動画生成と視聴者の反応
おはようございます。心理学者のじんぺーです。
今日はちょっと遅くなりまして、こんにちはの時間かもしれません。
ドイツの朝一の時間でこれを撮っています。
今日もまた論文を一緒に読んでいきたいと思います。
今日の論文は、AIの話とショート動画の話。
自分が興味のあることを詰め込んだようなテーマなんですけど、
最近、動画もAIが作れるじゃないですか。
そのショート動画を流しているときに、
これはAIが作ってますよということによって、
視聴者の反応はどう変わるのかということを調べた論文になっています。
これまでも絵画が先に多分動画よりも作れるようになって、
作れるようになったかどうかの基準は人それぞれかと思うんですけど、
例えば一般の鑑賞者というのは、
AIが作ったかどうかということを見分けられないし、
たまにそのAIの方が勝ったりするんですよね、ということがある。
僕のやった研究だと俳句。俳句もAIがそこそこ作れるようになっていると。
というか、これもまた一般の素人の鑑賞者というのはあまり見分けられないし、
AIの方を高くつけるときもあるという風な、結構肩を並べているなという感覚です。
動画はどうなのかというところで、今回ちょっとまたニュアンスが違っていて、
AIが作ったかどうかということを開示するかどうかということがどう影響を与えるかということなので、
ちょっと違うんですけど、でもそのAIに対して人がどう反応しているかということを検証するにはとても良い論文だなという風に思います。
実験の方法と結果
何でしたっけ、Googleが最近出したベオでしたっけ、動画のやつ。
あんまり動画系は触れていないことが多くて、オープンAIのソラはちょっと触ったんですけど、
ちょっと追いついてないです。
やっていかないとなと思うんですけど、皆さんどうですかね、使ってますかね、動画のAIも。
だいぶ使える仕様に足るレベルになっているなというのは感じています。
それで論文の方法と結果を紹介していきたいと思います。
まずはやっていることとしては、生成AIで動画を作ると。
中国で実験を行っています。
AIと開示する条件が240人ぐらい、非開示の条件が240人ぐらいということで、言うかどうかという話ですね。
AI生成動画を使っていて、開示条件だと、本コンテンツはAIによって生成されました、注意みたいな赤文字付きの生成画を先に提示するってことかな、だそうです。
その違いによって人がそれを楽しむかどうか。
コンテンツの品質が高いか低いかということを評価してもらうということをやっています。
やっていることはそれぐらいかな、あんまり複雑じゃないと思います。
あとはその人の性格特性とかも聞いているんですけど、今日は省きます。
結果いきましょうか、これがすごく面白くて。
AIというふうに開示することはエンゲージメントですね。
もっと見たいとか続けてみたいみたいなエンゲージメントに対してプラスの効果もあるしマイナスの効果もあるという結果になったんですよね。
どういうことかというと、これは解釈レベルだと思うんですが、新規性とか客観性が高いよね、AIのコンテンツ。
そういう期待によって面白そうと思わせるようなポジティブな効果があったんじゃないかというプラス面に対してはそんな効果。
マイナス面に対しては明確に今回媒介分析という分析を行っていて、
AIだというふうに表示されると開示されるとコンテンツ品質の知覚が下がると。
だからAIが作っていると思われると思うと、このコンテンツ品質が低いんだなというふうな知覚につながる。
それがエンゲージメントを下げるという、こっちがマイナスの媒介効果の話です。
結構複雑ですよね。
ただただAI開示とエンゲージメントの関係だけを調べると、これ推の総解になるんですって、開示がエンゲージメントにつながると。
これをまたコンテンツ知覚というものをひとつかませることによって、それがマイナスの効果になるという、これはとても面白い発見だなと思います。
言っていることはわかりますよね。面白そうという気持ちもわからんことないし、質低いんじゃないのって思う気持ちもわからんことないというので、
それを明確に表したような研究結果かなというふうに思います。
あとはちょっとだけ個人差の話をすると、ユーザーがAI能力に対して高く認知している。
自分とかまさにそうですけど、AIってすごいなと、結構いろんなものに使えるなと思っているんですけど、
そういうふうな認知をしている人というのは、マイナス効果というのが完全に逆転すると。
むしろポジティブな評価が高くなる、転じるというのが今回の研究結果になっております。
面白いですね。だからAIが作ったコンテンツというのがこれから目にする機会が多いと思うんですけど、
そういったプラスの効果もあるし、マイナスの効果もあると見る側としても思ってもらったら面白いと思いますし、
そのマイナス効果というのがいつまで残るかというのもありますね。
今後の展望と感想
今はコンテンツの質低いなとなっているんですけど、ならない可能性がありますよね。
AIが作ったほうがむしろ綺麗な映像じゃないかということも大にしてあり得るので、
これからどうなっていくかというのは楽しみかなと思います。
作る側の方がもしいらっしゃるとすれば、それはそれで参考になる結果かなと思いますので、
また感想とか聞かせてもらいたいなと思います。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日もいい一日にしていきましょう。
じんぺいでした。心を込めて。
雑談もしていきたいと思います。
子供が鳴き出したので朝のミルクタイムをしてみました。
ちょっと環境が変わっています。
あと子供のしゃっくりが聞こえてるかなと思います。
聞こえてないのかな?
収音してくるか。
お願いします。
はい、こんな感じです。
なんだこれ。
カメラ向けたりすると結構緊張する感じはすでにありますよね。
何かをされているってわかるんでしょうね。
今は本当にパソコンで撮っているのでマイクを使っているんですけど、
それを向けました。
わかってたのかな。
雑談、別にずっと雑談なんですけど、
たびたびお伝えしていたパスポート事件と僕は呼んでいるんですけど、
パスポートの件なんですけど、本当に残念ではあるんですが、
やっぱり来週のキプロス出張には間に合わなさそうで、
というのが昨日やっと判明しました。
やれることはやったかな。だけど間に合わないので、
学会発表がありますので、僕は予定通りに行くんですけど、
妻と息子はチケットも取っていたし、ホテルも3人分の部屋だったんですけど、
それはキャンセルというか、消するよりも帰ってこないですけど、
行くという形になりそうです。
昨日だいぶへこんなんですけど、切り替えてやっていきたいと思います。
一緒に行きたかったな。
着いたらもっとそう思うんでしょうねとは思うけども、
本当に仕方ないことだと思うし、
自分は結構プロセスもうちょっと早められたんじゃないかという後悔もあったりしたんですけど、
今だからアンブルクの領事館がパスポートを作るという工程の中にいるんですけど、
領事館に電話したところ、自分が去年パスポートをこっちで買えたんですよ実は。
その時に本当に3日くらいでやってくれたんですよ。
僕はその印象があったから、
パスポートじゃなくて戸籍が領事館にお届け届いて、
これも母がすぐ送ってくれたおかげなんですけど、
届いてよかったと、これはもう間に合うと思ってたんですけど、
それは去年までは領事館の中なのかな、ちょっとその辺の詳しくはわからないですけど、
ドイツでもパスポートを作れていたっていうことらしいんですが、
今年の3月から完全に日本でしかパスポートは作らないということになったみたいで、
謎ですよね、だから戸籍等がアンブルクに届き、
そのアンブルクからまた情報かな、デジタルの情報だと思うんですけど、
日本に何かが届き、日本でパスポートを作ってもらい、
また配送してもらうということらしいので、
それは間に合わんわと、3週間ぐらいはかかりますよと早くても。
なので他の前段のプロセスとかはもうちょっと早められたとしても、
どっちにしろ間に合わなかったなと、
この予定がそもそも厳しかったんだなというふうに今は思っています。
そういうふうに思うで、やれることはあったかなと思います。
ちょっと悔しい気持ちは本当にあるんですけど、
まだ子どももちっちゃいし、最近はよく寝てくれるようになりました、比較的。
だけどそれもいつ寝てくれなくなるかもわからないという状況の中で、
妻は一人コースペアを任せるというのはとても心苦しいんですけど、
学会頑張っていきたいなと思うのと、今回は行けなかったけど、
また3人で近い将来旅行ができればと思っていたりはします。
そのためにも頑張っていきたいですね。
行ってよかったなと言って帰るのが一番の自分のやるべきことかなと思いますので、
変わらずキプロスからはボイシーもお届けできると思うので、
それはぜひ楽しみにしていてください。
慰めの言葉、慰めの言葉はいらないですね。頑張って応援の言葉をお持ちしております。
引き続き研究活動。
今日とかはひとまずバタバタが落ち着いたということでもあるんですよね。
パスポートのこととか出生のときのことばっかり頭にあって、
どうも集中できないという日々が続いていたんですけど、
一旦それは個人的には残念な結果にはなったものの、
一旦考えることからは手放されているので、
頑張りたいなと思います。
研究フルコミットして、
研究フルコミットじゃダメだ。
子育てフルコミット、研究その次にフルコミットで頑張っていきたいと思います。
またアップデートします。