高橋円
分野ごとに難易度が違うというようなことはあるんでしょうか。
一戸信哉
あると思う。
高橋円
リーさんにお聞きしたいんですけど。
一戸信哉
留学生にとってという意味ですよね。
多分日本人の学生にとっての難しさというのと、留学生にとっての難しさはまたちょっと違うじゃないですかね。
どうでしょう。
李 昕
私は1回目は12級、2回目は2級を受けたのですか。
私は分野によって難しさが違いました。
国際問題や日常生活に関する内容は留学生にとって比較的地味があって理解しやすい方です。
例えば在留資格の問題についてありますし、
一方で政治分野は日本特徴の制度が多くて、
理解しやすく感じました。
例えば天皇の役割や内閣の仕組みなどは背景を知らないと分かりにくかったです。
また試験の後半には長文読む問題もあって、
そこは留学生にとって特に大変だと感じました。
高橋円
なるほど。
言語の壁というのも多少は検定受入にあたっては少なからずあるという感じで、
そこも一応留学生とかにしたら難易度の差があるという部分には長いのかもしれないですね。
一戸信哉
日本人もちょっとそうですね。
政治も難しい人もいると思うんですけど、国際関係かな。
日本人の学生があまりニュースを見ていない人だと、
今年の今年度の問題でいうとトランプ大統領のことと、
中国のことと、あとウクライナ戦争とか、
戦争の関係ですね、イスラエル、それから核兵器。
核兵器とかね、多分あんまり興味持っていないと思います。
現状はあんまりわかんないですよね。
高橋円
ニュースってやっぱり一時じゃなくて、ずっと継続してそのニュースに対して関心を持っていないと、
やっぱり流れとかが把握しにくい。
きっかけとして、じゃあ一回見てみるっていうのは大事だと思うんですけど、
やっぱり続けてみる。そこに関心があったら、そこに労力を割いて、
インターネットのネットニュースでもいいからそこに対して、
最新の情報を手に入れるっていうので、やっぱりそうなってくると、
なかなか学生からしたらちょっとおっくうというか、
慣れない作業になっちゃうかもしれない。
一戸信哉
逆に先に一回ニュース検定みたいなやつで一通り勉強してからまたニュースを見ると、
わかるはず。
高橋円
決まってから?
一戸信哉
わかるはず。
わかってないと上積みでニュースで流れていることを見ても、
多分よくわかんないんだと思いますけどね。
高橋円
チーサは何か分野ごとにここが難しかったみたいなところはありますか?
陳暁妍
日本語は一番上の壁ですけど、その壁を越えたら、
私は留学生ですから逆に日本の学生とはちょっと違って、
多分国際問題についてちょっと詳しい部分があって、
でも日本国内の情報についてはあまり詳しくないです。
陳暁妍
外国人はもう選挙権がないですから、
例えば選挙などか憲法などの知識も全く知らなかったので、
ちょっと難しいです。
一戸信哉
憲法で何ですか?難しいのって。
陳暁妍
もう全部難しいです。
一戸信哉
全部難しい?
高橋円
逆にこの憲法だったらわかるっていうような憲法、日本の憲法はありますか?
陳暁妍
天皇が象徴みたいなのが一番いい意味です。
一戸信哉
でも象徴っていうことの意味は何なんだっていうね。
それは日本人もあまりよくわからない。
象徴って書いてあるから象徴、それはどういう意味なのかみたいな。
ちょっとややこしいところがありますね。
国事行為とか出てくるんですよ。
天皇が国事行為と言って法令に基づいて実施している行為とか、
それ以外の行為みたいなのがいろいろ出てきて、
それは多分日本人もあまり気にして暮らしていない。
高橋円
結構最近だったのは、今の女皇様が女皇様になられるときに、
清泉の大尉の件ですごく日本の中で憲法の扱いだったりとかっていうところで話題になったので、
もしかしたらそこをきっかけにちょっと天皇選については詳しい人は日本人でもいるかもしれない。
一戸信哉
そうですね。
高橋円
選挙権がなかったりとか、選挙権がないってすごいきっかけがないというか、
やっぱり日本人は18歳になったら選挙権があるから頑張って勉強しましょうって言われて学校で勉強したりしますけど、
留学生の方からしたら選挙権がないから政治への関心もちょっと持ちづらい。
一戸信哉
そうですね。
陳暁妍
そもそも選挙がない国もたくさんありますので。
高橋円
民主主義から。
一戸信哉
これを見ると、今テキスト見てるんですけど、
比例代表とか小選挙区、衆議院、参議院それぞれどう違うか、こういうのが細かく出てくるわけですけど、
投票しないんだから、日本という国における仕組みとしては勉強する価値はあるけれど、
自分自身の投票に伴う何人に投票。
よくありますよね、みんな選挙に行ってから何人と何人に投票すればいいのかみたいな。
そこで確認して投票してる人とかもいっぱいいるわけで、
日本人でもその仕組みをよくわからないまま日々を暮らしている人はたくさんいるわけで、
それはまあ難しいですよね。
高橋円
比例代表とかは本当に仕組みがわかってないと、
投票する時の判断基準も自分の中にくれないので、やっぱりきっかけっていうのは大事。
一戸信哉
衆議院と参議院で比例代表の制度も違うし、
それを一個一個わからないですよ、普段投票しない人は。
高橋円
投票してても若干、わかってない。
一戸信哉
思いますね。
高橋円
このニュースは分かるなとか、このニュースやっぱり興味関心あるなみたいな、
そういう変化っていうか、そういうのはありましたか?
陳暁妍
そうですね、確かにありましたね。
例えばたまにヤホニョして、この単語を勉強したことがあるなと思って、
つい立ちして見ちゃいますね。
見たらこれ前も勉強した内容が全部あってて、すごく達成感がありますね。
以前は全然分からない内容でも今も分かるようになった気がします。
一戸信哉
なるほどね。
高橋円
やっぱりどういうニュースに興味関心を持ちますか?
陳暁妍
やはり医療学生なので、日本で生活していますので、
やっぱり自分の生活に関わるニュースが特に気になります。
特に最近はちょっと新しい首相が上任しまして、
外国人の政策も結構いっぱい変わりまして、
その辺も特に気にしたくちゃいけない部分がたくさんありますね。
一戸信哉
当事者の部分もありますよね。
陳暁妍
確かに中国人ももちろん、いろんな留学生に対しても今も結構政策が変わってて、
何か確かに材料カードみたいな更新の領域もめちゃくちゃ上がりました。
その辺は生活問題みたいなところもたくさんありますので、特に気にしています。
高橋円
やっぱり留学生の問題とかそういう話題に関してすると、
やっぱり国際的な考え方っていうところと日本の政治っていうのがすごく関わってくる問題だと思うので、
ニュースの興味関心の幅がすごく広くなりますよね。
リーさんは何かありますか?最近気になったニュース。
李 昕
なんかもちろん中日関係のみたいなニュース。
陳暁妍
ちょっと敏感な話題ですね。
一戸信哉
中日関係はもちろんそうですよね。
多分あんまりしゃべらない方がいいかもしれないけど、
でも多分中国の報道の出方と日本の報道の出方とか、
高橋円
誤差。
一戸信哉
あると思います。
それはどうしてなのかとか。
必ずこれでやるのは戦略的語形関係っていうのを必ずやるんですけど、
それは中国と日本の関係のことを言うときに中日友好みたいな単純な言葉で言わないで、
戦略的語形関係って言うんですけど、それはなんでかみたいな。
やるんですけど、そういう日本と中国の関係のこれまでと現状みたいなのは当然出てきますよね。
高橋円
でもさっき試験の内容についてどういうところが難しいですかっていうことに関して、
日本語の壁っていうところとかもすごくあったと思うんですけど、
日本人がこの検定を受けてニュースの内容を理解するっていうことと、
入学生とか外国の方が日本語を理解してこの検定をやることによって、
やっぱり外国人の方の方が入ってくる情報量が多くなるわけじゃないですか。
要するに2つの国のニュースが一気にわかるようになることだから、
やっぱり理解度っていうか興味関心の幅もすごく広がるし、
理解度もすごく高まるし、
留学生にすごく得のある検定なのかなっていうのはすごく話し聞きして思ったんですけど。
一戸信哉
分かんない。それは分からないです。
でももちろん知らないことが多いはずですよね。
さっきの憲法の話もそうだし、選挙制度もそうだし、
今見てたら政党の変遷みたいな。
高橋円
僕でもちょっとそこら辺は難しい。
一戸信哉
自由民主党はいつできたかとか。
それは難しい。
日本人も知らない人も多いじゃないですか。
高橋円
勉強しないと本当に分からない。
一戸信哉
そういうものも出てきますし、
あと経済は割と似たような共通のものも多いと思いますけど、
でも国の財政政策とか、
貿易政策は分からないものも多いんじゃないですか。
あとそのTPPとか、
自由貿易に関する問題は共通するところもあるかもしれないし、
重なるところもありながら、
日本のニュースの中での知識みたいなのもあるので、
それは留学生にとって日本社会で生きていく上では大きな力になると思いますけどね。
高橋円
日本人にとってもすごくいい機会だと思いますけどね、
高橋円
このニュース検定があると。
改めてニュースとか自治問題に対しての関心が高まって、
やっぱり最近だとよく若者の政治参加がまだまだ足りないみたいなニュースとかもよくありますけど、
それの問題にも結構つながってくるのかなっていう。
一戸信哉
やっぱり今の社会においては好きを極めるみたいなのがすごくいいことだとされている一方で、
興味ないことはどうでもいいんだみたいになりがちじゃないですか。
でも一方で世の中では色々な出来事が起きていて、
その出来事の中で人々それぞれの暮らしがあるわけで、
暮らしとすごく近いものもあればそうじゃないものもありますけど、
自分たちの暮らしに何らかの形で関わりもあることを広く浅くちゃんと勉強し直すというのは、
それは意味あるんじゃないですかね。
高橋円
僕も受けてみようかなと思って。
一戸信哉
すごいいいですね。
高橋円
独学でもできるんですか?
一戸信哉
全然できますよ。
頑張られるかどうかは分からないけど、頑張ればできます。
高橋円
4級からちょっと頑張って。
一戸信哉
4級は全然大丈夫だと思いますよ。
高橋円
最後にこれからこの科目を受講すると考えている大学生や高校生に、
自治問題研究についてのおすすめポイントを教えてください。
一戸信哉
さっきもちょっと言いましたけど、
大学で勉強することってもうちょっとレベルが高い専門的な勉強をすることになるわけですけど、
いきなり政治経済に関わる大学レベルのテキストを出されたときに、
実はその手前のところの知識が足りていなかったんだみたいなことは結構あるはずで、
そこを最初に補えればいいかなと思ってますし、
でも実際のところ広く浅くニュースに関わることを見て理解できるようになるということは、
大学の勉強をしていく上でも役に立つはずですし、
それはそのまま社会に出てからも必ず役に立つ。
これだけその世の中が多様化して一人一人の興味が変わってくる中で、
でもそれ隣の人あるいは隣の隣の人が喋っていることが分かるということは、
結構大きな意味があるんじゃないかなと思います。
高橋円
お二人にも何かお勧めポイントというか、受けてよかったなというところを教えていただきたいんですけど。
陳暁妍
さっきもお二人の方もおっしゃった通りに、ニュースはもう何というか、
自治問題を勉強するとやっぱりニュースに対する感度が上がってまして、
大学生はもうすぐ社会に入るじゃないですか、
それからニュースというものは絶対将来に対して役立ちます。
すごく現実的な例を例えば、仕事できる社長さんたちも朝起きたらもうすぐニュースを見ますじゃないですか。
だからそういう感じで将来の仕事も多いニュースが知るほど視野も広げますし、
仕事も必ず、人と人との関係を作る間でも役に立ちます。
高橋円
コミュニケーションの一個の話題としてですね。
リーさん何かありますか。
李 昕
一つ前は、自然とニュースを見る習慣がつくところだと思います。
試験では割と新しいニュースが多く扱われました。
そして留学生として日本の以前全然わからない言葉を理解してアンキーするのが一番大切だと思います。
日本生活を理解する良いきっかけになると思います。
高橋円
ありがとうございます。