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長期金利が30年ぶりに一時、3%を
2026-09-08 12:27

長期金利が30年ぶりに一時、3%を

物価や賃金、働き方など身近な経済の動きから、世界経済の動向まで、経済学者で明治大学教授・飯田泰之が分かりやすく解説します。

田畑竜介
Groooooow Up

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サマリー

長期金利が30年ぶりに一時3%に達したことを受け、経済学者の飯田泰之氏がその影響を解説。短期金利と長期金利の決まり方の違い、住宅ローンや企業融資への影響、そして将来の収入を見据えたローン選びの重要性を説明。金利上昇は預金者にはメリットがあるものの、景気抑制効果もあると指摘している。

長期金利上昇の背景
この時間はZoom Up。毎週火曜日は経済です。 先日、10年もの国際の利回りが30年ぶりに一時、節目の3%をつけましたが、この金利の上昇が私たちの生活の中でどういうふうに関わってくるのか、ZoomUpしていきます。
明治大学教授でエコノミストの飯田泰之さんです。 飯田さん、おはようございます。
長期金利が一時3%をつけたということで、これがどういうふうに私たちの暮らしに関わってくることになるんですかね?
そうですね。まず金利の問題を考えるときに、今回は長期金利ですけれども、短期金利というのは、例えば1日お金を借りる場合の金利とかですね。
この短期金利の中でも、消費者当てだとそれはリスクとか、この人は返せる返せないとかっていうのがあるので、銀行の間でやり取りされる、銀行間での短期の金利というのは、事実上日本銀行、世界では各国の中央銀行が決めるものなんですね。
ですから、短期金利というのは基本的に政策的に決めている。長期金利はどう決まるんですか?というと、1年ものローンの金利が1%です。
1年ローンの金利が1%の状態が10年続くことが、現実にはありえないんですけど100%確実にわかってます。そうしたら10年ものの金利も年1%になるはずなんですね。
ずっと1%だってわかってるんだったら、長期10年ものローンも年の金利は1%になる。というわけで、この長期の金利というのは、短期の金利というのの将来予想で決まるんですね。
つまり、将来この短期金利、日本の場合は日本銀行が決める金利がどんどん上がっていくと思ったら、長期金利も高くなるし。
一方で、今日本1%なので、これからどんどん下がるってことは少ないですけど、例えば、かつての日本のように、今短期金利が高くてもこれからどんどん短期金利が下がっていくだろうと思うと、長期金利は下がるわけです。
今、なぜ長期金利が上がっているのかというと、よく財政破綻がという人がいるんですけれども、
記事も見ますね。
はっきり言って全く関係がなくて、実際長期金利を予想する市場というのがあるんですけれども、事実上。
これは短期金利というのをさておき、日本以外の国の方がもっと直近利が高いですし、ここまで3%に上がっても実は日本は国際的に見ると直近利が低い国なんですね。
じゃあ、なぜ日本の直近利が上がっているかというと、これから先、日本銀行は短期金利を引き上げていくだろう。
ですから今回の3%はG20の予想で、どうも日本銀行は1.25に短期金利を上げるということがほぼほぼ決まったっぽいというのが確定ではなく、規則がかなり支配的になったんですね。
ということで上がっています。
金利上昇が生活に与える影響
短期金利と長期金利、それぞれ、例えば我々の生活ですと聞く対象が違いまして、短期金利はほぼダイレクトに住宅ローンの変動金利に聞きます。
だいたい住宅ローン、固定で借りられている方、変動で借りられている方あるかと思いますが、こちらの変動の方は金融機関によりますけれども、短期金利プラスいくつみたいな感じで、短期金利を基準に決めていることが多いです。
一方の長期金利というのは、例えば企業向け貸し出しとかには直接影響してくる。実際ですね、銀行金融機関の貸し出し金利というのがだんだん上がってきているので、それに伴って経営が苦しいという企業も出てきています。
とっては長期固定の住宅ローンの金利というのに一番効いてくる。
注意していただきたいのは、以前に長期固定金利で借りた人の金利というのは別にこれからも変わりません。
これから新しくお家を買おうという人が、長いこと払うものだから固定金利がいいと思ったときの固定金利がやはり長期金利が上がってくると高くなるんですね。
あと、変動が上がりそうだから固定金利に借り替えようかなとか、そういう人も気になるってことですよね。
そうですね。やはりこれなかなか難しいところで、固定金利が得なのか変動金利が得なのかってみんな考えるんですけれども、なかなか当たらないもので、
変動が得だと思って借りたら変動金利が上がったり、固定が得だと思って借りたらいつまで経っても変動金利が低いままだったりするんですけれども、
いずれにせよ金利が上がってくるっていうことは、それなりに大規模な住宅ローンを借りると金利負担が大きくなるということです。
住宅ローンが4%の固定金利だったとしたら、その分ちゃんと稼げる。つまりは自分の収入自体も今後それなりに増えていくという場合には、この4%の金利というのは十分対応できる範囲だと思います。
その一方で、これからの給料収入等が上がるかなり不確実な段階ですと、4%という金利はかなり負担になってくる。
その意味で、今までですと住宅ローンを借りるときに、今いくらローンを払えるんだという今の収入と今月の払いを気にしていたかと思うんですけれども、
これからはですね、今の時点から収入が増えていきそうか横ばいになりそうか、それともある程度年齢いっていると今後もどっかの段階で定年になってしまいそうかというむしろちょっと先の自分の収入、ちょっとどころじゃないですね、
10年先の自分の収入というのを考えながら、今のローン、これから組もうとしているローンが払えるのか払えないのかというふうにちょっと未来思考で考えないといけない局面になってきていると思いますね。
金利上昇のメリットとデメリット
これ自分の賃金の上昇率がその金利のパーセンテージを上回っていれば十分支払い能力あるってことですね。
むしろお得な、今当たっておくべきという状況になる。
なかなかですね、これまで長きにわたって日本長期金利非常に低く、かつ短期金利も低いという状態だったので、変動金利がものすごく有利だったんですね、結果としてですよ。
一方で急に今度短期金利が上がり始めたので、今まさに長期金利への借り替えというのがずいぶん活発に行われていますが、その一方で固定金利というのがいつも得かと言われると、それはやはりフェーズによって経済状態によって大きく変わるので、
結構、財テク記事みたいなのだと、皆さんこっちの方が変動金利が絶対お得、固定金利がお得みたいに断定的に話される方いますけれども、どっちが得か分かっていたら投資家は苦労しないわけになりまして、
やはり特に長期のローンというのは一生付き合っていくものになりますので、様々対応というのを考えて払えるのかなって考えて借り入れというのは行っていく必要がありますよね。
すみません、住宅ローンの点で金利が上がるというのを考えるとデメリットに感じてしまうんですけど、借りる側からすると、長期金利が上がることでのメリットもあるんですよね。
最近ですと、長期金利が上がっているのに伴いまして、銀行が貯蓄型の預金というのが出てきている。
要は金利を付けられるので、むしろ銀行に預金をしてくださいというふうにアピールしているわけですよね。
ただ正直金利が上がるメリットというのはそんなに大きくはなくて、
むしろインフレなどの景気加熱というのを抑えるということで、それ自体中長期的に必要なことはあるんですけれども、景気を抑えるというのは景気のいい話ではないわけですね。
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