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こんばんは、蜜のあじ子です。
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
何せ、暇なお正月なので、元旦から収録をしております。
今年は、近所に住む叔母が、おせち料理をお裾分けしてくれたので、ちょっと贅沢なお正月です。
お正月に欠かせない料理といえば、おせちとこれ。
今回のテーマは、お雑煮。
昨夜は、帰省していた従兄弟たちと一緒に、数年ぶりに紅白を見ながら年を越しました。
両親が早くに亡くなったので、実家がない私としては、もう何年もお正月らしいお正月を過ごしたことがなく、
クリスマスの時にも話したんですが、だいたい病院の正月勤務や、アロマテラピーサロンで年を越す、なんてことが多かったです。
みんながお休みしている時に働くのも、そんなに苦ではなかったです。
ここ数年は、取りためた1年分の大河ドラマを正月に一気見する、なんてことをやってます。
ドラマって、1週間開くと話、忘れたりするんですよね。
なので、50話ぐらいあるドラマを、1.5倍速でぐわーっと一気見するのが好みです。
さあ、そんなお正月も、お雑煮だけは自分で準備します。
両親が元気な頃は、お正月は女性も台所仕事をお休みしていい、という理由から、
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我が家では、父が作ってくれてました、博多風のお雑煮です。
地域やお家によって、いろんな作り方があるとは思うんですが、
我が家では、あごだし、九州の人にはおなじみですが、
焼いた飛魚を干したもの、これを一晩お水につけてだしをとります。
そして、かつお菜という、ほぼ福岡市でしか売っていないお野菜を使います。
お魚のかつおのような味がするから、かつお菜って言うんですが、
大きい葉っぱで、少し苦味があって、でも噛むとじゅわっと甘みがある、
なんともめずらしいお野菜です。
それから、かかせないのが、ブリ。
ブリの切り身を焼いて、丸餅も焼いて、
あとは、にんじんや大根、
そうだな、あんまりうちは具が多くはなかったんですが、
シンプルなおすまし仕立てです。
なので、香りとしては、圧倒的にお魚寄り。
焼きあごのにおい、ブリを焼いたにおい、もちを焼いたにおい、
香ばしいおこげの香りも入ってます。
今朝もまず、おだしをとって、ブリを焼くところからスタートしたんですが、
博多のようなあごだしがまずこちらでは手に入らないんです。
去年とおととしは、友人や妹から、
長崎五島の「あごじまん」という、パック入りのおだしと、
かつお菜を送ってもらってたんですが、
いや、そうそう毎年お願いするのもわるいなぁと思って、
今年は、全国展開している茅乃舎のおだし、
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かつお菜のかわりにこまつ菜を使いました。
ブリもちょっと早めに買って、冷凍していたので、
バッバーンとお椀からはみ出るほどの切り身を使いました。
あごだしのパンチのきいたおだしにはかなわなかったですが、
まあ、それなりにおいしかったです。
うどんの話をしたときにも言いましたけど、
関西のおだしはとっても上品で、これはこれでおいしいのですが、
やっぱりおすましにするのであれば、もうちょっとエッジのきいたお魚のだしが好みです。
今住んでいる関西では、白味噌仕立てが多いのかな。
あ、そうそう、あんこの入ったお餅も結構見かけるので、
お雑煮、あんこ餅を入れる人もいるのかもしれない。
いや、どうだろう。
まあ、そんな感じで、本日のわが家は、ブリを焼いたときのお魚のにおいにつつまれております。
みなさんのおうちのお雑煮、どんな香りか知りたいです。
あ、なんかそんな検証している記事を見たことがあります。
探してみたけど、見つからなかった。
ただ、全国お雑煮食べ比べセット、なるものが結構出てるようです。
気になります。
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お相手は蜜のあじ子でした。
さあ、収録終わったので、今から光る君へを見ようと思います。
古典好きにはたまらん気がします。
