第50回 三好病院救急科で身につく実践力。チームで支える県西部の救急医療
2026-09-09 22:17

第50回 三好病院救急科で身につく実践力。チームで支える県西部の救急医療

今回も、徳島県立三好病院 救急科の佐藤功志先生をゲストにお迎えします。三好病院救急科の職場環境やチーム医療、県西部の救急医療を支える役割についてお話を伺います。チーム制への移行による働きやすさ、高齢者救急の難しさ、若手医師が成長できる教育体制、中央病院との連携など、地域の救急医療を支える現場と、三好病院で働く魅力をお届けします。


▼出演

MC 大野 航佑 (徳島県病院局)

MC 井内 脩介(徳島県病院局)

ゲスト 佐藤 功志 (徳島県立三好病院 救急科 医師)


▼トピック一覧

・人数が増えて変わった救急科の雰囲気

・診療科を越えて相談しやすい病院文化

・県西部唯一の救命救急センターとしての役割

・高齢者救急で求められる医療と支援

・若手医師・研修医が成長できる教育環境

・徳島県立中央病院とのカルテ連携とバックアップ体制


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サマリー

徳島県立三好病院救急科の佐藤功志先生をゲストに迎え、同科の職場環境やチーム医療、県西部の救急医療を支える役割について語る。チーム制導入による働きやすさの変化、高齢者救急の難しさ、若手医師が成長できる教育体制、中央病院との連携など、地域の救急医療を支える現場の魅力と、三好病院で働くことのやりがいが語られた。

三好病院救急科の職場環境の変化
頼む!来てくれ!!徳島の医師爆増予定ラジオ。
こんにちは、頼む!来てくれ!!徳島の医師爆増予定ラジオパーソナリティーの 徳島県病院局、大野光介です。
同じくパーソナリティーの徳島県病院局、りうち修介です。
この番組では、徳島で働く医師や看護師のリアルな声を通じて、 徳島という土地の魅力と、そこで医療に携わることのやりがいを掘り下げていきます。
都市部のように行き着く間もない忙しさとは違い、 仕事とプライベートのバランスを大切にしながら、
自分のペースで成長できる環境が整っているのも、徳島の大きな魅力です。
地域に根差した医療の現場で感じる手応えや、働く人たちの思いに触れることで、
自分もこんな場所で医療をしてみたい、と感じてもらえるきっかけをお届けしていきます。
遊びも仕事もどちらも諦めたくない、そんなあなたにこそぜひお聞きいただきたい番組です。
それでは本日のゲストをご紹介します。
徳島県立三好病院救急課の佐藤浩二先生です。本日はよろしくお願いします。
佐藤です。よろしくお願いします。
お願いします。
今回も三好病院の救急課で働く佐藤先生にお越しいただきました。
三好病院の救急課がどのような職場なのか、チーム性の移行や職種を超えたコミュニケーション、
県西部の救急医療を担う中で感じるやりがいや難しさ、
そして若手医師や研修医が成長できる環境について伺っていきます。
それでは本編スタートです。
まずは三好病院の職場環境について伺っていきます。
救急課は佐藤先生が来られた当初と比べて雰囲気が大きく変わったと伺ってますが、最初に来られた時はどのような印象だったんでしょうか。
最初に来た時は一番大きく変わったのはやっぱり人数が増えたことが大きくて、
僕の一個上に秋元先生っていうね、前に勤められてた先生がいらっしゃって、
そこに3年目に今IAの所長されてる岡本先生というか2人体制で救急課を回してて、
どうしてもその2人も僕の前1年間一緒に働いてたみたいですけど、やっぱり初めましてで一緒に仕事してて、
やっぱそのちょっとチグハグな雰囲気を感じていた。
多分お互いに気を使いながらっていう感じで勤めてらっしゃったと思うんですけど、
僕が3人目として入ったところでやっぱその3人いるっていうところでやっぱり仕事の余裕もできて、
やれることも増えてきたっていうところです。やれるとこがどんどん増えてきてっていうところで、
ちょっと救急課としても明るくなったんかなってこういう時には暗かったとは言いませんけど。
結構佐藤先生一番下で入られて結構気を使われたんじゃないですか最初。
僕の代としては秋元先生と岡本先生の間なんですよ。
岡本先生ともその研修医岡本君が働いている時に顔合わせしたこともあったし、
秋元先生とはもちろん働いたことあったんで、そこに間に入ったっていう感じですかね。
あれですか、中間管理職的な立ち位置というか、上の話を聞いたり下の話を聞いたり。
言うて一個上と。
年も割と。
秋元先生一個上なんで。そんな別に話しやすいし。僕は両方には勢いを使わないんで。
いい意味で勢いを使わなくていけたので。
人が増えるとまたちょっと気持ちも余裕ができますし仕事も少し余裕ができますよね。
プラス僕が1月から三好病院に来て、7月まで3人体制だったんですけど、7月から中野先生っていう、
今中央病院と大学行き来してるような先生が、秋元先生の一個上の先生が来て、4人になったんですよ。
4人になって救急外来に人が盛り出した。今だって救急は一人で回してるんですよね。病棟と救急で。救急一人病棟で一人って形で。
2人で回せるところが4人になっちゃったんですよね。さすがにいらんとそんなに。
というところで土日含めたシフト制にして、1日2人。土曜日は少なくとも一人置けるようにしようみたいな形で勤務の調整をしたっていう。
チーム設置はチーム制なんですけど、そういったところで勤務体制に工夫して人が余らないようにしたっていうところがチーム制の始まりですね。
そうなんですね。
チーム制にしてよかったのは、やっぱり衆人制だとどうしても岡本先生とかは立地医科大学出身で、医院にも行かないといけないし、中央病院の方に救急勉強しに行ったりとかあるし、
週によっては週3日しかおらへん時もあったりして、その中で衆人制を維持するのは非常に難しい。
重症の人、その人に衆人として持てるかって言ったら非常に難しくて、やっぱ岡本先生は責任感ある先生なんで時間外に患者さん見に来てっていうところで時間外にも増えるし、あんま良くないよねっていう患者さんにも
とっても先生にとっても良くないよねっていうところで、チーム制で一つ救急課っていうチームで患者さんの病棟管理をしようっていうところで、メインのACPとかそこに関しては主治医は一応置きつつもチーム制でチームで病棟を見ていくっていう風な方針に変えたっていう形ですね。
この患者さんのチーム制の時の情報の共有とかっていうのはどういう風にされるんですか?
情報共有は毎朝救急課の緩和をしてて、そこで情報共有をしてるっていう形ですね。
主治医生の時は本当にその患者さんのことはその先生しか知らないイメージ。
知らない。
そうなんですね。
っていう形でしたね。
そうしたらやっぱりそうですよね。週3日しかおられんのに先生についてる患者さんがいっぱいおったら、当然見切れないですよね。
もちろん新人の岡本先生が担当してるんで、指導っていう立場でバックアップに入ったりとかはしてたんですけど、
岡本先生あとやっといてねみたいな、こういう方がいいと思うからって言ってやっとてねみたいな感じになっちゃうんでどうしても新人生やとね。
そうですね。そうしたらストレスもだいぶ多分減ってすごいコミュニケーションが取りやすい職場にも変わった。
そうですね。だいぶ変わりましたね。
分かりました。どうでしょう佐藤先生から見て、病棟の救急カーとかの雰囲気はどうですか。いいですか皆さん。
そうですね。救急カー、そうですね。だいぶ明るい後輩たちが入ってきてくれたんで。
確かに。
今もだいぶ雰囲気は明るいですけど。そもそも三吉病院自体が結構地域枠で派遣されてきた先生だったりとか。若手の先生が結構多くて。
コンサルテーション。救急カー一番ストレスになるのが、肺炎やと呼吸機ないから相談します。心不全、心臓が悪い、循環器の先生に相談します。
やっぱりハードル高いんですよね。そこで入院お願いしますっていうコンサルっていうところが非常にどこの病院でもストレスフルになるところだと思うんです。
そういったストレスは三吉病院なくて、若手だし。上野先生含めてすごい穏やかな先生が多くてですね。上野先生でも相談しやすいってところはすごい良い病院ですね。
なんなら院長にも困ったことあったらすぐにこう、院長先生、ちょっとなんかおかしいですよ。相談しに行けるような病院なんで、すごい良い病院ですね。
確かに院長先生、前々回お話いただきましたけど、すごいお話ししやすいですね。その院長の雰囲気とかあと三吉病院の先生の雰囲気が三吉病院全体の優しいというか雰囲気を作り上げてるんですね。
すごいやりやすいですね、救急カーとしては。
ありがとうございます。病院内での雰囲気作りだったり、救急カーの話でいくと主治医生からチーム生へ変わってきたことで相談しやすく働きやすい環境になったということが改めてわかりました。
県西部救急医療における三好病院の役割と高齢者救急の課題
では続いてですね、また三吉病院の救急医療について伺っていこうと思います。三吉病院は県西部の救急医療を支える病院だと思いますが、現場で働いていて三吉病院ならではだなって思うことを改めて教えていただけたりします。難しさだったりとかそういった部分の。
やっぱり県西部の広い県西部の中で救急救命センター1個しかないんですよ。三吉病院1個しかなくて近くには半田病院だったりとかちょっと遠いですけどね半田病院だったりとか私立美濃病院公立の病院あるんですけど
半田病院とか大学時代にバイト行ったりとかあったんですけどやっぱその夜にね検査技師さんおらへんし薬剤さんおらへん放射線技師さんおらへん看護師さんはおる医師は当直一応おる医師と看護師しかおらへんっていうところでやっぱそのなんか採血するにも検査技師さん呼ばなあかんし
レントゲンCTMRI取るにしてもやっぱ呼び出しなんですよオンコールでやっぱその時間的なロスもあるしやっぱちょっとハードル高いそういった病院ばっかだと思うんですよね三吉病院以外って
ってなると三吉病院以外の病院って結構救急を取るハードルが非常に高いやっぱ他の電話で誰かを呼ばなあかんだったりとかそもそも当直してる先生が上級の先生じゃないとかバイトできてる先生だとかっていうところがあって
救急を取れないとは言いません取ってくれてる頑張ってくれてる病院なんですけどやっぱそのハードルがある病院が多くてやっぱどうしても軽症だったりとかもちろん重症もそうなんですけど軽症だからじゃあ他が取れるかって言ったらこういうわけではなくてほとんどの症例がうちの方に運ばれてくるっていう特徴はあります
委員長もおっしゃられてましたもんね基本的には断らないっていう断ることが少ないっていう断る率は低いと思いますけどそれだけいろんな方を受け入れているということでさっきもお話しやりましたけど高齢者の搬送件数とかも多いと思うんですけどそこら辺で大変なこととかあったりするんですか
やっぱそうですね難しい高齢者救急今問題になってますけど高齢者って弱々しいし重症化するし直ったと思ったら足腰弱って立たれへん家帰られへん
本当にリハビリが定員が必要ってなってくるとやっぱ普通の病気だったとしても入院長くなって足腰弱ってまたどっか入院がさらに長引くみたいなことが当たり前で家から来た家帰れへんっていう家帰りたいけど帰られへんっていうちょっと悲しいことにもなってしまうんで
どうしてもそういう人が多いってとこはどうにかならんかなと思うんですけどどうにもならんのですけど
そうですねなかなか難しい どうにもならんのですけどどうにかしたいなって
そうですね そういった難しさはありますねやっぱそういう人が大半なんでやっぱでもそこでしっかり見てあげて
その残りの人生どんぐらいあるかわからんすけどそこの残りの人生何年あるかわからんけどそこまで含めてちょっとデザインというか提案こういうふうにしませんかって提案できるってところが大事かなと思うんですけどね
なるほどいろんな受け入れの患者さんがあるっていうことで症例とかも結構幅広い症例を見れたりするんですかね
幅広い症例は撮り続ける限り幅広い症例は見れるんでいいですね
難しいところも当然あるとは思うんですけど自分の成功専門じゃなかったりとかっていうのはあると思うんですけどやっぱりやりがいの一つのやりがいだったりするんですか
そうですね基本的に一回応受する一回受け入れるっていうところを努力していてそれでちょっと難しいってなった時にやっぱりその中央病院だったりとかの先生にすぐ相談できる環境にはあるかなと思ってて
三好病院って陸の孤島山の孤島というかそういった病院ではなくて決して中央病院とカルテ連携がされてて画像だったりカルテに飛んだ情報全部中央病院に見れるんですよ
なんで川下先生だったりとかそういった中央病院の救急科の先生下の子たちもいっぱい入ってきてるんですけどそこの先生にカルテを通して見てもらえるで専門家の先生にコンサルトしてもらえるっていう
もしも必要だったら毒ヘリで搬送してもらえるっていうバックアップ体制は結構あってなんでちょっともう手に負えへんっていう症例を抱える必要がない
中央病院が受けてくれるんでそういう時は相談に乗ってくれるんでそこはやりやすいんじゃないかなと思います一回応受した件困ったっていう風になるんじゃなくて応受してこれで困ったってなった時に中央病院の手を借りれるっていう環境はあるかなって思いますね
中央病院さんとかとの連携とかもあるのはすごいやりやすい三好病院ならではの
そうです原律三病院のならではかなと思いますね
若手医師・研修医の成長環境と教育体制
ありがとうございますでは次にですね成長環境だった教育体制について伺っていきたいなと思うんですけども三好病院の救急課では研修員の人数が多すぎないため先生方も指導に時間をかけやすいっていう風にちょっと事前に伺わせていただいたんですけど
若手医師や研修員にとってどのような学びの環境があるのか教えてもらってもいいですか
まあ一つ聞いて思うのは高齢者医療の難しさっていうところは多分感じるところかなと思います
主義を経験できるは経験できると思うんですけどすごい多いかって言われるとやっぱその搬送件数が少ないんで
一つ一つ症例は割り振ってあげられるんですけどそれでなんかすごい件数が多いかって言われるとちょっとそこはわからないけど一人あたりの割いてあげられる時間は多いんかなと思います
ちょっと時間的な余裕っていうのがあるためこうしっかりと大事なところを伝えてあげれるっていうところは
そうですね
研修については
そうですねもっとこうしたらよくなるのにっていう具体案は特にないんですけど
どうしてもこの救急車って波があって田植えの時期とか減るんですよ
ああそうなんですか 救急搬送です
田植えの時期は減るんですか
減るんですよね田植えで忙しいから減るんですよって
結構一人暇がないって話ですか
逆に田植えしてるから腰が悪くなってとか
そんなのありそうなイメージあるんですけどね
病気の特徴として冬は心筋梗塞だったりとか脳卒中っていう血管系の病気っていうのは冬増えるんですよね
けどやっぱその暮らしやすい気候の時春秋ってまずみんな病気にならないんですよね
なんで救急搬送件数減るし
やっぱ今7月で集まってきた時期でちょっと熱中症とか調子苦しいとか増え始めるみたいな
やっぱ結構波があって山のとこで救急車回っていただくとね色々経験はできるんですけど
本当にびっくりしたのが今年初めてゼロって時があって
そうなんですか一人も混んでいると
いいことなんですよ確かに4月の温かいすごい過ごしやすい日だったんですけど
こんな日に病気になるかやってくらいのこういう時はあったんですけど
今の時期は結構熱中症とか含め救急車も起用は起用なんですけど
時期によってはないんで
季節も季節であるんですか季節はあるんですか
結構ありますよ
まあそっか本当にそう言われると熱中症とか冬はやっぱり心筋梗塞とかって多いのかなって
そう言われると納得しちゃう部分もありますね
わかりましたありがとうございます
あと佐藤先生が指導する立場として大切にされてることとかってあったりするんですか
佐藤 いやちょっと指導に関しては僕
あまりあるんですか
ちょっと力不足かなって悔しいです
そんなことは全然ないと思うんですけど
そうですねやっぱり救急車としての基本の重症化から
今重症度評価して安定化させるっていうところは基本としてちょっとそこを学んでもらう
やっぱり救急の基本的なお作法重症化から安定化に持っていくっていうところで診断をつけるというところは
あと情報の取り方ですね
いかに患者さんに丁寧に接して情報をいろんなところから集めて次につなげるっていうところは
学べる場所なんじゃないかなとは思いますけどね
分かりましたありがとうございます
まずは本当に基本基礎となる救急車として基礎となる部分はしっかりと大切に教えられているということで
分かりましたありがとうございます
本当に三好病院の救急車では先ほどもいろいろお話ありましたけど
若手医師とか研修医が実際に経験を積みながら学べる環境があるということがよく分かりました
ありがとうございます
三好病院救急科へのメッセージと今後の展望
佐藤先生本日はありがとうございました
佐藤 ありがとうございました
今回は三好病院救急科の職場の環境だったりとか
県西部の救急医療を担う中でのやりがい
そして若手医師や研修医が成長できる環境について伺いました
チームで支え合う雰囲気だったりとか幅広い症例に触れられる環境があるっていうのが
三好病院救急科の大きな魅力だと感じました
最後に三好病院の救急科に関心のある医学生や若手医師の皆さんに向けて
一言コメントをいただいてもよろしいですか
三好病院は風通しも非常に良くて働きやすい環境かなと思います
高齢化率最前線と走ってるような病院なんで
日本の未来かなと思っていて
ここでそういったコミュニケーション含め
救急科の少量の高齢者救急ってところですね
経験したら必ずどこかで将来役に立つところなんかなと思うんで
ぜひ興味のある方は来ていただけたらと思います
そうですね 高齢化が進む日本の未来を見据えて
三好病院でぜひ学びに来ていただいたり
気に入っていただいたらそのまま定住して
三好病院でずっと働き続けてほしいなと思います
ありがとうございました
次回も佐藤先生にお越しいただきます
次回は8月から運用が始まるドクター科の取り組みだったりとか
救急隊との連携そして三好病院救急科のこれからの展望について
伺っていきたいと思います
最後にお知らせです
徳島県では医師看護師など医療従事者がまだまだ足りていません
移住して常勤で働くのはもちろん
週1日の非常勤や短期の応援といった
関わり方でも大歓迎です
少し興味がある
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