067 インクルーシブな場づくりを考える#4 〜【馬編その2】なぜ馬がインクルーシブな場づくりに良いのか
2022-10-19 12:58

067 インクルーシブな場づくりを考える#4 〜【馬編その2】なぜ馬がインクルーシブな場づくりに良いのか

「なぜ馬がインクルーシブな場づくりに良いのか」

を5つの視点から解説します。

馬編その2 では残りの2つと全体のまとめの話をしました。


(3) 空気を読む

言葉によるコミュニケーションが必要無い

ミラーニューロンが発達


(4) マインドフルネス

今ここに集中する状態になれる

良い意味で、あれこれ考えている余裕がなくなり、

先入観が消えた状態で関わり合いが持てる。

(5) 馬を介在して多様な活動がつながる〜意味ある活動、多様な感覚刺激

エサやり、掃除、調教、ブラッシング、修繕…

多様な子ども達に合った活動が提供できて、それぞれがバラバラな活動としてではなく、全体としてつながった活動して、子ども達にとっても意味ある活動として展開される。


▼全体のまとめ

「人間中心主義から馬中心主義へ」

そもそも、馬に頼った場づくりに考え方を切りかえることで、

その場の在り方が変化し、

自然とインクルーシブな場が立ち上がってくる。

馬ではなくて、森や川、畑などに頼ることもできるが、

森の声を聴くことができるような、開いた感覚がないと難しい。

その点、馬は、心と身体がつながっていて、身体の反応でこちらにフィードバックを返してくれるので、こちらの気づきも起こりやすい。


▼合わせて聴きたい

036 子どもを大人が設定した枠に閉じ込めていないか?〜馬に頼ることで、大人の手から離れて子どもは育つ
https://spotifyanchor-web.app.link/e/yMM43LNHfub


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さんこまラジオ、築95年の古民家で、馬さんと共に暮らしながら、ホースセラピーの取り組みをしている、きびはらがお送りしています。
今回のテーマは、前回に引き続き、インクルーシブな場づくりを考える、パート4 〜なぜ馬がインクルーシブな場づくりに良いのか、後編をお送りしていきます。
前編後編と分けてお送りしていきたいと思います。
前編をおさらいすると、1から3までお伝えしたんですけども、
1つ目、馬の群れはティール組織的。 2つ目、馬は人を覚えない。
馬の認識の仕方が、個体じゃなくて構造を認識しています。 3つ目が、空気を読む。
言葉のコミュニケーションじゃなくて、ボディーランゲージとか、馬を読む力が強いから、
言葉を使わない子でも平等に、同じ地平に立って活動できるよ、というようなお話でした。
あと残り2つが、4つ目がマインドフルネス。 今ここに集中する。
5つ目が、馬を中心に多様な活動がつながる、というところでお送りしていきたいと思います。
4番目のマインドフルネスっていうのは、
馬と関わる時っていうのは、先のことを考えたりとか、過去のことを悔やんでいても全然関係ない話なので、
まさに馬が、今の反応、今のこっちの状態を感じて関わるということをしているので、
馬には過去も意味でもないんですよね。
そうすると、あれこれ余計なことを考えなくていいというか、
子供たちがどうとか、私はどうとか、
そういういろんな、
普段抱えているいろんな価値観とかそういったものがボロボロボロボロ剥がれていくというか、
そんな感覚になりますね。本当に今に感じたことをそのまま相手にちゃんと伝えて、そのフィードバックをもらいながらやり取りを
常にしていくみたいな感じですね。
こうありたいとあるんだけども、先目指すところは、
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でも何か本当に一瞬一瞬同じ世界に帰るという、
人馬一体という言葉もありますけども、まさに一つの世界を一緒に作るということが馬と一緒にやっているとできるんだなというのがあります。
それがなかったら複数にでも、うまくいく時っていうのはやっぱり馬と子供と僕たちが一つの
世界に本当に入っているような感じになるので、まさに今ここに集中するってことをできないと馬とは関わらないと。
その時なんかね、この子はこうだとかだとか、あれこれ考えてたらもう全然間に合わないというか、
そういったものを忘れちゃうというか、いいとしなくてもそういった前提条件とかそういったものを気にしないで
馬とやれるということがあります。5つ目が馬を中心に多様な活動がつながるということで、これ何かっていうと
本当にいろんな活動がその子に、子供たちは前提として多様な子供たちがいる中で
活動もやっぱりこう各位置的じゃなくて、一人一人に合わせた活動が必要になってくると思うんですけども、
なんかね、馬を中心にいろんな活動していると、いろんな活動がこうつながっていくんですよ。
意味ある活動とかって言ったりとか、いろんな活動の中での感覚とかもたらすものっていうのが
多様な情報、感覚、刺激があるということがあるんですけども、具体的に言うと例えば餌をあげるとかですね。
馬の馬房掃除をしますとか、一緒に長距離みたいな馬を走らせてみようとかですね。
あとブラッシングしますとか、ちょっと馬から離れて、例えば馬の柵が壊れたから直してみようとか。
金槌を持ってとか、トンテン観光しますとか。
あとね、草をね、近所で草刈りしたからあげるよ。
この間も芋のつる、さつまいも収穫したつるがあるからとかね、
トウモロコシのね、実は取るんだけど残ったやつ、あまり大きくならなかったやつとか、
茎もすごいよく食べるので、そういったものも持ってっていいよとかって。
食べて食べて、食べさせてって地域の方が言ってくれて、
それをね、みんなで取りに行くとかですね。
軽トライに乗せたりとか。
帰りはそこに乗ってきて、すごい楽しかったみたいなことをね、今来てる子は言ってましたけども、
そういった形で、馬を中心にしながら、多様な活動がずっと繋がってくるような形で提供できるっていう。
しかもなんかその作業、ただ単純な何か、その子のトレーニングとしての作業みたいなことじゃなくて、
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全部意味あるものとして活動が展開されますよっていうことがあります。
っていうのは5つ目のね、多様な、馬を中心に多様な活動が繋がるっていうことでした。
どれもというか、そもそも人中心に活動を作っているわけじゃなくって、
もちろんなんかね、子供がやりたいとかですね。
その子はこういうことをやったらいいんじゃないかなっていうのは、僕たちの思惑というか思いみたいなのもあるんですけども、
なんかその前に、まず馬がいて、
その馬たちが日々元気に生きていける、生きていくために僕たちが何か活動すると。
一緒に生きていこうみたいな。
人間中心主義じゃなくて、馬中心主義っていうところに立って活動することで、
全然見えてくる世界が変わってくるというか。
どうしてもなんか人間中心にいろいろやっていくと、
もちろんその子のためにとかあるんだけども、
なかなかうまくいかないことが多いんじゃないかなっていうふうに思います。
そこを一回捨てて、まず馬中心にいろいろやっていくっていう。
そこでそれぞれがやれることを、そもそも前提が子供たちが多様だっていうことがあるので、
何ができるかなっていうふうに考えていくと、
全然今までと違った場が見えてくるんじゃないかなっていうふうに思います。
僕自身も、今は馬の活動を始める前に15年ぐらい、
子供たちのキャンプやったりとか環境教育のいろいろ取り組みをしてたんですけども、
その時は自然エネルギーとかちょっと変わったテーマでやってはいたものの、
どうしても人間が人間中心にあって、そこに環境があってみたいなね。
そこをじゃあどういうかかり方を作っていくかみたいなことだったんですけども、
そこを逆に今、馬が来て馬と一緒にやるようになって、
僕たちは馬を先生にっていうふうに、先生は馬たちだよっていうふうによく言うんですけども、
馬を中心に置いたら、何ていうのかな、気負いがなくなるというか、こっちの大人たちというかスタッフ、
関わる大人の馬に任せればいいんだみたいな。
何かあったら困ったら馬に聞いてみようみたいなね。
そういうことにすることで、僕たちのいろんな価値観とか特権も気づいてない、
そういう物の見方だったりとか、そういったものに感じられなくなっている人間の手から離れて、
馬を中心にすることで、全然違うその場の在り方というかが立ち上がってくるなというのがあります。
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なので、一度大人たちがそこにかかる、手放すっていうか、手放した時に何かに頼るという時に、
もしかしたら、僕たちは馬ですけども、馬がなければ森だったりとか、川だったりとか、
畑だったら植物、野菜だったりとか、そこで展開されている土壌の菌類の畑だったりとか、
なんかちょっと違う、もともとそこにある、自然の中にあるものに寄り添いながら活動をしてみるというのが、
ひとつもしかしたら、場を作っていく上で大きな転換が起こるんじゃないかなというふうに思います。
ただ馬は反応があるんですよね。関わっているとすぐにパッと動きとして反応を返してくる。
なかなか植物の反応を読み取るとか、森の声を聞こうとか、感覚が開いている状態であればできるかもしれないんですけども、
なかなか感覚が閉じている現代人では、変化とか、微細な囁き声とか、
そういったものを聞き取るというのは難しいんじゃないかなというふうに思うんですよ。
馬は聞かなくても動いて変化して、わかりやすいというか、
まさに馬は心と体が一致しているので、その感じたものを行動として体で表現してくれるというところがあるので、
そういった部分では馬って、動物ってもしかしたらすごくいいんじゃないかなと、
特になぜ馬の他の動物じゃなくて馬がいいのかという話も以前しましたけども、
まさに馬というのはそういった意味ではインクルーシブな場作りにおいてとてもいいパートナーというか先生になってくれるんじゃないかなというふうに思います。
困ったら馬中心に、馬だったらどうするのかなみたいな、そういうふうに考えてみるというか。
でもそもそも馬がいない関係だと難しいと思うので、どこかで馬と触れ合って自分自身の見方とか、物の考え方とか、
そういったものを一度道爪直してみると、すごくそういう場作りにもできるんじゃないかなというふうに思います。
もし可能だったら全然馬と一緒に活動したらすごくいいと思いますけども、難しければ馬のいるところに行って馬と一緒に過ごす時間を持ってみるみたいなことをしてみてはいかがでしょうか。
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ということで、インクルーシブな場作りを考えるパート4ですね。
ナンバー4。なぜ馬がインクルーシブな場作りにいいのかということの後編をお送りしていきました。
まだ馬以外のところでもすごくインクルーシブな場作りに、こういうのいいよねっていうような、自然とか周りの環境とか、
ちょっと違う視点から馬から離れて思っていることもあるので、もう少しこのシリーズを続けたいと思います。
もしコメントとか質問とか疑問とかあれば概要欄に質問のリンクがあるので、そこからぜひお問い合わせ、コメントを入れていただければ嬉しく思います。
ということで、今回もお聞きいただきありがとうございました。それではまた。
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