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皆さまおはようございます。親の終活相談室、室長のけーこです。 このラジオでは、親が元気なうちだからこそできる、応援支度や介護、早速実家の片付けなどについて、保健師としての経験を交えながらお届けをしております。
今日はですね、高齢の方が大きな声で話すよねっていうその訳についてお話をしたいと思っています。 高齢の方と接しているとね、怒ってるのかなって思うくらい、大きな声でお話しされる方いらっしゃいますよね。
私は以前、市役所で30年近く勤務をしていました。後半の方は管理職でしたので、窓口の対応ではなくてね、若い職員さんが対応が難しくなった場合に引き継ぐっていうね、そんな役割もすることがよくありました。
なので、窓口からは少し遠くの席にいるんですけれども、大きな声聞こえてきたなとか、これは引き継ぎになるかなとかいうのを耳を澄ませていたことを思い出します。
でも、そういう方々とね、実際にお話を聞いてみると、なんかこれはクレーム案件だろうかって思ってたものが実はそうでなかったなっていうことも半分ぐらいありました。
その経験からね、感じたことが大きく3つあります。
まず1つ目はね、これは皆さん感じられるかなと思うけど、難聴です。
耳が遠くなると、お相手の声が聞こえなくなるだけじゃなくて、自分の声の大きさもわからなくなっちゃうんです。
イヤホンつけたまま話すと、自分では気づかないうちに出てる声が大きくなっちゃうみたいな、そんなことがあります。
あれと同じように、ご自身の声が聞こえにくいので、自然と声がだんだん大きくなっていっちゃうっていうことがあります。
そしてですね、2つ目は、ちゃんと伝わってるっていう不安です。
特に耳が遠くなっておられて、日頃から声が大きい方ですと、周りの人とのコミュニケーションがうまくいってない場合があります。
そんなわけでね、常日頃から不安を抱えていらっしゃる。
そこに若い職員が、ちょっと大きな声の方が、なんかこうワーってお話しされるっていう時に緊張して、すごく表情が固まっちゃうんです。
慎重な表情になるって言った方がいいかな。
そうすると、なんかその表情もあまり変わらないし、もしくはどうなんだみたいなふうに思ってしまって、
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それがまたさらにね、分かってもらえてないのでは、伝わってないのではというふうに不安になってしまって、
そこからさらに声が大きくなってしまうっていうこともあるように感じています。
大きな声っていうのはね、怒りの気持ちだけじゃなくてね、伝わってほしいっていう願いの表れでもあるんだなっていうことは思っています。
本当に伝えたい時、身振り手振りが大きくなっちゃう。そんな感じですかね。
そして3つ目としては、世代ですとか育ってきた環境とか、会社員の時代のご経験から、相手に寄り添うコミュニケーションよりも、
強く言った方が伝わるっていうご経験を積んできた方もいらっしゃいます。
家庭でも職場でもね、上から下への指示みたいなのが当たり前だった時代の中で過ごしてこられている。
そうすると、また今困っているという時のコミュニケーション手段として、どんどん声が大きくなっていっちゃうっていう、そんな方がいらっしゃるなというふうに思いました。
その時にですね、後からバトンを受け取った私が意識をしていたのは、結構ちゃんと聞いてますっていうのを少し大げさなくらいに伝えるということをしていました。
具体的にはね、しっかりともうちょっと大げさなくらいうなずいたり、なるほどみたいな方で、ちょっとわざとらしいぐらいの合図を返したり、っていう反応を返していました。
必要であれば、すごくざわめいているお客さんもたくさん見える窓口、カウンターからちょっと少し静かな場所に移動したりして、
端の方のソファーでお隣、向かい合いじゃなくて隣に座ってお話聞くみたいなね、そんなお話ししやすい環境や場合によっては個室に入るみたいなことも作ることもありました。
それはちょっとデメリットもあるので、いつもおすすめな方法ではないんですが。
もちろんお答えできない要求には丁寧にお断りをさせていただくということはしていましたが、ただあなたのお話し、あなたの存在は認めています、あなたのお話はちゃんと聞いていますっていう姿勢だけはね、とにかくしっかり伝えるようにしておりました。
そんなことを思い出したのが、私が今教えていただいているコーチング、YASさんから学んでいるんですけれども、コーチングプレイスのコーチングの中でも、あいづちとうなづきがとても大事っていうね、コミュニケーションの基礎として学んだことを、今日のお話をするにあたって改めて、あ、そうだったなって思い出しました。
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市役所時代に自然とやっていたのは結構コミュニケーションの基本だったのか、みたいなことを改めて感じております。
なので、今日お伝えしたいのは、これ者の方の大きな声は必ずしも怒っているわけではないということ、何兆とか伝わっているかなっていうお気持ちの不安の表れかもしれないなっていうことを少し感じていただけたらと思います。
そしてそんな時はですね、こちらはやや大きめに、声じゃなくて反応を大きめにお返しして、ちゃんと聞いてますよっていう安心感を届けてみたりすると、そうすると不思議とね、だんだん声のボリュームが落ち着いてくるということがあるよというふうです。
もしご自宅でのご両親とのお話とかであれば、ちょっと声が大きくて何か伝わっているかなみたいな場合であれば、テレビを消してみたり、ちょっと静かなお部屋でね、聞いてみたりするだけでもちょっと話しやすくなることがあるかもしれません。
私たちも居酒屋で周りがうるさいとだんだん声が大きくなっちゃうみたいな、そんな感じと同じかもしれないと思っています。
あとお家でお話しするときはね、暗い部屋だと顔とか口元とかが見づらいので、よかったらちょっとね、暗くないかなっていうのも見てもらえるといいかもしれない。
はい、そんなふうです。ちょっとコミュニケーションシリーズできておりますが、じゃあ明日は何度も話しているこの高齢者の難聴についてお話ができたらいいかなと思っています。
そうすると金曜日は何の話しようかなって思いながらですが、何かご希望があればお知らせください。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。それではまた。