YouTubeのポッドキャストランキング
YouTubeの動きから見ていきましょうか。
はい。
ポッドキャスト専用のチャートを始めたそうですね。
ええ、そうなんです。
トップ100定期で、毎週水曜日に更新されると。
ほう。
で、ここが実に興味深いんですが、ランキングの基準が、あの、単なる最低回数じゃない。
そうなんです。そこがポイントで、総再生時間なんです。
総再生時間ですか。
ええ。
ということはつまり、一瞬だけ聞かれるように、こう、長くリスナーを引きつけるコンテンツが評価されるってことですかね。
まあ、やっぱり、YouTubeのビジネスモデルを考えれば自然な流れかもしれないですね。
広告収入はやっぱり視聴時間に移動しますから。
ああ、なるほどね。
単なるクリック数じゃなくて、実質的なエンゲージメント。
つまり、人を重視する、まあそういう姿勢の現れかなと。
視聴ですか。
ええ。これで、動画ポッドキャストの重要性とか、あるいは番組全体を通してリスナーを飽きさせない工夫、これが今後さらに求められるようになるかもしれないですね。
なるほど。プラットフォームの特性が重く反映されているわけですね。
そういうことだと思います。
Spotifyの新しいエピソード表示
じゃあ、次はSpotifyですが、こちらもクリエイター向けの発表があったのか。
ええ、ありました。エピソードの最低回数の表示方法が変わるっていう話です。
表示方法が。
はい。具体的な数字を出すんじゃなくて、5万回最低達成みたいなマイルストーン形式になると。
マイルストーン形式ですか。なるほど。
Spotifyは、多くの傾向を祝い、クリエイターが自分のペースで成長できるようにと説明しているようです。
ええ。
でも、数字が直接見えなくなるっていうのは、クリエイターにとってはちょっと戸惑いもあるんじゃないですかね。
確かに。目標設定とかモチベーションの観点からは、一丁至るかもしれません。
そうですね。
ただ、これより大きな視点で見ると、Spotifyが成功の定義を単なる量的な指標から、もっと多様な形でシフトさせようとしているのかなと。
そういう意図が伺いますね。
成功の定義ですか。
ええ。例えば、小規模でも熱心なファンを持つ番組とか、ニッチな分野で着実に成功している番組も評価しやすくなるかもしれませんし。
なるほど。
あとは、数字のプレッシャーからクリエイターを少し解放する、そういう狙いもあるのかもしれません。
プラットフォームが示す成功の形そのものが変わってきていると。
ええ。そう読み取れますね。
これはもしかしたら、あなたが新しい番組を選ぶ際の感覚にも影響するかもしれませんね。
そういう可能性はありますね。
こうしたプラットフォーム側の動きと並行して、クリエイターとか業界関係者が集まれば結構活発なんですよね。
そうですね。イベントも。
イベント。
例えば、PRX。これはアメリカの主要な公共メディア系のホットキャスト配信機器ですけど、そのPRXが主催するホットキャストクリエイターサミットというのが、つい先日、摂洒州のオースティンで。
それとばかりなんですね。
クリエイター支援に焦点を当てたいイベントです。
クリエイター支援ですか。なんかさっきのSpotifyの話とも通じますね。
ええ。そういった繋がりで見ていくと面白いですよね。
ええ。
さらに来週にはロンドンでしたPodcast Show 2025。これが開催予定です。
ロンドンで。
こっちはiHeart PodcastとGlobalという大手プレイヤーがヘッドラインパートナーになって、120以上の企業とか団体が集まるかなり大規模なもので、業界全体のトレンドとかビジネス面での議論が活発に行われる場になりそうです。
なるほど。プラットフォームの進化と、それを支えるクリエイターコミュニティの活性化。なんか両輪で動いている感じがしますね。
さて、これらの文字、全体としてこれらが意味することって何でしょうか。
うーん、そうですね。YouTubeの総再生時間重視、Spotifyのマイルド音化、そして活発な業界伝説、これらすべてが示しているのはPodcastというメディアが単なる配信機器を競う段階から、
リスナーとの関係性の深さとか、コンテンツの質、それからクリエイターエコノミーの成熟度、みたいなより多角的な価値を追求するフェーズに移行しつつあるということじゃないでしょうか。
なるほど。単に聞かれる数だけじゃなくて、どう聞かれているかとか、誰に支えられているか、そういうのが重要になってきていると考えられますね。
これらの変化は、あなたが新しい番組を発展する方法とか、この番組の人気とか価値をどう判断するかという点にも、今後じわじわと影響してくるはずです。
