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入社後に「こんなはずじゃなかった」とならないために
2026-10-08 10:04

入社後に「こんなはずじゃなかった」とならないために

入社後に「こんなはずじゃなかった」とならないために。

面接で「事前に準備があればできます」と伝えていても、実際に働き始めると、その準備自体が負担になることがあります。

今回は、在宅勤務やチーム活動での発表を例に、
•「準備があればできる」と「準備を続けられる」は違う
•どんな条件なら続けられるのか
•苦手なことや必要な配慮をどう伝えるか
についてお話しします。

できることだけでなく、無理なく続けるために必要な条件も、面接前に考えてみることが大切です。

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サマリー

障がい者雇用の採用担当者が、在宅勤務中のパソコン作業や、チームでの発表に負担を感じた事例を紹介します。面接で「事前に準備があれば発表できる」と伝えていても、発表内容を考えたり整理したりする準備自体が、毎週続くことで負担になる場合があります。「準備があればできる」と「準備を続けられる」は別であり、頻度や疲労まで考えて伝えることが重要です。苦手な条件や必要な配慮は、面接時だけでなく入社後にも会社と話し合って決めていけると説明しています。

在宅勤務とチーム発表で生じた負担
どうもー。採用側の中のひと、こもれびです。
障がい者雇用の採用担当を続けて8年。
現役の採用側だからこそ話せる。
応募前に知っておきたいヒントを。
蚊・水・木曜の8時にお届けしています。
月曜と金曜はゆるっと日常の雑談配信もしておりますので、
そちらもゆるっと聞きに来てもらえると嬉しいです。
さて、今日のお題は、
入社後にこんなはずじゃなかったとならないために、
面接でできます、大丈夫ですと答えている方に、
ぜひ聞いてほしい内容です。
最後までお付き合いください。
以前ですね、入社後しばらく在宅勤務をしていた方がいらっしゃいました。
その方は仕事はパソコンを使った作業で、
勤務中はズームをつないで仕事をしていただいていました。
最初のうちは問題なく働けていたんですが、
だんだんとね、見られているのが嫌です。
単純作業が辛いですという感じで、
一つずつポロポロと相談という名の、
ちょっと愚痴みたいなのが始まりだしたんですね。
さらにチームの活動というものもありまして、
みんなの前で発表するっていう時間があったりします。
一つのテーマについてみんなで考えて、
その中の一人、順番に回ってくるようにしてるんですけど、
自分の意見を発表するっていう時間があるんですね。
それっていうのは会社の理念だったりとか、
組織内のルールとかいうところをみんなで共有しあって、
それについてどう思ったかっていうことを発表しましょうっていう時間なんです。
もちろんこれは事前に告知。
事前に次の順番はあなたですよっていう告知もあります。
その方はチームでの活動がだんだん近づいてくるにつれて、
それがすごく強い負担に感じるようになってきて、
落ち着きがなくなることが増えていったんです。
最終的には自宅で仕事をしているので、
親御さんからご連絡があって、
家で発表の時期が近づいてくると、
それが嫌で嫌でたまらなくて発狂してるっていうことを言われて、
すごくパニックとまではいかないけれど、
わーって言っているっていうのを聞いてですね、
ちょっとその時間をやめてくれないかっていうふうに、
やめてくれないかというかその発表を飛ばしてくれないかっていうふうに言われたんですね。
それを配慮として入れてほしいと。
ちょっとそれを配慮とするのかどうかについては、
考えますという話でお答えはしたんですけれども、
「準備があればできる」と継続できることの違い
この方ね、面接の時は事前に準備があれば発表できますと言っていたんです。
この耳で私が聞きました。
会社も準備する時間があれば対応できると受け止めていました。
でも実際に働き始めると発表だけじゃなくて、
内容を考えたり話すことを整理したり、
そういった時間っていうんですかね、準備自体が負担になっていったんですね。
最初はね、私がこうやって配信しているスタッフだってそうですけど、
最初はね、できても頑張ろうと思ってできても、
毎週続く。あ、また来た。あ、またやんなきゃ。
ってなってくると、だんだんと準備すること自体が面倒になってくるんですよ。
考えること自体もしんどいということになりました。
つまり、準備があればできるっていうのと、準備を続けられるは同じではないんです。
ここは面接を受ける側にも、もちろん私たち採用する側にも難しいところです。
続けられる条件を面接で伝える
面接では、できるかできないかだけではなくて、
どんな条件ならできるのか、
どのくらいの頻度なら続けられるのか、
終わった後に強い疲れが出ないか、
そこまで考えてみてほしいんです。
これはね、いきなり面接で、チームで発表する時間がありますけど、
そういった時にみんなの前で発表とかできますか?って聞かれて、
いきなりで、どんな条件ならできます。
どのくらいの頻度ならできます?みたいな感じで言えないと思うんですよ。
もうできますだけしか言えないと思うので、
こういった質問も受ける可能性もあるので、
準備をしておいてほしいなと思います。
例えばなんですけど、
チームで発表するっていう場って、
仲のいい人とは話せるけれども、
初対面の人とか、大人数の前で発表した経験はありません。
とか、発表は挑戦したいと思ってますが、
事前にテーマを教えてもらえると助かります。
こんな風に面接でも伝える、
もしくはもちろん入社してからでも大丈夫です。
そういうね、チームで発表するっていう時間があるんですとか言われちゃったりしたら、
入社後に教えて、会社に必要な配慮として伝えておく。
っていうのも十分手段の一つかと思います。
合理的配慮は入社後も話し合える
合理的配慮っていうのは、
入社前に全部言わなきゃいけない。
入社前に言ったことしかやってもらえない。
そんなことではないんですよね。
だんだんとその人だって状況は変わりますし、
慣れてくれば、
最初言ってた配慮もいらなくなる人もいれば、
他の人と関わることで新たな配慮が欲しい、
必要だと感じてくる人もいらっしゃいます。
なので、
本人と会社が話し合いながら決めていくものですので、
自分にはこれは負担だと思った時点で一旦相談する。
それがね、
パラハラの逆バージョンじゃないですけど、
それは本当に合理的配慮なのか?
それともわがままなのか?
というふうな判断については、
会社と本人で話し合って決めていけばいいことですので、
話してみるというのが大事です。
できることだけでなく必要な条件を伝える
面接で大丈夫ですって言い切る前に、
実際に続けられるのかっていうところを一度考えてみてください。
今日のまとめです。
今日伝えしたのは、
準備があればできると、
準備を続けられるは違うということ。
入社後にこんなはずじゃなかったとならないためにも、
できることだけではなく、
苦手なことや続けるために必要な条件も伝えておきましょう。
今日のお話はそんなところです。
それではまた次回お会いしましょう。
こもれびでした。
10:04

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