花火の思い出
こんばんは、蜜のあじ子です。
こんなに暑いのに、暦の上では立秋、嘘でしょ?と言いたくなるんですけど、
この季節ならではの香り、ちょっとノスタルジックな話もしてみようと思います。
今回のテーマは、花火。
前回は、つながりっすんということで、
LISTEN2周年おめでとう回をお送りしたんですが、
実を言うと、もう一個、「おはなのはなし」という企画が気になってまして、
やん、お花の話だったら、わたしいろいろできるやん、って思ってたんですけど、
枠に入り損ねまして。
なので、勝手に一人でお花の話をしようと思います。
とはいえ、先週、花の中の花、イランイランの話はすでにしてしまったんですよ。
というわけで、今日は8月7日、お花の話にあわせて花火です。
花火にまつわる思い出、長く生きているので、まあまあいろいろあります。
一番思い出すのは、学生時代、
福岡の大濠公園というお城の跡にある公園で、
毎年かなり大きな花火大会が行われてました。
今はやってないんですよ、これがね。
学生時代、その公園内にあるカフェでバイトをしてまして、
花火大会の日はものすごく忙しいんです。
ただ、花火が打ち上がり始めると、
みなさん外に出てしまうので、急にカフェの中がガラガラに。
そこで店長にお願いをして、カフェの屋上で花火を見たんです。
これがね、特等席なんてもんじゃないです。
寝っ転がらないと、全容が見えないほど近いところで花火が打ち上がって、
時々ね、火の粉が降ってくるほど。
あんなに臨場感のある花火は、それ以降見たことはありません。
あとは、特別な花火といえば、
今年も行ったんですけど、四国での野外ライブ。
以前、夜開催していた時には、
アンコール終了後に花火が上がってました。
これがね、ものすごく贅沢なの。
目の前に海が広がる会場で、
ライブ会場からしか見えないところで花火が上がるんです。
つまり、参加したお客さん、スタッフ、
だいたい3,000人ぐらいだと思うんですが、
そこに居合わせた人だけが見れる100発の花火。
花火の科学と香り
もちろん演奏したメンバーたちも、ステージから花火を一緒に見てました。
そういえば、私の子供の頃は、
近所の公園でバケツに水を用意して、手持ち花火を楽しんだり、
結構大人になってからも、海岸の砂浜なんかで花火やってた気がするんですが、
今って、どこでも禁止されてますよね。
手持ち花火って、どこでやればいいんですかね。
そもそもスーパーなんかに、花火セットって昔は売ってたんですけど、
最近見ない気もします。
広いお庭のあるお家だったらできるんですかね。
大きな花火大会も座席指定が必要だったり、すっごい人込みで、
関西に越してきてからは一度も見に行ってはいないです。
花火のにおい。ちょっと焦げた硫黄のにおい。
色とりどりの花火には、金属の粉末が含まれています。
なので、燃えると独特のにおい、いわゆる硝煙のにおいがします。
このにおいって、嗅ぐとちょっと懐かしい気持ちになるのは私だけでしょうか。
それから、花火の色。
カラフルな色は、金属の炎色反応というのを応用しています。
これ、たぶん中学校の化学で習ったと思うんですが、
語呂合わせで覚えませんでした?
私は、リアカー無きK村、動力に馬力、借りようとするもくれない。
で、覚えたんですけど、未だに覚えてる。
リチウムが赤、ナトリウムが黄色、カリウムは紫で、銅が緑、
バリウムは黄緑色で、カルシウムは橙、ストロンチウムは紅色、ピンク。
そんな昔の受験勉強をも思い出させる花火。
夏の夜、空を見上げていると、
なんだかちょっと切なくなるのは、
儚い花火を思い出すからかもしれません。
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お相手は蜜のあじ子でした。
さっき知ったんですけど、今月の科学系ポッドキャストの日は、色がテーマだそうです。
いやん、エントリーし忘れたのに、こっちにもかぶせてしまったかもしれない。
