今日の心理学キーワードは、アレキシサイミアです。
本題に入る前に、お知らせをさせてください。
イベントが8月たくさんありまして、一番大きなもので言うと、自分が企画している31日、京都で行われるリアルイベントになります。
美に関する活動をされている方々、研究者の方々をお呼びして、美しさとは何かということをじっくりと考えたいと思っています。
私も京都、日本に一時帰国しておりますので、京都におります。ぜひ遊びに来ていただけると、会いに来ていただけると嬉しいです。
その他にも、8月の16日にオンラインで研究投稿をしたり、28日に東京で研究ピッチをしたり予定がありますので、概要欄の方をチェックしていただけると嬉しいです。
それでは本題に戻りたいと思います。
本日の言葉、アレキシサイミアとは何かというところから話したいと思います。
アレキシサイミア、論文が、きょうに1024年の論文なんですけれども、ここでなされている定義によると、
アレキシサイミアとは感情の認識、伝達における困難を特徴とするパーソナリティ特性、そしてこれは安定したパーソナリティ特性であると。
この安定したというのも、なかなか心理学では重要なところで、パーソナリティというと結構安定したものであるというふうに捉える人が多いかなと。
似たような言葉で態度とか状態とかあるんですけど、それは比較的変動しやすいような概念になっているんですけど、これは安定した。
例えば、きのうアレキシサイミアだったら、きょうもアレキシサイミアの可能性が高いだろうと、数週間後とかもなっているというそういう概念です。
いくつかの側面があって、これが重要かなと、アレキシサイミアという言葉をもしかしたら聞いたこともある方もいるかもしれないんですけども、
この側面、もうちょっと解像度を高く見ていくということもしていきたいなと思っています。
3つあります。1つは感情と身体感覚の識別が困難であるという側面です。
これは自分が今どんな感情を抱いているかとか、身体感覚と区別して認識することが難しいような傾向のことで、
例えば、今胸がドキドキしていると、これが不安なのか興奮なのか、自分ではわからないみたいなときに、この感情の識別困難という状態、状態というとややこしいな、側面ですね、アレキシサイミアの側面であるというふうに言えます。
2つ目が感情の言語化が難しい困難であるという側面で、自分の感情を他者に伝える、言葉で伝えるのが難しいような傾向のこと。
例えば、なんとなくモヤモヤするんだけども、それを人にどう言っていいかわからない、こういう人いますよね、子供とかで多いような気もしますが、子供だと発達的にまだ言えないということもあるかもしれませんが、アレキシサイミアは大人になっても、成長した後でも発達的に大人になってきた中でも、これが難しいというのがアレキシサイミアの一つの側面であるということです。
3つ目が、これちょっとまた思考が変わっているんですけど、外向的思考というところで、内省とか感情よりも外の出来事とか事実に関心が向きやすい、感情的な体験を重視しないような思考スタイルも、このアレキシサイミアの一側面であるというふうに言われています。
例えば悲しい、悲しかったんだけども雨だったし、事故も多い日だったから仕方ないみたいな、そういうような時に、この外向的思考という側面が立ち現れるのかなと思います。
今日の論文は、これらの3つの側面について精査を調べた論文になっています。
しかもメタ分析でリッチなデータセットになっていますので、一緒に見ていってもらえれば嬉しいんですが、メタ分析というのは研究の研究みたいな感じですね。
この研究に過去のたくさんの研究が含まれていると、具体的には120件の研究、合計サンプルサイズが88,721人ということで、
一つの研究で8万人の歴史史のデータを集めるのは難しいんですけど、過去の研究、特に2004年から2023年の研究ですね。
過去にも歴史史の精査についてメタ分析を行った研究があったんですけど、それをアップデートしたというふうな趣旨の論文になっています。
先ほど紹介した3つの側面について、男性女性のどちらが傾向が高いかということを調べた研究です。
それがなぜ起こっているのかみたいな考察まで、今日は見ていけたらと思っています。
まず一つ目の側面、感情識別困難という側面なんですけど、これは女性の方が高い傾向にあるというふうな結果になったそうです。
いろんな要因があるし、どれがということは断定することは難しいんですが、例えば発達的な要因があるであろうと。
思春期の女性というのはホルモンの変化とか社会的な期待によって情緒不安定になりやすい。
自己の感情に混乱しやすいので、こういった識別困難になりやすいのではないかということですね。
その社会的な期待ってどういうことかというと、女性って感情的であるとされるような風潮があると思うんですけど、
内静的になりすぎたりとか、感情を細かく感じ取りすぎる傾向があったりする。
これが感情識別困難な状況に影響を与えているのではないかということですね。
二つ目の表現が困難という方で言うと、これ面白いんですが、男性の方が高い傾向にあるというふうなことだそうです。
これも社会的な期待みたいなことに近いんですけど、伝統的な男性像みたいな規範みたいなものを考えみると、
感情を表現しないということが男性らしさとされるような文化的価値があるよねと。
日本とかまさにそうなんじゃないか、その顕著な例だと思うんですけど、
男は泣いてはならないとかね、みたいなのがそういう感情表現を抑制することに繋がっているがために、
この側面においては男性の方が高いんじゃないかということなどが考察されていたりします。
最後、外向的思考については、これも男性の方が高い。
しかもこれが一番精査が顕著というふうに書かれていて、男性の方が著しく高いそうです。
これもなぜかというところですが、先ほどの話と関連している部分もあると思うんですけど、
男性というのは内面よりも外部世界に注意を向ける傾向が強いと、そういう認知スタイルがそもそもある。
あとは具体的かつ論理的な思考を好むために、外の世界に目が向きやすい。
一方で女性は内製的な思考、認知スタイルを取る傾向があるために、
こういうアレキスタイミングの一側面においても精査が顕著に出るというのではないかということとかがあり得るのかなと思います。
あとはこれも社会的な役割の期待みたいなところで、先ほどからの話とだいぶ重複するんですけど、
男性というのは問題解決をする人であるとか、行動をする人であるという役割を担うことが多いと思う。
これは内製よりも外側のタスクに集中するように教育されたりとか、
教育されなくてもそういうふうに感じ取るという社会の枠組みがあるのかなというところで、
こういった精査が生じたのではないかという考察がなされていたりして、
どれも納得感があるかなというのは思います。
最近は男女共同参画、最近でもないですかね、特に裸に叫ばれるようになったのは最近かなとは思うんですけど、
それによってこういう精査がどんどん小さくなっていくのかなと。
精査が小さくなるというよりもアレキスタイミアの方が減っていく、傾向性がちょっとずつ減っていくのがいいのかなと思うんですけど、
精査を見るということはなかなか興味深い研究結果だったかなというふうにも思います。
いかがだったでしょうか。
今日はアレキスタイミアという感情の認識とか表現が困難になるという心理学の言葉を紹介させていただきました。
ぜひ、こう、普段使うことあまりないかな、だけどこう、もし興味を持ったら調べていただきたいですし、
周りの人とね、こういう言葉あるらしいよというふうにお話ししていただけると嬉しいです。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日もいい1日にしていきましょう。
じんぺいでした。心を込めて。
はい、というわけで雑談したいと思いますが、お気づきの方も多いかもしれませんが、
ちょっと番組のタイトルを変えたり、構成を変えたり、あまり変わってないんですけど、しました。
ちょっとこう、辞典じゃないですけど、新しい言葉に触れるってことは新しい世界に触れるってことだと思うので、
なんかこの言葉とかキーワードっていうことでやっていこうかなというふうに思ったということです。
話す内容はほとんど変わらないんですが、
見せ方をより、それ知りたかったんだよねっていう人に届くように話せたらと思っております。
歴史サイミュアっていう言葉、もしかしたら普段は使わないじゃないですか。
なのでそこから心理学の世界に入ってもらって、入ってみたら論文で研究されてるんだと。
今回は精査っていうね、割とわかりやすい話だったんですけど、
いろんなこの心理学の研究の世界の一端に触れてもらえるのではないかなと思って、こんな構成にしています。
どうでしょうかね、ちょっと反応を見たいと思いますけど、
心理学の言葉ベースで話せない研究とかもあるのかな、やってみないとわかんないですね。
はい、ただ個人的にはワクワクしていますし、結構こういうの好きなんですよ。
例えばAmazonでさっき調べてたんですけど、割と有名で僕もちょっと読んでたので言うと、
1日1ページ読むだけで身につく世界の教養365とかね、1日1ページ読んで1年通して何か読み終えることができて、
かつその世界について詳しくなったような気がする。
気がするだけじゃないと思うけど、詳しくなれるっていう本ですね。
とか、あとは今見ているページとかで言うと、盆栽御読み365日とかね、生き物祭辞期365日、365日のゆる養生とか、
台湾の福岡で福のある暮らし365日とか、こういった365日みたいなね、そういうの多かったり、
あと1日1つとか、1日1曲、365日のクラシックみたいな本もありましたね。
そういった本とかの感じをイメージしています。
いっぱいあるんですよ、心理学って。
僕個人的にはエキストラエミアって、声に出したくなる心理学ワードなんですよね。
なのでこのタイミングでやり始めたんですけど、シャーデンフロイデとかね、ハロー効果とかピグマリオン効果とか、
そのあたりやや再現性危ういので、再現性危ういからこそ自分のチャンネルで話す必要あるなとも思うんですけど、
マシュマロテストとかね。
自分の分野であんまりないんだよな。
フローとかか、流暢性理論とかかな。
意外といけるか。
曖昧性の解消とか、ちょっと怪しいな。
心理学ワード、まあでもそういうのもありだね。
ネガティブケイパビリティとかはそうか。
曖昧性耐性、意外とあるか。
そういう感じでいきたいなと思います。
美的感情、異形の念、ノスタルジア、混合感情とかかな。
ぜひ楽しみにしていてください。
もっともっといろんな人に伝えていきたいと思っています。
よろしくお願いします。