夫婦の悩み
どうもこんにちは、シン・イクメン育成コーチのひなたです。 ひなたの【シン・イクメン夫婦論】、9月の2日、火曜日ですね。
本日のテーマは、妻の言うことを全部聞けば、夫婦は円満なのか、というテーマでお送りします。
私もこの夫婦専門夫婦関係改善ということで、いろんな夫婦関係に悩む男性の方とお話をする中で、
やっぱり私のところにご相談に来てくださるような方は、どっちかというと、
奥さんの方が強かったりして、男性はすごく真面目な方が多いんですけれども、真面目が故に奥さんからガーッと言われてしまう時に、
自分の感情をなるべく出さないようにしようと思って、耐える傾向にある。
そういう傾向のある方が、やっぱり私のセミナーなんか受けに来ていただくと、おっしゃるのが、
妻の言うことを全部聞けばいいんでしょうか、みたいなご質問される方って本当多いんですね。
今日はそのあたりについての私の意見というか見解をお話ししたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください。
この番組は、新育免育成コーチの日向が夫が自己成長することで、夫婦関係を良くするヒントをお届けする、そんな番組です。
平日毎日配信を心がけているんですが、最近ちょっと乱れ気味ですが、平日毎日配信、毎日更新を目指して頑張っておりますので、よろしければフォローよろしくお願いします。
ちなみに新育免とは、生活習慣と仏教の知恵で心身を整え、妻と家族を大切にする父親です。
円満のためのコミュニケーション
はい、ということで、本日のテーマですね、妻の言うことを全部聞けば夫婦は円満なのかということですね。
これは結構なんだろうな、ある意味永遠のテーマでもある話かなと思うんですけれども、
やっぱり夫婦ってお互い、それぞれ理想をなんとなく持っていて、夫ってこういうもんだよね、妻ってこういうもんだよね、結婚生活ってこういうもんだよねっていう、なんとなく理想を持って結婚しているわけですよね。
それが自分の親をモデルにしている場合もあれば、自分の親の夫婦関係がうまくいっていなくて、そことは真逆のイメージを持つ方もいらっしゃっている、そこは様々だと思うんですが、
あとテレビの影響とか、世間の常識と言われている、一般常識的なものも含めてですね、みんななんとなく理想を持って結婚すると、それが結婚生活が始まると理想が音を立ててガラガラと崩れていくわけですよね。
なんでこんなこと言ってるのとか、なんでそんなことやってるのとか、全く理解できないとか、だってこっちにそんなこと言ってるけど自分もやってるじゃんとか、色々そういう思いが出てくるわけですよね。
それでやっぱり性格にもよりけりだと思うんですが、最近特に女性が強い方が多くて、しかも女性って言葉が立つので、男性はどちらかというと言葉で何かを言い返すというよりかは、押し殺して黙る傾向にあるので、女性がガーッと言って、男性も本当は自分のこうじゃないかなという意見があったりして言いたい。
言いたいんだけど、言うとさらにバーッと言われてめんどくさくなっちゃうので、言わない方がいいんじゃないのかなと。
だんだんそういうのが繰り返されてくると、思考停止になってしまって、自分の持論を押し通すよりも妻の言うことを全部聞いてればいいのかなと思ったりとか、
本当は言いたいことあるけど、我慢して妻の奥さんの主張、考えに乗っかるしかないのかなみたいな。
だって乗っからないともう100も200も倍返しになっていろいろ帰ってきて、という状態になりがちなんですね。
そこに対しての私の考えは明確にですね、ノーなんですね。妻の考えを全部言うこと聞けば、夫婦が円盤なのかというのは私はノーだと思っていて。
ただ、私のセミナーなんかでは、強くお伝えするのは、奥さんのありのままを受け入れるんですよっていう話をするんですね。
奥さんのありのままを受け入れるんだけれども、それと妻の言うことを全部聞くっていうのってちょっと違うなと思っているんですよ。
それはなぜかというと、コミュニケーションの健全な形というのは、やっぱり50-50であるべきだと思うんですね。
お互いがちゃんと50%50%、つまりどういうことかというと、相手の話もちゃんと聞くし、相手の話も理解して、相手のこともちゃんと尊重する。
けれども、こちらが言いたいこともちゃんと意見として伝えて、それで自分の意見も尊重される。
で、最終的にじゃあどこらへん落としどころにするかっていうのが健全なコミュニケーションですよね。
最終的にはここを目指したいわけです。でも、ここを目指すにはまず、相手のことをまずは理解して尊重しなきゃいけないっていうこのプロセスになってくるんですよね。
ただ、それって我慢したりとか、押し殺したりとか、そういう話ではなくて、
やっぱり人って自分の正しさっていうのが人それぞれあって、みんなそれぞれ自分の正しさの中で話をしている、主張しているわけですよね。
だから別に奥さんが言っていることも正しいし、夫である私たちが言っていることも正しい。両方正しいんですよ。ただその正しさが人によって違う。
だとしたら、まず相手が言っている相手が思う正しさというのをそこをちゃんと聞いてあげて、まず尊重する。尊重するというか、あなたはこういうことが正しいと思ってるんですねというのはちゃんと受け取らなきゃいけないんですよね。
そう、ここのステップが結構飛んじゃってて、いきなりそれ違うと思うけどっていうふうに持論を言ってしまうと、やっぱり相手からすれば私の言っていることを否定されたと思って、また否定で帰ってくるので、そこはもうバチバチバチバチ反発が繰り返されちゃいますよね。
一方、我慢すればいいのかというとそれも違って、我慢というのはもともと仏教の言葉で我の満と書くんですよね。我の満ってどういうことかというと満身の満。つまり満というのは他と比べて自分を高く見て、おごり高ぶっている状態であると。それが結果的に自分の中に苦しみを生むんだよというのが満なんですけれども、つまり我の満と書いて我慢なんですよ。
我慢というのは、いわばコミュニケーションを放棄しちゃっている状態。自分の気持ちをどうせ言っても相手には伝わらないから、もう言うのやめたって言って放棄しちゃっている状態が我慢だというふうに私は捉えているんですね。
だから我慢って結局自分の中でどんどんそれが蓄積されていって、いずれどこかで必ず爆発をしてもっと大きな、最初火種になったものの我慢が積み重なってくるとだんだんそれが炎症を起こしていずれ大爆発を起こすというところまで行ってしまいますので我慢は良くない。
でも我慢じゃなくて、戦略的に言ったらちょっといやらしい感じもしますけど、物事のプロセスとしてやっぱり最初は相手の言うことをちゃんと理解して、相手が何を考えているのかというのをちゃんと聞く。
我慢と理解
で、その上で自分はこう思っているんだというのを感情的にならずにしっかり伝える。ここがコミュニケーションの非常に大事なところだし、難しいところでもあるし、ただそれができるようになると二人の関係というのはグッと絆が強くなってきますので、
ぜひ我慢をして奥さんのことを何でも聞けばそれで丸く収まるのかといったらそうではないということはしっかり覚えておいてほしいなと思いますし、私もクライアントさんにはこれからもっとしっかり伝えていきたいなと思う項目だったので、今日はそんなお話をさせていただきました。
はい、では今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。この番組ではコメントを募集しております。1秒でも聞いていただいた夫のあなたを新育免僕様のことを新育免サポーターと呼びして皆さんと一緒に番組を作り一緒に成長していきたいと思いますので、ぜひコメントやご質問などもお待ちしております。
それでは新育免育成コーチの日向でした。今日も最高の夫婦関係になるようにあなたのことを応援します。また明日お会いしましょう。さよなら。
