まずは徳島県立中央病院の臨床研修について伺っていきたいと思います。
研修医を支える体制としてお父さんお母さん体制があると伺いました。これはどのような仕組みなのでしょうか。
お父さんはですね、僕ですね、尾谷がしていまして、
女性の放射線科の滝先生ですね、女性の医師なんですけども、
本来最初はお姉さんと自身ではおっしゃってたんですけども、最近はもうお母さんでいいよということで、
男女ですね、男女の委員長副委員長ということで、お母さんとお父さんが見守るというような体制をしています。
家族のような、いわゆるお父さんとお母さんと子どもたちという温かい家庭のような形で体制を組んでいるということですね。
はい、素敵ですね。
素敵ですよね。
実際に尾谷先生がお父さんとして研修医の方とはどういう接し方というか、どんな話されたりするんですか。
そうですね、僕自身はですね、ちょっと細々したことはなるべく言わないようにしていてですね、
お母さんがですね、それぞれ研修医がしなくてはいけないですね、ノルマですね、ノルマがあって、
それぞれ勉強したことを提出する考察って呼んでるんですけども、考察の提出のノルマとか、いろんなですね、
研修医がしなくてはいけないことをお尻を叩いてというかですね、期限を決めて2年間できっちりやり終えるようにフォローアップというか、
指導をしてくれているしっかりしたお母さんと、
何かあった時には他のタブ書と交渉したりとかですね、
上級医にも連絡したりとかいうようなですね、任務を担うお父さん、そのお父さん、お母さんという体制で、
いわゆる研修医の先生方のですね、体力とかですね、精神とかあたりのケアをしていく体制を狙っています。
お母さんが非常に重要で、お母さんはすごく、もちろん指導もしますけども、すごくうまく褒めるですね、
いいところを見つけて褒めていくっていうこともしっかりしてくれるお母さんで、非常に子どもたちが成長するのに重要な役割を担ってくれています。
分かりました。ありがとうございます。他にもメンバーの方とかいるんですか、研修医を支える体制、メンバー。
はい、いわゆる医療事務補助というですね、ドクターアシスタントなんですけども、
ドクターアシスタントで2名の方をですね、いわゆる教育の線上に当てていただいていて、
研修医の先生方の机の近くにですね、そういったDAさんがですね、おられるスペースを作っていただいていて、
普段の研修医さんから聞こえてくるですね、研修医が言ってくるような希望とか悩み事とかいうのは、
実際そのDAさんが最初の窓口となることが多くなっています。
ただ、それ以外にですね、いわゆるメンター制度といって、これは多分いろんな企業でもあるんですけども、
年の近いですね、上級医の先生からですね、その先生方に悩み事はないですかとか、
いわゆる指導ですね、細かい指導とかですね、していただけるようなメンター制度というのもやっぱりやっているんです。
メンターの先生方にはですね、いわゆる年に3回ぐらいですね、食事会ですね。
食事会を開いて、そこでメンターの先生方と研修医が打ち解けて話ができたりとか相談ができたりするような機会を設けています。
そうですね、何と言いますかね、医療を支えていくのにあたって一緒に活動できるようなですね、体制を築いていっています。
話外れちゃうかもしれないですけど、今まで研修医の相談とか悩み事聞いてきて、どんな相談が来るんですかね、具体的に。
そうですね、いろいろ言いますけどね、いわゆる完璧主義の先生がおったりするとですね、
やっぱりこの実際研修医の先生同士でですね、いわゆる勉強会というか発表があったりとかするんですけど、
そういったところですね、いわゆる発表するにあたってすごく完璧を求めすぎてですね、
発表が実は僕したくないんですみたいな相談があったりとかもするんですけど、
そこはですね、そんなに気をはなくても、誰も君にそんなにすごいことを教えてくれとは思っていないし、
自分自身で感じた課題を発表するだけでもいいですしっていう形で話したりすることがあったりですね、
あとは個人的なですね、いわゆるライフイベントですね、ライフイベントとかの相談があったりとかいうことはよくあります。
恋愛相談とか受けたりするんですか?
それはもう多分ですね、DAさんが引き受けているところが多くて、
お母さんもちょっとしにくくて、お姉さんとか、
兄弟の方が話しやすいと思うんですよね。
多分DAさんですね、DAさんもですね、若手のDAさんとですね、実は僕らよりも上のベテランのDAさんもずっと教育を担当してくれるDAさんがおいてですね、
こういったら怒られますけど、実家のおばあちゃんにちょっと話すような感覚で相談できるというか、
幅広く相談できる相手がいるというところで、うまく機能していると思います。
年齢の近いDAさんとかも?
そうですね、お姉さんですね、お姉さんぐらいですかね。
分かりました。ありがとうございます。
研修院の皆さんを病院全体でというかチーム全体で支えていく空気があるということがよく伝わってきました。ありがとうございます。
では次になんですけども、中央病院の研修カリキュラムについて伺っていきたいと思います。
基礎力を重視したプログラムになっているというふうに事前に伺ったんですけど、
どんな考え方というか、実際どういうふうに組まれているんでしょうか、制度として。
まず、うちの研修のプログラム自体の名称が基礎を固めるというようなプログラムの名称になっていまして、
最初の1年間で基礎固めというか内科を重視している形になります。
内科が厚労省の必須では6ヶ月なところを7ヶ月回ってもらう。
あと外科とかそのあたりの1ヶ月は厚労省通り、厚労省は1ヶ月だったら2ヶ月増やしていったりもするんですけども、
あと地域ですね、地域医療ということで地域に出るのも1ヶ月でいいところを2ヶ月出ていただいたりして、
いわゆるこの基礎ですね、医者としての基礎をまず固めてから2年目に入ると。
2年目に入れば自由に選択の科目を選べますので、そういった形でしっかり基礎を固めてから2年目につなげていただくというのを目標にして指導しています。
ただ2年目のいわゆる専門の先生方には実は不評というか不満がありまして、早く自分のところに回ってきてほしいという。
そうですね、各科の先生ですね、内科系でない先生ですね、内科系でない先生方からすれば早く自分のところを回ってきて教えてあげて、
ぜひうちのほかに入ってもらいたいという希望があってですね、これはもうずっと早くから回れるのかというのは議員会には要望がきます。
しかしですけども、そこをやっぱりちょっとね、我慢していただいて、やっぱりちょっとこうですね、しっかり基礎を固めていくのが、いわゆる研修の先生にとってはメリットがあるのかなと思っていて、
しっかり基礎を固めてもらってということを重視して、軽くにも努めています。
先生、専門の先生方からすると取り合いなんですね。
そうですね。
結構そういう人材の奪い合いが起きてるんです。
そうですね、熱く勧誘されるんですね。だから早めに来てもらって、1年目の最初から回ってほしいっていうのが多分。
専門的な知識をその時点で1年目からしっかり叩き込みたい。
そうですね、というか、やっぱり早く関与したいっていうのがあるんだと思うんですよね。
いいところを見せて、自分のおかげでぜひ進んでもらいたいっていうね、強い熱望に近いですけどね。ありますね。
内科っていうのは、やっぱり診療の上での基礎っていうものになるんですか。
そうですね。
先生の中では基礎なんですね。
もちろんマイナー科と呼ばれるような科に進まれる先生も、やはりしっかりとした基礎があることで、マイナー科に進んだ時にすごく診療に役立つと思うんです。
うちの病院ですね、いわゆるハイパー、研修医から言うとハイパーな病院、ハイポーな病院っていうのがあって、いわゆるハイパーな仕事もいろいろあって、
例えば救急科、救急をしたいとか、あるいは脳神経科に進みたいとか、慢健科に進みたいとか、心臓血管科とか、いわゆるハードな仕事といわれる仕事を目指す先生がもちろんたくさん入ってこられるんですけども、
そうではなくて、いわゆるもともとマイナー科と呼ばれるような科に進みたいという先生方も入ってこられるんです。そういった先生方は基礎固めをできるであろうということで、うちの病院を選んでいる可能性が高いと思っていて、
だからそういった先生方についても、やっぱりそのないかけをしっかり1年目にしていただくっていうのが、実際そのニーズにもあっているのかなと思っています。
ハイパーな病院っていうのは、救急の医療だったりと。
そうですね、研修院の中で出てきたことだと思うんですけども、
ご卒もあることではなくて。
一般的な定義があるわけではないんですけども、研修院の中であそこの病院は忙しい、ハイパー。あそこの病院はそれほど忙しくなくて、ハイポって呼ばれているみたいで、その中ではうちはハイパーな病院っていう括りには入ってくると思うんです。
その中でどうしていくかっていったところに、一応きっちり基礎固めをしつつ、ハードなところの研修もできるっていうのを売りにしたいかなと思っていて。
具体的にそのハイパーの部分ってなると、どういったところが県医?
ちょっと今ね、整備士さんの問題でヘリコプターが飛ばなくなっているんですけども、ドクターヘリにも実は2年目からはオンザジョブっていう形で、実際に研修院の先生も乗れて研修できるようになっている。
あるいは整形がもですね、すごくたくさんの外傷がきますし、小児科も多分その県下で一番急急で急症に救急をしていて、入院患者さんも全科の中でもトップの数を見る、症例数が非常にたくさんあるっていった形で。
非常に症例数に恵まれて、いろんな症例を見る病院だと思っていて、だからその中でいわゆる業務の面というかですね、ところではいろんな仕事ができるということでハイパー。
ただいわゆるブラックとかいうではなくて、仕事がたくさんできるハイパーっていう意味でハイパーかなと思っています。
やっぱりそういう小児急急だったりとか、あとはドクターヘリに乗れるとか、そういうところが中央病院としての研修制度の強みでもあるという感じなんですかね。
分かりました。ありがとうございます。基礎をしっかりと固められて、実践の場も豊富にあるっていうのはすごいかなり魅力的なんかなって思いますね。
司会 ありがとうございます。それとですね、徳島県立中央病院の教育体制についてどんな魅力があるのか、そしてこれからどんな環境を目指していくのかっていう部分についても伺っていきたいなと思います。
司会 教育体制としてはですね、さっきも言いましたけども、いわゆる都会の病院ですね。都会の病院のいわゆる研修院に人気のあるような病院と比べてですね、いわゆるハード面ですね。
ハード面で言うと、実際いろいろ違いがあるんですけども、ソフト面ですね。ソフト面では負けていないと思っていますというのは、もちろん研修院の指導体制ですね。指導してくれる先生方ですね。
指導してくれる先生方についてはもう全然遜色なくて、かえってアドバンテージがあるような感じもあってですね、救急の先生方とか、各課の先生方ですね。皆さん熱いハートでですね、病院の標語にもあるんですけども、ウォームハートでクールヘッド。
しっかりとですね、研修院の先生を見てですね、育ててくれてるっていうような環境ができていると思っていて。いわゆる研修病院の評価機構っていうのがありまして、JSEPって呼んでるんですけども、そういったところの審査もですね、すごく当初、その審査機構ができた当初からうちの方は申請をして、その審査を受けています。
4年ごとに審査を受けるんですけども、これもですね、非常に評価を常にいただいていて、うちでしている独自の評価とかですね、研修についても来ていただいた先生にも、そうですか、すごいですねって言ってもらえるようなソフトを続けてやっていっております。
もともとですね、そういった伝統的な研修院を育てるような文化っていうのは、僕の前任の竹田先生という先生がおられたんですけども、今ももちろん非常勤で来られている先生なんですけども、がすごく土台から作り上げたすごくいい伝統があって、
それをですね、僕は引き継いで守って、時代に合わせてまた進めていくというのが僕の、いわゆる与えられた使命かと思っていて、したがって、いわゆる外の病院、他の病院と比べても自慢ができるようなですね、自信がある研修指導体制を築けているのかなと思っています。
なるほど、いい伝統を守りながらというか、前任の先生が教えてくださったものをさらにブラッシュアップ。
そうですね、すごく熱心に研修院のことをされていて、すごく尊敬できる先生です。その先生の教えのもとにですね、僕たちは指導を受けて、それを引き継いで研修の委員会をしているような状況ですね。
これからこうしていきたいみたいなのってあったりするんですか、当然その伝統を守りながらっていう部分はあるとは思うんですけどね。
そうですね、前回も言ったんですけども、世界で通用するですね、もしくは徳島県の医療ですね、全国レベル、それ以上を目指してですね、世界に通用するようなレベルという目標を持ってですね、進めていけたらと思っていて、
いわゆるそれを進めていけるような動機づけみたいな形で指導がいけばいいかなと思っています。
あといろんなライフイベントもあってですね、そういったことも働き方改革もそうですし、今実際ですね、結婚ですね。先生方、昔と違って若いうちに結婚する方が多くて、研修院の間でも結婚して出産する先生方もたくさんいます。
出産しているのもですね、数年前に言われたんですけども、女性の先生で出産しました。研修中に出産したんだけども、ご自身の努力もあってですね、2年間できっちり研修を終えられた先生も出産できています。
男性の先生もですね、今いろんなところで育休の話が出ていますけども、うちの方でも研修院の先生ですね、男性の育休ですね。もちろん女教員でもいますし、研修院の先生も男性の育休を取る先生が増えてきています。これもちゃんとサポートができるような体制になっていますし。
そうですね。そこはもう本当にサポート体制がしっかりしているからということですよね。
そうですね。徳島に残っていただいたら、ライフイベントについてもきっちりバックアップできるし。
あとですね、徳島県がですね、非常に初期臨床でバックアップをしてくれていて、以前はですね、他府県からの出身者だけだったんですけども、今は徳島出身者だってもですね、今回初期臨床ですね、徳島県で受けていただくことができると補助が、大きな額の補助が出るようになっています。
さらに初期臨床を超えてですね、専攻医で徳島で専攻医してくれる方にも出してくれています。
県知事さんもですね、実はそのもともとはですね、徳島の山川のところで赤ひげさんをおじいさんがされていたということで、非常に県省にバックアップをしてくれる体制がですね、県でも整っているのかなと思っております。