源氏物語の再発見
おはようございます。蜜のあじ子です。
ここ数日、雨が降って、ちょっと暑さがましかなあと思ってたら、九州ではとんでもなく雨が降っているようです。
みなさんどうぞ気をつけてお過ごしください。
こんな日は、お部屋にこもって読書もいいと思います。
物語にまつわる香り。今回のテーマは、
源氏香。昨年の大河ドラマを、お正月に一気見したよ、という話は以前したんですが、
光る君へ、源氏物語作者の紫式部のお話です。
それ以降、というか、その前から思ってたんですけど、
源氏物語、もう一度、ちゃんと読み直したい。
高校時代、古文の先生の趣味なのか、学校の方針なのか、
3年間かけて、源氏物語を、みっちりやったんです。
もちろん、原文で。おかげで、古文の成績、割と良かった気がします。
一応、理系だったので、あまり発揮する場所はなかったんですが、
現在でも、ふんわりとあらすじを覚えています。
お休みしてたオーディブルを再開したので、最新版の現代語訳、
角田光代さんバージョンを聞いています。最初が原文だったので、
とても優しく、スルスル耳に入ってきます。
この角田さんバージョンの源氏物語、
文庫本だと全8巻、昨日はその2巻まで聞き終えました。
源氏が、自ら須磨へ流されに行った、そのあたりです。
せっかく関西にいるので、
明石とか、須磨とか、もちろん京都も、源氏物語ゆかりの地を回ってみたい欲望に駆られてます。
源氏物語にまつわる香り、
これはお話の中に出てくるわけではないんですが、
香のゲームとその魅力
源氏香という香りをあてるゲームがあります。
香道だと、組香と呼ばれるんですが、
ちょっとルールを説明しますね。
5種類の香木、それぞれ5つ準備します。
その中からランダムに、5つ取り出します。
25分の5、これを準備した香炉で炊くんですが、
香りを順番に聞いて、
あ、香道では香りを嗅ぐことを、香りを聞く、と言うんですよ。
そして、同じ香りがあるかどうかをあてるゲームです。
なぜ源氏香と呼ばれるかというと、
同じ香りがあるかどうかのパターンは52種類。
源氏物語は、1巻2巻という巻数ではなく、
物語ごとに一帖二帖と分けられてますが、
これが54帖、最初の桐壺と最後の夢浮橋を除いて、
52パターンに、この物語ごとのタイトルを当てはめてます。
ゲーム中に香りを書き残しておく、
この時に香の図というマークを書きながら記録するんですが、
この香の図が、おしゃれな文字フォントのように見えます。
縦に5本線を引いて、同じ香りと思ったものは、
その線の上を横線でつないでいくんですけど、
例えば香りが全部違えば、縦5本線のみ。
これは、箒木。
源氏物語で、雨の夜に男性陣が集まって、
あれこれ女性の批評をする、そんな話のタイトルです。
1番目と5番目が同じ香りだなと思った場合は、
漢字の部首でいうけいがまえ?どうがまえ?みたいなのを書いて、中に3本。
これは第41帖、幻というタイトルです。
正解かどうかは、このタイトルを審判に告げて判定です。
香の図もデザインとしてとっても素敵なので、
着物や帯の柄としても使われることがあります。
持ってる着物に何かついてなかったかなぁと探してみましたが、
ちょっと手元にはなかったです。
興味のある方は、検索してみてください。
源氏香の体験、できるところもあるようなので、
いつかトライしてみたいし、精油でもできそうですよね。
いつかやってみようかなと思います。
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