065 インクルーシブな場づくりを考える#2【前提編その2】〜どこに障害はあって、それをどう取り除くか
2022-10-15 16:53

065 インクルーシブな場づくりを考える#2【前提編その2】〜どこに障害はあって、それをどう取り除くか

インクルーシブな場づくりを考える上での、「前提となる5つの視点」の3〜5についてご紹介しました。

前提となる5つの視点
  1. 当たり前、ふつうは「特権」かも〜特権とは存在すら気付かない自動ドア
  2. 感じ方はみんな違う〜感覚統合の視点から
  3. DE&I〜多様性と公正&インクルージョン
  4. 障害はどこにあるの?〜医療モデル、社会モデル
  5. 合理的配慮〜社会のバリアを取り除く、個別のニーズに合わせる


参考)

【冊子】インクルーシブって、なぁに? 〜子どもを分けない場づくり はじめの一歩〜
https://tokyoplay.thebase.in/items/66891358


関連するポッドキャスト

▼「特権」についての詳しい話

033 知らずに誰かを排除していないか?〜特権に向き合う、偏見を生まない配慮(子どもの困難×馬・自然#5)

https://spotifyanchor-web.app.link/e/bTfKWG1r7tb

▼「感覚統合」の解説

022 五感は古い。感覚は脳の栄養素〜七つの感覚と感覚統合

https://spotifyanchor-web.app.link/e/XxrhUE6r7tb


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

質問や感想、今後取り上げて欲しいテーマなどをコチラで募集中です

https://peing.net/ja/kibihara

#ホースセラピー #ホースコーチング #森のようちえん #馬 #アニマルセラピー #セラピー #自然保育 #自然体験 #子育て #感覚統合 #障害児 #障がい児 #自然 #放課後等デイサービス #児童発達支援 #療育 #環境教育 #岩手 #釜石 #復興

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:00
さんこまラジオ、築95年の古民家で馬さんととともに暮らしながら、ホースセラピーの取り組みをしている、きびはらがお送りしています。
さて今回のテーマは、インクルーシブな場づくりを考える
前提編その2となります。
前回、前提
インクルーシブな場を作りをしていく上で、前提となる考え方というところで、
特権という考え方、当たり前普通というのは、その人は持っている特権かもしれませんよ、というお話、特権というのは、
そこに存在すら気づかない自動ドアで、特権を持っている人にとっては当たり前なので、
自動に開くようなドア。特権ない人にとってはもう何しても開かないというかね、ドアがあることすら他の人は気づいちゃうんだけど、
特権ない人にとってはもう、そこにドアが存在してて、開かないみたいなことが起こってますよっていう。
まずね、そもそもこう自分自身もちょっと違うんだっていうところから立ってみようというお話と、もう一つはこう、
感じ方はみんな違いますよっていう、感覚統合の視点っていうものを簡単にお伝えしました。
でも、感じている世界とか立っている世界っていうのは、みんな違うんだよっていうのがまず大前提としてありますよっていうようなところのお話をしました。
で、今回はまた前提がもう少しあるなということで、残り3つかな、全部で5個ですね。
1つ目、2つ目は先ほどお話ししたんですけども、残り3つは
DE&Iっていう、これちょっと最近流行りじゃないですけど、企業さんでも言うようになったりとかしてますね。
なんかね、今ね、LGBTQみたいなのが当たり前になってきたというか、まだまだ法整備とか追いついてませんけど、そういうのは知られるようになってきたんですけど、
多分ね、これがもう10年後ぐらいになるとこんなの当たり前だよねっていう話になってくるようなものがあります。
で、次が、これなんか福祉のことをやってたりするとよくある話で、知らない人はなんか、そういう考え方あるのねっていう、ちょっと整理されるのでお伝えしたいんですけども、障害はどこにあるんだろうっていうことで、
医療モデルと社会モデルっていう考え方があるので、それにちょっとご紹介をしたいなと思います。
で、それにちょっと関連してというか、合理的配慮っていう考え方が出ているので、これもちょっと福祉系ですかね、障害者差別禁止法っていうのがあって、そこでもね言われている話なので、そのね、残り3つをお伝えしたいなと思います。
で、その1、2と前回やった3つ目になるんですけども、D&Iっていうのが多様性、ダイバーシティがDですね。Eはエクイティって公正とか公平とかって意味ですね。
03:12
Iがインクルージョン、インクルーシブなとこになります。
法説とかって言いますけど。
で、なんかね、こういう考え方ですよって話したので、そのダイバーシティ、多様性と公正とインクルージョンっていうのが結構企業での企業経営でのスタンダードみたいなところに今なりつつあるというか、そういうのを謳っている企業もあります。
多分検索すると出てくるんじゃないですかね。
なんかね、そういう社会作っていくよって宣言しないとできないっていうこと自体がまだまだというか感じなんですけども、逆にこれが言われるようになって、逆に言われる前からというか、今の三陸駒車の活動をしてて、
なんかめっちゃ馬とか自然の中でやってると、なんかインクルーシブだよねみたいな、本当にいろんな子が一緒にやれるっていう可能性があって、それでそういうことをもう少しお伝えしたいし、もっと広まったらね、
今の子どもたちが大きくなる10年後20年後の社会ってもっと全然変わってくるよなってことで、今回のこういうテーマを文化会でやってみようとかですね、そういうふうに思ったという経緯があります。
次が4つ目のね、障害はどこにあるのっていうところで、医療モデルと社会モデルっていうのがあるんですけども、これはなんかこう障害の所在っていうのが、いわゆるなんか歩けませんとかね、足が不自由でとか、車椅子に乗ってますっていう時に、いわゆるこう、
バリアフリーみたいな形にして、そういった解消をしましょうっていう、そこはいわゆる障害は、個人が持ってるものじゃなくて、そういう機能不全があって、個人が障害を持ってるんじゃなくて、その個人の機能不全が、
社会の中で生活する中で困ったことがあった時に、その社会の方がそれに対応してないからだしみたいな、そういう考え方です。
社会の側が変わったりとか環境のね、その暮らす環境が変われば、それって全然困ったことにならないよねっていう、そういう考え方から、こう医療モデル、医療だとその子が障害を持ってるので、なんとか直さなくちゃいけないってことですね。
そういう考え方になりますね。その子をなんとかしようみたいな。そうじゃなくて、その子が生活しやすくらしやすいように、何ができるのかなっていうふうな視点に立つのが社会モデルになります。
06:09
でもこれ結構でもなんかね、例えば落ち着きがありませんとかね、じっとしては苦手ですみたいな時に、その子をちゃんと座らせるようにしっかり言い聞かせようみたいな、どっちかというとこういう医療モデル的なアプローチ。
あ、じゃあなんかちょっと体を動かすような活動を取り入れて、その子のニーズを発散していったりとか、椅子を変えてみようとかですね。なんか気が散りやすいんであれば、もうちょっと掲示物をすっきりさせて、目に入るところに気が散るようなものをなくそうとかですね。
そういうふうに周りを環境調整したりとかしていくっていうようなアプローチっていうのが社会モデル的なアプローチになるのかなというふうに思います。
結構福祉の現場では当たり前っちゃ当たり前になってるんですけども、こういう考え方があるよっていうのがちょっとあると、どっちで見てるのかなとかですね。
なかなかいろいろやり取りしてると、まだまだ医療モデルだよねっていう立ち位置が違うので、その出発点が。そこがなんか辞任か認識がないと話がかみ合わないっていうか、今この人医療モデルで話してるなみたいな。
こっちから社会モデル的なアプローチの話をしても、その前提の共有がなかったりするとうまく話が通じなかったりするってことが、僕自身の経験上あって、もうちょっとうまく説明しないと伝わらなかったなみたいなことがよくあるというか失敗談としてあります。
4つ目の、生涯どこにあるのかっていうお話で、医療モデルと社会モデルっていう考え方がありますよっていうところでした。
それにまつわるところで、合理的配慮っていう考え方があるんですけども、
社会のバリアを取り除いていきましょうと。個々のニーズ、個別のニーズがあるので、それに合わせて考えていくというようなものです。
最近出た本で、インクルーシブって何?っていう翻訳された本があるんですけども、ここにすごくわかりやすく、先ほどの医療モデルの話も出てきますし、
そのところで個別の合理的配慮の話が出てくるんですけども、
こちらの冊子でこういうふうに言っています。個別のニーズに合わせてできる限りの配慮をしなければならないというのが合理的配慮ですよっていうふうに言っています。
09:08
日本でもこの合理的配慮という言葉があって、障害者差別解消法っていうのが2016年に施行されていて、
その中で、できる限りの障がある方とか、要望があったらそれに対して対応しなくちゃいけない、検討しなくちゃいけないですよっていうようなことが言われています。
この中で冊子でこういうふうにも言っていて、本質っていうのはお互いに経緯を払い、それに応じて調整をし、みんなにとって何が最適なのかを一緒に考えること。
その子の本人のニーズというか要望というか、その子と一緒に考えていくという、そういうプロセスが大事ですよっていうふうに言っています。
これって障害があるとかないとか関係なくないというか、特別扱いなのかというと、そうじゃなくて、その人が本当に必要なことに合わせて対応を考えていくということが大事ですよっていうことだったりとか、
あとそもそもみんな違うよねっていう、持っているニーズとか、障害があるとかないとか関係なくて、その子の持っているニーズに応えていくということで、それをやっていくことがインクルーシブの場作りにもつながっていくんじゃないかっていうふうに思うので、ちょっとこの合理的配慮っていう話をお伝えしました。
インクルーシブってもともとは障害を持っている子たちの教育とかそういったことをどうしていこうかみたいな、前回でもお話したように、国連が、8月の下旬だったかな、障害者の権利に関する条約っていうのを日本が、
障害者権利条約とかって言われたりしますけども、そういう審査を受けて、2014年に日本が批准したって言いますね。国際の条約なんですけども、それがちゃんとできてるかっていうような審査があって、その時にいろいろまだまだだっていうところなんですけども、
障害を持っている人だけしか関係ないのかっていうと、そうじゃなくて、これをやっていくことで、それぞれの個別のニーズに応じて、よりみんなが過ごしやすい、そういう場が作られていくよっていうような考え方なので、
12:14
とてもそれは、これから大事に多様性とかね、さっき言ったD&Iっていうのを目指していくっていう上では大切な考え方じゃないかなっていうふうに、ちょっと言葉は硬いですけども、というふうに思います。
ということで、ここまでまず前提、なかなか本題に入らないんですけども、5つ紹介しました。ちょっとおさらいすると、1つ目が当たり前普通は特権かもということで、特権とは存在すら気づかない自動ドアですよっていう、みんな持っているもの、いろんな立場を変えて考えていくと。
そういうのがありますよっていうこと。
あとは三陸駒社が取り入れている感覚統合っていう考え方、視点から見ていくと、それぞれ持っている感覚の世界ってみんな違うから、感じ方はみんな違いますよっていう。
立っている世界も違うし、見ている世界も違うよっていう、まずそういう話でした。
3つ目が世界的な潮流で、D&Iっていうね、多様性と公正、インクルージョンっていうのが求められますよっていう。
公正っていうのは平等っていうと、じゃあ同じ機会を与えましょうとか、そういう話なんですけども、ちょっと違って、ちょっと先ほどの合理的配慮にも近いんですけども、それぞれに合わせた配慮をするっていうのは公正ですね。
背が低い子だったら、よくフェンス越しに野球の観戦するときに、背の高い子は見れるそのまま、背の低い子はじゃあ高めの台を用意しましょうとか、そういうような、その子の能力とかに合わせて配慮していくっていう考え方ですね。
4つ目が障害どこにあるんでしょうかっていうことで、医療モデルと社会モデルという考え方。
5つ目に合理的配慮、社会のバリアを個別のニーズに合わせて取り除いていこうと、それをみんなで考えていきましょうというようなお話をしてきました。
ということで前提編が終わり、次回から本題というか、でもこれがなかなか共通理解がないと話でもなかなか伝わらないなというところがあったので、少しちょっと丁寧に前提のところについてお話ししていきましょう。
こういう考え方というか、そういうのがあれば、あとは逆に言うと現場でやっていけば、あれこれちょっと違うよねとかですね、じゃあこういう時どうしようかみたいなことを繰り返していけば、だんだんとなっていくんじゃないかなというふうに思うので、まずここが大事かなというふうに僕自身は思っております。
15:12
はい、ちょっと前回と今回長めになりましたけど、インクルーシブな場作りにおいて大事な前提となる考え方について2回にわたってお送りしていきました。
今回この前回も話しましたけども、実は森の幼稚園全国交流フォーラムというのが富士山の麓で10月の下旬にあるんですけども、そこで文化会を持たせていただいていて、そのテーマがインクルーシブな場作りを考えるというテーマなので、その前提のお話をしていきました。
そこでちょっと皆さん、森の幼稚園とかそういう自然の中での育児とかに関わっている人たちと一緒に、どうしたらインクルーシブな場が作れるのかなというようなお話をみんなでしていきたいなというふうに思っております。
概要欄にそのイベントも紹介しておきますので、もしよかったらご覧になってください。今回いろいろご紹介した内容について関連するリンクとかもつけておきたいなというふうに思いますので、もしご興味のある方は概要欄の方もご覧いただければというふうに思います。
ということで、今回もお聞きいただきありがとうございます。何かご質問、ご感想、コメントなどあればぜひお寄せいただければ嬉しく思います。それでは良い一日をお過ごしください。
16:53

コメント

スクロール