ハロー効果の紹介
おはようございます。心理学者のじんぺーです。心理学に触れる一日一語のお時間です。この番組では心理学の専門用語を毎日一つずつ解説しています。論文もあわせて紹介しています。
今日の一語は、ハロー効果という言葉になります。心理学の教科書にも載っているような有名な心理現象、心理効果なので、ぜひ覚えていただけると嬉しいなと思います。
お知らせを一つさせてください。今日も生配信をしたいと思っています。
ちょっと、4時か5時か迷ってたんですけど、間をとって4時半からにしようと思います。
16時半ですね。実は、今日からドイツではサマータイムが終わりまして、時差が8時間になりました。
ちょっといろいろ考えたんですけど、間をとっていこうかなと。
ドイツ時間は8時半からになる予定です。
息子のリズムが結構最近はあって、それに合わせてそういう微妙な時間になっておりますが、途中からでも大丈夫ですので、休みに来ていただけると嬉しいです。
研究の話はもちろんするんですが、言語化したい、もやもや考えていることをまだまとまっていない段階からお話をしたいなと思っていますので、
ふわふわっとした感じになるかもしれませんが、もしよかったら一緒に考えていただけると嬉しいです。
テーマが研究もあるんですけど、ちょっと離れていて、まさに家族のこととか仕事を両立するための方法というか、心の前というかを自分の自解とか決意とかも込めて言葉にしてみたいなと思っています。
ちょっと大きい感じで言うと、それこそこれからの時代じゃないですけど、令和とかね、自分みたいな世代の人たちがどういう風に仕事と家族、子供とかを一緒にやっていくかということは考えてもいいだろうなと思うし、
そういう同世代とか20代とかの人とかのそれこそロールモデルになりたいなという風に思っているので、ちょっとお付き合いいただければと思います。
まだわかんないですね、ちょっとそこまで言うとややハードルが上がるんですけど、本当にゼロから話したいと思っています。
今日の話に移り戻りたいと思います。
ハロー効果という心理現象なんですけども、これは人の一つの良い特徴、もしくは悪い特徴、良い特徴が他の特徴の評価にも影響してしまう心理的傾向のことを言います。
今日の論文は美しいという評価に関連するもので、自分のテーマとも近いのでこの論文、新しい論文なんですけど選んだんですが、
ハロー効果ってよく言われるのは、自分が教育大学だったからかもしれませんが、教育場面でよく使われる成績のいい学生とか生徒児童が真面目だと思うというね。
別にそこは関連がなくてもいいわけじゃないですか。
あってもいい気もするんですけど、成績がいいという人は真面目であるというのって別にそうでもない可能性もあるはずなのに、
ハロー効果というある一面を見て他の面も良いと思ってしまうということですね。
研究の概要
今回の研究、紹介する研究は美しいという評価、人の外見ですね、フィジカルな美しさ、顔とか体とかもそうかもしれませんが、
美しさがその人のプロソーシャリティなので高社会性、社会的にいい行いをするような人物であるということと関連するかという話をしたいなと思います。
高社会的行動をする、例えば人助けとかごみ拾いをするとかね、寄付をするとかそういったのがこれに当てはまるかなと思います。
やってることはすごくシンプルなんですけど、研究が10個ぐらいあって全部は紹介できませんが、面白いなと思うところだけ説明していきたいと思います。
一番最初の研究ではZoom上で自己紹介をするような場面を想定していると。
参加者は他の人と短い会話をするんですけど、相手が高社会的な行動をしているかそうでもないかという条件に分けられる。
相手が高社会的な行動をしているときの自己紹介で言うと、例えばボランティア活動をしています、休日はボランティアに参加していますとかね。
普通の条件だとそういう情報は加えないということをする。
その後に会話した相手の外見的美しさとか魅力を聞くという、結構シンプルですよね。
ボランティアしているかどうかという情報だけがあるかないかという差。
やったところ、高社会的な活動をしている人の方が外見の印象がより良かった、美しいと評価されたということです。
これが根底にある10個の研究があると言ったんですけど、ほとんどがこういう、総合してもそういう結果が得られたということです。
各研究間ではやっていることがちょっとずつ違っていて、例えば研究の2つ目で言うと、男女別々にやっていると。
そうしたら女性も男性も同じように効果があったということとか、ビューティフルだけじゃなくてグッドルッキングとかアピーリング、魅力的だみたいな他の言葉を使っても再現されたとか。
面白いのがこの研究の2のCというのがあるんですけど、写真がなくてもそういうことが起こるということですね。
顔写真を出さないである人の行動を想像してくださいと文章のみで提示された。
その人がさっきと同じ感じでボランティアしてますとか、そういうのはしてないというふうな条件に分けたときに、
写真とかがない状態でその人の外見的な美しさを評価してもらうときに、写真がないとしてもその美しさがやっぱりこう社会的な行動をしている人で高かったということです。
これも結構効果が強くて面白いなと思いますし、
他はですね、1回の親切な行動と性格的な親切な違いみたいなのも比べられてます。
いつも人のために行動をとっているか、一度だけ親切な行動をしましたというか、そういうのないかという3つの条件で分けたところ、
一度の親切な人も何も情報ない人よりは外見の評価が高かったんだけども、いつもやってるという人がもっと高くなったという研究とかね。
研究結果と考察
面白くないですか?
こういうふうにちょっとずつ新しいことを研究していくんだっていうね。
この10個の研究があってやっぱりね、一つ一つが緻密に新しいことを調べるんだっていうね、
そういう思想というか考えのパスが見える感じがするので、とても面白いなと思ったりします。
もうちょっといきますか、せっかくなので。
研究の5はですね、高社会的行動の話はずっとしてたんですけど、知性があるとかね、ユーモアがあるっていう、
これらもタイプは違うんだけども、どれもポジティブな人の特性、性格を表してるじゃないですか。
これらを比べたときに、高社会的条件、ずっと言っているボランティアしてますみたいな社会に行動してますという人が一番、
その美しさの評価を高くさせたっていうこと。これも面白いですね。
ユーモアとかも上がりそうなもんですけど、高社会的評価が高いと。
あとは外見に欠点がある。歯並びを悪くさせた写真とか、傷を作った写真とかであっても、
同じように効果が見られたとかね。はい、いっぱい言いましたが、
そういう研究でどれも一貫性があるというか、
高社会的な行動をとっている人が、外見的な美しさを高く評価されるということなので、
これハロー効果、まさにハロー効果ですね。
同じなんですよ。見ている画像とかは一緒なんだけども、
その高社会的行動というだけの条件が違うだけで、美しさの評価が変わるというのは、
一つ面白い研究だなと思いますし、
普通に美しさの評価を高くさせるというのは、
美しく見られたいからね、社会に良い行動をとろうと思わなくてもいいんですけど、
プラスな部位にはいいじゃないですか。
良かったら覚えていて、
ハロー効果という言葉はぜひ覚えていただきたいですね。
これは心理学の学部生とかも習うような重要キーワードかなと思いますので、
ぜひどうぞお願いいたします。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日もいい1日にしていきましょう。
神平でした。心を込めて。