2つ研究をやっていてどっちも面白いのでどっちも紹介したいと思います。
そんなに長くならないと思います。気をつけます。
まず一つ目の研究ではよくある心理実験をやっているんですけど、
ちょっと教示してみましょうかね。
皆さんもぜひこう聞かれたらどう自分だったら思うかなということを考えながら聞いてもらえると嬉しいです。
あなたにとって特別な意味を持つ場所を一つ思い浮かべてくださいというふうに指示をします。
どこを思い浮かべましたか。学校ですか。職場ですか。
故郷の海とかね。
自分だったらどこかな。
京都の風景が思い浮かんだかな。
地元の風景も思い浮かぶかな。
特にそれがどこなのか。大学なのか。鴨川なのか。京都タワーなのか。
出待ち座なのかわからないですけど、思い浮かべると。
ちなみに今回の研究では、実家の庭とか子供の頃に遊んだところとか、よく散歩した湖の湖畔とかあげる人がいたそうです。
参加者は椅子に座って目を閉じてヘッドホンで録音ガイドを聞きながらイメージを膨らませるということをしてもらいます。
これを3分3回やります。
どういうふうなことをしゃべったかというのを続けるんですけど、
その特別な場所にいる自分を想像してください。
見えるもの、聞こえる音、漂う匂いを感じ取ってみましょう。
海とかね、大学の匂いとか、どんな音してたかみたいなことをイメージするわけです。
これを3回やります。
1回目がさっきのみたいな感じで、2回目が今から4ヶ月後、あなたは再びその場所を訪れています。
いつものようにそこにいる自分を想像してください。
というのをまた3分くらいやって、
今度最後で3回目。
3回目が条件が分かれます。
普通の統制条件だと、特にさっきと一緒ですね、今から4ヶ月後、あなたはこの場所を再び訪れていますということをやるということ。
3回目と同じようなことを指示するわけなんですけど、
限定時間条件というのが今回の実験文になるんですけど、
ここでは今から4ヶ月後、あなたはこの場所を訪れています。
最後に訪れています。
歩きながらこの場所に別れを告げるという意味について考えてみてください。
というふうに指示をします。
最後を意識させるかどうかということだけがこの表示で違うわけです。
その後に懐かしさとか悲しみとか幸せとかね、幸せと悲しみが特に大事ですね、
を聞いて1点から7点で評価をするということをします。
3回イメージをしたので3回ともこれをやっています。
そうしたところ、限定時間条件の方で悲しみが大きくなったということですね。
これね、説明しておけばよかった。
順番が下手くそだということを今気づいたよね。
今後、これね、結構品質というか、
この僕のチャンネルでは今後感情という結構マニアックなことがたくさん出てくるんですけど、
品質なのでちょっと改めて話させてください。
今後感情を測り方っていろいろあるんですけど、
一番メジャーな測り方があって、
これは例えば幸せ、例えば悲しみという2つの感情がある。
これらはポジティブとネガティブなんですけど、
これらがどれくらい同時に起こっているかということで今後感情って測るんですよ。
どうやって測るかというと、
それぞれの得点を7点満点で聞くわけじゃないですか。
聞いたときに大きい方の点数を今後感情得点でするわけです。
例えば幸せが6点、悲しみが2点だとすると小さい方なので2点が今後感情です。
明らかに幸せの方が強いから混合してないですよね、混ざり合ってないですよね。
これが例えば幸せが6点、悲しみも6点だとすると低い方なので6点、
どっちも6点なので今後感情得点も6点になります。
これは幸せも悲しみも結構強いレベルで感じているので、
感情が混ざり合っているというふうに考えるんですよね。
今回の研究に戻ります。
今回は3回イメージさせてその都度幸せと悲しみと聞いたわけじゃないですか。
そのときに限定時間、終わりを意識させた方で悲しみの点数が上がるというのは、
幸せは大体同じで悲しみが上がるということは、
今後感情得点が高まるということです。
より混ざり合った感情になると。
研究者はこれを切ない状態であるというふうに言いたいというような、
そんな研究になっています。
もうちょっと頑張って話せるようにしたいなと思います。
何回言うねんって感じですからね。
いい研究ですよね。
こういう切ないというよくわからないものなんだけども、
定義をするということはなかなか勇気のいることだし、
それを一回打ち立てると、この研究を引用しながら、
後続の研究が意味のある終わりというのが切ないのを構成要素なんだと。
この今後感情の分かり方は2001年ぐらいの論文が特に引用されていて、
それも脈々とつながっていて、それ自体にも批判があったりするので、
なかなか一筋縄ではいかないような研究領域であると思うんですけど、
でもこういう風に切ない。
今日は2008年の論文でした。ちょっと古いですけど、
その分たくさん引用されていたりして、影響力のある論文なのかなと思いますので、
今日は特に切ないという感情について覚えてもらえるとすごく嬉しいなと思います。
今後感情大好きで、これからもたくさん扱っていくと思いますので、
よかったら、何度か聞いたことあるという人ももしかしたらいるかもしれませんが、
今後感情の測り方というところまで、頭の片隅に入れておいていただけると、
それはよりいいんじゃないかなと思っております。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日もいい一日にしていきましょう。
じんぺいでした。心を込めて。
はい。つたない説明となってしまってすみませんでした。
緊急報告したいと思います。論文をまた書きました。
まだ読めませんというか、書いて出しました。昨日出した報告ですね。
アイマイトという研究コミュニティでやってきた研究で、
詳しくはプレプリントが公開されてからでいいと思うんですけど、
環境ですよ。気候変動の問題が、
金の課題になっている中で、心理学者として、
美しさとか研究しているものとして、
何かできないかなということはずっと思っていたわけです。
気候変動は割とガチ勢だったんですよ。
今もガチ勢というか、柔らかくガチ勢のつもりなんですけど、
3年前、4年前は本当に頑張っていて、
たまに言っているんですけど、
サイエネの電気会社さん、
よかったら本当に契約してください。
ハチドリ電力という会社を使っていましたけど、
別に今それだけじゃないサイエネ100%みたいなところが何個かあるので、
それそんなに難しくないので、電話かけたりしなくていいんですよ。
たまに言わないとね。
ナチュラル電力は特に好きなので、
ボーダレスジャパンという会社の中の会社がやっていて、
好きなのでやってほしいというのとか、
それは簡単です。結構誰でもできると思います。
他にもお肉を食べないとかね。
今食べちゃってるけど、3年前は食べてなかった。
2年くらい食べなかったかな。
ファストファッションは着ないとか、
プラスチックはあんまり使わないとかね。
コンポストとかもしてましたよ。
ゴミを減らすというので、
コンポストに入れて堆肥にして、
それを畑にばら撒いたりとか、
するということとかしてて、
ガチでやってたのを思い出しながら研究をしたので、
なかなか思った通りの結果にはならなかったんですけど、
そういう研究をこれからしていくんだという意気込みは、
論文として形にできたと思うので、
まだ審査始まった段階ですけど、
これからこれに限らず、
社会に還元していくような、
メッセージを放てるような研究をしたいなと思っております。
楽しみにしてください。
よかったら仲間になってください。
お願いします。
仲間になり方は概要欄。
研究サポーターを募集していますというリンク貼ってますので、
ぜひチェックしてみてください。
それでは。