その情報を元にしたクイズを3つぐらい作って、
その正当率というか、
理解度チェックというふうな立て付けで
そういうことをしてるんですけど、やってもらいました。
あとは、その参加者さんのパーソナリティについて、
質問もいくつかしていて、
ビッグファイブというよく心理学で使われる性格を測る尺度とか、
あとは自分が作った曖昧さに対する態度の一つの側面なんですけど、
複雑性とか新規性とかがどれぐらい好きかっていうね、
どれぐらい求めるかっていうふうな態度を聞いたりしました。
ちょっとね、自分の研究なのでだいぶ詳細を話してしまってるんですが、
結果に行きたいと思います。
仮説としては対話形式の方が楽しさの評価とか、
あとは理解度とかね、
もっと聞いてみたいみたいなリピート意図みたいなのも
高いんじゃないかというふうに思っていたんですけど、
実際は多くの変数で差がなかったと、
得点に差がなかったというふうな結果になりました。
これは一見残念というか、仮説通りじゃない、
自分たちの思っていた通りの結果にはならなかったんですけど、
結果が出ないということも一つの重要な研究結果であるというふうに思うので、
考察についてはもうちょっと後でしたいと思います。
もう少し結果を見ていくと、
性格に関してはちょっと面白い結果があって、
協調性が高い人というのは、
好意的に評価しやすかったとか、
新規性とか複雑性を求めている人というのは、
楽しさとかリピート意欲がより高かったというような研究結果になりました。
本当は協調性が高い人とか外交性が高い人とかというのが、
より対応形式の方を好むんじゃないかみたいな効果を予想していたんですけど、
そこまで複雑な効果は出なかったんですが、
協調性が高い人は全体的に好意的に評価するよみたいなことは、
一つ面白い結果かなというふうに思います。
あとは理解度に関しては全体的な得点の差はなかったんですけど、
一つの問題に関しては、
むしろ独り語り形式の方が正答率が高いという結果も得られました。
もしかしたらそういう教育的なコンテンツとか情報を伝えるという意味では、
独り語り形式も有用なのではないかみたいなことも考察したりするわけなんですけど、
それも一つ面白い結果だと思います。
今日の一語、多視点仮説ということを最後に回収しながら
考察して終わりたいと思うんですけど、
なぜ差がなかったということなんですけど、
これは台本を作ったと言いました。
この台本を作るということと内容をほとんど揃えるということが
とても重要なことだったのではないかというふうに思っています。
これまでの会話に関する心理学研究とかでは、
多視点仮説みたいなことが言われていて、
情報量の数で理解度とかに差が出るんじゃなくて、
視点の数が大事であると。
だから一つの視点で物事を語るよりも、
2人3人と複数の視点で物事を語っていく方が、
より理解が深まるよというふうな仮説です。
本来、自分たちが聞いている古典ラジオとか超相対性理論とか、
そういった対話形式、最初に森屋さんと話していた
対話形式っていいよねっていう、
あれはまさに台本とかがなく、
かつどんどん視点が増えていくわけですよね。
1人は研究者かもしれない、1人は経営者かもしれないみたいな、
個人的には気持ちはあるんだけどね。
手があればぜひやっていきたいなというふうに思います。
これも論文で引用しているんですけど、
ノートブックLAMで論文とかPDFを投げると、
それをもとに対話形式のポッドキャストが、
AIが生成するというのが最近できて、
英語版は去年とかにできていたんですけど、
日本語版も今年の初旬とかにできていたりしたので、
これからますますこの領域は注目されていくだろうと思うわけです。
論文とか、ある種研究者しか読んでいなかったようなものを
ポッドキャストに直して、それによって多くの人が
触れられるという世界観になってきているわけですよ、既に。
その中で今回の研究、もう一つ重要だと思う。
仮説通りにならなかったけども重要だと思うし、
ますますいろんな角度から研究していく必要があるなというふうに思います。
内容的にはそんな感じです。
あとは雑談で言おうかな。
結構この論文に関していろんなバックグラウンドとかがあるので、
またちょっと雑談でおまけの話をしていけたらと思っています。
今日はポッドキャストの心理学の論文を出したよということと、
多視点仮説、会話とかスピーチの文献とかで言われていた仮説、
理論というものを簡単に紹介させていただきました。
視点の数、対話形式、あとは定談という形も、
自分も心理学対談とか心理学定談とかよくやっておりますが、
そういうのはまさに視点がどんどん増えていくという意味で、
理解度が深まっていくのかなというのは面白いポイントかなと思います。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日もいい一日にしていきましょう。
陳平でした。心を込めて。
はい、というわけで聞いていただいてありがとうございます。
自分たちの論文を紹介するのはすごく嬉しいですね。
今回はそういうコミュニティで書いたということなので、
なんかね、結構がむしゃらに1年やってきたので、
当たり前になっているとは言わないですけど、
やや感覚が麻痺している感はあるなと思っているんですけど、
純粋に考えて、論文をあまり書いていない人と一緒に論文を書いて、
しかも佐渡月、しかも国際論文、国際雑誌みたいなのって、
結構変なことだなと思うんですよね。
なので、なんかこの変さを伝わればいいなというふうに思っています。
自分も英語で論文を書くのが結構、
あまり不可なく書けるようになってきて、
それを一般の方といっても結構研究に興味があったりとか、
論文を書いているという人もいるので、
誰しもができるかといったらまだそこまで自分は強くは言えないんですが、
そうなるようにするつもりですよ、これからなんですけど、
今の体制ではまだまだ受け皿がないなというね、
自分たちのコミュニティは。
それが課題なんですけど、
にしてもそういう人たちと一緒に書くってすごいことだよなっていうことをね、
ちょっと立ち止まらないと忘れちゃいそうになるので、
それは改めて強調しておきたいなと思います。
今もう一本もうすぐ書き終わる論文とかがあったりとか、
不投稿のプロジェクトもね、僕は止めてるな、
すいません、たくさん協力いただいていたので、
これもね、ちょっとずつだけやってるんですけど、
なかなかね、こう一個終えて次一個みたいな感じになっちゃいますね。
同時進行ってそんなできないですね。
同時進行してるんですよ、大学の研究とかがあるから。
コミュニティの研究も同時進行でバッていける感じにね、
1年後2年後とかしていたいなという気持ちがあるので、
もしこれ聞いてて興味ある、
特に今欲しい人というのは、
終始課程でって今一般企業に勤めてますとか、
ちょっと研究分野にやり残したことがあるとかね、
ちょっと未練があるみたいな人とか来てくれると嬉しいですね。
もちろん僕も勝手にどうぞお願いしますという風にはやらないので、
サポートはめちゃめちゃするんですけど、
このね、いかんせん主導していく、
ポッドキャストの論文も分析は早高さんと森屋さんがやってくださったりとか、
AIのポッドキャストも早高さんが作ってくださったし、
竹尾さんとか森屋さんとかに研究計画とか論文書いてあったとかで
たくさんフィードバックをもらったりしてやってるわけなんですけど、
基本的に論文を書くというプロセスは全部自分でやってるので、
その辺りを誰かちょっと論文書いたけど書いたことありますよみたいな人がいると、
どんどんやっていけるのかなって思ってるので、
この辺りは本当に論文書けるんだと思ってくださった人は、
ぜひこの機会仲間になっていただけると嬉しいです。
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お待ちしています。