【本日の論文】
King, L. A., Burton, C. M., Hicks, J. A., & Drigotas, S. M. (2007). Ghosts, UFOs, and magic: Positive affect and the experiential system. Journal of Personality and Social Psychology, 92(5), 905–919. https://doi.org/10.1037/0022-3514.92.5.905
【今後の対談予定】
6月7日(日) ~ 高山ゆかりさん
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おはようございます。研究者がそばにいるくらし、ドイツ大衆心理学者のじんぺーです。
この番組では心理学の研究のお話とか、心理学者の研究生活のお話とかをしています。
今日もまた論文を読んだので、シェアさせていただきたいなと思っています。
何の論文かと一言で言うと結構難しいんですけど、感情の話であり、信念の話であり、みたいな感じです。
大事なのは直感への信頼みたいな概念が出てくるんですけど、それが感情によってどう変わるかという研究になっています。
一つずつ紹介していくので、お付き合いいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
論文自体は2007年のJournal of Personality and SocialPsychologyという心理学の中ではすごい一流の雑誌ですね。
一流中の一流の雑誌。やや年が古くて2007年の論文で、少しサンプルサイズとかも気になるんですけど、ひとまず紹介していきたいと思います。
さっきも言ったように直感への信念みたいなことが、ここでは信頼か直感への信頼という概念が出てきます。
例えば、自分の直感を信じるみたいな項目でこれが測られるんですけど、自分の直感を信じている人はこの直感への信頼が高いと言います。
直感を信頼するときとしないときとかってあると思うし、その人の性格とかにもよると思うんですけど、ここでは性格的なところかな。
そういう性格を持っている人がポジティブな気分の時により直感を信じるようになるかどうかみたいな話ですね。
直感を信じるというとどういうのがあるのか。
もう少し丁寧に説明させてほしいんですけど、ポジティブ感情が自動的もしくは直感的な処理への依存を高めるという仮説について検討している研究ですね。
ポジティブな感情、気分状態というのが物事がうまくいっている、安全だという合図として働くと。
直感に頼ってよいというような合算位になるみたいなメカニズム、ロジックが組まれているそうです。
自分がポジティブな気分になっているとすると合算位が出て直感を信じやすくなるみたいな話。
研究というか実験が面白いので、これを話したかったらこっちをしゃべった方がより伝わるかもしれないので、実験の内容の話に行きたいと思います。
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3つやっていて、どうしようかな、1つ目と3つ目を紹介しようかなと思っています。
1つ目にやった実験、UFOと幽霊が出てきます。
UFOと幽霊が出てきます。
最後のゴールとしては、UFOらしきものとか幽霊らしきものを映したとされる短い動画を4本見せて、どれくらい信じるかと聞くということです。
これはどういう状態だと信じやすくなるかということを調べています。
これがUFOを信じるということは直感に寄っているような直感に傾きすぎているみたいな感じで、自動的な処理になっているということの証です。
やったこととしては、まずさっき言った自分は直感を信じやすいタイプですよみたいなことを質問して聞きます。
気分状態を操作するんですよ。
いろんな方法でポジティブ気分というのを一時限り、
昨日の放送もぜひ聞いてほしいんですけど、ここでは状態ですね。ポジティブ気分の状態です。
ポジティブな感情を感じやすい性格とかじゃなくて、その時にポジティブな感情を感じさせる状態にさせるという操作を行います。
シナリオを読んで文章を書くみたいな課題になっています。
迷子の子を救うヒーローみたいな操作だったそうです。
だから自分がヒーローになったという設定なので、しかも3分間それについて書くということでポジティブ気分が上がるみたいなことだそうです。
そうじゃない人たちは中立的な感情、大学の様子を描かせるみたいな感じのことをさせたそうです。
その後にさっき言った動画を見せて、UFOもしくは幽霊、どれくらい信じるかということを聞いたりとかしたそうです。
そうすると、普段性格的に直感を信用しやすい、信頼しやすい人という人の中で、かつポジティブな気分になった人、
ポジティブな気分になった人というのが、よりUFOとか幽霊を信じやすくなった。
その場でいるんじゃないかと思いやすくなったということです。
自分の直感を信じやすいかつポジティブな気分になった人という、この2つの相乗効果みたいなところでより効果が出たというのが、この研究のすごく面白いところになっています。
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こういうことをいろんなネタでやっているので、もう一つだけ紹介したいんですけど、
これも大体やりたいことは一緒なんだけど、題材が違います。
これもすごく面白くて、参加者は別の参加者と、まずは文字でやりとりするというふうに告げられたそうです。
相手の自己紹介を読むということをしたそうです。
そこに文字で相手の自己紹介を書いているんですけど、そこに授業の後、トイレで個室に入ったら床と靴に便がついていた。
家に帰って靴を変えたという、24時間以内の出来事が書かれていたそうです。
トイレに入ったらうんちを踏んでしまったということです、簡単に言うと。
その後、参加者は2脚の折り畳み椅子がある部屋に通されると。
相手をこれから連れてくるので、椅子を用意しておいてと頼まれるそうです。
なので、靴にうんちついた人だなというふうになって、椅子の配置を自分で調整することができるということです。
ただ靴を変えたので、合理的というか事実ベースではその人は汚くないはずなんだけども、
自動的な処理と言った方がいいかな、さっきの言葉で言った自動的に嫌かもみたいな風になりやすいかどうかということを調べた実験です。
ポジティブな気分の操作も同じようにしているんですけど、やり方が違っていて、ここではバッハvsジョン・アダムスみたいな感じだそうです。
ポジティブ条件がバッハのブランデンブルク競争曲第3番を聴かせる。4、5分くらいの曲を聴かせるということ。
このバッハの曲ちょっと僕パッとわかんないけども、聴いたらポジティブな気分になるそうです。
中立条件がジョン・アダムスの曲だったそうです。
実際に操作チェックといってポジティブな気分になったかどうか聞くと、バッハの曲を聴いた人たちがだいたい5.88点。
ジョン・アダムスを聴いた人たちが4.43点みたいな感じで、やっぱりポジティブな気分は実際に操作で換気されてそうだよね、そういう状態になってそうだよねということが確認されたそうです。
結果ですね、これも最初の方と一貫したような結果になっていまして、
ポジティブな気分かつ直感への信頼が高い人というのは相手から椅子をより離しておいたという結果です。
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この椅子の距離を測ったんですよ、実験者の人たちが。
そしたら離すより距離があったということです。
具体的にはもう面白いね、具体的には中立気分では直感への信頼の得点が1単位上がるごとに約10センチ近づく、椅子と椅子の距離が。
ただポジティブな気分だと直感への信頼が1単位上がるごとに7センチメートル遠ざかるということのようです。
だからここでも相乗効果みたいな感じで直感への信頼が高い人がポジティブな気分だと遠くなるよという話でございました。
何のこっちゃねっていうかもしれない、ちょっと今日の面白そうと思って始めたのに。
どうですかね。直感への信頼っていうのは結構面白い概念だなと。
心理学っぽい感じはしなくはないですよね。
UFOとかを信じるかどうかとかね。
信じるかというとちょっと合併があるんですけど、さっき言ったように動画で映っているように見えたかどうかみたいな感じで。
それがその人の性格によっても違うし、その時に喚起された感情とか気分状態によっても違うよという話。
それぐらい覚えておいていただけるといいかなと思います。
あとはやや古い研究であるというのと、サンプルサイズも100円ずつぐらいかな。
なのでこの後どれぐらい再現されているかというのはややわからない。
パッと知られた感じで再現研究が見当たらなかったのでわからないんですけど、
もしかしたら再現失敗みたいなこともあり得るかなというふうに思うので注意して。
こういう面白い実験というとね、やっていた本人たちは別に面白い実験と思ってやっていないと思うので、
あれなんですけど、新しい実験パラダイムを作るというパターンってすごい面白いんだけども、
どれぐらいやり方としてそういう効果が検証されるかどうかというのはまた別の話かなと思うので、
慎重に判断していただければいいなと思いますし、僕もそういうふうに伝えていけたらなと思っております。
もうちょっとマニアックすぎるね。
インスタのショート動画とか最近また撮るのを頑張っているんですけど、
部屋が散らかっている話とかね、ソーシャルメディアの話とか結構分かりやすいなと思っています。
そういう話もまた新しい論文を探して紹介していきたいなと思っています。
あとマーケティングの話とかもね、割と興味深いのがあるので紹介したいと思います。
12:04
引き続きよろしくお願いいたします。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日もいい一日にしていきましょう。
じゅんぺいでした。心を込めて。
12:15
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