【本日の論文】
Sawada, K., & Nomura, M. (2025). Longitudinal stability in dispositional awe during emerging adulthood: A trait-state-occasion model. Personality Science, 6, 1–8. https://doi.org/10.1177/27000710251327744
【今後の対談予定】
6月7日(日) ~ 高山ゆかりさん
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感想
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00:00
おはようございます。研究者がそばにいるくらし、ドイツ在住心理学者のじんぺーです。 この番組では心理学の研究のお話と
心理学者の研究生活のお話とかをしています。 今日もまた研究の紹介、放送を撮っていきたいと思うんですけど
大学院の時の同期の論文を紹介したいと思っていまして 沢田さんというんですけど
大学院の修士の1年から5年間かな、一緒に研究してきた 論文はね、特に一緒に書くとかあんまないんですけど、でも切磋琢磨してきた
同期というか友達ですね、の論文になります。 大学院の時は京都大学で野村道夫先生という先生のところで
研究してたんですけど 畏敬の念っていう感情について
研究が一番中心的だったんじゃないかな
自分も畏敬の念を芸術文脈で測ったりとかしたんですけど
それの別角度で畏敬の念の特性についてこの後説明します 今日覚えて帰都市のむしろそっちかな
今、論文自体は難しいことも言ってるんですけど、でもそれをすごく単純化して今日はお伝えしたいなと、結果をお伝えしたいなと思っています
よろしくお願いします 論文自体は
パーソナリティサイエンスという雑誌に載っている
最近でもないか、去年か出た論文です
まず本編に入る前に、論文の本題に入る前にその特性って何なのかみたいな話を簡単にしてみたいと思います
心理学をもし興味あるという方は是非ね この区別は覚えていていただけるとすごくいいんじゃないかなと思っていることなんですけど
心理学で特性と状態っていうのを分けて考えます
特性と状態、英語だったらね特性がトレイトって言って状態はステイトって言って結構こう なんか語尾があって気持ちいいんですけど
トレイトステイト、ステイトトレイトかと順番的には この特性と状態っていうのはまあ人の性質とかを
状態を、人のことを表す言葉なんですけど
どれぐらい持続的かっていう観点で違っている 安定性みたいな言い方もできるかもしれません
03:05
特性のほうからいこうかな、特性ってのはその人に比較的長く備わっている 安定している
例えば今日 不安がわかりやすいかな不安になりやすい性格みたいなのがあった時に
不安になりやすい性格の人は今日もその不安になりやすい性格というか特性を持っていって
明日も同じように持っている可能性が高いというような考え方をします
明日とかもっと言うと1年後とか10年後とかもそんなにこう変わらないっていうのが特性です
安定している 一方で状態っていうのはその時々の
変化する心の在り方です 同じ不安であってもその不安を感じにくい性格
感じやすい性格っていうことのほかに別に 感じやすかろうが感じにくかろうがその時に不安を感じているかどうかってことですね
それが状態の不安です 特性不安と状態不安というのは結構別物です
どっちも不安なんだけども結構違うよっていうのがここで言いたかったことです
今日は異形の念の話をします 異形の念っていうのはすごく大きなものに対する
なんですかね 大きいものに対して喚起する感情と言われていて
自分の考え方が変わるような そういった強い感情体験であるというふうに言われます
大きいってよくわかんないと思うんですけど宇宙とかね あとは滝とか山とか
芸術もいろんな意味で大きさがあるかもしれない 大きいスクリーンかもしれないしそういった大きいもそうですし
あとは偉大な人とか人物 歴史上の人とかねそういった人にも異形の念って感じるじゃないですか
そういう意味でも大きさっていうのがある そういう感情です
異形の念も特性と状態があって特性っていうのは異形の念を感じやすいかどうかっていうことです
これ尺度があってこれ手元に文言があるので紹介するんですけど
これ美しさとすごく関連していると言われていて 例えば私は自分の周りのものの全てに美しさを見出す
しばしばとかね 毎日のようにそれを感じるとかっていう人は特性域が高いし
他にも項目があって感動を覚えるっていうのもありますし
あとは自分の世界観に挑むような経験を探し求める ちょっとわかりにくいけど
こういったものも異形の念の感じやすさって書いて
そうですね特性的な異形というふうに言われています
こういうのにめちゃくちゃ感じるよと美しさを見出してるよとかね
感動を毎日してるよみたいな人は特性の異形が高いというふうに言えます
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これも本題だったからちょっと言うのあぶね ネタバレしそうだったけど
これがどれくらい安定しているかということを 同期のサウンドさんが調べたというのをこの後紹介します
もう本当に結果は一言でお伝えしたいと思うんですけど
今のが特性異形でしょ 状態異形っていうのは異形の念を感じるのは
例えば滝の前に行った時もそうだろうし オーロラ見た時とかね
それはもうその時に異形の念を感じてますよというそれが状態です
なんとなく伝えてますかね 特性という状態というのを分けて考えてもらえると
少し心とかの解像度が上がるかもしれないなと思います
不安とかに対する解像度も上がるかなと思います
サラさんの研究に戻るとこの特性の異形の念
異形の念って特性的な要素があるというふうにずっと言われていて
そういうふうに研究されてきた
もうちょっと復習しながらやってみたいんですけど
特性の傾向があるってことは
今日特性の異形の念が高い 今日感動しやすいって思っている人は
明日もそうですし1年後もそうだって思っている
その安定しているっていうのが特性の異形の念ってことなんですけど
言われてたんだけども それって本当にどうなのかっていうのを
1年かけて調べているっていうことになります
どこ行ったかな
縦断調査って大変なんですけど
どれくらいやったかっていうのをもう一回見たいんですけど
4時点ですね 4ヶ月間隔で4時点
1月にやって 5月にやって
9月にやって 今回1月にやるみたいな感じかな
っていう4回とっていると
それで同じ尺度に答えて
さっき投げかけた感動しやすいとか美しく感じやすいみたいな
あれなんですけど
それを聞いたときに
今日と1年後が同じかどうかということを調べた
ここでは数学的なこととか統計的なことは割愛するんですけど
佐藤さんは一応名前だけ出しておくと
メモが今日はどこかに行きがちですね
トレート・ステイト・オケージョン・モデルっていうのを使ったそうです
これ私も勉強しないと使えないな
トレート・ステイトってさっき言ったトレートが特性で
ステイトが状態っていう
それを分離して計算するっていうことです
それが縦断でやってるっていうことなんです
そういうモデルです
09:00
結果言うと
70%から79%ぐらいがトレート因子
つまり特性的だった
残りが22%から28%っていうことなんで
簡単に言うと7割から8割ぐらいが安定している
あと2割3割ぐらいが変わるかもしれないっていう
そういった尺度であるというふうな結論です
結構だからやっぱり特性的だったよねっていうことなんですけど
それがどういう割合でっていうことを調べてるのが
結構画期的な研究だなと個人的には思っていました
ちょっと難しいかな
生計の値っていうのは
今日も1年後も結構同じであると
7割8割なんで
2割3割ぐらいは変わるよって感じですね
少し最後自分の研究とか関心に寄せて話すと
この生計の値が感じやすいっていうことは
イコールさっきの尺度に含まれてた通り
美しさを感じやすいとか
感動しやすいみたいなことだと思うんですけど
どうなったらその2割3割が効いてくるかっていうのは
すごく興味がありますね
感動しやすい人が増えたらいいなと
増えなくてもいいのかも
増えたら面白いなと個人的には思うんですけど
だんだん思った時にその2割3割何なのか
例えば実際に美術教育を受けるとか
音楽の訓練を受けるとかもそうだろうし
マインデフェンスとかもしかしたらそうかもしれないし
あとは内需要感覚っていって
これは前小池君に来てもらいましたけど
内需要感覚の三文化の
自分の身体の内側に注意を向けるっていうこととか
そういったことがこの2割3割の
変動のところに効いてくるのかなと思っていたりして
こないだ生放送でね
感性を磨くにはどうしたらいいかって話をしたんですけど
この池山伝って結構そういった
感性的な部分もあるなと思っていまして
感性を磨くにはってことが
その2割3割に何とか訴えかけていくというか
そういうことなんだろうなというふうに感じています
だから全部が変わっていくわけではないんだけども
その変わる余地もあるっていうのも面白いところだなと思っていました
ただいくつか限界点もあって
1年だけなのかとかね
あとは若い日本人が対象になっていて
18歳から29歳だから
もう少し思春期の学生とかだったらどうなのか
15歳から18歳って結構変わりそうだったりするじゃないですか
高齢者だったらむしろどうなんだみたいな話とか
そこまでは一般化できない話かなとも思いますので
その辺りは付け加えて今日は終わりにしたいと思います
12:02
ちょっと本編はバカに見にくかったかもしれないんですけど
特性と状態っていうのが分けられるよって話
異形の例じゃなくても不安っていう例とかで
覚えて帰ってもらえれば嬉しいなと思います
不安の感じやすさ感じにくい性格っていうことと
今不安を感じているかどうかってことは別物であるということですね
もちろん関連はするんですけど
結構別物だよっていう話でございました
月曜日ですね
今週も毎日研究の話をしていきたいと思いますので
よろしくお願いします
改めて心と暮らしの処方箋企画やっておりますので
概要欄の方からURLチェックしていただきまして
不思議だなと思うこととか
お悩みとかお出せいただけると嬉しいです
匿名で大丈夫です
それに対してレスポンスするような研究の話をしていきたいと思っています
最後まで聞いてくださってありがとうございました
今日もいい一日にしていきましょう
陳平でした
心を込めて
13:08
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