分だけ一人のやりたいことが自由を優先すると、
みんなにとっては不自由になってきたりとかすることがある。
分かります、一体ごと。
だから家族であっても、家族じゃなく一緒に共同生活する仲間であっても、
誰かと暮らしていくって、自分一人でやりたい放題やるっていうのは、
相手の自由を奪っていることにもなることがあると思うから、
そういう関係性を省きたくないよね。
だから馬がいる現場はそれが自然と起こってくるっていうか、
馬の暮らしを子どもたちとやってると、
運動が結構ハードな日は、
エサはこういう風にした方がいいんじゃないかとか、
子どもたちがいろいろ考えてくれるから、
やっぱり生活の中にそういう要素があるかなって思うね。
今ちょっと馬の話だいぶそれちゃったけど。
いや、でも馬がいることで何でそれが起こるのかっていうのを
ちょっと深掘りたいなと思ったんですけど、
次回予告とエンディング
ちょっともう1回目だいぶ長くなったので、
今の問いを2回目に深掘りしたいということで、
一旦1回目はこんな感じにしたいと思います。
お聞きいただきありがとうございました。
本番組は毎月第1・第3日曜日の朝7時に更新されます。
チャンネル登録や番組のフォローをお願いいたします。
また概要欄にお便りフォームのリンクがありますので、
コメントや質問などぜひお寄せください。
それでは良い一日を。
良い一日を。
心をどけてゆく
答えはきっと馬が知っている
並んで同じ景色を見ればいい
私のためからあなたのためへ
小さな浮気が生きる力になる
今日を変えてゆく
役割を見つけた手が誰かを導く
遠く離れても
想いはひとつ
この声に乗せて
希望を放つ
また浮き場に光り
今と子供たちの物語は続く
33:05

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