1. ポッドキャスト大学
  2. 【5/9版】世界のPodcastトレン..
2025-05-09 04:57

【5/9版】世界のPodcastトレンドを日本語で紹介する5分動画

spotify apple_podcasts youtube
  • グローバルPodcast経済の全貌
    Hernan Lopez率いるOwl & Coの調査によると、動画コンテンツやPatreon等の「消費者収益」を含めた世界のポッドキャスト経済規模は73億ドル。そのうち約2/3が米国市場を占めています。

  • UKニュースブランド初の音声提携
    ロンドンの新聞社「The London Standard」が、ポッドキャスト制作会社Message Heardとパートナーシップを締結。英国ニュースブランドとして初めて、同紙の受賞歴あるオーディオ番組制作を共同展開します。

  • Spotifyの「プレイ数」仕様の謎
    昨日発表されたSpotifyアプリのプレイカウント追加。しかし、公式は定義を非公開のまま「ユーザー意図を捉える複数の信号を用いる」とのみ説明。これに伴い、クリエイターダッシュボードから「Starts(開始数)」は消滅します。YouTubeでも同様に、再生数計算はブラックボックス化が進行中です。

  • 「Sips, Suds & Smokes」がSpotifyを離脱
    人気番組『Sips, Suds & Smokes』がSpotifyでの配信を停止。IAB基準を無視した非公開指標の公開により、広告主とのデータ齟齬が生じたことが撤退理由とされています。

  • マイケル・ペイリン初の試みをライブ再現
    これまで一度もポッドキャストを制作したことのないSir Michael Palinをテーマに、ポッドキャスト祭「Crossed Wires」がステージ上で“Nobody Expects The Michael Palin Podcast”を上演。司会はGreg Jamesが務め、驚きとユーモア満載のライブ公演です。

  • PodscribeがSpotify Videoモデルを追加
    ポッドキャスト分析ツールPodscribeが、RSSオーディオ広告実績に基づくSpotifyビデオ再生数予測機能をリリース。映像コンテンツの効果測定がさらに進化します。

  • Samsung TV Plus × Spotify 新チャンネル
    SamsungがSpotifyと提携し、The Ringerの人気番組を集めた専用ビデオポッドキャストチャンネルをSamsung TV Plus上でローンチ。テレビで気軽に動画ポッドキャストが楽しめます。

  • コメディ番組がブランド訴求の最前線
    Adelicious CEO Andrew Goldsmith氏はブログで、「コメディポッドキャストが依然、注目を集める“アテンション経済”を支配。ブランドとの相性も抜群」と指摘しています。

サマリー

世界のポッドキャスト市場は急速に成長しており、特にSpotifyは新たな収益モデルを採用しています。また、音声コンテンツの価値を認識した伝統的なメディアも参入し、ジャンルの多様化が進んでいます。

ポッドキャスト市場の成長
今日はその最新情報をギュッと凝縮してお届けしようかなと、忙しいあなたがサクッと掴めるようにポイント絞っていきますよ。
まず、驚きなのが市場規模、世界で73億ドルですって。
しかもアメリカがその3分の2、すごいですよね。
すごい数字ですよね。
これ単なる広告だけじゃなくて、ビデオ配信とかパトレオンみたいな直接支援も含んでるって話ですね。
そこがポイントですよね。市場規模の定義自体が広がってきたっていうか。
なるほど。
単に広告収入だけじゃなくて、もっと多様な収益源がちゃんと市場として認識され始めた。
これ業界が成熟してきた証とも言えますよね。
ふむふむ。
では具体的に見ていきましょうか。
まずプラットフォーム、特にSpotify。
新しい再生数っていうのを表示し始めたんですけど、定義は非公開なんですよね。
そうなんですよね。
これまでの開始数っていうのはもうダッシュボードから消えるそうで。
YouTubeなんかも再生定義って非公開じゃないですか。
そうですね。
大手プラットフォームが独自のちょっと不透明な市場をメインにしていくのかなっていう。
そういう流れは感じますよね。
この非公開ってクリエイターにとっては具体的にどうなんですかね。
これは結構あの深刻な問題になりますよ。
特に広告で収益を得ている人たちには。
あーやっぱり市場の透明性って広告の人の信頼関係とか、あと単価にも直結しますからね。
タスプラブル。
実際あのShips, Suits and Smokesっていうポップカットありましたよね。
あ、はいはい。
彼らはSpotifyが広告業界の標準、IAB基準じゃない独自の指標だったせいで、広告主が混乱して収益に影響が出たと。
そういう理由でもうSpotifyから撤退するって発表したんですよ。
えっと撤退まで?
指標一つでそこまで影響が出るってことなんですよね。
うわーそれは大きいですね。
一方でSpotifyはビデオには結構力入れてますよね。
そうですね。
指標はまあちょっと置いといて、ビデオ化は進めてる感じですよね。
PodScribeっていうツールがSpotifyのビデオ再生数を分析する機能を追加した。
はいはい。
あとSamsu、Spotifyと組んでテレビでビデオポッドキャスト専門チャンネルを開設するって発表もありました。
あれはまさにリーチ拡大選択ですよね。
テレビですか。
うん。テレビっていうまた新しい画面に進出して、より多くの人に届けたいと。
なるほど。ただこれって今まで音声中心で聞いてたあなたのようなリスナーの体験とか、
コンテンツの多様化
あとコンテンツの作り方自体もなんか変えちゃう可能性ありますよね。
うーん、確かに。全部がビデオ向きってわけでもないですもんね。
そうなんですよ。
プラットフォームが動くとコンテンツも変わると。
例えばイギリスの新会社London Standard、Podcast製作会社MessageHardと本格的に組んで音声コンテンツを強化するっていう動きもありましたね。
イギリスのニュースブランドではこれが初めてだそうですよ。
これは伝統的なメディアもいよいよ音声コンテンツの価値を本格的に認識し始めた動画ですよね。
しかもちゃんと専門家の力を借りて質とリーチを高めようとしてる。
未満じゃなくてパートナーシップでってことですね。
そうですね。
お、なんか賢い選択だみたいな。
うーん。
面白いなと思ったのが、モンティ・パイソンのマイケル・ペイリン。
はいはい、ペイリン氏。
ペイリン氏。
まだポッドキャストやってないっていう点に注目して、
誰も彼のポッドキャストなんて期待しないっていう逆説的なタイトルのライブイベント近くがあるとか。
へー。面白いですねそれ。
ユニークですよね。
えー。なんかロウソクメディアの本格参入があったり、
コメディみたいな定番ジャンルが相変わらず強かったり、
ペイリンさんの例みたいに意表をつくような企画も出てくる。
本当になんか色々な動きが同時に起きてる。
そこがこの業界の面白いところですよね。
確立されたものと新しい動きが混ざってる感じ。
まさにダイナミズムですね。
というわけで、世界のポッドキャスト市場の拡大、
それからSpotifyを中心にしたプラットフォームの戦略変更、
あとコンテンツ側の多様な動き。
駆け足で見てきました。
指標の変更、ビデオ化、メディア連携。
本当に目まぐるしいですね。
そうですね。
これらの変化って結局、
あなたがこれからどんな番組に出会って、
どう楽しむかっていうところに関わってくるわけですよね。
特にプラットフォームが独自の言ってみれば勝ち基準みたいな指標を打ち出してくる中で、
作り手とか広告主、
そして私たちリスナー自身がコンテンツの何を価値とみなすのか。
この問いはなんかこれからますます重要になっていく気がしますね。
ご視聴ありがとうございました。
04:57

コメント

スクロール