三好病院は三好市池田町にある旧正規病院で、24時間体制で救急医療を担う地域救命救急センターや、災害時に地域医療を支える災害拠点病院としても重要な役割を担っています。
今回は三好病院が地域の中でどのような役割を担っているのか、そして藤永院長がどんな思いで病院づくりを進めているのか、というところを伺っていきたいと思います。
それでは本編スタートです。
それではまずは三好病院が地域の中で担っている役割について伺っていきたいと思います。三好病院は四国のへそとも言える場所で、地域の安心を守る病院だと思いますが、藤永先生は三好病院を地域にとってどのような存在にしていきたいと考えておられますでしょうか。
藤永は三好池田町に開設されてちょうど今年度70年、70周年という記念すべき年となっております。この地は先ほども言われたように四国のへそと呼ばれて四国中央部に位置します。
これは前回もお話ししたように小笠原さんという方が徳島県で初めて鎌倉時代に信濃から来られましたが、その時にここの大西池田町というのを開設し四国の全域を見渡すことができる。この地に開いたと聞いております。
つまり藤永は西部圏域のみならず四国全土を見渡すぐらいの病院になっていくべき存在と思っておりますし、きっとなっていくと思っています。特に藤永はやはりまずは急性期、病院としてしっかりとした急性疾患、特に重症疾患としての心脳血管疾患や下火性経営が、さらには高齢者救急と言われている肺炎や心不全等すべての医療をする必要があると思っております。
また藤永は救命救急センターとして指定されており、断らない救急としての役目を果たすべきであり、地域枠医師の救急を中心にして全職員で医療を対応しております。
この県西部の医療を支えている中心となっている三好病院だと思うんですけど、地域医療を支えるという意味ではドクターカーの運用もまた始まるというふうに聞いているんですけど、これについてもちょっとお話を伺ってもいいですか。
はい、ドクターカーはもともとはこの4月からドクターヘリが運行が十分できない事態で知事からも要請があって、ドクターカーでそれをまかなえないかということでした。
特にやはり現場の医療活動を行っている救急救命士と一緒に医師、看護師が派遣されることで、より早期から治療を行うことによる救命率の向上があります。
特に小病者が多いような多発外傷等がありますと、その時にやはり医師がいることで早期に治療する人から順に搬送する等の非常に大切な行動ができることと思っておりますので、そういうところを期待しております。
実際に現場に専門的な知識を持っている方を派遣して、その場で治療ができればその場で治療して、少しでも助かるというか治療が早くできるようにというのが運用されるということになるんですかね。
そうです。特に当院からはさらに西側に行くと西や東や山代という地域がありまして、ここからでもさらに1時間というところにはやはり早く到達して早く対応することによって、急性心筋梗塞や脳梗塞等の重症疾患の診断、さらには早期治療をやることでかなり救命率が上がります。
気の回復もよくなるし、将来的には四国中央志願の三豊等も、そういう四国の自然域ができるような時代が来れば、よりもっと当院の強さができると思っていますので、そういうところができればいいかなとは思っております。
そうですよね。実際に山道を入って行って、あまり家も建てないようなところに住んでいる方も多いので、救急車が行って搬送してくる往復分がかかっていたのを、実際にドクターカーで現地に行く、片道分だけでそこで治療ができるという、時間が半分になる、2分の1になる、そんな単純なものではないかもしれないですけど、少しでも短くできるというのはすごい重要なことになるのかなというのをちょっとふと聞いてて思いました。
三豊等院が目指している安全安心な日常生活を守ることにつながっていると思います。
分かりました。ありがとうございます。三好病院が県西部の医療を支える拠点として、すごく重要な役割を担っているということがよく分かりました。
では最後に三好病院で育つ医師像について伺いたいと思います。藤永先生は若い医師が三好病院で働く中で、どのような力を身につけていってほしいと考えているか教えていただいてもいいですか。
藤永 ありがとうございます。党員は職研修機関病院としても教育をしておりまして、その中で機関型で一人研修がおります。党員の研修理念は病を通して性を見る。これは病は病気であって、それはその人の体だけではなくて心を見るということですね。
そして性を見るというのは生活、生き方です。もっと言えばその人の幸せをどう見るか。党員は昨年末に病気の評価を受けています。その中で倫理的体制にS評価をいただいています。なかなかS評価は取りづらいんですけど、党員は一般病院にという通常の救世機所力で3つ。
で、緩和ケアというまた特殊な病棟を持ってますけど、そこで2Sもらってますけど、その中の1つです。緩和ケア病棟を中心として始まったそういう倫理的配慮、つまり患者さんの本当の本人の思い、意思と言いますけど、本人の思いをいかに取り入れられるか。つまり倫理的思考で倫理的な配慮なんですけど、そういうのをすでにすごく。
私はこの病院って一番すごいなと思ってそれを見てるんですけど、そういうのができている中にやっぱり研修もそういうところを勉強して、で一緒にそういう多職者緩和に入って、やっぱり患者さんの一番思いをいかに遂げてあげるか。いわゆるそれが私のいう地域ローマインドだと思いますし、そこにやっぱり党員のその敬重、共感、尊敬、感謝という行動心が効いてくると。
そういうところをぜひ学んでいただいて、それができればその人の力となってきっと将来いい意思、いい老人になっていけると思ってますし、また職員らも共有しながらその大切さを学ぶっていうそういう文化づくりを作っていければなと思いますし、もう十分そこはできていると思います。
今回の病院機能評価でいただいたように、だからそれをぜひさらに進めていくことで、党員のやはり一つのブランドとして、研修員とかスタッフが来てもらえる、そういうブランドとしてなっていければいいなと思ってます。
あれですね、病だけでなくて、その人、その患者さん一人一人に寄り添う生活、その先の生活っていうところをちゃんと考えて、見ていただきたいっていうのを研修員に日々浸透させているとか伝えていっているということですね。
特に党員は救急員もそういうことをやっていて、人生会議って日本語ではアドバンスケアプラーニング、ACPっていうのがより有名なんですけど、その人がどういうことで最後に迎えたいかとか、最後で分かれなくてどういう言い方をしているか全部聞き出すのを救急員自ら忙しい中でやってます。
それを学んでいる研修員がまた研修員もやってくれますから、救急の現場で本人さんも来るしかなかなか聞き取れないんですけど、やっぱり聞き出す。そういう能力っていうのは多分このAIから始まっても、AIっていうのは情報を得てから動きます。でも情報を取り出すことはできません。
つまり相手の感情とか気持ちとかいうのが分からないんで、これは絶対にやっぱり医師を中心に医療人がやらなければならないので、そこをぜひ学んでほしいんですよね。何でもAIとロボットでやってしまおうとかこれから思うかもしれませんけど、そこは絶対できないです。
そうですね。AI最近こうも皆さん使われるようになってきたけど、どうしても患者さんと相手するっていうのは人の心が大事というか、人間がちゃんと頭で考えて心で考えて配慮をするっていうことがすごい大事だと思うので、そういうのはやっぱりAIには変われない部分ですよね。
この先ほど言った共感という言葉は非常に大切で、通常共感とはシンパシーと訳されます。でもシンパシーではないんですよね。エンパシーなんですよね。シンパシーはただ、ほら辛いですね。その辛い原因は何なんですか。それを私たちはどういうふうにまた改善できることができるんですかっていうぐらい相手に思いを聞き出せれるかどうか。
それがまさしく大切で、傾聴っていうのはそういう意味の傾聴であって、単なる聞き流すんじゃなくて、やっぱり相手の気持ちでそこで共感を得て、じゃあこうしたら思いが遂げられますかっていうところまで組み込めることがやっぱり非常に大切だ。それは絶対に何度も言いますけどAIはできません。
委員長の話をすごい今今日も前回も聞いてすごい思ったのは本当に三好病院で働くことで、本当はずっと三好病院で働きほしいなとは思うんですけど、いろんな場所で活躍できるような能力が身につく土台が身につくような感じがしますね。
当院はやっぱり学んでまたさらに違うところで、その時に三好病院で学んだ人はこんだけやれるんだなって思っていただければよいありがたくて、また三好病院に来る人が増えたり、その中でまたいつかあの病院よかったな、帰ってきてほしいな、いつか帰ってきてくれる病院になってほしいと。
ありがとうございます。先ほどお話ししたように病を通して生を見る、本当に三好病院で働く中で病気だけでなくて、その方の生活や背景まで含めて考える力が身についていくということが本当によく伝わりました。ありがとうございます。